00:04
寝落ちの本ポッドキャスト。こんばんは、Naotaroです。
このポッドキャストは、あなたの寝落ちのお手伝いをする番組です。
タイトルを聞いたことがあったり、実際に読んだこともあるような本、それから興味深そうな本などを淡々と読んでいきます。
エッセイには面白すぎないツッコミを入れることもあるかもしれません。
作品はすべて青空文庫から選んでおります。
ご意見・ご感想・ご依頼は、公式Xまでどうぞ。
寝落ちの本で検索してください。
また、別途投稿本もご用意しました。
リクエストなどをお寄せください。
それと、最後に番組フォローもどうぞよろしくお願いします。
さて、今日はですね、
アーサー・コナン・ドイルの
臨時急行列車の紛失です。
シャーロック・ホームズの生みの親ですね。
1859年イギリス生まれ、イギリスの作家、医師、政治活動家、
推理小説、歴史小説、SF小説などを多数記した。
とりわけ、シャーロック・ホームズシリーズの著者として知られる。
ということで、江戸川コナンくんの、コナンはこのアーサー・コナン・ドイルから撮っているということでしょうな。
の、臨時急行列車の紛失です。
ミステリーってことなのかな。
淡々とやっていきましょう。
それでは参ります。
臨時急行列車の紛失。
はしがき。
事件の発端
死刑を宣告されて、今マルセイユ監獄に繋がれているヘルバルト・ドゥ・レルナークの告白は、
私の信ずるところでは、どこの国の犯罪者を紐解いてみても、絶対的に先例がなかっただろう、と思われるような、
あの異常な事件の上にようやく一道の巧妙を投げ与えた。
刊編ではこの事件を論ずることを明らかに避けているけれど、そして新聞もそれに調子を合わせてほとんど沈黙を守っているけれど、
とにかく我々はこの大犯罪者の告白によって、一つの共談すべき事件の謎が解かれたものとみなければならない。
その事件とは今から8年も前に起こった出来事であり、
かつ当時はある外交上の危機が我が英国民の注意を一斉に呼び集めていた時であったため、
事件の重大な割合には人々に感動を与えることが薄かったという事情もあるので、
したがって記者がその事件について集めた材料から知り得た限りの確実さをもって、ここにその天末を述べるのも無駄ではないと信ずる次第だ。
1.
1900××年。それは6月3日のことだった。
一人の旅客が××・ルイ・カタラール氏というフランス名の紳士。
リバプール港にあるロンドン西海岸線中央停車場の駅長、ジェームス・ブランド氏に面会を求めた。
旅客は小柄な中年の紳士で、その妙に猫背のところが、見るからに脊髄骨のフグであることを物語っていた。
その紳士には一人の連れがあった。それは骨組みのがっしりした堂々たる男だった。
が、その男のいかにもうやうやしげな態度と絶えずあたりに目を配っている様子とで、彼が紳士の従者であることが読まれた。
心持ち黒みがかった皮膚の色合いでは、おそらくスペイン人か南アメリカ人だろうと想像された。
見れば、そこには一つの不思議なことがあった。
小型の黒革製の文書袋を、この男がゆんでに携えていたのだ。
そしてそれは、居合わせた一人の事務員の鋭い観察眼によると、革紐で自分の手首にしっかりと結びつけられてあったのだ。
この事実は、その時には決して重大なことには見えなかった。
が、やがて展開されるべき未曾有の出来事は、そのうちに極めて慎重な意義を持っていたのであった。
カラタール氏は駅長室に案内された。
その間、この友の男は部屋の外に待っていた。
カラタール氏は、今日の午後、中部アメリカから入港したばかりであるが、緊急な事件が突発したため、
一分の猶予することなく、至急パリまで帰らなければならなくなった。
ところが彼はロンドン行きの急行に乗り遅れてしまったのだ。
そこで臨時急行列車を仕立てさせて飛んで行くほかはない。
金は問題ではない。時間こそ全てである。と言った。
駅長のブランド氏はベルを押して運輸課長のポッターフード氏を呼んだ。
そして5分間うちに手筈をことごとく整えさせた。
別仕立ての列車は45分以内に出発させることができる。
全路の障害なきを着せるため、それだけの時間は絶対的に必要なのだ。
2両の客車が後部に車掌乗用車を添えて強力な機関車に牽引されることになった。
