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2023-10-11 13:19

「ゆめぴりか」「ほほほの穂」「森のくまさん」…発生源はどこ?【ブランド米のネーミング2】#4

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今回のけんきゅーテーマは「ブランド米のネーミング」で、前回の続きです。

最近の米のネーミングがこんなにも複雑になった原因は何なのか?けんきゅーの果てに明らかになったのは、まさかの犯人と意外な動機でした。

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◯おジャ魔女どれみ(公式サイト)

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1999年放送の魔女少女アニメ。主人公が魔法を使うときの呪文が「ピリカ ピリララ ポポリナ ペペル卜」。アニメのターゲット層である女子小学生にとって魅力的な【P】の音が多用されているが、アイヌ語のピリカとの関連は不明。

 

○平成24年度「食の都庄内」語り部育成セミナー講演記録集|庄内総合支庁産業経済部産業経済企画課

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「まとめ」の出典。明治時代のお米も今回のけんきゅーで扱いたかったけど、さすがに調べるのが難しすぎるので断念。情報をお持ちの方はご提供をお待ちしています!

 

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オジさん主催のポッドキャスト企画。同じテーマで喋ったポッドキャスト番組があればマッチング成立し、後日コラボ配信ができる…ということで宝くじ的に参加。祈っておいてください。

 

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サマリー

お米のネーミングの分析結果によれば、お米の名前には笑顔をイメージさせるものが多く、H音よりも他の音がよく使われていることがわかります。1991年には「ひとめぼれ」というお米が命名されたことから、お米の名前の歴史や変遷があります。また、今回のエピソードはおじさんが主催するソロポッドキャスト企画の一環で、マッチングテーマはお米となっており、コラボ配信の可能性もあります。

