2025-07-04 16:28

リバランシングの時代──ベッセントの思想と世界再構成の10項目|2025/7/4

再設計される世界、その起点に立つのは誰か。


#225NOW

#Yaho


サマリー

このエピソードでは、2025年7月4日のマーケット動向を振り返りながら、ベンセントの「リバランシング」という思想を深く考察しています。特に、リバランシングが時代の変化にどのように対応するかを中心に、エネルギー、資源、貿易収支などの重要な要素について議論されています。リバランシングの概念に基づき、労働、都市構造、金融、社会保障、教育の各分野での再評価が求められており、グローバル秩序や個人のプライバシーの重要性も増しています。これらを総合的に考慮する必要があります。

マーケットの振り返り
はい、今日は2025年7月4日、日本時間の8時28分ですね。
昨日のマーケットから振り返っていければと思いますけれども、昨日の利き返金がですね、39,786円ということで、こちら前日でほとんど変わらないですね、0.06%の上昇ということになりました。
ボラティリティインデックスもちょっと上がってまして、25.83と、やや高い水準が維持されているのかなというところで、PRは15.78と、これは昨日と全く変わらない水準でしたね。
EPSが2521円ということになります。
昨日はですね、夜間に保有統計であったり、ASMの指標が出たりとかですね、マーケット夜間に結構動いていたなということで、夜間の株価は4万円を超えたというところになっています。
おそらくこれはドル円が影響していて、ドル円が143.66だったところから144.96、145円ぐらいまで戻ってきたので、そういったところも影響しているのかなと思いますけど、昨日は指標に引っ張られて、大きく夜間に動いたなというふうなマーケット環境だったのかなと思っています。
なので、30%、35%の関税というお話はあるんですけど、あんまりそこに関してはマーケットでそこも真剣質には動いていないのかなという感じはしていますね。
S&Pも非常に好調でして、昨日はS&Pは0.8%上昇で、6279ポイントということになりました。
ボラティリティインデックスも16.38と非常に低い水準まで来ておりまして、久しぶりにS&Pに関しては、昨年の12月ぐらいの水準間の加熱指標が転倒し始めているのかなというところなので、非常に強い会の圧力というか、
そういったところは強いのかなという感じるところまで来ていますので、結構温度感としてはアメリカと日本で結構違うなと思いますね。
特にボラティリティインデックスが違うかなと思いますけど。
もしかすると航空便でキャンセルが出たりとか旅行を控える方も増えている中で、たつき漁産の日本に対する予言というものが、マーケットにおいても警戒心を張り巡らされている可能性はあるのかなと思いまして、
その辺りは無難に強化すればまた戻ってくるのかなという気もしているんですけど、そんな感じでですね、ちょっとこの今マーケット環境というのは日米で結構乖離があるなというふうには思っていますね。
金はね、これもぼちぼち動いてますけど、そろそろ動いてくる可能性ありますね、金も。
金もS&Pに結構引っ張られつつあるような雰囲気は漂っているなという気はしていて、
ビットコインはね、昨日の問いと結構強く上がっていて、11万ドルですかね、2000丸くらいの勢いまで来ているので、やっぱりクロスアセットで見るとビットコインと金というのは普通に手堅く動いていて、明らかに強いのは米国株ですね。
それに対してあまり追随していかないのが日系平均。追随はしているんですけど株価で見たらついていっている感じはするんですけど、警戒心という意味ではそんなに警戒心を解いているわけじゃないというところなので、そういったところでちょっと日米間の温度差はあるなというふうには思っています。
アメリカは再建が4.8%、30年金利が4.8%というところなんですけど、昨日の日本国債の金利は2.94%ということで、ちょっとまたガッと上がったなというふうにはしています。
アメリカは直近で2.8%台で動いていたんですけど、また2.94%まで来ているので、ちょっと日米での差があるという意味においては、再建市場において日本の方が再建が弱いというふうには見えるのかなと思っていますね。
金利から換算したときの許容できるPRという意味においては、アメリカはまだ上根があるんですけど、やっぱり日本は結構厳しいんですよね。
ベンセントのリバランシング思想
なので、今株価を引き上げる要素としては、結局のところEPSが伸びるかというところと、マインアスが進むかどうかというところが肝になっていて、そこの勢いが弱くなってくるとやっぱりアメリカに追従できなくなってくる。