第1の客車は単に振動を少なくする目的のために付けられた。
第2の客車は例によって1等室と1等喫煙室、
2等室と2等喫煙室という4室に区切られていた。
その機関車に近い方の第1室が2人の旅客のために用意された客車で、他の3室は空だった。
車掌としてジェームス・マックファーソンが、
下部としてはウィリアム・スミスがそれぞれ乗り込むことになった。
カラタール氏は1マイルについて5シルリングという規定の特別乗車賃の割合で、
総額50ポンド5シルリングを支払うが早いか、
アクアクしながら例の連れの男を促して、
まだ30分はたっぷり間があろうというのに、
早舌立てられた客車に乗り込んで定めの室に席を占めた。
ところがカラタール氏が駅長室から出て行ったのとほとんど入れ替わりに、
ホレース・ムーアと名乗る一見軍人風の紳士が慌ててそこへ入ってきた。
彼はロンドンにいる自分の妻が帰得のために上京するべく今は一瞬間も失ってはならないというのだ。
奇妙な偶然である。
誠に偶然である。
その紳士の心配そうな顔を見ては、
駅長も心からできるだけの便宜を図ってやりたいと思った。
と言ってさらに第二の特別列車を仕立てることはもちろん問題にならなかった。
そこにはしかしただ一つの選ぶべき方法がある。
カラタール氏の乗車賃を分担してその隣地列車の水田室を譲ってもらうことである。
カラタール氏さえ承諾してくれるなら。
がそのような申し出に対して不服を言う人はまずないだろう。
けれどもカラタール氏はそうではなかった。
彼は何故か絶対的に愛却のあることを拒んだ。
一旦買い切った以上は列車は自分の専用であるとすげなく跳ねつけたのである。
ホレース・ムーアーは自分の取るべき唯一の方法が
夕方の6時にリバプール発の普通列車に乗るより他にないことを知って
極度の困惑の色を表に表しながら停車場を出て行った。
停車場の時計でまさに午後4時31分。
隣地列車は背むしのカラタール氏と巨人のような銃舎等を乗せ
白い湯気を吐いてリバプール駅を発車した。
マンチェスター駅まではひた走りに走ることができるはずだった。
6時前に早くもその大停車場に到着する予定を持って
午後6時を過ぎること15分。
リバプール駅の事務員たちは
列車の行方不明
マンチェスター駅から臨時急行列車が今もって到着しないが
という電信を受け取って非常に驚いてしまった。
とりあえずマンチェスター駅よりは3分の1ほど手前の
セントヘレンス駅へ問い合わせの電信を打ってみると
次のような変電があった。
リバプール駅長ジェームス・ブランドウェー
臨列遅刻なく4時52分当駅通過
セントヘレンスダウサー
この電報は6時40分に受け取った。
するとまた6時50分にはマンチェスターから第二審が飛来した。
予報の臨列未着。
それから10分後には一層謎のような第三審が受け取られた。
臨列の予報は何かの間違いと認む。
臨列後のセントヘレンス発
短距離列車ただいま到着したるも
臨列の姿を見ずという変審末。
マンチェスター。
この第三審から次のように推測することができる。
もし臨時列車に何かのチンジュが起こったのなら
その短距離列車がそれに気づかずに
同じ線路を走った者とはどうしても受け取れないはずだ。
でないとすれば何かの理由で視線入って
後から来る普通列車を退避しつつあるのだろうか。
もしくはあったのだろうか。
とにかく駅長は
セントヘレン。
マンチェスター両駅間のことごとくの駅に
いちいち電信を打ってみることにした。
打電の順序で各駅から次々と次のような変電が来た。
臨列5時当駅通過。
コリンス・グリーン。
臨列5時5分当駅通過。
アールス・タウン。
臨列5時10分当駅通過。
ニュートン。
臨列5時20分当駅通過。
ケニオン。
臨列当駅通過せず。
バートン・モス。
駅長と運輸課長とは驚きのあまり顔を見合わせた。
僕は30年も鉄道に勤めているが
こんな狐につままれたような事件は初めてだ。
と駅長が言った。
本当に開通以来未曾有の出来事です。
ケニオンとバートン・モスの間で何かチンジが起こったようですな。
だが僕の記憶にして謝りなければ当駅間には視線は一本もないはずだ。
どうしても本線を走っていったものとしか思われんがな。
と言ってその短距離列車が同じ本線の上を?
