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  2. #004 なぜ拡張子の話をし..

にゃおの考える現代の基礎的なリテラシーは、ITをきちんと使えることが含まれます。そのためにどのような問題があり、どう解決していったらよいか考えてみるPodcastです。

今回は、このPodcastの第2回のテーマであった「拡張子」の話をなぜしようと思ったのかについて話しています。

誰でもコンピュータでデザインやプログラミングをする良い時代になったのですね。

第2回の配信はこちらから。

「読書と編集」の活動は、

https://www.nyaos.net/

をご覧ください。

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読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に様々な話をしています。
第2回の放送で拡張紙の話をしました。
今回はなぜそれをテーマにしたのかについて話してみます。
きっかけとなったのは、
拡張紙という言葉を知らない人が
ウェブデザインやプログラミングを学ぶ時代になったんだなぁと感じた出来事があったからです。
こんな出来事がありました。
全くの初心者がウェブデザインを習い始めた時の出来事です。
最初にhtmlを学ぶためにメモ帳でhtmlをテキスト通りに書いてセーブをして
ファイル名拡張紙の部分をきちんとhtmlにした状態で開いてみたら
ダブルクリックしてもレンダリングされた画面にならないということがありました。
レンダリングされた画面にならないというのは
ブラウザの方が開かれないということで
開かれるのは結局のところ
自分でコードを書いてたメモ帳だったということになるんですけれども
よくわかっている方にとっては
なるほどって思ったんじゃないかと思います。
Windowsの場合は
規定値の状態だとファイルの拡張紙を表示しないモードになっていると思います。
メモ帳でメモを書いてセーブをすると
見えない拡張紙の部分は.txtになってしまうわけですね。
ですからファイルをダブルクリックしてみても
メモ帳が普通に立ち上がってしまう。
これは当たり前の動作なわけです。
でも見た目上はファイル名に.htmlという拡張紙が付いたように見える形になっていた。
実際に付いたファイル名はどうなっていたかというと
例えばサンプル.html.txtという形になってしまったということなんですね。
本当にこれは知っている方だったらどうってことない話だと思うんですけれども
学ぼうとした初心者の方には
そんなことは思いもしないことだったということになるわけです。
こういうごく初歩的な問題につまずいてしまうという方が
ウェブデザイナーとかプログラマーとか
そういうのになろうという風にしている時代になったということです。
これがね有識問題なんだみたいなことを言いたいわけではなくて
ウェブサイトを作ったりプログラミングをしたりというのが
それだけ短いなったっていうことだという風に
僕は喜ばしいことだと思っています。
20年ほど前のことになりますが
ブログのような記事の中で
いずれ一般の主婦がプログラミングをする時代が来る
というようなことを書いたら
周りの方々の反応は
えーという感じでした。
当時はインターネットやっと使えるようになったというところで
家にパソコンも一般にはないような時期でもありましたので
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かなり違和感があったんじゃないかと思います。
でも今は本当にそういうことを誰でも仕事にする時代になっていて
これからはもっと進んで
自分の課題を解決するために
プログラミングをするっていう時代になるんじゃないかと思います。
僕のような古いエンジニアは
拡張子のような暗黙の了解を
きちんと言語化して説明できるようにしなければならない
というふうに思ったことが
前回の拡張子の放送を
やってみようと思ったきっかけになったわけです。
そういう意味で言うと
まだまだやれることはたくさんあるわけで
それ自体はとてもうれしいことだな
というふうに思ったということになります。
読書と編集では
ITを特別なものではなく
常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
詳しい内容については
概要欄のリンクから
または読書と編集と検索して
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ではまた。
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