金利と時間価値の重要性
はい、今日は2025年5月13日、日本時間の朝になります。
ちょっとですね、金利、いわば時間価値に関して考えていると、もうちょっと語らざるを得ないぐらい、ちょっと考え込みすぎちゃったので、記録しようかなと思っています。
今日は金利の話です。時間価値の話ですね。
現代の金利の話をすると、リーマンショックに遡るんですけど、
日本のみならず、世界的な低金利になったのがきっかけとしてはリーマンショックがあって、
それによってですね、世界経済が後退した中で、経済を活性化させるための金制作として、きっと金利時代が到来した時代だったと思うんですね。
で、その時ってやっぱり金利がなくなるっていうことは、やっぱり時間の価値がなくなる。
将来に対する期待というか、未来にかける時間価値というものが消失するということを一時的にでも意味しますので、
それによってですね、待つことであったり考えることっていうことがコストになった時代だったと思うんですね。
なので、そういった背景もあって、例えばAmazonでのすぐに届くとか、SNSでバズが起きて爆発的に何かが広がるとか、
要は時間という概念を無視して一気に何かが広がるということが当たり前になり、それが良しとされていた時代だったと思うんですね。
ベンチャー企業でも垂直立ち上げとか、そういう言葉が流行ったと思います。
なので、待つことであったり考えることがコストになっていた時代だったと思うんですね。
それによってある種、思考停止の時代を生んでいたというのが今に至る背景だったと思うんですけど、
思考停止からの脱却
やっぱり時間をかけることがコストになると、そういう思考にかけること自体もコストになって、
結果的に思考停止の時代を生むというのがこういう流れとして読み取れるのかなというところで、
その中でやっぱりFacebookであったりInstagramであったりTwitterとか、そういったSNSが大きく流行ったと思うんですね。
最初は多分Twitterではまだその思考というところが残っていたと思うんですけども、
徐々にテキストではなくて動画であったり写真であったりというふうに人々が流れていったところで、
Twitterの影響力というのは徐々に徐々に弱まっていったんだと思いますね。
そういうのも見ると、やっぱり思考停止の時代に進んでいったというのは明らかなんじゃないかなと思ってまして、
なのでこの低金利とSNSの広がりとバズの文化というのは結構密接に結びついているんじゃないかなというふうに思っています。
その中で金利がまた上がり始めたのが2022年なんですね。
アメリカのフェデラルファンド金利が。
これが偶然かもしれないんですけど、チャットJPTが世の中に出始めたのも2022年なんですよ。
なのでこれを偶然ではなくて必然と考えるのであれば、
この密金利、時間価値の復活というのはAIと共に現れたとも言えるんじゃないかなと思っているんですね。
AIってある意味やっぱり世の中の生産性を上げますし、
皆さん今使われている方感じていると思うんですけど、
AIっていうのは答えを導くというよりかは会話のキャッチボールの相手にもなり得ると思いますし、
それで結局思考することを取り戻すとも言える空間なのかなと思っています。
なのである種この金利の復活っていうのはAIの登場によって人類の未来への期待が再度高まったタイミングだったと思うんですね。
それが結果としてその金利に現れて金利が上昇したとも言えるのかなというふうに見ているんですね。
なのでこのSNSの流行が低金利によって生み出され、その結果失われた思考停止、思考というコストを蘇らせたのがこのAIであって、
二極化する社会
それが結果として金利の上昇を生んだとも言えるのかな。
もちろんインフレとかそういった背景ももちろんあるんですけど、
これを必然として捉えるのであればそういうふうに読み止められるんじゃないかなと思っています。
この時間価値の回復っていうのが非常に重要なポイントなのかなと思っていまして、
やはり時間をかけて何かを成し遂げるとかそういう価値が再度戻ってくるということは、
今まで得られていた即時何かを得るという文化が逆転する事象になるんだろうなと思っています。
なので特に日本でいうともっと前から、日本はリーマンショックより前から低金利だったと思うので、
その中でやっぱり短期思考になっていたんだろうなと思います。色濃くね。
色濃くそうなっていたので、ある種明治とか大正の時に生まれた思想の文化とかは、
アメリカとか海外の方が思想を発見するという考え方が結構重視されていたみたいなんですね。
一方で日本ってあまりそういう感覚がないなっていうのは僕の肌感としてあって、
それはある種低金利によってもたらされていたとも言えるのかなと思うんですね。
思想ってやっぱり長期に渡って熟成させないと価値として発見しづらいものなので、
それが日本においては発見しづらかったのは、それが理由なのかもしれないですよね。
そういうことを考えていると、トランプ大統領が考えていることがまたちょっと結びついてくるんですけど、
やっぱりここからの経済っていうのは非常に二極化が進むんだと思うんですね。
このAIの登場と時間価値の復活で。
この時間価値が復活した中で、ある種二極化分断が起こるという意味においては、
要は金利がある社会になると、日本も金利がやっと上昇し始めたというところで、
ある種未来に期待を寄せることができる世界に、AIによってなったと思うんですね。
なので国としても、未来に価値を見出せるか、国なのか、そうじゃないのかであったり、
AIをフルに活用できる国なのか、あるいはそうじゃないのかであったり、
