2025-04-20 07:51

金利・金・地政学──トランプ関税とG7サミットを前に見えてきた債券市場の変調、米国市場と日経平均は何を織り込んでいるのか|2025/4/20相場雑感

トランプ関税が相場の主役と思いきや、水面下では債券市場に注目が集まる展開に。日米の30年債利回りや債券VIXをもとに独自モデリングを行ったところ、2024年末を境に、日本の債券市場に明確な変化が現れ始めている。一方、米国ではコロナ以降の金融緩和が一服する中、2025年入り後に再びボラティリティが高まりつつある状況。こうした債券市場の不安定さは、安全資産である金(ゴールド)への資金流入を後押し。リスクオン・オフの分岐点として、債券市場の動向が鍵を握る形となっている。6月にはカナダでG7サミット開催を控え、政治的イベントを意識した相場展開も。セクターローテーションが進む中、債券市場の兆候が相場全体の方向性を占う手がかりとなるか。“債券は地味だが本質を映す”——そんな気づきを得た週末となった。

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While Trump’s tariff policies appeared to be the main theme driving markets, it’s the bond market that is quietly taking center stage.

Using 30-year bond yields and bond volatility indexes (Bond VIX) from both Japan and the U.S., a personal model revealed a noticeable shift in Japan’s bond market since late 2024. Meanwhile, U.S. bonds, which had stabilized after years of post-COVID monetary easing, are once again showing signs of volatility in 2025.

This instability in the bond market has prompted a flight to safety, with capital flowing into gold. As a result, the bond market has become a key pivot point for risk-on/risk-off sentiment across global assets.

Looking ahead, the G7 Summit in June—set to take place in Canada—adds further political context to market dynamics. With sector rotation still favoring domestic-demand stocks, bond signals could hold the clues to where markets move next.

“Bonds may be quiet, but they reflect the core of the market.”

That was the key realization from this weekend.


サマリー

トランプの関税による市場の変動が債券市場に影響を与えており、特に日本とアメリカの債券市場が異なる動きを示しています。また、債券市場の不安定さと金の動向が密接に関連していることにも触れています。

債券市場の変動と動向
はい、今日は2025年4月20日、日本時間の22時26分になります。日曜日ですね。
今日はですね、ちょっとトランプ関税によって騒いだ市場の一番中心となった債券市場というところのお話をしようかなと思っています。
あまり僕、債券市場は正直そこまで詳しくなくてですね、ちらっと見るぐらいなんですけど、ちょっと今回のことも引っ掛けとなってですね、もう少し自分で債券市場というものもモデリングしようかなと思いまして、
今日ちょっとアメリカと日本の債券市場をモデリング自分なりにしたんですけど、
日本においては基本的には僕は、債券でいうと10年債と30年債あると思うんですけど、10年債はマイナス金利という時代もあったので、ちょっとあんまり10年債の金利で参考にならないなというところで、
ちょっと30年債を使ってモデリングをしてまして、あとは債券のVIXなんかも使いながらですね、ちょっと見てたんですけど、アメリカに関してはアメリカの30年債の利回りであったり、同様に債券VIXなんかを見ながらですね、ちょっと予想を立てたりしてたんですけど、
詳細のモデリングの中身っていうのはあんまりお話できないんですけど、僕がパッと見た感じですね、やっぱりこれはいろんなところで報道される通りですけど、今のマーケットっていうのは非常に債券にフォーカスが立っているというのがわかりました。
自分でもやっぱりモデリングしてみて。大きな違いで言うと、特に日本は顕著なんですけど、日本における債券市場の動きは2024年の動きと2025年になってからの動き、厳密には2024年の12月からの動きとそれまでの動きって日本の債券市場においては結構違う動きをしているなというのは思いました。
なので、非常に債券市場の形が昨年の末頃から変わってきているというのを、この日曜日、新たな発見として感じ取っています。
アメリカに関しては、コロナ以降かなりの金融緩和をしているので、それの影響でその状態が状態化しているような状況ではあるんですけど、確かにとはいえ、2025年になってからややまたその中で状態化してきていたところから、
また新たに変化が訪れているというのは、この日曜日で感じ取った部分であります。
なのでやはりですね、皆さん債券トレーダーの方とかは、債券のことに関してすごく騒がれていたと思うんですけど、それはその通りだなと思っていまして、
そのトランプ政権の債券市場というものが弱みというか、そこのトランプ関税であったり、そういったものを緩和せざるを得ないところになるのどぼどきというか、非常に弱い部分なのかなと思っていまして、
それはやはりマーケットの動きをモデリングしてみると感じ取れました。
そのあたりやはりベッセット財務長官とかは本当にプロ中のプロですから、ジョージ・ソロスに支持したこともあってですね、そういったその市場の動きを見ながらですね、これはまずいというところで進言したのかなというふうに感じています。
ただそういった債券市場が不安定な中で、この土日、パウェル議長を会員する市内とか、そういった報道もまた出てきているので、この債券市場に対する脆さというか、脆弱性というのは引き続きウォッチしていく必要があるんだろうなというのが感じています。
なので、昨日ぐらいまでですね、G7が6月にあるので、ヒストリカルに見ればそれまでは基本的には内住株のセクターローテーションもありますし、強いマーケットに一時的になるんじゃないかなと思っていたんですけど、ただそれはあくまでヒストリカルのお話であって、本質とはまたちょっと違った部分ではあるので、
やっぱりこういったマーケットの本質、今の中身が、状態がどうなっているのかというところを読み取っていくと、やはりこの債券市場というものに関しては着目すべきリスクであったり兆候というのは感じ取れるので、
もちろん政治的なイベント、G7というのはあるんですけど、それを覆すぐらいのイベントというのは十分にあり得ると思いますし、そのあたりですね、引き続き注意する必要があるんじゃないかなというのが、この土日感じたところですね。
ただですね、とはいえ債券市場をちょっと前に比べると落ち着いてきている兆候はもちろん現れているので、このまま普通に落ち着いてきてですね、債券市場が落ち着いて、それによって株式市場もですね、回復してくるというのは十分あるとは思うので、非常に悲観的になっているわけではないんですけど、
やはり本質としては債券市場というところが非常に重要な鍵を握っているというところが、僕の中で再認識したので、それを記録しておこうかなというところになります。
金の動向と債券の関係
やはり債券市場が不安定であるがゆえに金が買われているというのはその通りだと思いますし、金の価格と債券というところはかなりリンクしていると思います。
なので、この債券のところが落ち着いてくると、やはり金の上昇というのは落ち着いてくると思いますし、そのあたりもですね、金の動向というのはやはり見なきゃいけないですし、金がもし調整局面に入ってくるのであれば、債券に流動性が戻って、債券市場が落ち着きを見せず、その遺憾とときに株式市場がまたリスクオンムードに流れてくるのではないかなと思いますので、
金曜日、日本株は非常に強い動きだったと思いますし、それ自体はいいと思います。日本株に関して債券市場が落ち着いてきている雰囲気はあるので、そういったところでリスクオンムードになってくるといいなかなとは思っているんですけど、
やはり口酸っぱく言いますけど、今のマーケットというのは債券市場というところが非常に鍵を握っていて、フォーカスが当たっているというところではありますので、今後僕もこうやってきっかけにモデリングしてみて、債券って毎日見た方がいいなと思ってですね、債券というところも今後ウォッチしていこうかなと考えています。
本日は日曜日ですが以上になります。もしよろしければフォローの方よろしくお願いします。それではまた明日。
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