それは金利基準で見たときの許容できるPRが限界に来ているというところなんですかね。アメリカは結構強いんですよね、その辺は。もともとEPSの成長率が日本より全然桁違いに強いというのはあるんですけど、これは製造業が中心の国なのか、金融系のビジネスが中心の国なのかで大きく差が出てしまうところであるんですけど、そういう状況ですというところです。
昨日ちょっと考えていたお話をしようかなと思っているんですけど、僕はやっぱりこのトランプ政権において、鍵を握るのはベンセントさんだと思っているので、トランプさんの発言ももちろん大事なんですけど、ベンセントさんの発言というものもすごく同等ぐらいに大事かなと思っていまして。
今、彼がよく言う言葉なんですけど、リバランシングというものを彼は発言としてよく使うというところなので、このリバランシング、再調整というものの意味で使われているのか、それ以外の意味で使われているのか、審議は定かではありませんが、このリバランシングについてちょっと考えていきたいなと思っています。
時代が大きく変わるときに、秩序を再形成するためにあらゆるものを調整しなければいけないというのはあると思います。
これは昔からあって、本当に昔からでいうと15世紀の大航海時代とか、あのときは陸路中心の貿易だったところから海洋派遣というところで、ポルトガルスペインからオランダイギリスというふうに発展が移り変わっていったというところがあったりとか、
いろいろ世界恐慌の後とかもですね、国家主導の財政出動の時代が到来したりですね、ニクソンショックのときは金とドルの交換をやめて、変動化予算補正に行ったりとかですね、いろいろパラダイムシフトというか、時代が変わったときにいろんなものを再調整しなければいけない時代が来るんですよね。
おそらくベンセントさんは今そういう時代ですよというところをメッセージとしてリバランシングという言葉を使われているんじゃないかなと思っています。
僕なりにですね、この今の世界において何をリバランスしなきゃいけないのかというところを、いくつかですね、8個ぐらいですかね、8個ぐらいに切り分けてご提案というか、こういうのが必要なのかなというところでお話しできればと思っていますね。
もっとあるかな、10個ぐらいですかね。10個ぐらいありますね。はい、10個ぐらいあってですね。で、1つがエネルギー。これは明らかですよね。どういうリバランスかという話で言うと、AIというものができて電力すごい消費しますと。
この電力をですね、今既存で多く使っている人たちの中で、ちょっとそのスピードを弱らせて別のものに、AIに電力を供給するという形で、電力の配分先というものをリバランスしなきゃいけないというのは絶対あると思うので、それ結構重要な関係を握ってくるのかなと思うので、
そういう意味で、ちょっとその既存の貿易関係をややブレーキをかけるための関税という手段があるんじゃないかなと思っています。ちょっとそういう側面でもちょっと考えていって。で、もう2つ目が資源。資源専有という意味ですかね。これからレアメタルとか鉱物資源の争奪戦もっと強烈になると思うんですね。
なので、そういう意味でトランプさんがカナダに何かを仕掛けたりとか、ウクライナからの資源協定を結んだりとかですね、中東の石油資源にちょっかいをかけたりですね、いろいろあると思うんですけど、この資源というものに対してすごくより敏感になる時代が来ると思うので、そういう意味でアメリカ帝国主義的な動きが出てきているというところはあると思うので、
それも一つの資源ナショナリズム的な観点でのリバランシングが必要な部分なのかなと思っています。で、3つ目はですね、これはもう紐づくんですけど貿易収支ですね。貿易収支。アメリカに輸出をするということがある種大正義みたいな形で、中国で作ったらアメリカに輸出するみたいな。
貿易収支の再調整
これがちょっとアメリカ的には自分たちの貿易や価値ばっかり膨らむよというところで、そういう売り先をアメリカ一辺倒にするのではなくて、それもまたですね、いろんなところにサプライチェーンを引いて、分散した拠点を作りながら、必要なところに供給するという形にしていくべきだという意味で、貿易関係のリバランスというのも必要なのかなというところですね。
4つ目が労働ですよね。これはまたAIが絡むんですけど、労働の中でいろんな労働があると思っていて、知的労働があったり肉体労働、その中でAIができるものできないものであると思うので、そういったところでですね、そもそも人間がやる仕事というのは何なのかというところを再定義をして、再適用する。ここにおいてもまたリバランシングが必要なんだと思うんですね。