ふーど君。けれども他に考えようがないではないか。
本線を進行したものとしか考えられんではないか。
多分その短距離列車は何らかの手掛かりになるような事実を見たろうと思う。
よし。もう一度マンチェスターへ打電してみよう。
それからケニオンへも打電して
至急バートン・モスまでの線路を取り調べるように請求してみよう。
マンチェスターからの返電は3分と経たないうちに来た。
今もって何らかの報道なし。
短距離列車の機関車も車掌も
ケニオン・バートン・モス間に何らかの返事を見ず。
マンチェスター。
それから30分が過ぎた。
そしてケニオンの駅長から次の返電が来た。
輪列の行方不明。
当駅を通過したるもバートン・モスに到着せざること確かなり。
貨物車の機関車を利用して本職自らバートン・モスまでゆくゆく調査したるも何らの返事なし。
駅長は困惑して髪の毛をかきむしった。
これは驚くべき発狂だ、フード君。
の彼は叫んだ。
この昼日中、この英国で、列車が空中に消えてなくなろうとは。
実に辻褄の合わない話ではないか。
一台の機関車と二輌の客車と一輌の車掌車と五人の人とが一直線の線路の上で消えてなくなろうとは。
そうだ。もう一時間たっても確かとした放置がないなら、
僕はコリンソフ方面観察と一緒に現場へ急行しなければならないだろう。
けれどもついに、ケニオンからの次のようないまいっつんの電報という形をとって、駅長のいわゆる確かとしたことの一端が漏れてきた。
輪列の機関車、ジョン・スレーターの死体を、
当駅より二マイル四分の一の地点なるハリエ・ニシダの矢布中に発見したることを悲しむ。
機関車より墜落し、長包みを転がりて矢布中に落ちたるもの。
致命傷は頭部の不祥。
付近ただいま精査中なるも列車の行方依然不明。
かくてその夜、駅長のブランド氏は、
探偵長として鉄道会社に併せられているコリンソフ方面観察とともにケニオンへ向かって出発した。
捜索と調査
二人は翌日を丸一日捜索のために費やした。
が、列車の行方は全然わからなかった。
事実の解明を可能に導くべきような推測さえも立てるわけにはいかなかった。
それと同時に、しかしコリンソフ方面観察の報告書によると、
それは現在記者の宅上に置かれてあるのだが、
解明の可能性は決して思ったほど乏しいものではないようだ。
報告書にはこう書いてあった。
領域間の軌道沿線には、炭鉱の散在するあり。
それらのうち、あるものは滑航なれども、そのほかは廃鉱なり。
しかして右のうち、本線より施設線を炭鉱の入り口まで引き込み居るもの7カ所あり。
いずれも長さは2、3マイルに過ぎず。
7カ所のうち、レッド・ガウントレット、ヘロー、デスポンドのスラウ、
およびハートシーズの4炭鉱へ通ずる4つの引き込み線は、
本線に合する部分の軌道が取り除かれ居るをもって、本職はこれが炭素砂を省けり。
右のうち、ハートシーズ港は10年以前まで、当時法主要炭鉱の位置として有名なりしもの。
残るは他の3線、すなわち、
1、カーンストック鉄鉱場引き込み線。
2、ビッグベン炭鉱引き込み線。
3、パーシビアランス炭鉱引き込み線。
なるが、このうちビッグベン線は延長4分の1マイルに過ぎず、
レールは発掘されたら石炭の山のほとりに手つき、途中に何者をも見ず。
次にカーンストック鉄鉱場引き込み線は、
6月3日は、16台の赤道鉄運搬車がレールを遮りて止め置かれありし事実あり。
最後に、パーシビアランス炭鉱引き込み線のみは伏線なり。
外港は山岳花肌大きをもって、6月3日も平常のごとく絶えず線路を使用し、
2マイル4分の1ある全線に沿って数百の労働者が就業しつつありしも、
本線より列車の鎮入せるを認めたるものなし。
しかしこの引き込み線は、かの機関車の死体の発見されてる地点よりはセントヘレン駅により近きをもって、
列車の失踪と捜索
問題の列車は、陳時に出回する前、外線の分岐点を通過せしものと信ずべき理由あり。
機関車のジョン・スレーターに関しては、彼の負傷の模様を検査するも何らの手がかりを引き出しに得ず、
ただ本職は本職の推定し得る限りにおいて、機関車よりの墜落が彼の死因になることを確信し得るのみ。
何故彼が墜落せしか、また彼の墜落後機関車が如何になりしかについては、全然推測の限りにあらざる次第になり云々。
2 それから一月が経った。
会社も警察も絶えず捜索を続行はしていたけれど、消す字ほどの手がかりさえ見出すことができなかった。
検証金が提出されたりした。
人々は今日こそはという期待を持って毎日の新聞を取り上げた。
けれども週、また週が、このクロテスクな秘密の幕を切って落とすことなしに、虚しく過ぎていった。
6月の午後の真昼間だというのに、そしてところはといえば英国切手の人口の長密な地方だというのに、
自列車が乗客を乗せたまま熟練な科学実験の対価が空空たるガスにでも変化してしまったかのように、影も形も見えなくなったのだ。
実際、当時の書新聞に掲げられた種々様々な推測のうちには、この実験の背後には何か利害の利とも言うべき、超自然的な魔力が働いたのだと論ずるものすらあったほどだ。