お米のネーミングの分析
前回に引き続き、お米のネーミングのお話ししております。続きものでございます。
今回は、分析の内容に入っていきます。
前回は、お米のネーミングをね、分類しました。
なんか小説味がある名前とか、擬人化しててアイドルになったり、
森のクマさんとかいう意味わからんネーミングも出てきたりとか、なんかいろいろありましたが、
そういうふうに、お米のネーミングがバラついてるのはなぜなのかっていうことの謎を、
この分析を通して解明してみたいと思います。
さて、この謎は解けるのでしょうか?
今回お聞きになってお確かめください。
そもそもなんですけど、私、今回このお米のネーミングを調べてみる前に予想を立ててまして、
私が一番最初にさ、こしひかりが割とよく知ってた、なじみがあったって言ったと思うんですけど、
そのひかりという名前に入っているCのH、K、R、この音がお米の名前には多いんじゃないかなって予想してたんですね。
飽きたこまちとかもKの音が入っていたりしますし、
ひとめぼれとかもH入ってますよね。Rも入ってるか。
みたいな感じで、特に私としてはね、Hの音、これ結構いろんなところに出てくるんじゃないかなって思っていて、
で、今回調べたネーミングの中にね、結構このはぎょうっていうのはキーワードとして入ってるんじゃねーの?って思ったんですよ。
それはなぜかというとね、はぎょうはね、笑顔の音なんですよ。
どういうこと?っていう感じだと思いますので、ちょっと具体例見てみたいと思います。
1つ目、ふふふという名前のお米です。
表記は富という字が、漢字がね、3つ並んだだけで、ふふふと読みます。
これかなりインパクトのある名前ですけど、
パッと見ただけで、その富の字の意味からして、豊かなふっくらした漢字とかね、ふっくらのふでもありますから。
で、ふふふっていう笑顔がこぼれてしまうようなお米だっていうのがね、伝わってくる素晴らしいネーミングだと思います。
インパクトもあるし。
で、さらにもう1つ、はぎょうを使ったネーミング。
ほほほのほです。
ふざけてんのか?って思いますけど、全然ふざけてないです。
はい、表記はほほほのまでがひらがなで、最後のほはね、いなほのほで漢字で、ほになっています。
いやー、これもね、ふふふと同じで、ほほほのほってめちゃくちゃ語呂もいいですし、
同じく、ほほほもね、笑みがこぼれてしまうぐらい美味しいお米だなっていうのを伝える。
で、ほがいなほのほとかかっているっていうことで、
もうこれ、この2つはね、もうどう見てもお米の名前でしかありえない素晴らしいネーミングだと思う。
これほんとすごいですよね。
っていうことで、あの結構、はぎょうの名前っていうのは、お米のね、そのなんか笑顔がこぼれる名前として、
割と合ってんじゃないの?って思うんですよ。
あの、はぎょうじゃないけど、他にもなんかね、笑顔っぽいのをキーワードにした名前ってね、いっぱいあって、
にこまるとか、こんなのもあります。
三重のえみ、三重県のえみですね。
えみがこぼれる、笑顔っていうことで三重県のお米なんですけど、
これすごくない?三重のえみ。
逆から読んでも三重のえみなんですよ。
改文になってるっていうね、めちゃくちゃすげーネーミング。
こんなさらっと入ってたり。
あとはね、これははぎょうですけど、
ふくわらい、お正月にあるふくわらい、ふくのふがはぎょうですけど、
みたいな風で、結構笑顔っていうのをイメージの中心に据えた、
ブランドイメージにしたネーミングって多いなーっていうのは、
ネーミング調べをしてて思ったんですよ。
まあ、気になったんですね。目につくのが多かったんですけど。
ただですね、これ予想には反して、結果調べてみると、
はぎょうの名前はそんなに多くなかったんですよ。
一番お米の名前で多かったシーンは、けいの音でした。
けいの音はね、全体の16%くらいに出てきて、
次に多かったのは、これ意外だったんですけど私は。
Mの音でしたね。これ11%。
で、さらにRの音が第3位で9%でした。
はぎょうが多いんじゃないかなって予想してましたが、
Hの音は7位で6%しかありませんでした。残念ですね。
だから、私のたぶんHのイメージがね、
笑顔に関連するネーミング
インパクトが強すぎて多いように感じていただけで、
実際は全然多くはなかったです。
で、まあ逆に激レアだったのが、Pの音ですね。
Pの音ってね、全然出てこないんですよ。
あのお菓子の名前とかだったらね、
パピプペポってめっちゃ多いんですけど、
お米の名前はね、Pの音は希少価値高いです。
0.9%しか出てきませんでした。
あとは洋音、ちっちゃいやゆよとかも1%しか出てこなかったので、
この辺は激レアです。
Pの音だったら、ユメピリカがありますね。
ユメピリカは、北海道のアイヌか、
アイヌ語の美しいのピリカと夢を合わせてユメピリカですけども、
あのあれだ、博士太郎のさ、エトピリカとかのね、
曲の名前にも使われてますが、
ピリカっていうのは、あれじゃん、あれやん、
お邪魔のドレミのさ、ピリカ、ピリララ、ポポリラ、ペーペルトの、
多分ピリカじゃない?
違うかな?
あれアイヌ語由来なの?違うか?
わかんないけど。
ピリカってめちゃくちゃいい響きですけど、
そう、お米ではね、結構レアなんですよ。
予想と実際の違い
で、さらに意外だったのがね、第4位なんですね。
第4位の音はNです。
N音。
これは9.2%でした。
私の予想ではですよ、
Nの音ってさ、
例えばなんか、オノマトペだったら、
ネチャネチャするとか、ニチャニチャするっていうのをイメージするから、
なんかお米の名前には出てこないんじゃないかなって思ってたんですよ。
だけどよくよく考えたら、
なんとか二式っていうお米って結構いっぱいあるんですね。
とか、七ツボシっていうね、
北海道だったかな?のお米とかあったり、
その七っていうので使われたり、
あと花とかね、いうので、
ナ行がよく出てくるので、Nはね、割と出てくるんですよ。
で、あともう一個ね、Nが多くなってる理由として考えられるのが、
