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2021-02-03 08:37

書籍 母の恋文 谷川徹三・多喜子の手紙 大正ロマンの味わいだけじゃないよ

作品情報

書籍名 母の恋文 谷川徹三・多喜子の手紙

https://amzn.to/3aeIna1

著者 谷川俊太郎

出版社 新潮社 1997年


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00:01
クローゼットの中から、こんばんは、ゆいまるです。
今日は、2021年2月3日、水曜日。
時刻は20時23分を過ぎました。
夕張の外の気温は15度、お天気は晴れ。
星がよく見えています。すごく寒いです。
今夜、お話しするのは、書籍 母の恋文 谷川恵蔵 滝子の手紙のお話をします。
著者は、谷川俊太郎さん。出版社は、新庁舎。1997年です。
Amazonさんのブックデータベースより引用します。
高名な哲学者だった父、谷川哲蔵。その影に隠れるように一生を終えた母、滝子。
若き日に、2人が交わした537通物の恋文が残されていた、という本を読みました。
この本を読むきっかけは、お伏せというサービスで、
リスナーマーヤさんから、本のおすすめとお伏せをいただいたのがきっかけで、この本、母の恋文を購入しました。
古本しか見つけられませんでしたので、古本を注文しました。
ずいぶん前に手にしていたのですが、文体が大正時代の言葉で書かれているので、読み進めるのに時間がかかりました。
ちょっとかかりすぎましたが、やっと読み終わりましたので、お話しします。
この本、母の恋文との出会いをいただきましたリスナーマーヤさん、ありがとうございます。
あなたは最近手紙を書きましたか?
私はいつお手紙を書いたのか、思い出すことができないほど手紙を書いていません。
すっかり電話、メール、SNSなどを利用してお手紙はしばらく書いていません。
郵便を利用するとすると年賀状などをはがきばかり、恋文なんてとてもとてもと私はそんな感じです。
03:02
この本、母の恋文は詩人谷川俊太郎さんのお父さん谷川哲造さんとお母さん滝子さんが結婚する前からの交際のやり取り、お手紙の行き来を載せている本です。
もう個人亡くなっていらっしゃるので通信の秘密には抵触しないのでしょうが、プライベートなお手紙を覗き見るような気持ちになります。
まあドキドキするのです、このお二人のやり取り。
対象10年から12年のやり取りが載せられています。
537通の4分の1ほどを書籍化したと谷川俊太郎さんのあとがきに書いてありました。
哲造さんは京都大学卒、滝子さんは同志者女学校卒ということで、当時のインテリさんの使う言葉は英語だったりドイツ語だったりフランス語だったりなのですよ。
ベーゼなんて単語が飛び出してきます。フランス語なのです。
英語で言うとキス、日本語で言うと口づけとかせっぷんとかになるでしょうか。
それからハイラーテン、日本語だと結婚するです。
共通のお友達のお話しに始まって活動写真や美術鑑賞、芝居鑑賞などお出かけして感想をそれぞれ述べ合ったりと、当時の最先端の文化の香りも漂います。
だんだん二人の距離が縮まって、さっき別れたばかりなのにもう会いたいのでお手紙書きました。
とか、明日は会えるだろうか、次はいつ会えるだろうか、なんて熱い熱いやりとり、ドキドキしますね。
そして最後の章、30年後の手紙がまたまた驚きの展開、これはネタバレになるので決してここでは内容は申し上げません。
鉄道さんに当てた滝子さんのお手紙です、とだけお話しします。
鬼滅の刃とかと同じ大正時代のお手紙のやりとりで、文化風俗、二人の心情などなどてんこ盛り、そして最終章2話という展開です。
06:14
いつもならご希望の方に書籍を差し上げているのですが、今回お話しした本、母の恋文は中古の本で手に入れたものです。
もともと汚れのある本なのです。読むにはもちろん支障はありませんでした。
私はブックカバーをかけて汚さないように読んでいるつもりですが、元が古本です。相応のシミや汚れ、経年劣化があります。
それでも構わないという方は、私のツイッター宛にDMダイレクトメールをください。先着1名様に差し上げます。
私のツイッターアカウントは、ゆいまるです。プレゼント先が決まりましたら、ツイッターとこのポッドキャスト番組、夜のゆいろくないでお知らせいたします。
改めまして、この本を読むきっかけをいただきました、リスナーまあやさん、ありがとうございます。
今夜は、書籍母の恋文のお話をしました。
それでは、夜のゆいろく、聞いていただきありがとうございます。
北海道ゆうばりから、お話はゆいまるでした。
おやすみなさい。
毎週日曜日と月曜日。
ガンチャン、しっかりしてよ。
大丈夫、全然酔ってないからね。
08:37

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