マーケットの動向とボラティリティ
マクロオプショントレーダーのやほです。今日は2025年10月15日、日本時間の8時19分になります。
昨日のマーケットレビューを踏まえた上で、昨日の一新年に公表されましたが──
IMFのグローバルファイナンシャルスタビリティレポート10月バージョンが出たので、それに関しても触れていければと思います。
昨日のマーケットレビューからです。
日経平均のお割りは46,847円です。
前日の48,000円から1,200円ほど下げたというところです。
パーセントで言いますと、マイナス2.58%のギャラクターです。
1時48,000円ぐらいまで戻しそうな瞬間もあったのですが──
危険値は46,000円台ということになっています。
ブラックチューズでとはならなかったのではないかと思います。
ボラティリインデックスが高止まりしています。
32.81というところになっています。
PRが18.13ということになります。
日経平均のEPSは2,583円ということで、依然としてEPS自体は強いかなと思います。
電力価格は13.52円です。
EPS価格は11.03円から13.52円なので、
直近ちょっと気温も下がってきていて、
そこまで電力価格が上がる感じはしないのかなと思っていたのですが、
10月中旬にまた上がってきたというところになっています。
電力価格もちょっと上がったのが気になるかなと思います。
為替は151円ですがあまり変わらないですね。
最近日本最終日記入れも3.2%ということなので、
全体としては気になっているのは、
ボラティティインデックスが32台突入中というところで、
株価は下がったは下がったと思うんですけど、
46,000円、47,000円ぐらいうろうろしているということで、
今の先は47,000円ぐらいかなというところになっています。
そこに対して電力価格が33.52円とちょっと上がったというところが気になるかなというところが、
マーケットの感覚ですかね。
S&Pのところなんですけれども、
S&Pは6644ポイントということで、
-0.16%の下落というところになっています。
こちらも教室は20.81という高い水準をまだ維持しておりまして、
MOOVは80前後をうろうろしているというところで、
金は4142ドルということ、これも依然として強いところになっています。
一気に4,000ドルを自ら試したかなという感じです。
金のGVZは26.11、これも気になりますね。
ということで、ちょっと全体的には、
金曜日の夜間の大きな動きの中で、
それの割には月曜火曜とそこまで大きくぶれることはなかった。
月曜日の夜間に関しては下に触れましたけど、
ずんずん下がっていく感じはなかったというところになっていますが、
教室であったり2K機能ビックスであったり、
金のGVZを見るとやっぱりやや高いなというふうに思わざるを得ないところもありますし、
電力価格も上がっているというところもあるので、
ちょっとこの辺は何か気にしなきゃいけない部分があるんじゃないかなというふうに思うのが、
今のマーケットなのかなというふうには思います。
今日からG20財務大臣の会議があるというところで、
今日じゃないか、明日かな。明日ですね。
今日はIMFがまだ続いていてということなので、
16,17日にG20がありますね。
ということなので、その辺の政治的な国際政治的な動きもありますし、
引き続きあるのは高市さんがですね、
政権を握れるのかということで、
日経民主党と国民民主党維新の会で三者会談があるというのと、
あと自民党の方では高市総裁と各政党と党首長の会談が個別であるというところもありますし、
ちょっとその辺のヘッドラインも気になるかなと思いますけど、
ちょっとその辺が政治的な動きとしてありますというところになっています。
20日がおそらく首相指名選挙になるので、
その辺国際政治のイベントもあるし、
首相指名選挙もあるので、
ちょっとその辺も気にする必要があるかなというふうに思いますけど、
全体としてはやっぱりビックス高いなというふうに思うマーケット状況ですね。
IMFの金融スタビリティレポート
ということで、ちょっと金融スタビリティレポートの方を見ていければと思います。
これ4月にも僕1回触れていると思うんですけど、
今回10月にね、昨日の夜にIMFから出たので、
ちょっとそれを見ていければと思います。
全体としてはですね、全部はねもうすごく長いんで、
どういうところにIMFについてリスクがあるかというところを、
カイズマンでお話しできればなとも言いますけど、
そうですね、やっぱり一つ目がリスク差の価格の過度の上昇、
これは前から言われています。
4月の時から言われている話で、
特に今はIMF的にはドットコンバブルほどではないんだけども、
なんと言いますか、その全体マーケットというよりか、
局所的なバブルというのが結構あるなというお話をされていて、
それがマグニフィセセント7と言われる巨大企業もそうですけど、
それ以外は半導体とかですね、NVIDIAもそうですし、
今のAI成長を支えるインフラ系の銘柄、データセンター、半導体、
あるいは銅とかコッパー関連の銘柄、
その辺がかなり局所的な集中によって大きくバリューションが
押し上げられているというところ、
それがある意味課題であるという風な指摘をIMFは指摘というところになっていますので、
