後藤さんの経歴
はい、宮崎の時間をゆるっとやっていきたいなというふうに思います。
この番組は、宮崎で活躍する人たちに来ていただいて、その人となりの話を聞かせていただいたり、どういうふうに宮崎と関わっているのか、みたいな話を伺えたらなというふうに思っています。
今日のゲストは、合同会社カネック代表の後藤さんに来てもらっています。
こんにちは、後藤です。
体調がいいのか?
戻りきっていない。
だいぶ戻ってきました。
戻ってきました。ありがとうございます。
後藤さん、人となりを紹介するっていうのは、まあいらんのかなと思うんですけど、ただ僕、人のこと気になるモンスターなんで、後藤さんがどんな、今に至るまではちょっと聞きたいなと思うわけですよ。
何歳ぐらいの時から。
どこから行きましょうかね。
ただ、もしかしたら、もちろん知らない人も聞いてあると思うので、後藤さん、簡単な自己紹介だけ、ククッと、いいですかね、お願いします。
20歳ぐらいの時に、俺自身はもう高校みたいなのもあんまり行かない状態で、バンドやってたんですよね。
で、ずっと音楽やってて、20歳ぐらいの時に海外のレコード会社と契約して海外にライブやってたり、もう24歳ぐらいまでは、15歳から25歳ぐらいまではずっとバンドだけやってた感じ。
それ僕、ちゃんと知らんかったんですね。
あんまり言ってないし、聞かれないから言わない。
ずっとバンドやってて。
ちなみに楽器なんですか。
これベース。
一緒ですね。
誰と。
僕も。
なんか嫌だな。
僕も実は、20代、24まで音楽やってました。
そうなんだ。
ベースです。
本当に。
ベースボーカルです。
ちなみに。
これベース。
なんでその変なマウント取らなきゃ。
どういうことよ。
だからそれまでずっとバンドと海外と行ったり来たりずっとしてて、シアトルにあったんで。
で、帰ってきてその後、プロレス好きだったんで、新日本プロレスの映像制作の会社でアルバイトでずっと働いてたんですよね。
デザインと仕事の考え方
そこで、アルバイトだから全然大事な仕事は任されなかったんだけど、いろんなやり方で周りを京都しながら仕事をもらいつつ。
格闘技はどこから入ってくるんですか。
その時ね、格闘技は全然やってなかったんだけど、新日本プロレスの映像制作やってる時に、グレイシー柔術とかが出てきてて。
そして、うちのそばに日本で道場ができたんですよね。
だからちょっと覗きに行こうかなと思って行ったら、そのままずっとそこで練習していいよって言われて。
その柔術、ブラジリアン柔術、その時はグレイシージャパンっていうヒクソン・グレイシーの道場のところで練習させてもらうようになったんですよね。
てことは、ベースは音楽やったんですね。
ほんで、僕勝手に結構格闘技でずっと来て、ほんでその流れでデザインしながらプロレスかなと思ってたんですけど。
じゃなくて単純にプロレスは好きだった音楽マン。
で、プロレスのところでデザインのそういうのをやりながら、後からグレイシー柔術なんですね。
そうそう。
知らなかったですわ。
だからプロレスのところでTシャツとか映像のデザインとかやりだした後に、プロレスがちょっと下火になってVHSっていうのもなくなって。
DVDからサムライっていう配信の方向に移行するにあたって、うちの会社もちょっと弱くなってきて。
で、俺そのまま橋本深夜っていう、あそこの団体の人のTシャツとか作るようになったり。
で、その流れでプライドっていう格闘技の中でのTシャツをデザインさせてもらうようになったりとかいう風に移行してたんです。
自分自身も格闘技屋のその時にのっぺりハマっているみたいな。
ハマってて、そうなんですよ。
それまた東京ですよね。
ずっと東京でやってて。
だから基本的にはデザインを教わったこともなければ、何もないんですよね。
なんとなくやってたら、商品になって。
だからその時にはレスラーとか格闘家のパンツのデザインもやったりとか、そんなのやりつつずっとやってたんですよね。
ちなみに東京じゃないですか、どのタイミングで宮崎くるんですか?