あと5つ目が都市構造というか地域構造ですね。非常に日本は特にですけど、アメリカもそうだと思うんですけど、どんどん都市に人口が集中するというのはあると思うので、いかにしてそういった関係性をですね、もう少しリバランスする。要は一部の場所に人が集中するというのは、それはそれで便利なんですけど、スマートシティ的な観点で言えば。
ただやっぱり、ある種集中というのは脆弱性を生むと思うので、そういった観点でも、地方をどうやって生かしていこうかという観点で物事を考えていく必要があると思いますし、特に食料安全保障と考えると農業というより重要性が増すと思うので、そういう意味でも農業というものをより活性化させて、それによって地方を活性化させるという観点もすごく大事だなと思うので、そういった地域構造、都市構造というものも大事なのかなと。
次が金融ですよね。これが金融と実体経済ですかね。
これはある種、IMFも指摘していますけど、金融資産がすごくバブルになっていますというお話がありまして、それをいかにして実体経済に寄せていくかというか、テック系のビジネスであったり、ROE主義というか、ROEが高いのが製品だということによって、製造業がなおざりにされたりとかもしますので、
その意味で、人類の発展として非常に重要な産業というのは何なのか。それがある種のエネルギー安全保障とか食料安全保障にひも付くと思うんですけど、ROEを大事にするがあまり人類全体の発展を既存してしまうということもあると思うので、そういった観点でも実体経済と金融経済のバランスというものを見直す必要があるんじゃないかな。
リバランスする必要があるんじゃないかなと思っています。
次が社会保障ですね。やっぱり日本は特に先進していますけど、世界的に見ていれば、やっぱり子どもが生まれる数が減っていって、高齢化社会が進んでいくと思うので、この医療インフラに対する資源の再分配というか、考えていく必要があると思っていて、延命が正義なのかというところであったり、尊厳死なんかも受け入れる国も出てくると思うので、
そういったリバランスも必要なのかなと思っています。
次が教育ですね。これもまたAIと絡むんですけど、今まで結構大学受験とか暗記教育というか、歴史とかでもね、縦膜の隅を突くようなものを覚えることがある種点数になっていた部分であると思うんですけど、やっぱり暗記ってそこまで、もちろん覚えること大事なんですけど、
どちらかというと、覚えた先にある問いを生む力というか、数字感覚とか、そういったセンスですよね。そういったところを磨く教育というのがすごく大事になってくると思うので、そのあたりもリバランスが必要なのかなと思っています。
あとは地政学ですかね。地政学というかグローバル秩序というか、今まで特にG7とかですね、先進国と思われるG7という国が中心となってきていましたけど、国連もそうですけど、安全日本商理事会とかがありましたけど、
そういった今まであった国際秩序がロシア、中国とかインド抜きにして語るなんてもう無理だと思うので、もちろんアフリカとかもそうですし、なのでより広いネットワークでの国際コミュニケーション、国際会議の開催というのがすごく大事になってくると思うので、もしかしたらG7よりG20の方がより重要性が増す可能性もあると思いますし、そういったところもあるのかなと思います。
あとは個人ですよね。個人のプライバシーとか。やっぱりテクノロジーが発展すればするほどいろんなところで可視化されてしまうと思うので、そのあたりのプライバシーのバランスというところも重要だなと思っています。
なので結構今ベンセントさんが重要視しているこのリバランシングという考え方を、じゃあ何をリバランスしなきゃいけないのかって考えたときに今挙げた10個ぐらいが重要なテーマなんじゃないかなと思っていますので、ちょっと皆さんもぜひこういったテーマを考えていただければと思っています。
最後、列挙しておくとリバランスするものですね、10個。最後言っておきますけど、1つエネルギー、資源、マクロ経済、労働構造、地域構造、金融経済と実体経済のバランス、そして社会保障、あとは教育ですね。暗記教育ではない新しい教育のやり方。
そして知性学、そしてグローバル知性学とグローバル知性学、国家個人のプライバシーのバランス、そういったところが重要なのかなと思っていますので、僕もこちら引き続き掘り下げていっていければと思いますので、またよろしくお願いします。
それでは私のコンテンツ、ロングプットする道をフォローいただければと思います。また明日。
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