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仕事に使える交渉術第9回となります。今回はよく耳にするような内容ですけれども、ミラーリング効果というものをお伝えしたいと思います。
交渉に至るにあたってですね、相手との会話の中で、やはり相手に効果を持たれるような会話を進められた方が都合がいいと思います。
何にするにしても相手からやはり気に入られた方がいいですよね。 その場合ですね、簡単に言ってしまえば相手の動作行動を真似るというものがミラーリング効果というものですね。
例えば相手が声の大きな人であった場合、こちらもいつもよりも声を大きめに話す。 相手が落ち着いたトーンで話す人であればこちらもやや落ち着いたトーンで話をする。
相手がやや早口の方であればこちらもやや早口で喋る。 ゆっくり喋る人であればこちらもゆっくりとした喋り方をする。
あるいはですね、会話の途中で相手がやや前鏡になって話し出した時にはこちらも前鏡になって話を聞く。
相手が上体を起こして背もたれに背をつけるような形になった場合はこちらも上体を起こして同じように背もたれに背を乗せるような形にするということでですね、行動であったり
喋り方を真似ていくんですね。そうすると相手は自分の話をちゃんと聞いていると感じますし、自分と近いという認識を持って効果を持つようになるんですね。
これをミラーリング効果と言うんですけども、これはですね応用というか例えばメールやチャットなんかでも長い文章を書く人には長い文章で返す。
短い文章で書いてくる方には短い文章で返すとかですね。いろんな便で応用はできるんですけども、相手は自分に近い人間に効果を持つのでそのような形で
好感度を上げていくことで交渉しやすくするというものです。 もちろん相手をバカにするようなふうに見えてしまうようなわざとらしい真似の仕方はいけないですけども、
ただ意識的に相手の行動を見せるようにすると思ったよりスムーズにことが進むということがあります。
最初のうちは自分でもわざとらしいと思いながらやってしまうところがあるかもしれませんけども、やっていくうちに自然とそのような行動ができてくるようになると非常に相手にとっても話しやすい人だなというふうな印象を持たれるようになってくるのでお試しください。
では