1. RKB NEWS DIG編集長・高藤秋子のBrush Up
  2. “性”を教えない日本の実情
“性”を教えない日本の実情
2026-06-10 13:11

“性”を教えない日本の実情

RKB報道部 高藤秋子 大村由紀子ディレクター

RKB NEWS
DIG

⁠https://newsdig.tbs.co.jp/list/news/rkb⁠

九州北部エリアのニュースをどこよりも早く、どこよりも正確に…RKBのニュースサイト「RKB NEWS DIG」編集長の高藤秋子が、1週間のできごとの中から注目のニュースをピックアップします。

田畑竜介
Groooooow Up

メール ⁠gu@rkbr.jp⁠

公式ホームページ ⁠https://rkb.jp/radio/gu/⁠

公式X ⁠https://x.com/rkbgu⁠

公式Instagram ⁠https://www.instagram.com/rkb.rkbgu/⁠

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

サマリー

日本の性教育の遅れが、外国人技能実習生の孤立出産や性犯罪のリスクを高めている現状が語られています。ベトナムなどアジア諸国と比較して、日本では避妊方法へのアクセスが悪く、緊急避妊薬や中絶薬も高額で入手困難です。また、学習指導要領で妊娠の経過を扱わない「歯止め規定」があるため、包括的な性教育が行われておらず、SNSなどでの誤った情報が蔓延しています。国連の女性差別撤廃委員会からも改善勧告が出されており、性教育と人権教育の重要性が強調されています。