その後に雑誌のデザインとかウェブのデザインとかどんどん広がっていくんだけども、やっぱりちょっと俺始めたのが遅かったと思うんですよね、デザインをね。
26、終わりから27から触れだしてるから。
でも俺のこのズーズーしたというか、適当にやる感じでガンガンやれてはいたんだけども、やっぱりある程度の仕事やっていくと複数体制になっていくでしょ、デザインって。
発注する人とデレクターと何かあった時に、あまりにも俺その仕事知らないからデレクターの仕事とか発注することの仕事の関係性とか全くわかんないで30迎えちゃうのがすごい怖くなっちゃって。
ちょっとね、なんか褒められるしデザインはいいねと言われるけど多分俺この上流のデザインを知らないとずっと依頼されるだけだろうなっていうのはうっすら怖くなってきて。
でも東京で全くそういうのがないまま30でデレクターやりたいって言っても多分もう無理なんですよね。
会社にも属してたわけじゃなかったからだから仕事は来るけどちょっとなんかこれ俺良くないな未来的にと思ってなんかデレクションというかもっと深く関わるデザインのことやりたいなとはね朧げに30ぐらいから思ってたんですよね。
その時ってフリーですか?
完全フリー。
いわゆる今でいうフリーランス的な。
でその時にうちの奥さんが宮崎の人なんで。
もうその時は結婚していた?
結婚もしてないんですけど。
それでなんか宮崎遊びに来たら俺自身がそのね生まれが千葉の松戸ってとこだしすごい下町でしょ。
だからあんまり俺の中で田舎に帰るって感覚が全然なくて。
それがすごい新鮮でなんかいいなと思ったんですよね。
ただその時なんか海外でちょっと仕事というか日本人向けのデザインやるって話もあったりとかして海外か宮崎かどっちでもいいなっていうぼんやり思ったぐらいだったんですよ。
でもなんか宮崎来た時の感じとかが自分になかったからまあいいかなと思って本当にあんまり深く考えないで来ちゃった。
全くだからその失礼とか一切ないですよね?
何にもないし来て3日ぐらいにうちの奥さんになんかスマホ現れちゃって何もかもなくなったもん。連絡先か何か。
でもちょっと甘かったね。やっぱなんとなく仕事ってこっち来たらあるかなと思ってたけどやっぱり何の武器というかもなく来てもちょっとそれは甘かったなってのはあったね。
なので今の本業は自己紹介をギュッとまとめるとデザインの会社をやっているんですよね。
デザインの会社はい。
っていう顔とあとさっき話しちらっとあった柔術もそこからグーッとやってでこっちでも道場やったりしてあるじゃないですか。
マネタイズの重要性
そうですね。バッファロー柔術で道場やってます。
道場のあれは何て言うんですか師範って言うんですか?
師匠。代表。
代表。道場の代表もやっている。結構いろんな顔あるじゃないですか。
イベントを企画する顔もあればそれこそさっきディレクションができるかどうかわかんないって言ってたところに今ディレクターとしていろんなことをこうディレクションしてやってるじゃないですか。
それは今度は宮崎でフリースタイル的に学びながらやってきたみたいな。
そうですね。でもあのビーチパーク、青島ビーチパークで宮原さんが一番俺にとっては大きかったと思うな。
リアルなディレクションというか、いろんなやり方があるでしょディレクションって。
大島さんわかると思うけどいろんな攻め手があるじゃないですか。優しくやったり厳しくやったりブルドーザー的にやったり。
宮原さんのそのいろんなやり方のうちの1個だと思うけどその豪安みたいなのを見させてもらったのはかなり大きかった気がする。
自分の中では全然仕事への向き合い方も足りてなかったし、いいものを作ればいいのかなってぼんやり思ったままデザインしてたなっていうのはすごくあったなって気がしちゃったな。
人に届けるってことをリアルに考えてなかったかもしれない。
そこにお金っていう概念はその時は強くもともとあったか、いいものを作ったらいいって今おっしゃってたところと
人に届けるにはいいものを作ったら届くわけでもなくてその業間を埋めるいろんな作業が必要だが多分ディレクションだと思うんですけど
その結果最終的にはお金にならないといけないのかなっていうのは結構強くあるんですけど
もちろん。だから最終的には3つのパーツが揃わないと絶対無理で
だからお金を考えないと割と簡単じゃないですか別に。だって一瞬だけすごい変わったことをやって人の字幕に乗ればいいわけじゃないでしょ。