けれどもタイムス史上に掲げられた当時かなりに有名な機構家として知られていたある論客の署名の下に論ずられた一文は、読者の注意を引くに十分だった。
それは批評的な、半ば科学的な方法で事件を論じようと心見たものだった。
記者は下にその主要部分を抄出してみたい。
外列車がケニオン駅を通過したることは確かなる事実なり、しかしてまたバートンモスに到着せざりしことも確かなる事実なり、
列車が7カ所の引き込み線中の位置に侵入したるやも知れずとの考えは、おそらく最高の程度において事実らしからぬことなり、
されどもそれにもかかわらず可能なることなり、列車がレールなき土地を侵攻するは明らかに不可能なり、
したがって誤人はこの事実らしからぬことを次の3引き込み線に起せんとするものなり、
すなわちカーンストック引き込み線、ビッグベン引き込み線、バーシビアランス引き込み線の3を可能なるものと認むるなり、
思えらくミギショタン港には一種の秘密結社のごときものあって、列車をも乗客をも闇の中に葬り去るべき機械なる能力あるにや、
こは事実らしからぬことに見えて、実は決して事実らしからぬことにあらず。
誤人はここに確信をもって会社に忠告し、もって会社が該引き込み線とその終点に働く労働者等につき、全力を傾注して探査せんことを希望するものなり云々。
この推測は、さすがにこうした事件に関して定評のあるオーソリティの説だけに、かなりの興味を着記したのは無理もない。
しかしまたこの説に対して反駁を試みる者は、論者は善良な人々に対して不自然な悲喜を予想するものであるといって攻撃の矢を報いたりした。
マックファーソンの手紙
ある者はまた次のように論じた。
列車は誤ってレールを滑り出した後、数百ヤードの間レールに沿って流れておる乱貨車や運河の中へ貫没してしまったものだろうと。
けれどもこの憶測は不幸にしてたちまち却下された。
運河の推進が発表された結果、そうした巨大な物体を水底に隠し横たえておるべくあまりに浅いことがわかったのである。
その他にも、いろいろ勝手な憶説、仮説を立てるものもあった。
が、その時にあたって突如として全く思いかけない一つのエピソードが湧き上がった。
というのは、例の失踪列車の車掌だったジェームス・マックファーソンの妻が夫マックファーソンから一通の手紙を受け取ったということなのだ。
手紙はその年の7月5日付で、アメリカのニューヨークから投函されたもので彼女の手に渡ったのは7月14日のことだった。
それは彼女の証言によれば、まごうべくもない本人の筆跡で、
すとに中にはアメリカの5ドル紙幣で100ドルの大金が封入してあったのだ。
手紙には宿書が記入していなかったが、文言は次のようだった。
我が親愛なる妻よ、自分は今まで考えに考えた。が、自分は到底お前と別ればかりになっておるに忍びないことを悟った。
リッジーに対しても同様である。自分はこの心と戦ってきたのだ。
けれども自分の胸にはやはりいつもいつもお前が帰ってくるのだ。
英貨にすれば20ポンドの金、それだけの金を自分はお前が手に送る。
それだけあればお前とリッジーとか大西洋を後悔してくるに十分だと思う。
そしてお前はサザムプトンへ寄港するハンブルグ寄船会社の船でやってくるがいい。
船も良いしリバプール寄船会社のよりは賃金も安い。
もしお前がここへ来てくれて、ジョンストンハウスへ投宿するなら、自分は何らかの方法でお前に会う手段を講ずるつもりである。
しかし現在自分は身の置きどころもないほどの身だ。
それにお前たち二人を忘れかねて非常に不幸な日を送っているのだ。
今はこれにて。
お前の愛する夫から。
ジェームス・マックファーソン
そして一時はこの手紙こそ、やがて全事件の真相を説明するものに沿いないのだと人々からは確信を持って予想されましたのだ。
彼女はその妹のリッジー・ドルトンを連れて、手紙の趣のようにニューヨークへ渡って指定のジョンストンハウスに3週間も滞在した。
けれどもおっとたる失踪者からは一言の知らせさえもなかった。
というのは、大方、それについて無分別にもいろいろ書き立てたある新聞の記事に知恵をつけられて、本人のマックファーソンが、
ここでうかうか妻にあっては足がつくとさぞったためでもあろう。
サイ君の一行もまたリバプールまですごすごと引き返さなければならなかった。
かくして空田ある死等を乗せた臨時列車の紛失事件が未解決のままに、今年までいたずらに8年の歳月が流れた。
陰謀と計画
ただ不幸な二人の旅客の来歴を詳しく探査するにつれて、空田ある死なる人が中央アメリカにおける財政家で政治的代表者であったこと、
彼が欧州への航海中、いてもたってもらえないほどパリへ早く足を入れたがっていたという事実だけがわかったのであった。
それからあの連れの男というのは、先客名簿にはエバ・アルド・ゴメズと記入されたが、
この男こそは既大の強賊として、また暴漢として中央アメリカを侵害させた危険人物だということもわかってきた。
