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県議会のドンがようやく会見
2026-06-17 12:02

県議会のドンがようやく会見

RKB報道部 高藤秋子、報道部野島裕輝記者

RKB NEWS
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九州北部エリアのニュースをどこよりも早く、どこよりも正確に…RKBのニュースサイト「RKB NEWS DIG」編集長の高藤秋子が、1週間のできごとの中から注目のニュースをピックアップします。

田畑竜介
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サマリー

福岡県議会で長年問題視されてきた海外視察の高額な費用や、政治資金パーティーへの県幹部職員の参加、取材制限の問題について、ようやく県議会議長が記者会見を開きました。しかし、議長はこれらの問題への関与を否定し、海外視察の継続を表明するなど、具体的な説明や反省の弁は十分ではありませんでした。また、服部知事がワンヘルスの予算について謝罪しましたが、問題の本質がすり替えられているとの指摘もあり、県議会における透明性や説明責任の欠如が浮き彫りになっています。

県議会議長の記者会見開催
この時間は日替わりコメンテーターによる解説で日々のニュースを掘り下げるブラッシュアップ。
水曜日はRKBニュースDIGの高藤秋子編集長、そして今日は報道部野島有希記者とお二方登場です。
おはようございます。
福岡県議会の不透明な海外視察などの問題を追及してきましたが、
先週ようやく県議会議長が会見を開きました。
ようやくということで、今日は取材しています野島記者に解説してもらいたいと思います。
よろしくお願いします。
これまでも記者会見に応じるように寄せしてきたんですが、公務とかを理由に
なかなか開かれない状況が続いていて、ようやく6月11日に開かれたということになりました。
会見の場というのも、やっぱり取材人もたくさん詰めかけて、注目度というのは高かったという感じですか?
そうですね。もう各社、記者は数人来て、カメラもすごい台数入っていて、かなり注目の会見になったと思います。
DIGにもこれまでの経緯というのは記事に挙げられて、そして福岡県のみならずエリア外からも大きく関心を集めていましたよね。
そうなんですよ。議局の方でも特集を組んでいるところもありましたし、
それから会見当日は複数の放送局がライブ配信していましたし、
RKBでも会見の模様は今、全てノーカットで見られるような状況にしていますので、注目度は非常に高いと思います。
会見で問われた3つの主要問題
そんな中、開かれた会見ですけれども、ポイントになったところをぜひ教えていただきたいんですが、まずはどういうところになりますかね。
大きなテーマとして出たのは海外視察の問題と、他で言うと、県の幹部職員の多くの方が議長などの政治資金パーティーに参加していた、
いわゆる部課長会問題と言われるものと、県議会で検討されてきた取材制限の問題、大きくはこの3つかなと思います。
まずは海外視察に対してですけれども、高額なホテルの宿泊料も支払われていたというのもありましたけど、
それが必要なのかどうかとか、使い道としてどうなのかとか、この辺りに関してはどんな言葉が返ってきたんですかね。
議長はその契約に関して自身は関与していなくて、そこまで詳しいことは知らないという発言で、
ただその報道陣から、実際高額な費用にはなっているので、それについてどう思うかと問われたときは高額だったと思いますというふうに、
謝罪というか反省の弁は述べられたという形ですね。
これは海外視察についてはこれからも続けるというようなこともおっしゃってましたよね。
そうですね。これまでも海外視察ずっと続けていくという発言されていて、その考えはこれからも変わらないという回答されていました。
かなり語気を強めてましたよね、その時は。
そうですね。記者からの質問に食い気味ではないんですけど、かなりそこは力を込めて話されていた印象はあります。
必要であるならば、こういう目的で、あるいはこういうことを視察に行ったからこそこういう成果が出たとかね、
そういう説明に納得のいくものがあれば、全然必要であれば言ってもらって構わないんですけどもね、
そこのプロセスをきちんと透明化というかはっきり示してほしいですよね。
はい。今現状やっぱり報告書があまり出ていない状況で、成果というふうに県議会側は言うんですけども、
その成果がどういうものなのかというのがやはり見えない状況なので、なかなか不透明な状況が続いているのかなと思います。
政治資金パーティーと幹部職員の参加問題
なるほど。続いてが2つ目ということになりますかね。いわゆるパーティー権の問題ですよね。
これについても、これまで議長とか副議長の就任パーティーに、県の幹部職員の方が結構参加されていたんですけど、
やっぱりそういった認識というかですね、あまりなかったというか、ご自身の勉強のためとかで来られているという認識で、
県の調査ではそこに孫択があったというふうに結果も出ているんですけども、孫択があったかどうかはわからないという発言でした。
なるほど。自分の方からはそれがわからない、見えないというところもあるのかもしれませんが、
取材制限案と議長の認識
そういった2つの問題もあって、いろいろ取材を通じている中で、そこに対して制限をかけてきたということがまた1つ大きな問題になったわけですけど、