外国人技能実習生の孤立出産と日本の性教育の実情
この時間は日替わりコメンテーターによる解説で 日々のニュースを掘り下げるブラッシュアップ
水曜日はRKBニュースDIG 高藤秋子編集長と
今日は記事を紹介しますが その取材に当たった大村ディレクターにも来てもらっております
お二方おはようございます
今日はこちらの記事をご紹介します
産まない単身者が大前提になっている 妊娠・出産がこんなに障害になるとは
性を教えない日本の実情
ベトナムから来た技能実習生が福岡で 孤立出産をして
死産した子供の遺体を遺棄したとして 刑事罰に問われました
こうした事例が非常に相次いでいます
支援活動に加わった日本語教師の女性は
出産後間もない女性が病院ではなくて 警察署に留められているという姿に衝撃を受けて
さらなる悲劇を防ごうと 外国人向けのテキストを作成しました
取材を進めるうちに見えてきたのは 女性の権利をおざなりにして
限定的にしか性を教えないという 日本の実情でした
一体海外に比べて何が違うのかということを
今日は取材した大村幸子ディレクターに 解説してもらいます
よろしくお願いします
どういう違いがあるんですか
日本はアジアよりも何となく進んでるって 思ってらっしゃる方多いと思うんですけれども
調べてみたらですね
この性に関することについては
なんだか日本はずいぶん遅れてる っていう感じなんですね
まずその技能実習生が孤立出産をした背景に 何があるかっていうのを調べていったときに
国によってその否認方法が違うっていう 事情が一つありました
ベトナム人の技能実習生だったわけですけれども
アジア諸国との避妊方法の比較
ベトナムではですね
否認方法としては
コンドームはまず無料でもらえるんですね
それから健康否認薬ピルなんですけれども
これは薬局でだいたい1ヶ月分が1000円程度で手に入るんですね
それ以外にも例えばこれは日本では まだ未承認なんですけれども
インプラントといって
体の中にちょっと埋め込むとですね
そこからお薬が出て妊娠しないっていうものだったりとか
それとか日本でもあるんだけれども あまり使われていない
子宮の中に入れるIUDっていうですね
そういう否認方法
これは女性が自分で否認をするといって
主体的にできる方法がいくつもあるっていうことなんです
ベトナムだけじゃなくて周辺のアジアの国ですね
ネパールだとかそういったところでも
そういうものがよく使われています
一方で日本はコンドーム一択なんですね
男性のコンドームがほぼほぼほとんど占めていて
ちょっと蛍光否認薬がある
だけど蛍光否認薬は日本の場合は産婦人科に行ってですね
婦人科で処方箋をもらって
それを薬局でもらうんですけれども
1ヶ月分で3000円から5000円かかると非常に高額ですね
だからたくさん外国から日本に働きに来ている女性たちいるんですけれども
まず方法が非常に違うというところに戸惑いがあります
母国ではこんなに簡単に身近に手に入れられたものが
日本に来たら手に入らないっていうね
しかも高額で
さらに調べていくとここからは日本の事情になっていくんですけれども
日本の緊急避妊薬と中絶方法の課題
今度そのアフターピルといって緊急否認薬
やっと薬局でその薬剤師さんの前で対面で飲むっていうことで
今認可されましたけれども
でもすごく高いんですよね
しかもその薬局でそこで飲まなきゃいけないって
ちょっとハードルが高いじゃないですか
でまたその中絶方法もですね
日本ではあの送波法っていう外科手術です
非常にこう体に負担の大きい手術が主流なんですけれども
海外ではもうお薬なんですよね
健康中絶薬が体に負担もないしということで
あの行き渡っているんだけれども
日本は扱う医療機関も少なければ金額もですね
ほとんどその外科手術並みに高いということで
でこういったことが実は
2024年に国連の女性差別撤廃委員会では
全部指摘をされまして
改善するようにということで勧告されてます
海外に比べて日本は非常にその女性にとっていいんじゃないかな
というものが新しく開発されてもですね
なかなかそれが手に入らない
入ったとしてもとても高額でまた入りにくいっていう
そういう状況が続いているということなんです
男女の医薬品承認時期の格差と包括的性教育の必要性
あの端的に言うとですね
例えばその男性用のバイアグラ
これはの承認が半年ぐらいで入ってきたんですね
かなり早いですよね
だけど女性用のピルは40年ぐらいかかって
緊急否認薬も8年ぐらいかかってるんですね
後は後にずっとこう言っているということなんです
男性のものと女性が使うもので
そんなにその時間が下がってきてしまってる
時間ができてしまう
でそのまた国連が指摘してるのは
包括的性教育をしなさいっていうことを実は
包括的っていうのはどういうことなんですか
つまりですね
その日日本の学習指導要領では
歯止め規定っていわゆる歯止め規定って
よく聞かれると思うんですけれども
妊娠の経過を扱わないっていうことになってるんですね
つまり成功は教えない
それを教えないと否認も教えられないし
忠誠も教えられない
だからその実質的に
ちゃんといろんな性的な教育が行われてないっていうことなんですね
否認とかそういうことを教えるという教育ではなくて
それだけじゃなくてですね
包括的性教育っていうのは
