00:00
仕事に使える交渉術第8回となります。交渉にあたって、いろいろ細かいテクニック的なところもあるんですけども、実際は細かいテクニックよりも全体を見た方がいいかなとは思うんですけども、
ただ入りやすいのはそういう細かいテクニックのところもあるかなと思いますので、そういうのもご紹介しようと思います。
前に話した通り、交渉というのは説得する、そして勝つ、負けるの感覚ではなくて、やはりお互いのメリットを出して落とし所はどこか、その中で自分の陽気を通したいというようなところで、
あくまでお互いにメリットを作った上でやりやすいように陽気を通すということで、決して敵対してはまずいんですね。
言いまかして勝った負けたの関係を作ると、やっぱり負けたくないじゃないですか、人はね。負けてしまうと相手にやはり嫌な印象を受けますよね。
なんか負けたんだっていうね。そういう感情を生まない方がいいので、できるだけ仕事であれば一緒に仕事をしていきましょうというパートナー状態を作んなきゃいけないし、
仕事を発注いただく側も変に卑下して言いなりになる必要もないと、できるだけ対等の立場でフラットにことを進めていったほうがいいと思います。
その際にですね、例えば席の座り方、これでもですね、相手の真正面、応接テーブルなんかを挟んで真正面に座るっていうことは、これはもう一致的に敵対関係を作ってしまうんですね。
もう真正面からぶつかるみたいな形ですか。どうにか説得しよう。向こうがもう何を言ってくるんだろう。下手なこと言われて負けないぞみたいな感じになっちゃうので、できるだけ真正面は避けて少し斜めな感じでね、座ったほうがいいと言われますね。
真正面に座るときも、もし真正面になってしまう場合ってよくあるじゃないですか。どうしても応接室とかですとね、座り場所が決まってて、そういう場合は体をやや半身にして斜めに向けたほうがいいかなというところです。
本当はもしかしたら場所を変えてね、カウンター席で横に並んだ方が話はしやすいのかもしれないんですけども、なかなかそういうシチュエーションもないと思うので、真正面に座る場合も少し体を半身にするとか、
椅子の端に座ってできるだけ真正面に座らないようにするっていう風にしたほうがいいと言われています。
他にもいろいろちょっとありますが、次回。