けれどもゴメズが空田ある死に侵伏して仕えていたのは疑いのない事実だった。
空田ある死は前にも言ったように、古評な体なので護衛者としてゴメズを雇っていたのだ。
が、その空田ある死が大急行でパリまで行こうとしたその目的は一体何であろう。
それについてはパリ方面からは何らの報道も来なかった。
しかし列車事件に絡んだ全ての事実は、この一時のうちにこそ一切の秘密を集めているのではないか。
この一時さえはっきりとわかるならば。
そこへ、あのマルセイユの方の書信文に一斉に掲げられたヘルバート・ドゥ・レルナークの告白となったのだ。
ヘルバート、それはボンバローという一人の実業家の殺人犯人として死刑の宣告を受けて、現にマルセイユの監獄に繋がれている男なのだ。
記者は次にその告白の全文を文字通りに訳出してみたいと思う。
自分がこの告白の公表をあえてするのは決して単なる傲慢の心からではない。
もしそれが目的ならば、自分は自分の美談として世に残るべきほどの行為を十ほども数え上げることができるものだから。
そんなものではない。
カラタール氏の運命についてここに語ることのできる自分が、同時にまたあの事件を何人の利益のために何人に依頼されて実行したかを暴くことのできる人間であるということを、現在パリにときめく何がしかのジェントルマンらに思い知らせるためである。
もしそのジェントルマンらが世の死刑執行に対して猶予の方法を一日も速やかに講じようと欲しない限りは、
かっからよ、警戒したまえ。
ホゾを噛むとも間に合わぬような失態を演じないうちに、
かっからはこのヘルバート・ドゥ・レルナークをよくご存知のはずだ。
そしてレルナークの行いは言葉のように速やかであることをお忘れではないはずだ。
今は一日を惜しむ。でないとかっからの万事は急するのだ。
なるほど、現在では自分も口をつぐんでかっからの存命を暴くことをすすまい。
しかし自分がかつて自分の抱え主等に対して忠実を誓ったように、
彼らは現在の世に対して忠実であるだろうことを自分は信じたい。
自分はかく希望する。
そしてもし自分が不幸にして彼らがついに自分を裏切ったという確信を得るに至るであろうならば、
それらの生命を天下に公表するべく自分は一時も躊躇しないであろう。
おそらくそれらの罪の名は全欧州を侵害するでもあろうが。
一口に言えば、当時1900××年、
パリには政治経済界に勃発した危機快快な義国事件に関連して有名な教皇がやってきたのだ。
フランスを代表する幾多の巨額の名誉と経歴とは全く危機に瀕していた。
そこへもし大西洋の彼方からあのカラタール氏が爆弾のように飛び込んで来ようものなら、
彼ら巨頭連の存在は一たまりもなく将棋倒しにされてしまうのだ。
しかもその爆弾は今まさに南アメリカからパリの空をめがけて飛翔の準備中であるという警鐘は乱打されているのだ。
そこでどうしてもカラタール氏をしてフランスの地を踏ませない策略を講じなければならないこととなった。
そこで彼らはシンジケートを作って気球に当たろうと決心した。
シンジケートは無限の筋力を動かすことができた。
その巨大な筋力を自由に振るってカラタール氏の入国を絶対に阻むことのできる人物を彼らは求め始めた。
人物、それは独創力に富んだカダンナ、そして目から鼻へ抜けるような男。
百万人中の一人でなければならなかった。
彼らはこのヘルバート・ドゥ・レルナークを選んだのだ。
その点で自分は彼らの、否、閣下らの命を正しいと言っておく。
自分の義務は、多くの配下を探し出し、筋力を自由に駆使してカラタール氏の入国入使を妨害することだった。
命令一家、自分は非凡の勢力を傾けて、既に一時間の後には義務を遂行すべく秘密の活躍を開始していた。
自分は、自分の片腕と頼む男を南アメリカに急行させて、カラタール氏と同船させることにした。
もしこの男の着兵が今一歩早かったならば、船は決してリバプールの港を見ることができなかっただろうに。
けれども船は既に出航した後だった。あらゆる偉大な策略家がそうであるように。
しかし自分は失敗に対する第二作、第三作をちゃんと準備していたのだ。
で、この場合、我々は単にカラタール氏の命を奪えばいいのではない。
カラタール氏の携えている書類をも、そして彼の従者らの命をも、
もしカラタール氏が彼らに秘密を打ち明けておると信ずるべき理由があるなら、奪わなければならないのだ。
大西洋の彼方で長蛇を逸した以上、英国こそ今は我々一味の活躍すべき部隊である。
それも、彼がやがてリバプールの不当に姿を現すであろう、
その刹那からロンドンで下車する瞬間までの間においてである。
ロンドンへ到着するや否や、
彼はかなりの人数の護衛者を身辺に伏する約束をしたと信ずべき理由が我々の方にはあったのだから。
我々は六通りの計画を立てていた。
そのいずれを取ることになるだろうかは、いちいち彼の行動次第で決まるはずだ。
もし彼が普通列車の便を取るなら、それもよかろう。
急行列車へ遠ずるなら、それもよし。