社会として即時反応を求める社会から脱却して、長きに渡る価値を熟成できる社会になり得るのか、
あるいはなり得ないのかというところが、二極化する社会なんだと思うんですね。
その中でトランプ大統領は、アメリカという国をこれからさらに発展させていく上で、
思考停止という文化に対してダメだと思っているんだろうなと思うんですね。
それによって彼らが不確実性を呼び起こすというのは、ある種そういう戦略、
そういう人々の思考を再度蘇らせるためのアクションであるのかなというところも、
なんとなく感じ取れるんじゃないかなと思っていまして。
なので非常にこういう金利の上昇と金利というものが数字でしか見えないわけではなくて、
やっぱり長きに渡り古代からある原理ですから、これを見ていると非常に数字以外の部分で面白いなというところになるんですね。
一方で日本に関してはずっと低金利で、ある種世界の中で最も先頭を走っていた思考停止国家だったのかもしれないんですよね。
その中で今石破首相ですけど、その前の首相岸田総理がオープンAIのアルタマンとかと積極的にコミュニケーションを取ったりして、
あるいはソフトバンクの孫松泰さんはAIに同種するというところをどんどん掲げていたりとか、
割と経済人であったり政治家というのはかなりAIにフォーカスしているというのは見て取れると思うんですね。
それはある種ハイテクノロジーであるから成長のドライバーになるというのはもちろんそれはあると思うんですけど、
それ以上に金利の復活であったり思考停止の社会からの脱却という意味においては、
日本再成長のための戦略
日本を再度再成長させるためには、この思考停止からの脱却、金利の復活、時間価値の復活がすごく重要だというふうにもしかしたら彼らは考えていて、
その中で非常にAIというのは問いを生む装置であるというふうな整理の中で、
AIに同種することで日本を再度復活させるとも取れるんですよね。
なのでそういう観点で見れば非常に政治家のアクションというのはかなり深読みできるというか、
彼らの思考裏が読めるんじゃないかなと思うんですね。
なので政治というのはやっぱりある種思想とも似ていると思ってまして、
思想ってやっぱり非常に孤独な中で生まれて時間が熟成する中で価値が発見されるようになると思うので、
政治家もそうですよね。今やっていることが批判的に受け取られても後々評価されるというのはそういうことだと思うんですね。
なので思考と政治というのは割と似通った部分があって、
なので今考えると岸田さんのアクションというのは割と日本のために考えている部分もあったんじゃないかなというところが何となく読み取れるんですよね。
そうやって考えると長尾さんが結構昔話していた国民が政治に無関心なのは良いことだという発言なんですけど、
これ国民をバカにしているような批判を受け取られていたという印象もあるんですけど、
実際そうではなくて、やっぱり無関心によって長きに渡る無関心が利益の源泉であるというのは
僕の一つの哲学ではあるんですけど、政治家からすると国民が政治に無関心ということは政治家にとって利があるということを意味するんですね。
なぜそれがいいかというところなんですけど、やっぱり国民が政治に関して関心を寄せてしまうと、
それは政治をポピュリティズム化するというか、ある種国民の短期的な思考に根差した政治的アクションを取らざるを得なくなると思うんですね。
一方で国民がそれに無関心であった場合は、政治家は基本的に長期的な視点のもとに国家の発展を目指すための戦略というのが何なのかというところにフォーカスできるというところがあるので、
やっぱりそういう意味では確かに麻生さんの言う通り、国民が政治に無関心であるというのはすごく大事なポイントなのかなと思ってまして、
結構それは今になって結構大事なことを言っておられたんだなというのを感じています。
無関心がもたらす影響
なので、今のこのAIというのはある種日本の再成長のトリガーになるとは思っているんですね。
ただ一方で、やっぱりその中で思想が生み出されない日本社会だと思うので、そこはまだ無関心な領域だと思うんですね。
今ある種AIに関しては皆さんがちゃんとGPTを使い、監修をさせている状況だと思うんですけど、
一方でその裏にある思想であったり、長期に渡って熟成させる考え方、思考の蓄積というのはまだあまりフォーカスが当たっていないところであり、
かつ日本でもあまりいっぱいオニアがいないところなので、結構そこは価値がある領域なんだろうなというのをちょっと感じていました。
僕の中で気づきとしてはやっぱり関心の蓄積がバブルを生んで、それの崩壊はいずれ来るんですよね。
なので関心の蓄積の中でバブルが生まれる中で、バブルが崩壊を起きるのであれば、その中で無関心なものに張るというところが重要ですよね。
結局逆張り思考なんですけど、逆張り思考をより構造化すると、無関心の蓄積の中に利益の源泉があって、関心の蓄積の中にバブルが発生し、それはいずれ崩壊するみたいな、
そういう構造ができ得るのかなと思ってまして、
すごく金利と時間価値から発生するんですけど、すごく金利というものは深い問いを生むテーマだなと思ってまして、すごく面白いなというところなんですね。
レイ・ダリオさんとか、マイケル・バーリーとか、あるいはジョージ・ソロスもそうですけど、
彼らの思考も結局、深く考えるとそこにたどり着くので、やっぱりすごく大事な思考ですよね。
金利、そして時間、この単位というのは非常に人類にとって大事な価値なんだろうなと思ってます。
本日ちょっと深掘りになりましたけど、金利と時間価値に関して話させていただきました。
もしよろしければフォローの方よろしくお願いします。
それではまた明日。