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皆さん、おはようございます。志向を走らせるねごラジオ。 今回も鯖街道体験記やっていきたいと思います。
前回まではですね、前日から話して、そして当日朝出発して、そして3つの峠のうちの1つの峠を超えた、というところまで話してきました。
ここまでですね、もうすごく楽しい、楽しいしかない、気持ちいいしかない、最高しかない、というような状況で進んでまいりました。
でもですね、しっかり体疲れてました。はい、25キロぐらいは走って、何時間経ったんだろうな、ちょっと焦ってしまいましたけども、
峠も1個超えてますからね、山登り1個完了してるっていうことですからね、疲れないわけないんですけど、しかもここでめちゃくちゃ気温が熱くなってきた、という状況なんですよね。
正直、体的にはかなりきついという局面をメンタリティでなんていうか、アドレナリンですよね。
で、乗り切ってただけということがわかります。エイドでちょっと休憩すると、やっぱりこういうね、アドレナリンの効果って切れてしまうことが多いんですよね。
ということで、仲間とですね、2人で一緒に走っていく、というようなフェーズに入りました。
この時点で5人のうちの2人は後ろの方でまとまって走ってます。
で、残りの3人のうちの2人が僕ともう1人で一緒に走っていくことになります。
残ったもう1人は途中で一緒に合流したんですけれども、先に行ってくれということで、僕たち2人の後ろにいるというような状況になりました。
そこから僕たち2人は走っていきます。
次は峠の登り口に向けて平地を走っていくというような形になります。
おおむね10キロぐらい平地が続くと、ここは舗装されたロードの区間になります。
それではもうテクテク走っていくわけですね。
そんで、そうですね、めっちゃ暑いんですよね。日陰がないようなところもあったりします。川沿いを走っていきます。
ちょっとだいぶ都市から距離が離れたような里ですよね。
おそらく戦前からあるだろうと思われるような土壁の小屋だったりとか、そういうものもありつつ走っていきます。
またこの10キロがね、ものすごく長いんですよね。
で、さっきまではアドリナインでなんとかなってたものが、ちょっと魔法が切れてしまいます。
体が重い、足が重い、暑い、喉が渇く、なんかしんどい、そして永遠と続く平坦道、メンタル的にも厳しいというところで、これきつかったですね。
ただただ前に進んでいく、なんていうか峠でもないんで登りがきついとかでもなかったのに、この10キロはメンタルをものすごく削られました。
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なんとか仲間と一緒に走っていましたので、話しながらだったりとか、ちょっと途中歩きながらだったりとか、声掛け合いながらしながら走っていきました。
最初はすごくいいペースで走ってたんですけども、10キロの一番最後の方はもうヘトヘトの状態で、いろんな人に抜かれるというような状況でした。
もうヘロヘロですね。もうつらかった。
でも次のエイドの直前ですね、実はですね応援に駆けつけてくれたまた仲間が遠藤で、
おーい待ってるよー待ってたよーというような形で声掛けてくれました。
これは嬉しいですよね。もうちょっとメンタルやられそうなぐらいちょっとつらい状況だったんですよ。
と思ったら応援いくよっていう風に言ってくれてた仲間が現れると。こんなに良いことはないんですよね。
そしてねもういろいろサロンパスをくれたりとか、飴くれたりとか、おにぎりくれたりとか、そんな感じでサポートしてくれるわけですよ。
いやもうちょっと涙ちょちょ切れですよね本当に。
これはね本当皆さんマラソンで経験してほしいんですよ。
もうすごい身体的にやっぱり限界極限状態を迎えている時っていうのはやっぱり人からの応援だったりとか言葉だったりとか、
実際の助けだったりというものが本当にありがたいですよね。
こんなにありがたみを感じれる経験っていうのはやはりなかなかないんですよ。
これだけ追い込まれてないとやっぱりありがたみがわからないっていうのは本当に人間も
頭のバグがあったもんだなと日常的に感じることができたらね、
どれだけ幸せなんだろうかと思うんだけど、
まあ人間って誰しもね、やっぱり慣れてしまうというところがあるんでしょうね。
でも慣れない環境でやっぱりわかるありがたさ。
ありがたいわけだから。
ありがたさっていうのがありますよね。
こうやって仲間の助けも借りながら次のエイドにたどり着きました。
正直もう限界だよっていうぐらいヘロヘロになってました。
この時点で多め35キロぐらいは走っているかなというところで、
ようやく次の峠にたどり着いたと。
峠のふもとですよ。
ここからまた峠を越えていくのかと。
いやーちょっと正直きついんですけどねと思いながらも前に行くしかないので、
仲間と一緒に行きましょうという形で進んでいきます。
次はですね、小黒坂峠という峠になります。
これまためっちゃきついんですよね。