臨時急行列車を仕立てようとならば、仕立ててもよい。
だがすべてそれらの配慮を、我が自分自らすることは力の及ばないことだ。
フランス人たる自分が、英国の鉄道についてどうして精密な知識を持ち合わせていよう。
が、そこは金の力である。
自分は、全英国中で最も敏鋭な頭脳の所有者の一人を一味として頼むことができたのだ。
彼のロンドン西海岸線に関する知識は、驚くべきほど完全精密を極めたものであり、
彼の背下には、頭が良くて信用するに足る職工の一段が控えているのだ。
それだから、我々が手を下すに至ったありゃ六通の計画の大部分は、彼の頭の生み出したものであり、
自分はただ局部的に意見を与えたに過ぎないのだ。
我々は、何人かの鉄道職員の買収もした。
その中での親玉は、例のジェームス・マックファーソンである。
我々の目は、クブクリンまでこの男がカラタール氏によって請求されるであろう、
別仕立て列車の車掌に選ばれるに沿いないことを見抜いていたのだ。
それから、機関士のジョン・スレーター。
この男にも当たってみたけれど、しかしなかなか骨っぽい、警戒すべき奴だということを発見した。
やむを得ず、買収は中止した。
我々は、カラタール氏が確かに臨時列車を仕立てさせるに沿いないとまでは信じていなかった。
けれども、それは十中八九まで起こりるべきことだと考えたのだ。
緊急な重大事を控えて、一刻も猶予をすることなくパリへ入りたがっていることを知っているので。
我々は、カラタール氏がリバプールに上陸したとき、
列車の計画と暗号
彼が危険を予知して、身辺近く護衛車を伴ってきたことをすぐさま知った。
護衛車、しかもそれはゴメズという、はなはだ危険な奴である。
常に凶器を携え、いざといえばそれを振り回す男である。
ゴメズはまた、カラタール氏の小書類を携える役目を自身で引き受け、
片ときたりとも注意・おさおさ・怠りないのだ。
我々の睨んだところでは、主人は彼を自分の顧問として何事も相談しているらしく見えた。
であるから、カラタール氏一人を片付けたところで、
このゴメズを片付けない限り、それは全くの虜というものだ。
我々にとっては、彼らを同じ運命の穴に放り込んでしまうことが必要なのだ。
そしてその目的に対する我々の計画は、
彼らが果たして別仕立て列車を請求することになったので、非常に好都合にはかどったのだ。
列車に乗り込むべき三名の乗務員のうち、
二名まで我々の買収した一味の仲間なのだから。
生涯に安楽に暮らせるだけの大金を握らせて、
自分が絶好の英国人を一味に加えたことは前にも言った通りだ。
彼はカクカクたる未来ある優位の人物だったが、
その後、隠行病に侵されて養死した。
その男がリバプール駅で一切の手筈をやった。
与は一足先にケニオンまで行っていて、駅前の旅店に根拠を構え、
暗号の飛来してくるのを待っていた。
列車の配車ができると同時に、彼は世の手元へ打電して、
すぐに手抜かりなく準備を整えろと知らせてきた。
彼は自らホレースムーアという偽名を名乗って、
駅長に至急ロンドン行きの別仕立て列車を仕立ててもらいたいと申し入れた。
それは表向きで、真中では空たある人同車ができるだろうと期待していたのだ。
そうなれば何かにつけて便利だろうと考えたから。
例えばもし我々の大陰謀が失敗に起死した場合、
彼ら両名追い殺した上、書類を奪い取るのが彼の役になっていたのだから。
空たある氏はしかし決して気を許さなかった。
そして他の旅客を愛客に持つことを絶対に拒絶した。
そこで我が腹心は停車場を去った。
というのは実は見せかけで、改めて他の入口からプラットフォームに忍び入り、
プラットフォームから一番遠くの方に位置していた車掌乗用車のうちに姿を隠した。
そして車掌のマックファースンと同乗して出発したのだ。
犯罪の実行
その間にこの自分がどんな行動をとっただろうか。
それは諸君の知りたく思うところであろう。
しかしバンジーはもうすでに2、3日前から着々準備されていたのだ。
ただ最後の仕上げを要するばかりになっていたのだ。
我々が選んだ引き込み線は、以前はもちろん本線に連結していたのだが、
その後引き離されたままの状態になっていた。
我々はただ2、3本のレールを当てがって結びつけさえすればよかったのだ。
工事はできるだけ人目につかないようにしのんでやった。
それも単に本線との連結点のレールを付設し、
そこに以前のようにポイントを装置させすれば済んだのだ。
枕木は昔ながらに埋設されていた。
レールと強節鉄板と目釘とはすべて用意した。
それは皆その引き込み線の側線から取ってきたものである。
自分は少人数のしかしそれだけで十分な交付等を得して、
列車の失踪してこない間にすべての準備を整えておいた。
ついに列車が進行してきた。
列車は何の故障もなくやすやすと支線へ滑り込んだ。
そのため、ポイントの動揺も2人の乗客には少しも気づかれないで済んだようだった。
かねて我々の計画では、