俺は継続させることが重要だとかなり思ってるんで。のはやっぱりお金だと思うんですよね。
だからマネタイズって自分の中では。だから宮原さんからすごく勉強になったのがマネタイズ力かもしれない。お金のこと。
だからさっきの届ける届けないってのは自分の中のハンドリングができてなかった話で圧倒的に欠けてたのはお金を考えるっていうことはすごく勉強になったかなっていう気がする。
お金を稼ぐとかっていう言語化した瞬間にえ?みたいななんとなく日本の独特のあるじゃないですか。
お金を稼ぐことと稼いで高級ブランドとか高級会社を乗り回すというお金を稼ぐではなくて事業を継続させるイベントを継続させるためには利益が必要だっていうある一定の適正利益を
もう適正利益は絶対に必要だっていうこれを結構浅く言っちゃうとなんかこうハレーションが起きるというか
特に若世代はそんな印象があるような感じですよね。なんとなくですけど。
俺の中ではデザインってやっぱりお金の概念がないと良くないんですよね。
例えばだってチラシ作ってほしいって言われた時にいいもの作るから1ヶ月かかりますって言ってイベント次の日ですってなっちゃったらダメでしょ。
少なくともイベントの効果チラシの効果お金をもらった効果を費用対効果を必ず出すとしたら
いいものを作って早くやるは絶対必要なわけでその3つのバランスの中にお金が入ってないと自分が納得するまでやるっていうのをデザインって捉えられちゃったら
やっぱりお金にならないから結構それはアートとかデザインとかの考え方なのかもしれないけど俺はもうまずはお金だと思うんですよね。
今出たちょっとこれ僕永遠の課題かなと思ってる。時間かけたらいいものができるみたいな
これ多分日本ってその修行期間とかなんかそういうのあるじゃないですか。
時間かけて作ったものがいいものみたいな。3分で作ったらあかんあかんあかんみたいななんとなくあるじゃないですか。
時間かけた方がいいところもあると思うんですよ。だけど多分デザインに関しては絶対それが正義とは思うんですけどね。
絶対正義どころか俺はもうなるべく早くやってもいいものはできると思ってて。
だってもう練り直してこれですみたいな汗の匂いがするデザインってなんかダサくない?そもそも。
それよりも俺今これだってピャって書いたものが良ければそれでいいと思うし
なんかそこに頑張った感みたいなエゴを入れるデザインとか俺全然好きじゃないですね。
日本っていう古き良き的な長く時間かけて修行したやつ。お寿司握るのもみたいななんか言われてた時代じゃないですか。
今はそれこそロボットが握っちゃうみたいな。多分日本文化ってそうで長く時間かければなんかいいとか
稼ぐっていうものをアウトプットすることにすげー悲観的。もう一個ねデザインにお金払わなくないですか?
全然払わないよ。
でしょ?そうなんすよ。
地方と首都圏の差って言われたら特に行政と仕事してるとお金が全く払われない。概念がない。
だから見えないものにお金を払うようなのができてないから
だからチラシなんか何万枚も必要じゃないのに何万枚をもらわないとデザイン費が出ないんでって言われて無理矢理作る場合もあったりとかするとやる気なくなるというか
そうじゃないでしょ。だからディレクション業監督業とかこういうものを作るとこういう効果があるっていうのでみんなでまとまろうというような話し合いにはお金が派生しないね。
もうそれ一番良くないと思う。
例えばAさんがロゴ書いて1万円、Bさんが書いたら3万円、有名になった人が書いたら100万円みたいなもちろんそういう世界ではあると思うんですけど
その3万と100万の間がなさすぎるなと。
それはそうだね。ほんとそうだと思うな。
宮崎のロゴ制作とかデザインとかあとは目に見えないプロジェクトマネージャーとかディレクション費みたいなのって実際どんな感じなんですかね?
どんな感じというと
認知というかちゃんとお金になる前提があるのか。僕は事業をすべてそれはもらえないものっていう前提で事業構成を作ってるんですよ。
クリエイティブプロセスの挑戦
でもディレクションフィーっていうのは一応名誉分にもらうんですけど、でも正直それはそんなに僕安くないですよって思ってるところがあるんで
そもそも構造にそれを入れなくても利益になるような仕組みにして作っているがこれもどこでやってるのもそうなんですけど
ことも宮崎はどんなイメージですか?