どんどんどんどん坂道が出てきて登っていきます。
正直登りはね結構得意みたいで、
走ることはできないほどやっぱり体力も限界だしきついのでみんな歩いてるんですけど、
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やっぱ歩く速度って人によって違うんですよね。
やっぱここでいかに早く歩けるかっていうところはすごくタイムとかには関わってくるんだなというふうに思うんですけども、
僕たちここからはもうほぼ2人か3人で仲間と一緒に走っているんですけども、
お互い結構早く歩いていろんな人を追い抜かせるぐらいの脚力はあるんだなとちょっと内心嬉しいぞ思いながら。
ただですね、やっぱり徐々に道も細くなってやっぱりシングルの追い越しかできないような道になっていきます。
そしたらですね、もうつづら降りでどんどんどんどん登っていくというような急斜面の山道に変わっていきます。
そしたらですね、もう大渋滞が現れました。どんだけ渋滞すんねんっていうぐらい渋滞になっておりましてですね。
マラソン大会で渋滞するってなんやねんと思いましたが、もうこれどうしようもないので抜かすわけにもいかないので、もう待ちました。
おおむねね、本当に10分から15分ぐらいはなんかもうただただ両列に並んでるみたいな感じでしたね。
というのもこの通り道に大きい倒木が発生していて、そこを乗り越えるのにみんな時間かかってしまって大渋滞を生かしていったというような形になってます。
ちょっと言い忘れたんですけれども、実はサバカイドウルトラマラソンには本サバと半サバ、AコースとBコースっていうのに分かれています。
本サバに僕は出場しました。77キロぐらいですね。でもその一方で半サバというものがあります。
3つの峠のうちの2つの峠を越えるコースということで、距離も短いし登る高さも少ないよというところですね。
実際問題は本サバより実はすごく人気があってですね。やっぱり77キロもちょっと走れないなという方とかは半サバの方に出場してるわけですね。
この2つ目の峠からはこの半サバの方々とも一緒に同じコースを走るというところで、本サバの人たちがすごくばらけてきてたわけなんですけど、そこに半サバの人たちが合流してワイワイと人がいて楽しいなというような状況になっているところでしたね。
だからこそ渋滞めっちゃできましたというところだったんですけども、内心体がかなり限界に来ていましたので、先に頑張って進んでいけるという気力もなかったので、渋滞でむしろありがたいと思うぐらいでした。
それぐらいには結構体限界に来てたんですよね。そしたらようやくお風呂坂峠のトップまで来ることができました。この時点で大体45キロから50キロとかそれぐらいでしたね。
正直かなりきつかったですね。もう体動かないんですけどね、みたいな感じでしたね。登りは歩いていくわけなんですけど、ちょっとした平地だったりとか、ちょっとした下りだったらみんな走り出したりするわけなんですけど、それができないんです。
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ちょっと走るのがきついんですよ。歩くのはできるんだけど走るのはちょっときついけど、でもこの平地を走らないと俺は一体何しに行ったんだというような感覚になるわけですよね。みんな走ってるし、歩きに来たわけじゃない。マラソンだ、走りに来たんだという気持ちで体に鞭打って走ると。
でもスピード当然出ないですよね。そんな中で走っていくというような状況でした。こんな限界になっているのに、ようやく半分ちょっとぐらいしか行ってないわけなんですよね。これいけるか?マジでいけるのか?と思いながら進んでいくというようなレース中盤になります。
はい、なんとかなんとかもう命からがらというような状態で進んでいきます。そしたらようやく小黒坂峠を越えて、そしたらまたエイドが出てくるわけですね。もうエイドが楽しみで楽しみでならんわけですよ。
もう本当にエイド最高と、ボランティアの方がお疲れと言いながら声をかけてくれるし、飲み物も飲めるし、そしてこういう時に飲めるコーラがもう特別なんですよね。本当にマラソン大会では、いわゆるフルマラソン大会ではコーラとか出てこないんですけど、やっぱりウルトラマラソンならコーラっていうのが醍醐味になってくるんですよね。
もう疲れた体、乾いた喉にコーラを勝ち込む時ですよね。もう感動ですよね。涙出ます本当に。これを飲むために走ってきてたんじゃないかと思うほどの美味しさなんですよね。
コーラを勝ち込んで、そして安定のバナナ食べて、ここではパンが旨すぎてクリームパンも何個食べたかわからんぐらい食べましたね。バックバックバックバック食べて、ストレッチして、トイレ行って、また出発。正直出発したくないと思いながら仲間と出発することになりました。
やっぱり峠を1個越えると、1個辛いものを乗り越えたぞというような感覚になるのかわかんないんですけれども、アドリナリンが出るんでしょうね。なんかちょっと気持ちは楽になるんですよね。がんばったろーというような感覚になりながら進んでいきます。
