これは、いわゆる読み書きだけでなく、体を動かすことにも当てはまります。
頭が良い人が尊敬されるのは、その為の記憶を作り出すための努力を創造するからだし、
アスリートが尊敬されるのも、繰り返し練習をして scientific な体の動きを記憶する努力をしてきたからなのですね。
アスリートが尊敬されるのも、繰り返し練習をして、最適な体の動きを記憶する努力をしてきたからなんですね。
そういう意味で、AIには記憶が大切だし、その記憶の使い方が知性を感じさせるから、AI、人工知能と呼ばれているということになります。
今年流行り始めたAIは、この記憶をどこから持ってきたかというと、インターネット上に無人像にあるデータなのですね。
ものすごく簡単に言うと、この無人像のデータをコンパクトにダイジェストしたようなものをモデルとして持っていて、それを使って何かを作り出すことができるようになっています。
このモデルが全て知っているというわけではなくて、情報を作り出す過程で必要となった情報をインターネットに見に行くこともできてしまうところがすごいわけです。
これ、僕がいつもやっていることと変わらないし、なんなら量やスピードでは全くかなわないわけです。
人間とは、クリエイティブとは、みたいな哲学的な難しい話もあるけれど
かなりAIという言葉に相応しくなってきたなぁと僕は感じています
生成AIには記憶が必要という話に戻りますが
この記憶は2種類に分けて考えることができます
個人的なものとそれ以外のものです
今年流行った生成AIは、それ以外の方の記憶を使っているのです
当たり前ですが、僕自身が持つ個人的な記憶みたいなものは使われていないはずです
だから、チャットGPTに
先週行ったレストランの電話番号を教えて、と聞いても答えてくれないわけですよね
こういう問いに答えられるようになるためには
僕の記憶を何らかの形で参照できるようにする必要があるということになります
この分野は、個人情報保護の問題があって一筋縄ではいかない分野ですが
個人情報保護の問題があって一筋縄ではいかない分野ですが
最近、分かりやすくて現実的なソリューションが出てきました
GoogleはBirdというチャットAIを試験運用しています
これの追加機能として、GmailとGoogleドライブへのアクセス機能が付加されたのです
これを使うと、受け取ったメールに関する質問ができるし
それを使って情報を作り出すこともできます
要するに、先週の誰々さんからもらったメールに
お礼の返事を出したいのでございます
文章を作って、みたいなことができるようになるわけです
Googleドライブに置いてあるファイルを参照させることができれば
去年書いたレポートを取りまとめてフォートフォリオを作って
なんてこともできそうです
実際にやってみると、なかなか満足のいる結果はまだまだ得られませんが
メールもドキュメントも参照してそれっぽい結果を作り出すことが分かりました
ということは、メールやデータを取っておけば
それをAIが使えるということですね
すでにデータがあるなら、そこそこのアドバンテージになりますし
そうやって情報を蓄積するということに慣れておくだけでも
今後の大きなアドバンテージになるでしょう
来年のAIは、こういう個人ごとの個別化がテーマになると思います
AIが身近になるということは、こういうことなのですね
さて、皆さんはどんなふうに感じていらっしゃるでしょうか
今回は、Googleバードで現実的なAIパーソナライズが始まった
という話をしました
今日はここまで
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常識的なリテラシーとして広める活動をしています
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お待ちする日でありますように
千葉直樹でした
ではまた