多分僕が下手かもそれは。
もっと上手くやれば僕も自転車でここまで来てないですよ。車乗ってきてますよ。ちゃんと。お金稼ぐのが多分俺下手だもん。
どうしてもそういう話し合いをするのが辛いっていうか大変になっちゃって。
だから楽しかったらやるよっていうような安くてもね。それが増えた結果なんか俺楽しいことが多くて楽しいからただでやってるようなものだけが増えて今大変だよね。
本来はもうちょっとそれをうまく考えればよかったけどなんかそれをやってきた結果自分がやりたい仕事は来るようになってるけど
そこでのマネタイズとかもっと言うとそういうマネタイズの教育じゃないけどなんか行政とかともあれができてなかったかなって気がする。
行政でマネタイズするは多分一定だしそれは増えないがそれを一つの扉としてその奥の扉でマネタイズするみたいな仕掛けとしてはそんな感じかなって思うんですよね。
いや本当そうだなと思っててそこでというよりもその後だったりなんだったりとかのなんかゲートの奥だよね多分お金を作る。でもそこに行くまでに多分俺もう飽きてるというか。
それが良くないとこじゃないかな。なんかとはいえ自分もいいものを作ろうってところに夢中になっちゃったりするところがあるからなんかそこで終わっちゃうっていうのは自分の良いところでも悪いところでもあるのかもしれないね。
何やってる時が面白いんですか?
俺長いページのレイアウトとかしてるのが大好き。
どういうことですか?
本のデザインとかだから何となくこういうの作ってとかいうよりももうこれどうしていいかわからないみたいなので300ページの本とかをデザインとかしてるときはもうめちゃくちゃ集中できるね。
300ページの本の?
だから原稿が来て写真どこに入れてとか昔本のデザイン結構やってたんで。
割り付けみたいな?
割り付けみたいなしながらこうやるとここで読ませてとかリズムがあってとかページものみたいなレイアウトを考えたりするのがやっぱりすごい好き。
でもやっぱり今ってこういう紙広告にお金はかけないでしょ?だから30ページのパンフレット作ろうとか100ページの写真を作ろうとかもうないじゃん?
まあなかなかないですよね。
4ページぐらいだとちょっと俺もうちょっと長くやれたら俺の良さ出るのになと思うときはもう。
それは長いと面白くて良さが出るっていうのは何でなんですか?
ページごとにダイナミックなリズムが作れると思う。
例えばそらし戸の写紙を作ったのね俺50年紙かな20年紙かそらし戸の。
その時も文があって写真があってじゃなくていきなりそらし戸からただの別の紙を1枚ポーンって差し込んだりとかそういうアクセントとかをつけやすいのよね。
いきなり子供の顔だけにしてみたりとか真ん中に一文字だけにしてみたりとかそうすると次の時に文章が入っててもそれが生きてきたりとかそのリズムを作りやすいのよねページものだと。
それってペラ一の紙やったらグラフィックバーンみたいな話でそれ以上でも以下でもない。
イベントのライブ感
読みもんで次々と繋がっていくもんやったらそういったのを入れれるっていうことを。
そう流れが作れるなーって感じ。
でいくと例えば1日で終わるプロジェクトってグラフィックに近いかなと思ってて。
でもこれが1回5回10回で続いていくものみたいなそういうところに面白さを持って感じるかもしれない。
でも最近やってるイベントとかっていう風に違う顔みたいなけどなんか自分の中で割と一緒でリズムですね。
だから春夏秋冬であるとしたら夏はこれで秋で1回こう足踏みしておいて冬の時はこうみたいなの全体の中でリズム取る感じ。
だから全部に100点取ろうとか全部に人満員にしようとかいうのって多分無理でしょ。
だからここの時はこう作ってあとはゆっくりちょっとずつのテンポをここにしてみたいなのがイベントの1年間とか街中ピクニーとってその街のなんだっけ外のイベントとかそういうのを結構考えてたかもしれない。
リズム?それはあれですかねベースから来るんですかね?
知らない。俺落語とか好きだからかもしれない。
落語好きなの?
