2025-07-05 11:35

トランプ関税がもたらす日本の目覚め──親からの独立と第三世界への経済進出|2025/7/5

今は亡き安倍元総理を信じたトランプ大統領は、いまも“日本の覚醒”、自立と信頼の関係を待っている。



#225NOW

#Yaho

サマリー

このエピソードでは、トランプ関税が日本経済に与える影響について考察し、アメリカに依存する日本の貿易関係の変化を提起しています。また、日本が第三世界への経済進出を進め、自立した国家としての役割を果たす必要性についても議論されています。

トランプ関税の背景
今日は、2025年7月5日、日本時間の20時53分です。
今日は、戦後の日本からトランプ関税を読み解こうかなと思いまして、その話をできればと思います。
そもそも、日本が太平洋戦争に負けて、アメリカのG19の下で統治が一時的になされて、ここまで来たというところがありますけれども──
もし、アメリカが統治していなかった日本って、どんな感じだったんだろうなと予想してみると、ここまで成長はしていなかったと思うんですよね。
アメリカが日本をここまで経済発展させたのは、ソ連との対立、米ソの冷戦があって──
その中で、朝鮮戦争で北朝鮮というものができて、日本の地政学的なポジショニングというものが上がって、西側と東側諸国の防波堤として日本を発展させなければならないというところがありまして、日本をアメリカは非常に強く成長させたと思います。
もし、そういうポジショニングになった場合、あるいはアメリカが統治していたわけではなくて、ソ連が統治していた場合とか、そういうふうに考えると、ここまで日本はそんなに成長していなかっただろうなというのは思いますし、戦後の世界経済に早期に復帰することもできなかったんじゃないかなと思います。
そうなった時に、日本ってある意味、トランプさんがよく言う、この3,40年、日本は甘やかされ続けてきたんだという表現は、まあまあ確かにそうかもしれませんねというふうには言えるのかなというふうにちょっと僕も思ってまして。
確かにですね、この貿易相手国の一覧を見ると、日本というのはかなりアメリカへの依存というものが強いんですよね。
日本のこの貿易の輸出相手国ですね、これが1位がアメリカ、20%ぐらいですね。次が中国、17から18、その次韓国みたいな感じで続いていくんですけど、アメリカに依存しているのは明らかなんですね。
一方でアメリカの貿易相手国ってどうなのかなと思った時に、アメリカは1位メキシコなんですね。メキシコ、そしてカナダ、次に中国、そして日本、イギリスというふうに連なってくるので、アメリカは輸入では日本に結構依存というか、日本から買っている量はね、日本の視点から見ればすごく多いんですけど、
アメリカからすると日本は輸出国ではないんですよね。なので、アメリカからすると収入源じゃないんですよ、日本はある意味。なので、日本とアメリカの関係性において、アメリカは別に日本じゃなくても収入は確保できるけど、
日本はアメリカから収入がないと経済が立ち行かないという状況なんだろうなと思うんです。なので、結構日本は甘やかされているというのは、経済的な依存をアメリカにしているというのは、この貿易収支というか貿易輸出のランキングから見ても明らかなんだと思うんですね。
で、それって確かに、親に物を売っているみたいな感覚なのかなと思っていまして、例えばね、僕が親に対して、ちょっとこれ買ってくれないっていうのをやり続けてお金を稼ぐっていうのは、確かに健全じゃないというか、あんまり意味がない取引だよなというふうに思うんですよ。
で、それって要は親のスネをかじっているのと同じで、日本経済がアメリカに輸出しまくって経済を発展すればするほど、アメリカの貿易収支は悪くなるっていう。
それって確かに健全じゃないなと思ってまして、多分アメリカはそういうことを言っていて、それが戦後アメリカが日本を育てたという意味での関係性というか構造だったと思うんですけど、トランプ大統領は多分おそらくその関係性にメスを入れようと思っているんだと思います。
アメリカとの貿易の実態
ただ別にこれは日本を落とし入れたいとか、そういうの全く思っていないと思っていて、むしろ日本に目覚めてほしいっていうふうに考えているんじゃないかなって思うんですね。