ここからは最後の杉峠に向けて、またロードの区間を走っていくというような形になりました。このロードの区間はちょっと登り寄りがあったわけなんですよね。少し登って、そして下りというのをいわゆるアスファルト、舗装された道でやっていきます。ここでちょっとトラブルが出てくるんですよね。
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登りは良かったんですよ。舗装された道を登って、そして結構それなりに急な下りがここで出てきます。登りは歩くんですけど、下りはやっぱり走れるところじゃないですか。スピード出せるところではちょっとやっぱり出していきたいわけです。なぜなら関門とかもありますし、要は制限時間が設けられているというところですよね。
この地点に何時の時点で着いていなかったら、あなたはもうここで制限時間なのでゴールまでは行けませんというような制限時間もあります。それを考えると、しっかり走れるところを走っておきたいわけです。下り坂なんてやっぱ走るじゃないですか。登りよりそれは走りやすいですよねっていうことだったら走るわけなんですよ。
でもねそれがまずいわけなんですよ。ランニングにおいて下り坂っていうのは非常に体に負担がかかる区間になるんですよ。僕ねもう何を隠そう下り坂ものすごい苦手なんですよ。今まで下り坂でどれだけ体を痛めてきたかというところなんですよね。
2月あたりのハーフマラソンでもアップダウンアップダウンがあるところの恐らく下りで怪我したんですよね。これやってられんというふうに思うぐらい下り坂苦手なんですけど来てしまうわけです。長い下り坂がしかも衝撃の強い舗装された道路で来るわけなんですよね。
そしてたらこうね仲間と一緒に走ってるわけですよ2人で。そしたらもうあれ?膝痛えぞおいおいってなるわけですよ。あらめっちゃ痛いんですけどみたいな。右膝むっちゃ痛いってなってやばいやばいやばいってなって。スピードも出てたんですけど止まるに止まれないぐらい膝が抜けるというかような感じになりました。
でもなんとか止まってやばいとこれ。でもその後ねもうずっと歩きですよ。下りが全く走れないということになってもしっかりしっかり歩きました。走れる区間しっかり歩きました。もう辛かったですね。今まで歩きとかランで追い抜いてた人たちに怒涛のように抜かれました。
実際このウルトラマラソンってねこういろんなフェーズでさっきいたなぁみたいな人を追い越しては追い越され追い越しては追い越されみたいな感じでよくあります。もう何回も何回もやってるうちにお疲れ様ですみたいな感じでもうなんかちょっと仲良くなっちゃうっていうのもまた一個ウルトラマラソンの定番ですよね。
膝が痛くなった僕はもうちょっとどうしようもないので歩いて歩いて一緒に行ってた仲間も一緒に行って行くよという形で言ってくれて一緒に歩いてくれました。
正直かなりありがたかったですよね。ここでやっぱり自分は先に行きたいという気持ちもやっぱ怒ると思うんですけど本当に助けられました。一緒に歩いてくれてここで独りぼっちにならずに行けたのでメンタルが持ったなというふうにちょっと正直思いますよね。
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また平地が来ます。実はまだ峠最後の杉峠のふもとまで来てないんですよ。これはちょっとなぁと思いながら平地が来ました。平地頑張って走りました。正直膝は痛かったんですけど平地ならまだなんとかなるということがわかったので。
膝が曲がるときに痛いというような形だったので曲げないようにちょっと変な構え方をしてるんですけどなんとかなんとかえちらこちらと走ることにしました。
おそらくはですね僕の右足の代替子頭筋ですね。ももの前側のところがやっぱ筋力が限界に来てたんでしょうね。もともとの筋力が足りてないというところもあってそれが膝を支え切ることができなくなって膝に負担がかかって痛みが出たというような起床なのかなと思いました。
なので逆に言うと代替子頭筋がそんなに働かないような場面だったり走り方をする分には膝が痛くならないというふうに考えてそれを意識しました。そしてなんとかなんとか進んで杉峠ですね。杉峠のふもとまで来ました。
もう一個やるか。もう一個峠ですか。冗談やめてくださいよという気持ちになりました。この時点ですね。獲得標高としては1200、1300ぐらいなので合計1800なのであと500アップか400アップぐらいというような地点まで来ており距離としてはだいたい50キロぐらいの地点になっているということですね。
果たして私根子は完走できるのだろうかという局面になってきました。でもリタイヤするわけにはいかないと思いながら仲間と一緒に最後の峠に立ち向かっていきます。ということで今回はここまでです。
次回最後の試練が待ち受けています。もう膝が崩壊しております。膝が崩壊している中なんとかゴールまで進んでいくという歩みについてちょっと話していきたいなと思います。ということで今日はここまでです。また次回お会いしましょう。バイバイ。