2025-05-15 09:30

GVZをどう読むか──AI革命が生む構造的金買いと、リスクオフ相場の見分け方|2025/5/15

「その上昇、“未来”か“恐怖”か。」

サマリー

AI革命が進む中、金の需要が構造的に高まり、金利と連動した金の上昇が続いていると分析されています。また、金のビッグスの動きやリスクオフ相場についても触れられ、今後の金の買いチャンスについて検討されています。

AIと金の構造的需要
はい、今日は2025年5月15日の日本時間の2時9分になります。
ちょっとですね、金の値動きとか、金のVIXを見ていて、記録しておきたいなということがありましたので、今記録しているんですけど──
2022年にAI、JATGPTが出てきて、それと偶然か必然かでアメリカの長期金利が上がって、結果としてそれと同時に金の上昇も始まったというところのお話が前にもあったと思うんですけど──
そこから考えるに、今は金利が戻ったということは、未来に期待する時間価値が戻ってきて、それがある種AIであって、AIをヘッジする形で金の上昇も始まったというふうに捉えることができると思うので──
そういう意味で言うと、AIの期待がある種長期金利と連動していて、それによって構造的な金の買いがあるとするならば、ある意味長期金利が高止まりしている状況においては金の上昇が続くと読み取れるのかなというのが僕の今の解釈なんですね。
なので、一般的な教科書の解釈で言うと、金と金利は逆相関で、金利が上がっている局面においては金は上昇しないという構造だと思うんですけど、教科書的には。
僕の今の理解は、AIが発展することに対する期待が未来を期待させ、時間価値を回復し、それを言えば金利を回復させ、それが故にAIの発展が良からの方向に進んだ場合のヘッジ商品としての金が上昇続けるという構造なんですね。
なので、今って構造的には金の買いだなというのは思っているんですけど、そうなった時に金のビッグスを見ていて、金のビッグスって結構面白いというか株式のビッグスと構造的には変わらないんですけど、
要は低い時と高い時があってというところではあるんですけど、株と違って金って低くても高くても基本上昇しているんですよね。
なので、あまりビッグスと株間の連動性が分からないなというのが一見あると思うんですよ。
株の場合はビッグスが上がっていれば下がるし、ビッグスが安定していればそんなに下がらないという、安定して緩やかに上昇していくような形になると思うんですけど、金って違っていて、いずれにせよどっちも上昇するし下がる時は下がるんですよね。
これ、解釈の仕方としては、要は構造的な長期トレンドにおける金の解需要という意味においては、安定して上昇するので、金のビッグスは低い状態が安定して推移するんですよね。
一方で、今みたいに金のビッグスが大幅にトランプ関税発表後はガッと上がったので、それが何かというと、それがいわゆる有事の金解というものだと思うんですね。
要はパニック相場、リスクオフの対比先としての金解なんですね。
要は今って2022年から構造的な金の解需要がAI革命によって発生し、それで緩やかに上昇してきた中で、トランプ関税によってそこに今まで買ってこなかった株式を持たれていた方たちが株を売却して対比先として金を選び、金がバッと上がったという形になるので、いわゆるバブってるということだと思うんですね。
なので、金のビッグスが上がった状態で金が暴動するということは要はバブルなんですよね、金のバブル。
それが落ち着くと、金のビッグスが高止まったというか、ピークアウトしてそこから金が下がってくると、今までリスクオフとして購入していた金の需要が抜けていって、本来の構造的な金解の人たちだけが残る形だと思うんですね。
なので、やっぱり今って去年の8月が日本株のバブルが弾けたというか、日本株の非常に強いトレンドが終わり、その後はおそらく金に関しては構造的な金解は続いていたと思うんですね。
続いていて、アメリカ株に関しては引き続き強くて、アメリカのチキンレースが2025年の2月ぐらいに終わりを告げて、その中でもやっぱりまだ金の構造的な解は続いていて、その後にまた4月にトランプさんの関税が発表されて、ここでやっとリスクオフなんですよね。
結果として、金がリスクオフとしてバブルを引き起こして、今は下がってきて調整を始めているので、ある種金の一時的なバブル的相場は終わったという形なので、
金ってそういう意味であったら、金のビッグスと金の価格水準の変動って結構他のアセットと全然違っていて面白いんですよね。
今はいわゆる金の構造的な解需要というのは明らかにあるんですけど、一時的に対比先として選んでいた人たちが抜けて株式に資金を戻したから、結果として冒頭が終わり、調整局面に入ったという形になると思うんですよね。
だからそういう意味で言えば、今って金が調整するんですけど、構造的な解は続くので、やっぱり金の買いチャンスはしっかり見極めて狙っていく必要があるんだろうなというのは、今の話から考えていました。
そういう意味で言えば、もう一度金のビッグスが下がってきて、安定した構造的な金買い需要による上昇トレーニングが始まったタイミングが、ある種次の金の買い目なんだろうなと思います。
なので、そういう意味で言うと、GMZ、金のビッグスが落ち着いたタイミングがいつなのかというところを見極める必要がありますよね。
今20代なんで、それが10代に戻ってくるところですよね。
リスクオフと金の調整
そこまで落ちてくると、ある種また、もし何かリスクオフが起こったときでも、金のヘッジとしての金というツールとしては機能するので、やっぱり今は金ってすごくパーフェクトアセットだなと、今の局面においては思うんですよね。
あくまで構造的な金買いは続いているんですよね。
このAI革命というものが、金のビッグな大きな上昇トレンドを形成している。
その中で有事の何か事象が起きた、ドランプ関連もそうですし、それ以外の戦争とかもあると思うんですけど、そういうのが起きたときは、あくまでそれは暴動と暴落を引き起こすと思うんですけど、
それはあくまで調整で、それによって参加者が調整されて、また再度構造的な金の上昇相場が再開するみたいな感じですね。
なので金は結構今のマーケットにおいて面白いというか、割と台風の目になっているアセットなんだろうなと思ってますね。
金が下がっているということは、今対策として選んでいた人たちが株にアセットを振り分けているので、
株はやっぱりリスクオンですよね。
ということで、金のVIXの動きが他のアセットと、金のVIXと金の価格変動って他のアセットとちょっと違っているので、それを見るというのは面白いなと思いました。
本日は以上になります。
それではもしよろしければ、私のコンテンツをロングコールしていただければと思います。
それではまた明日。
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