それは結構前から、今もすごいそれは継続しているので、
継続的なリスクとして指摘している部分はあると思うんですけど、
指摘しているのかなというふうに思います。
あとはやっぱり債務構造リスクというところで、
政府の借金が増えています。
これも前からなんですけど、
これはより一層なのかなと思いますけど、
特に国内投資家の依存度を高めている国って結構多くなっているというのはありまして、
それはそれで海外投資家に依存するよりかはまだ増した部分はあるんですけど、
ただ国内の銀行と政府とのリスク関係が密接につながるがゆえに、
何かのリスクシナリオが起きたときに影響を増幅しかねないみたいなお話があります。
これも前からですね。
同じようにノンバンクと銀行との連結関係というか、
NBFYと言われるNon-Bank Financial Institutionの、
これもいわゆるノンバンクですね。
ノンバンクと銀行が非常に関係性が密接であるがゆえに、
米国債のリスク分析
ノンバンクの過度なリスク転移が銀行に大きく跳ね返るみたいな話もあると思います。
これも前から4月から指摘されているリスクですね。
たぶん僕が1個だけ一番大事だなと思うのは、
米国債のリスクに関して結構強めな表現で荒々と流しているなというふうには思ってまして、
IMFのモデルでストレスケースで示唆すると、
非常に今米国債に対して全体的にマーケットが脆弱になっているというところを指摘していますので、
IMFが指摘したリスクシナリオで言うと、
米国債の強制売却額というのは3000億ドルに達するんじゃないかというところが、
リスクシナリオになった場合ですね。
それでもざっくり言うと45兆円ぐらいの規模感になりますので、
リーマンショック、たぶん米国債45兆円の強制売却があったら、
それに派生するマーケットがあると思うので、
おそらくこれになればリーマンショックになると思いますけど、
非常にそういった米国債が今どんどんどんどん、
日本のドル円で見たら円安に触れているので気づきづらいのかもしれないんですけど、
米国って他の通貨に比べるとどんどんどんどんドリ安になっていて、
金と比較すると明らかですけど、どんどんどんどんドリ安になっていて、
非常に弱い通貨になっていますと。
その中で債権というところも、こういったみんなが持っている米国債なので、
この辺りにリスクが発生すると、強制売却が先ほど申し上げた3000億と、
45兆円に達する可能性があるみたいな話があって、
そうすると、コアな自己資本が非常に巡りしてしまうというところがあるので、
非常にそういった意味では危険性が高いんじゃないかというところがありますね。
バーゼル規制でつけられているCET1という自己資本比率があるんですけど、
それが7%下回ると非常に危険だと言われるんですけど、
それが21%まで、それを下回る銀行団がどれぐらいになるかというのが21%に上昇すると。
今が18%ぐらいなのかなというところがありまして、
結構そういった危険性が指摘されていると。
今が逆シナリオ化では世界銀行の18%。
そうですね。今回のシナリオに一つのシナリオがあって、
それが18%にまず周りになりますと。
それに対してさらにそこに先ほど申し上げたノンバンク・ファイナンシャル・インスチューションの問題が発生すると、
それがさらに21%上昇するということなので、非常にこれもリスクなのかなというところなんですね。
結構多分IMFのレポートを見ると、
多分一番の今のリスクは米国債ですっていうところが、
多分一番のメッセージなんじゃないかなというふうに思いますね。
市場の動向とリスク警告
あとはいろいろなステーブルコインとかサイバーテロの問題とか、
もちろんそういったものも指摘されていて、
結構多岐に渡るリスクがバーッと書かれているんですけど、
一番厚みのあるリスクというところがこの米国債になっているので、
やっぱり今のマーケット、特にこの米国債のマーケットですね、
金利もそうですし無物資数もそうですし、
そのあたりの動きっていうのは結構大事なんだろうなというふうには思うところでありますね。
基本的にはその7月も結構なリスクを指摘していて、新たにならしていたんですけど、
その頃にもうソランピック犯罪ショックが来ていたから、
あんまりみんな気にしていなかったと思うんですけど、
それに対してまた株価がグーッと戻ってきたので、
そういう意味では前より高い株価水準でこのリスクのアラートなんで、
まあまあ結構リスクは払っているんだろうなというふうには思いますけど、
まあっていう感じですね。
だからやっぱり米国債のマーケットを気にするのがたぶん一番大事ですね。
まあそれで考えるとやっぱり金の高騰っていうのは、
やっぱりそこを先に織り込んでいる可能性があるんじゃないかなと思うので、
金の価格と米国債の金利、状況、無物資数の状況というところは結構重要ですよね。
GVZもやっぱり26.11と高いですからね。
まあ気になるところではあるのかなというところではありますね。
なのでちょっと僕パーッと言いましたけど、
普通にネットで調べて出てきて翻訳で読めるので、
ぜひ見ていただければなと思います。
ということでちょっと引き続きですね、
米国債マーケットは気にしていければと思いますので、
引き続きよろしくお願いします。
それでは私はコンテンツロングプットするイメージで放りいただければと思います。
また明日。