俺すっげー落語好き。
落語を僕お笑いめっちゃ好きなんですよ。
お笑い好きな対象のお笑いやってる平場で喋る人とかが上手だなと思う人達ってみんな落語好きなんですよ。
なので落語を僕も聞こうと思ったんですけど聞きながら寝ると病で睡眠導入なんですよね。
聞きながら寝てるから。
全然聞けないんですよ。
寄せ行ったらいいんじゃないですか?現場で見に。
現場で見るとあれって空気を支配する和芸だから。
なるほど。
基本的にテクニカルタームじゃないんで。
だから本当ね、例えばだけどつまんなそうに出てきてゆっくり歩いてこうやって見回して
なんだピリつかせんなと思った時にえーみたいな高い声出せばそれだけで笑ったりするでしょ。
だからね、プレゼン資料じゃなくてプレゼンに行く人間力みたいなのを見る感じがして。
俺はやっぱ寄せの方が全然面白い。
生で言うと僕大阪と宮崎と半々でやってるじゃないですか。
大阪だとNGKってグランドヶ月があって新喜劇があるんですよ。
でも必ず3ヶ月に1回絶対行ってるんですけど。
あれの何を見に行ってるかっていうともちろん新喜劇の単純にあれも好きなんですけど
大御所の師匠クラスの人たちがどんどん引退とかなくなっていって
いわゆる古典的なギャグを持っている大御所の人たちを見に行ってるんですよ。
なるほど。
あれテレビで見ても王女をしますぜ!っていう
王女をしますぜ!みたいなのがある日引きされて
そう、全然思わないんですよ。
YouTubeで見ても多分マジで思わないですよ。
でも現場はバクバクして一番笑い取るんですよね。
多分そういうことだね。
俺も割と好きなNGK行くの。
うちの子連れて行って
やっぱりシソンヌとか若手の結構強い子たちが出てたんだけど
半身巨人だったのね。師匠。
うちの子なんか知らないし興味ないんだけど
出てきてさ、空気のつかみ方と
あのでっかいおじさんとちっちゃいおじさんっていう異様の人がえらい動いて
空気を支配してくるのがめちゃくちゃ面白くて
俺もあそこまでやるんだっていうのはちょっとびっくりしたし
やっぱりああいう生き残っている人たちの空気をつかむ感というのはすごい面白いなって
改めて
プロですよね。
坂田師匠が亡くなる
俺1ヶ月半前くらいかな。2ヶ月前くらいに見に行ってたんだよね。
そしてもうボケちゃってる感じの動かなさで
絶対動かないよね。
ああってなってるんだけど
周りの人たちがこうか。いや違うみたいな感じで
周りが全部動いてるの。
それでもめちゃくちゃ面白くて
すごい良いもの見たなと思った。
その新喜劇はもう
なんすかね。僕はずっともう
ちっちゃい時からも本当にね
わりと日常にあったんで
ちっちゃい時も面白かったんですけど
今見たら何が面白いのかっていうのが
言語化できてるのが面白い
確かに確かに
それはね
だからライブ感っていうのはすごく重要だなっていうのはね
ずっと感じているかもしれない
この間そのハロー!で夜のイベントやったじゃないですか
それもなんかそういうのあれですかね
あるんですかね
そのライブ感
リズム感というか
ライブ感というか
なんかあれに関しては
ちょっともうこうすればいいとかっていうのも
もちろん考えることあるし
それも予算も含めてね
もっと予算あればなと思う分もあるけど
なんか自分のイベントとして
他の人たちが受けた印象としては
僕の場合はわりと
ここでこうだからこれをしてほしいとか
ここでこうだからこうすると
みんなでこうしようとかってあんまり言わないんですよね
だから例えばブリトーさんとか
やりたかったらこういうイベントの趣旨だから
こういうのを出したら