カフのスミスが例の手強い機関車のジョン・スレーターをコロロホルム薬で麻酔させる手筈になっていた。
けれどもこの点においては、
ただこの点のみにおいては我々の計画は失敗に期した。
なぜと言って、カフのスミスはその仕事を恐ろしく不手際にやったため、
スレーターは特組合の最中に機関車から墜落したのだから。
そして、たとえ幸運が我々の側を見捨てずに、
スレーターが首骨を挫折して即死してしまったとはいえ、
この一時あるがため、
もしさもなければ犯罪上の最大な傑作として、
人々を言葉もないほどサタンさせたでもあろうほどの玉に一つの傷をつけてしまったのである。
しかし今や我々は、守備翼列車を2kmまでも、
すなわち1マイル以上も支線の中へ引き込んだ。
この線はハートシーズの廃坑へ、
以前英国の炭鉱として最も大きなものの一つだったその場所へ通じているのだ。
正確に言えば通じていたのだ。
が諸君は、しかしこの廃線へ列車が侵入していったことを一人も見たものがないのは、
おかしいという疑問を必ず発するだろう。
自分はそれに対して次のように答える。
この引き込み線は全線に渡って深い霧通しの底を走っているのだ。
そして何人かが霧通しの縁に立っていない限りは、
列車の姿の目に留まるはずがないからだと。
いやそこには実際1個の人間が立っていたのだ。
それは各有自分である。
自分がそこで何を見たか、それを諸君に語るであろう。
3
これより先、1人の我が助手は例の列車が果てして、
守備翼引き込み線の方へ転鉄されていくかどうかを観察するため、
転鉄機のそばに待っていたのだ。
彼は4人の武装した仲間を引き連れていた。
それは毎日列車が本線を直進してしまうような恐れがあっても、
我々はそれを事によるとありうべきことだと思ったからだ。
ポイントが異常に錆び切っていたので。
直ちに応急手段に訴えることができようためだった。
しかし列車は故障なく引き込み線へ進入した。
彼は自身の責任を世の手に移した。
自分は炭鉱の入口を見下ろすことのできる位置に待っていた。
自分自身も仲間と同じように武装を懲らして、
何でもこいという調子だった。
自分にはいつでも用意ができていたのだ。
列車は守備よく引き込み線へ滑り込んだ。
とその時、カフのスミスは機関車の速力をちょっと緩めた。
が、今度はさらに最大速力で突進するように機械を回しておいて、
彼と車掌のマックファーソンと例の英国人とは、
時期を失わないうちに車掌から身を踊らして飛び降りた。
最初にわかに速力を緩めた時、
それはさすがに二人の乗客の不信を買わないはずがなかった。
けれども驚いて彼らが開かれた窓口へ頭を出した時には、
列車はすでに疾風のように突進し始めていた。
この時彼ら二人がいかに乱心しただろうか、
自分は考えるなに胸がすくような気がする。
諸君自身も二人のその時の気持ちになってみるがよい。
驚きのあまり贅沢な客車の窓から外を覗くと、
自分の列車はいくとせ雨風に叩かれて、
真っ赤に錆び腐った配線の上を死に物狂いで突進している。
車輪は錆びた線路の上でものすごい叫び声を発して行く。
その時唐田ある氏は夢中に神に祈っていたと自分は考える。
彼の片手からは珠のようなものがぶら下がっていたのを自分は見たから。
ゴメズは都牛座の血の匂いを嗅ぎつけたお牛のように吠え続けた。
彼は我々が線路の傍に立っているのを見た。
そして、きちがいのように我々に向かって手振りをしてみせた。
がやがて彼は自分の手首につかみかかって我々の方をめがけて大切な文書袋を投げつけた。
もちろんその意味は明瞭である。
さあ自分らはこの証拠を渡す。
もし命を助けてくれるなら何事も沈黙を守るという誓いの証拠品を渡すという意味に沿いないのだ。
しかし仕事は仕事である。
第一列車はもはや我々の力ではどうにもならぬではないか。
ゴメズが吠えたてるのをやめた時にはすでに列車は激しいきしじ音を立てながらカーブを曲がっていた。
首中は彼らの面前に健康の真っ黒な入り口が巨大なあぎとを開いて待っているのを見た。
我々は真近くな入り口の板おうぎを取り除いておいたのだ。
レールはすでに石炭の積載に便利なように穴のほとんど入り口まで引き込んであった。
それだから穴のすぐ縁まで線路を導くためには我々は二三本のレールを継ぎ足しさえすればことが足りたようなわけである。
我々は客車の窓に二つの首を見た。
カラタール氏が下にゴメズが上に。
しかし二人は目の前に見たもののために叫び声ももはや凍ってしまったようだ。
しかもなお彼らは首を引き込めようとはしなかった。
おそらく目の前の有様が彼らのそうみを麻痺させてしまったのだろう。
ついに最後の瞬間が来た。
機関車はごうぜんたる大音響とともに穴の向う側に突撃した。
煙突は立ち切れて空中に飛び上がった。
客車と車掌乗用車とは粉砕されてごちゃ混ぜになり、一、二分の間、高校をいっぱいに塞いだ。
やがてミシミシという音響を発して真ん中の部分がまず崩れ始め、
続いて緑色の鉄と煙を吐きつつある石炭と真鍮製付属品と車輪と木片と長腰掛けとが奈落の底をめがけて、