もっと性について広く
例えばそのジェンダーの問題だとか
人権の問題を教えようっていう教育になるので
3歳とか5歳とか小さい時からですね
水着で隠れる部分は
あの簡単に触らせちゃいけないんだよ
大事なところだよっていうのを教えるとか
これも性犯罪の防止にもつながることですよね
それからその勝手に触っちゃいけないんだよ
自分だけじゃなく相手もそうなんだよ
だからみんな大事にしないといけないんだよ
でそれからその子供をいつ産むのか
子供を持つのか持たないのか
何人欲しいのかって
これはその人が決めることなんだよ
周りが言うことじゃないんだよ
とかそういう人権的な教育をベースにして
段階に合わせて必要な情報をちゃんと教育していくっていうのが
包括的性教育なんですね
で日本はこれがほとんど行われてないというか
学習として行われてないんですね
教育の中ででそうなるとですね
SNSによる誤った情報と性教育の重要性
もう世の中にはもういっぱい
SNSだとかインターネット上でですね
いろんな情報が溢れてますよね
そこからまた間違った情報が入ってくる
例えばその性的同意ちゃんとこれはお互い確認していいよね
っていうもとでしましょうねっていうことなんだけれども
いや女の人が嫌がってるのは嫌よ嫌よでもいいんだよとかいう
間違った知識が入っていて
嫌よ嫌よは絶対嫌っていうことも教えられないわけなんですね
確かそういう教育としてきちんと受けてないと
でも年齢的にはいろんなことに関心を持ち出していって
で学校で教えてもらえないんだったら
ネットで調べればその調べた先が真偽もわからない
特にもう曲がった情報だったりすることが多いわけですけど
それを自分なりに解釈してしまうって
これは良くないですよ
やっぱ根本的な解決ならないですよね
学校という現場で段階的にそういうことを教えるっていうことが
性犯罪の防止にもなるし
何よりやっぱりそれがその人の人生にとって
幸せになるためにする教育ですからね
でもそれを全然教えてないんですが
学習指導要領改定と女性の権利に関する指摘
2027年に学習指導要領の改定が予定されてるんですね
だから実は今そこをどうするかっていうのを議論してるところ
なるほど
なんですね
だから必要だって言ってらっしゃる方いるんですけど
なかなかちょっとその声も届いてないという状況なんです
国連の女性差別撤廃委員会が
2024年にいろんな指摘をしてるんですけれども
なんかとても日本は女性の権利に関して
すごく遅れてる状況なんですね
例えばよく政治の世界で
クォーター制って言いますけれども
割合をこれぐらいにしましょうっていう設定をして
それを目指すっていうのがあるんですけど
男性女性半分ずつですよね
本来50%のはずなんですけど
日本は設定自体が30%になってるわけですよ
でも30%でさえそれが到達できたのが15%しかないっていう
それをなくすためには
ちゃんと国としてですね
女性差別がないように
ちゃんと女性局みたいなのを作って施策しなさいよとか
議員が少ないんだったら
協宅金を負担しなさいよとかいうことまで
国連は踏み込んで言ってるんですけれども
そういった施策は今ないですね
やっぱり男女共同参画という名前で
半分までって言ってけど
全部半分にする施策ができてないという
それしかできてないですもんね
性教育と人権教育による根本的解決
なるほど
でもやっぱりその犯罪が起きて
その犯罪を抑止するための手立てっていうのは受けても
でもそこじゃ根本的な解決にならないですよね
そこを辿っていくと
やっぱり性教育であり人権のことでありっていう
そこに持っていけるかどうかがすごく大事なんですね
だから文科省は性犯罪対策っていうところには
命の安全教育っていうのは始めたんですね
だけどそれはやっぱり包括的性教育の広いところから
やっぱり行かないとなかなか
行き着かないんじゃないかなという気はしますね
性教育の必要性と国際比較
確かにその性犯罪の被害者の支援に携わっている方と話をすると
やっぱりその性教育
包括的性教育が必要なんだっていうところに
やっぱり行き着きますね
ちょうど考える議論するタイミングかもしれないですね
やっぱり今回のこの記事に触れた時の自分の常識というか認識が
どういう認識なのかっていうことを再確認する必要があるなと思いました
古いな自分はって思いました
わからないんですよね
ここしか知らないから
外国人の方の目を通してみると
日本って今そんなことになってるの?っていう
多分読んでいただくとですね
そんなことにっていうところに
いくつか気づかれるところがあるんじゃないかなと思って
まずちょっと気づいてほしいですね
最後にですね
その女性差別撤廃委員会から指摘されていることの一つに
公室転版も実はあります
今まさに議論されているということですね
そうです
だから世界の中で見た時の日本がどうっていうのを
やっぱり意識していかなきゃいけないじゃないかなと思います
この記事ニュースリグで詳しくお読みいただけます
性教育妊娠出産などのキーワードで検索してください
この時間はニュースリグ 高藤昭子編集長
そして取材にあたりました大村幸子ディレクターに来ていただきました
お二方ありがとうございました
ぜひRKBのニュースリグも検索してみてください
13:11

コメント

スクロール