こういうお客さん来るから
じゃあうちこういうの出そうかなとか
積極的にこうやってくれる人は売れてくるんですよね
でもこういうのを出した方がいいって言われなかったとか
写真くれって言われなかったとか
言うような人たちはやっぱりそこの当日も
どういうのを望まれてるかっていうのを
空気感で感じるのがちょっと弱いのかなって感じる部分もあって
だから僕はそこをガチガチに決めてないから
言って欲しかったって人もすごくいるだろうなと思う
反面
全部を決めてないから
じゃあ俺これしようっていうので
設計図以外のグルーヴ感生まれるなとは
この前は思ってたかな
イベントごとって
オルハン新巨人師匠が空気を作って掴んで
それを完全に支配してコントロールするのと
ああいうイベントって
出来上がっていくまでの過程もあるし
当日の何となくそんなのもあるし
面白いは面白いですよね
すごい面白い
主催者としての役割
乗っかれる人がうまいこといくは
やっぱ絶対あると思うんですね
本当絶対そう
だから売れる
どうやったら売れるかなだけだと
そこのグルーヴ感って多分出ないですよね
お客さんも馬鹿じゃないから
楽しんでるなここの店の人ってところに
クッてやっぱいっちゃうなってのは
絶対今までイベントやってて
もう間違いないと思う
だから主催者が楽しむっていうのは
すごい安くて簡単な言葉だけど
意外に主催が楽しむって
主催一緒にお酒飲んで騒ぐってことじゃなくて
すごく配慮しながら
楽しめてない人もしくは
ノイズになっているものがないかなっていう
ようなところを見るっていうのは
やっぱ必要なんだろうなと思うし
自分の役割としてはそこかなって感じ
仕事と
イベントの主催する
お金もらってる以上は仕事じゃないですか
仕事
これは仕事だから
っていう議論にはならないと思うんですよ
遊びと
楽しんでる
仕事の境目は結構グラデーション
なんとなくそんなイメージなんですけどね
そうですね
俺もそう思う
例えば子ども向けのイベント
ここには子どもが来るから
何十代の女性が来るから
これをやった方がいいっていうのは
ただのこちら側の勝手な計算でしょ
でもそれって
ある程度までいくのかもしれないけど
俺はそこから先の面白みが生まれないと思っていて
それよりも
主催者
出展者関わる人が
こういうスキルを持ってるから
せっかくだからこのスキルを持った人たちの
能力を生かそうと思うと
グルーヴ感が生まれるなっていう感じがすごくして
だから主催者が
関わる人たちの能力をちゃんと把握することが
できてないと
すごくつまらなくなっちゃうなと思う
そこまで
考えてディレクションしたり
ブランディングしたり
イベントを作っていくじゃないですか
これって頭の中で行われているし
評価されにくいし
分かりにくいので
お金になりにくいみたいな
たぶんこれが日本の
よくある構図なんですけど
たぶん後藤さんの場合は
後藤君は素晴らしいからね
予算つけるよってつけたとしても
たぶん英語を作りたいから
そこにぶち込んで
全部使っちゃった
ほんとよね
だからお金にならないね
使っちゃうね
何なら足りないかと思ったもんね
あれと思って
それが
定期的にやっていくような感じなんですか
イベントと
一応
主催者というか
ハローにしてもそうだけど
もうちょっと評価してほしい
評価って俺を評価しろってことじゃなく
来た人が楽しんでるな
楽しいものを作りたい
必要だなっていうような
考えを
もうちょっと持ってほしいなって気はするかな
評価の受け取り方
場所を提供する側の人たちも
僕それね
怖いの?
