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2022-03-25 02:57

#145 季節感の齟齬と、現地に身を置くことの大切さ。

古典文学の季節感が、現実とあまりにもかけ離れていてよくわからかったのだけど、

その場所に行ってみたら納得できた。

というお話です。

にゃおの考える現代の基礎的なリテラシーは、ITをきちんと使えることが含まれます。そのためにどのような問題があり、どう解決していったらよいか考えてみるPodcastです。

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をご覧ください。

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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、「季節間の祖語と現地に身を置くことの大切さ」というものです。
この配信は3月の半ばに収録していますが、皆さんは今の時期どんな季節だと考えますか?
北海道に生まれ育った僕にとっては、冬です。
実際に窓の外はほぼ一面の雪景色ですし、この収録をしている間も雪は降り続いています。
生まれてこの方、ずっとそういう季節間の中で暮らしてきましたので、日本の古い文章を読んだ時に、かなり大きな違和感を持つことがあります。
どんな感じかというと、多分この違和感はあまり地域差がないのではないかと思うのですが、
お正月に新春という言葉を使う違和感を思い浮かべていただくと良いかもしれません。
旧正月の時期って多分春っぽいと思いませんか?
僕は思わないのですけど、日本の真ん中辺から南の方々はそう感じているのではないかなと想像します。
そういうズレを年中感じるわけですね。
梅とか桜は日本の代表的な花とか風景ですが、北海道では4月末から5月初めのものですし、梅に至っては桜と同じかちょっと後に咲いたりもします。
江戸の葉唄に、「梅は咲いたか桜はまだかいな?」っていうのがありますけど、この順番、北海道では成り立たないのです。
平安時代の個展になると、その季節感は完全に想像というより推測の世界で、あの感じをなんとなく理解できたのは就職して転勤したり、あちらこちらに出張したりしてからでした。
どんなことでも体感を伴った理解というのはなかなかできないものなので、実際にその場所に身を置いた時に、
ああ、このことなんだなぁと感じる経験というのは貴重で、大事なものなのだなぁと、この季節には強く感じるのですね。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
詳しい内容については、概要欄のリンクから、または、読書と編集と検索して、猫がトップページに出てくるホームページをご覧ください。
この配信の書き起こしを、ノートで連載しています。
概要欄にリンクがありますので、フォローいただけると嬉しいです。
今日もワクワクする日でありますように。千葉直樹でした。ではまた。
02:57

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