助詞のの。
〜の〜っていうのの、
のが使われてる率が結構あるんですね。
これはどういうことかっていうと、
その、例えば晴天の霹靂とか、前回言いましたが、
森のクマさんとかもありましたけど、
要は、お米の名前が二語以上、
二つの単語以上でできていて、
それをので接続しているっていうパターンの、
ネーミングが多くなっているっていうことなんですね。
こしひかりもさ、
ま、こしとひかりで合体してるけど、
こしのひかりとは言わない、
ね、そういう名前じゃないでしょ。
昔はのが入ってる名前って多分かなり少なかったと思うんですけど、
近年になって自由度が上がってきて、
この助詞ののが増えてきたんじゃないかなっていう印象はあります。
はい、まとめに入りたいと思います。
お米のネーミングは、
音と、それから意味、さらに表記まで、
かなり自由化がね、進んでおります。
まあ、抽象度が上がって、
いろんな名前出てきてるよねってお話を、
前2回でやってきましたが、
これの原因は、
ね、なんなのかっていうところを、
最後に解き明かして終わりたいと思うんですけど、
お米の名前の歴史と変遷
これね、明確な理由というか、
もう時期まで判明しています。
これのせいで今のお米の名前に繋がったっていうのがあって、
それはね、1991年のこいつのせいです。
ひとめぼれ。
ひとめぼれのお米もね、かなり古い時代からありますが、
それまではね、実は国がルールを持っていたんですよ。
昔は、まず表記に使い分けがあって、
都道府県が開発して、奨励して作ったお米っていうのは、
ひらがな漢字を使って、
国とか、国指定で開発されたお米には、
カタカナを使いましょうっていう決まりがあったんですよ。
だから、こしひかりって私最初に一番最初に書いたように、
カタカナで書いたと思うんですけど、
国がやってねって言って作ったから、
カタカナになってるんですね。
で、さらに昔は6文字以内っていう縛りも、
時数制限の縛りもありました。
なんですが、1991年に、
国指定の古川農業試験場かな?
っていうところが育てたお米がね、
ひとめぼれっていうふうに命名されました。
国が指定したから、本来はカタカナであるべきだったのに、
国が自らの名称ルールを緩めたわけなんですよ。
そのおかげで、この後に出てくるお米は、
今までのカタカナの縛りとか、6文字以内っていう縛り、
表記の縛りもすべて超えて、
いろんな名前を付けるようになっていって、
そのなれの果てが森のくまさんとか、
はるるとかなんですよ。
ということで、本当犯人はこいつなんですね。
この規制緩和ルールが遅れていたら、
今まだもうちょっと古めかしい名前が
はびこっていたかもしれないっていうのが、
お米の名前の歴史というか、変遷でもありますね。
ただ、もうちょっとあれを言うとね、
大昔、もっと前、明治時代とかだったら、
カタカナですらなくて、漢字2文字とかだったらしいですね。
明治だったら。
昭和30年代に入って、ようやくカタカナの品種になったらしいので、
こしひかりでさえ、割と緩くなったというか、
ちょっと表記が、時代の流れが1個変わった表記だったってことがわかりますね。
だから今見てる皆さんのネーミング、
周りにあふれているネーミングも、
ちょっと時代の変遷があった中で、
表記が今こうなってるっていうパターン、
結構あるんじゃないかなって思いますので、
調べてみると、おもろそうやなっていうのが、
ちょっと伝わったんじゃないでしょうか。
はい、本編はここまでなんですが、
最後にちょっとね、
今回の動画の趣旨みたいなものを説明したいと思います。
実は今回のこのエピソードに関しては、
おじさん主催のソロポッドキャスト企画
ある企画のもとでやってまして、
おじさんという方が主催されているソロポッドキャスト企画、
これ用に出したエピソードが今回のお話になります。
で、ひとりがたりで、
私みたいにひとりがたりでやってるラジオのパソナリティ向けの企画で、
トークのメインテーマが、
秋だったんですよ。
で、この秋のメインテーマから連想する、
マッチングテーマっていうのを考えてくださいねっていう企画でして、
自分と同じテーマでしゃべった人が、
もしいたらその人とマッチング成立っていうことで、
後々そのポッドキャスター同士で、
コラボ配信をしてくださいねっていう企画なんですよ、これ。
ということで、
今回のラジオの、私のラジオのマッチングテーマはお米です。
もしこれをお聞きのポッドキャスターさんで、
お米をネタにしゃべった方がいらっしゃったら、
このネーミング研究ラジオとマッチング成立ということで、
いずれコラボ配信をね、やりたいなと思っておりますので。
いるかな?お米でしゃべる人。
お米単体でしゃべる人いる?
ちょっとどうですかね、
なんか無難にハロウィンとかにすればよかったんですけど、
ちょっとピンポイント過ぎたかなって思ったんですが、
まあでも食べるの好きな人とかだったら、
食欲の秋ですよね、お米の話しましょうとか言ってさ、
なんかしてそうじゃないですか。
いたら嬉しいなと思って、今回このお題にしてみました。
はい。
もしマッチング成立してたら、
そのうちこのネーミングラジオで初コラボですね。
ということで、どなたかとお話しする機会が得られるかもしれませんので、
リスナーの皆さん、そのうちそのコラボ回が配信されるかもしれないなっていうのを
お楽しみにしていただければと思います。
またマッチング成立したPodcasterの方、
よろしければコラボ配信よろしくお願いいたします。
待ってます。
今回のお話面白かったなっていう方は、
秋といえばこれっていう連想ゲーム、
またコメント欄とかに書いていただけると楽しいので、
よろしくお願いします。
はい、というわけで今回は以上にしたいと思います。
ありがとうございました。
ではまた次回。
バイバーイ。
13:19

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