いやいや
2年ぐらい前が
僕ピークだった
もうちょい前か
めっちゃ評価
なんでこんな評価されへんのやろうな
って
うちの会社
結構
もう
インスタキラキラの会社
これなんなんやろうな
ってすっげえ考えてる
時があって
答えは出てないんですけど
それと向き合って
なんでなんだろうな
をずっと考えていった結果
ある仮説に行きついて
それが分かった瞬間に
いろんなものが
いいわにすごくなった結果
本業の部分が
ちょっと評価いただいてるな
みたいなのを感じたりとか
ぐるっと回って
変わってないんですよ
一切
僕の受け取り方が変わったんで
周りが変わったって勝手に思い込んでるんですけど
評価はされてるはずなんですよ
でも今後藤さんが
もうちょっと
見てもうとめんちゃうっていうところから
次の境地に行ったら
結構評価してくれてるじゃんってなるんちゃうかな
実際評価はされてると思うんですよ
だとすると
それはすごく足んない部分であって
あともう一個としては
評価されたい人にされたいっていう欲が強い気がする
この人にされたいのに
個人じゃないよ
会社とかね
そこが見えてないと
次に繋がらないなっていうのに対して
なんだろう
アプローチが下手かもしれない
それをなんで見てないのって
俺メンヘラっぽくなっちゃうから
本当はもっとちゃんと伝える方法が
いっぱいあると思う大人として
でも俺そこの教育がないから
なんで見ないんだよこんなあれなのに
周りはみんな言ってるのに
っていうような
見えちゃう
それね多分
僕結構得意なところ
得意だろうなって思う
俺はその教育がない
しれーっと
あの人にこれを言わせたら
一番効果あるやろうなあの人を
ふわーっと連れてきて
おーそうなんだってなって
みたいなのを
作って
それができないのよ
俺目の前にいたら
メンヘラですよ
メンヘラおじさん
今やってみたいになっちゃうから
実際そう言わないけど
気持ちとしては
上手く作戦を立てることがそこに関して
下手やね
でもそれって自分らが仕事の一部だから
そんなに気にしてはいない
セルフプロデュースとか
セルフプロモーション的な
っていう言い方をするんかな
と思うんですけど
自分自身がどう見えるのかっていうのを
作っていく作業
これって
でも届けたい人が
見てなかったら見えないじゃないですか
これはいつ来るか分からない
見るべきとき
素振りみたいなもんやと思うんですよ
打球来たら打つときの
練習
この間には多分
その人
届けたい対象物に対しての
過程の
ここのマップを
ちゃんと描いとかないといけないかも
だからそれは俺がメンヘラだから
なんで俺を見てないんだ
一生仕事してるのにってなっちゃうからね
今はさすがにそんなに強くないよ
全然大丈夫なんだけど
それも大げさに言ってるけど
でも下手だなと思う
ただ
対外的な
うちの会社としての見られ方のマップとしては
うちが王道をやることは
とても少ないのね
予算が完全についてて
ブーストさせていくような仕事
よりも予算もないしどうしていいか分からないけど
この空いた隙間みたいなの
何かできるんだったら面白いことしてくれ
みたいなのはうち受けることが
多いでしょ
街中のことも公園のことも
みんなあそこをメインにここから何かしておこう
みんなの期待を受けてやった仕事じゃないわけで
てなってくると
そこを俺はいい感じで
出したなと思っても
やっぱり王道じゃない分
ある程度の評価の天井はすごくある
それで言ったら一緒かも
だからそこに関しては俺一緒かなと
王道ではない
だからそこに対して卑屈になってもしょうがないから
吉本と小竹だなと
俺は思うようにして
小竹芸能だと思って
いくら頑張っても
南川みたいな面白い人も出てくるだろうし
だから吉本みたいな王道に対して
うちはやっぱり隙間を
しっかり評価を出す
答えを出していくような形かな
という
吉本小竹やと
まだ近くて吉本地下芸人ぐらいの
多分これぐらいの差やと思って
やってると
イメージが当たる
だから俺は完全にずっとチャレンジャーだと思ってるし
クリエイティブな取り組み
ゲリラ的な活動で
一番力を出せるなとはずっと思ってる
建築家と呼ばれる人で
すげえ有名な建物を建てて
なんとかしようなんとかしよう
とかあるじゃないですか
僕やってることで
王道じゃないんですよね
全く言うたらここもそうですよね
どないしようもないビルに
お金かけてこんなん作って
誰も評価してくれないみたいな
でもこれ
なんと言ったらいいんですかね
僕まだ言語ができてないのであれなんですけど
多分僕の中がどんどん変わっていって
僕もだから結構面減らすよね
減ららなくなってきたかも
そう
お金?
余裕ができた
お金とかでも
でもある程度俺もだけど
俺もなくなってるのは
たぶんやっぱりうちのスタッフの坂本くんが
評価を受けてきたりとか
あと周りの若い子が
しっかりね
意識というか
組んでくれてるってことがとても多くて
それに対してすごく安心してる
なるほど
今ちょっと話に出た
若者とか
後藤さん50過ぎてる
僕もうすぐ50
アラフィフ
アラフィフが今後やっていくべき
クリエイティブの
領域
それから宮崎での
クリエイティブ
アラフィフの動き
立場こうあるべきじゃないのか
みたいなやつを
次ちょっと話したいなと思うんで
これ来週にできたらなと
今週はこれぐらいで
終われたらと思います
ありがとうございました