ここに対してはどうでしたか。
この取材制限の案自体も、自分自身はそもそもチェックというか見ていないので、知らないものだったというふうにおっしゃっていて、
ちょっと報道陣からそれについて疑問はあるんですけども、ご自身は基本取材はウェルカムだし、
もしそういう素案を見ていたらこれは絶対ダメだとやめろというふうに言っていたと。
だからあくまで私は知らなかったというふうにおっしゃっていました。
会見の全体的な印象と記者の見解
どうでしょう。全体の通して、会見ってどのくらい行われたんでしたっけ。
もともとは1時間の想定だったんですけど、やっぱり報道陣からの質問がずっと続いていましたね。
約1時間半。
ただやっぱり発言に対して、それはどうなのかという疑念を感じる部分もありましたし、
かつ取材している実感と違う部分があったので、それに関しては検証というか反証しなければいけないなというふうに思っています。
会見というと記者からの質問に対してどう答えるかってところに注目されがちですけども、もちろんそこ大事なんですけど、
答えなかったとか、質問をどう交わしたかっていうところもすごく気になるんですけど、
なんかその部分で印象に残ったこととかってありますか。
そうです。やっぱり海外視察の公約と言われているホテルの問題。
やっぱり契約に、議員としてはノンタッチ関わっていないという。
ただやっぱりその取材している感じだと、やっぱり知らないということはないのではないかという。
かつ実際に泊まっていらっしゃるので、それを公約と思っていなかったというのも少し違和感を感じるものはありました。
会見後の県職員の反応と知事の謝罪
なるほどですね。こうやってその会見が行われたということですけども、その記事に載せたことによって反響というのはあったんですか。
多くの職員の方とか、県の職員の方と話すこともあるんですけど、会見はやっぱり職員の方も注目されていて、
ただやっぱり多かった感想としては、やっぱり変わらないのかなという印象を受けたみたいです。
知事と枕内議長は議会改革、県の改革を進めていると言ってますけども、
やっぱり県の職員の方は結局やっぱり今の状況変わらないのかなと感じていらっしゃる方が多かったです。
会見の翌日ですかね、福岡県の6月議会、定例議会が開会したんですけれども、
その時に服部知事が議会で謝罪をしていまして、これも野島記者が出稿してリグに載せているんですけど、
これもちょっとどういうことなんだろうということをぜひ解説していただけますか。
何に対する謝罪だったんですか。
6月12日の代表質問に知事が答える形で、質問自体はワンヘルスの予算、
ワンヘルスを推進する重要性と関連予算の妥当性についてという質問に対して、
知事がこれまでワンヘルスといえば何でも予算がつくという誤解を県民の方に生じさせてしまったので、
深く反省していますという発言をされていました。
でもそこに何かちょっと違和感みたいなものがあったんですよね。
多分知事の趣旨としては、これまでかなり膨大に膨らんできたワンヘルスの予算なんですけども、
実際その中にワンヘルスとして認められない、すべきじゃない予算まで計上してしまったので、
そこまで実際は膨大な予算じゃなかったんですよと、多分そういう趣旨でおっしゃられたと思うんですけど、
ちょっと違和感を感じましたね。
ワンヘルス予算謝罪への違和感と問題の本質
私の印象はワンヘルスの是非に問題をすり替えているような印象を私は持ったんですよね。
おそらくその会見でも県民でも思っているのは、ワンヘルスの是非ではなくて、
ワンヘルスを語ったり、海外視察の目的を語ったり、いろんな活動をされているんだけど、
それがあまりにも不透明じゃないですか。なぜこの金額なんですか。
ここに行く必要ありますかっていうところが全く見えないことに対して質問をしているんだけれども、
ワンヘルスの是非にすり替えられているような印象を私は持ったので、そこはどうなのかなというふうに思いましたね。
県議会における追求体制の欠如
ただ議会の中でそういった問題とか、今回の倉内会長が会見を行った時に出てきた大きな問題ですよね。
そういったところを追求する人側、会派とか各党はいないんですか。
今、福岡県議会にはそれが全くない状況で、他県の県議会では普通は野党の会派とかが追求するんですけど、
これがなぜか全くないという状況です。
それだと全てがそのまますんなり通ってしまうというような場になっているということですよね。
そうです。あくまで県議会の中では私はもう事情作用がないのかなと厳しく言えばそう思っています。
今後の展望と県民への呼びかけ
なるほど。
ニュースリグではこれまでの取材した記事、閉ざされた県議会検証ということでまとめて掲載していますので、
是非こちらもご覧いただきたいと思っています。
今のこの状況を県民の皆さんがどう思うのか感じるのかということと、
そして来年に向けていろいろな地方選挙というのも福岡県内も行われていきますので、
我々の関心事と思っていろいろなニュースをしっかり見ていただければと思います。
この時間はRKBニュースリグ、高戸昭子編集長と報道部から野島有希記者に来てもらいました。
お二方ありがとうございました。
ありがとうございました。
是非、RKBニュースリグも検索してみてください。
12:02

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