焚きつ石のように砕け落ちていった。
我々はそれらの破片が健康の岩壁に衝突するガラガラ、ガラガラというすごい反響を耳にした。
そしてそれから長く間を隔てて最後にドドーンというような深い磁響が足元にひととろいた。
ボイラーが爆発したらしい。
なぜならばこの磁響に引き続いて鋭いガチャガチャいう音が聞こえ、
まもなく湯気と煙の渦巻きが暗黒の深淵から巻き上がった。
みるみるそれは夏の日、光の内に溶かされてゆき、やがて全く消えてなくなった。
すべては再びハートシーズンの廃坑の静けさに帰った。
かくて今や多大の成功をもって計画を成し遂げた我々には犯罪の証拠を残さないための努力だけがただ一つ残された。
運命の結末
しかし分岐点に留まっていた少数の交付らは、すでに一旦仮設したレールを剥がしてもはや元の状態に復帰させただろう。
がこちらは高校を元通りに始末しなければならないのだ。
煙突やその他の破片やはすべて穴の中へ投げ込んだ。
高校は再び大いの板を持ち込んで元の通りに始末した。
次達のレールは剥ぎ取って遠くへ運び去った。
そこで一同は土作させぬように、しかし一刻の猶予もなく国外へ逃げ延びる支度をした。
大部分はパリを指して、例の英国人はマンチェスターへ、そしてマックファースンはサザンプトンへ、そこからアメリカへ移住するために。
諸君はゴメズが窓の外へ書類袋を投げ出したというあの一事を覚えておるだろう。
自分がそれを拾ってパリの巨頭らの手に渡したことはもちろんの話だ。
けれども我がカッカラよ。
カッカラは、世があの袋の中から一、二枚の小型の書類をあの事件の記念として抜き取って売ったことを知るならば、いかなる感情を起こすだろうか。
自分はもとよりそれらの書類を公表するつもりはない。しかしそこが問題である。
現在我が友の助けを求めつつ、自分のために我が友があえてその挙に入れない場合、自分は公表の他にいかなる手段に出ることができるだろう。
カッカラよ。
カッカラはこのヘルバートル・レルナークが味方として頼むべく、敵として恐るべき男子であることを信じてもよいはずだ。
カッカラ自身のために、たとえそれがこの自分のためでなくとも一時をも失わぬように。
カッカヨ、そして大将ヨ、そして男爵ヨ。
カッカラは上のブランコを自らうずめるがよい。
ついき
以上の陳述を読み直した時、自分はただ一つの言い漏らしのあったことを発見する。
それは不幸なる人、マック・ファースンに関してである。
彼は愚かにも彼の妻宛に手紙を出してニューヨークで会う約束をしたのだ。
彼のような奴が事故の大秘密を女に打ち明けかねまいかどうか全く知れたものではない。
彼既に妻に手紙を送ったことによって我々の堅い誓いを破っている以上、我々は彼を信用することができなくなった。
そこで我々は彼をして、妻がアメリカへやってきても決して会わないことを誓うべく余儀なくさせるため、断固として迫った次第だ。
2001年発行 本の供舎 新生年復刻版 対象10年第2巻 合本2
より読了 読み終わりです。
うーん、なんかよくわかんないね、これね。
とにかくすごく読みづらかった、これ。
すんごい読みづらかった。
何だろう、何だろう、何だろう。
漢字にして欲しいとこ漢字になってないし、余計なもの漢字になってるし。
むずかったー。
機場と書いてレールと読ませるとかさ。
はぁー、これ、なんか思ってたより疲れたな。
はい、まあ、えっと、今45分ぐらい?
ボリュームあったのでね。
週日よく寝落ちで来ていらっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。
うーん。
楽しみにして読み始めた割には、なんか文字の運びが僕と手が合わなくて、なんか疲れましたね。
疲れたというか、手こずりましたね。
そういう文章ってあるよね。
週に1回ランニングをしてるんですけど、
失踪した列車の謎
いつもはね、昼前ぐらいにやるんですが、
今週早起きしたんで、
割と朝方走ったら、
ずっと走ってるわけじゃないんで、
歩いたりもするんですけど。
ジョギングみたいな感じなんですけど。
気づいたらね、めっちゃ虫に刺されてて。
水膨れになったりしてんの、刺されたところが。
これ、何?アブ?
で、痒いというか、ちょっと痛いんですよね。
足にね、4箇所。
で、手の甲にも刺されて。
なんだこれはっていう感じですね。
今収録時点何気に午前中なので、これから病院に行っていきたいと思います。
これから暖かくなる、暑くなるシーズンのところは、
虫の活動も活発なので、
皆さんも肌の露出あまりすると刺されちゃうよということで、
お気を付けいただければと思います。
これ何なんだろう。
抗生物質もらうのかな。
皆さんも気を付けてください。
ということで終わりにしましょう。
無事に寝落ちできた方も、最後までお付き合いいただいた方も大変にお疲れ様でした。
といったところで、今日のところはこの辺で。また次回お会いしましょう。
おやすみなさい。