というのも、このアメリカに依存した形でいろいろアメリカに輸出しまくるんじゃなくて、これを例えば第三世界、今米中、ロシアとかいろいろありますけど、そういう国じゃなくて、例えばインドネシアとか、インドもそうですよね。
インドネシアとか、アフリカの方とか、そういった中国がですね、結構今、影響力を伸ばそうとしている国々に対して輸出することができれば、その方がいいよねっていうのが多分アメリカの視点なんです。
要はアメリカは日本という製造業、加工貿易が強い国の機能を使って、第三世界で経済的に勢力を伸ばそうとしている中国に対して対抗してほしいと思っているんじゃないかなと思うんですね。
なので、親のすねかじりをやめて、健全に対等な貿易相手国を見つけて、そこで経済的な影響力を発揮してビジネスを展開すれば、結果として日本は中国との間で第三世界との経済競争に影響力を伸ばして、中国の拡大を止められるっていうのが多分アメリカの視点なんです。
そういう役割を日本にとって担ってほしいんだろうなって思うんですね。だからどんどん親に売るのはやめて、普通にちゃんとしたクライアントを探しなさいっていうことなんじゃないかなと思うんですね。
もしそれでもアメリカでビジネスをしたいんだったら、アメリカに工場を作って、アメリカ国内で完結してやりなさいっていう、これが彼のメッセージなんじゃないかなと思うんですね。
もしですよ、これが実現した場合、日本がアメリカに貿易的な依存をせずに、ただおそらくアメリカ的に言えば、日本はアメリカには売らずにアメリカから輸入しろとは言いそうですけど、軍需とかそういった軍需製品とかを輸入することはあると思いますけど、
とにかくアメリカ的には日本が対米じゃなくて、非対米で貿易をですね、より多く確立をして第三世界を中心に経済を発展させることができれば、日本はですね、結果として日米ともに共存共栄というか、
独立国家としてしっかりとスタンドアローンで戦っている国家、二大国家になり、世界秩父を担える存在になるっていうふうに考えてるんじゃないかなというふうに思うんですね。
なので、端的に申し上げると、とにかく日本は第三世界での貿易を、アメリカ依存をやめて、そのリソースを第三世界に向けて新しい貿易相手を見つけて、日米ともに強い日米同盟、独立した日米同盟として中国に対抗して世界秩父を守っていきましょうよっていう。
それを狙ってこのトランプ関税なんじゃないかなっていうのが、本当に僕がいいようにトランプ関税を解釈した考えです。
なので、最初はすごく大変だと思うんですけど、これ別にできたらできたで素晴らしいと思いますし、おそらくそれができた暁には日本が大平和戦争で負けて、大東亜共鳴権というものを失ったと思うんですけど、
結果としてそれが時を越えて、戦争という形じゃなくて経済という形で、みんなで共に繁栄していく社会を構築、日本が中心としてできるんじゃないかなというふうに考えてました。
なので、ピンチではあると思うんですけど、チャンスでもあると思いますし、ただそれをしっかりと突き動かすにはショックドクトリンが必要だと思うので、ある種ニクソン流のこのショックドクトリンが日本にとってのトランプ関税だったのかもしれないですよね。
たぶん結果としてそれは中国が最も嫌がることだと思うんですよね。
中国としては、たぶんそうやって日本が目覚めて独立国家としていろんなところで影響力を伸ばしていく。アメリカ重属ではなくて、日米同盟はしっかりと確立しつつ、アジアにおいて日本という国が経済的な影響力を第三世界を中心に伸ばしていくっていうのは、たぶん中国が最も嫌がることなんだと思うんですよね。
なので結構その知識性学的な観点で見ても、これから日本の立ち位置というのはより重要になってくると思いますし、そのトリガーがトランプ関税なんじゃないかなと思っています。
そうですね。まだ12カ国にレターが7月7日、7月4日に発送されて、もしかしたらもう届いているかもしれないですけど、7月7日にはトランプ大統領の口から発表されるということもあるので、その辺りを見ながらですけど、
トランプ関税というものは非常に重要な政策なんだと思います。知識性学的に。そしてそれは将来的に見れば日本の世界経済へのプレゼンスを向上させるトリガーなんじゃないかなというところですね。
本日は以上になります。それでは私のコンテンツ、ロングプットするイメージでフォローいただければと思います。また明日。
11:35

コメント

スクロール