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2023-09-02 08:21

#665 【史】デューイの街をストリートビューで歩いてみる

「図書館ねこデューイ」という本を読みながら、ストリートビューでデューイの街を歩いてみたらエモかった。

という話。

にゃおの考える現代の基礎的なリテラシーは、ITをきちんと使えることが含まれます。そのためにどのような問題があり、どう解決していったらよいか考えてみるPodcastです。

「図書館ねこデューイ」

https://amzn.to/3QZAgF6


「Sisters Mainstreet Cafe」

https://goo.gl/maps/7km3xEfopVa5ofjT9


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をご覧ください。

サマリー

地図の話として、漫画やアニメの舞台となった場所に行ってみるという聖地巡りの話を紹介します。具体例として、アメリカのアイオワ州スペンサー市にある公共図書館について、Googleストリートビューを使って実際に訪れた感覚を伝えます。

聖地巡りの面白さ
にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回お話しするのは、「デューイの街をストリートビューで歩いてみる」というものです。
土曜日は、地図の話をしています。聖地巡礼って言葉がありますよね。
宗教的な話じゃなくて、どちらかというとオタク的な方のやつです。
漫画やアニメなどで描かれている場所に行ってみるというやつですね。
この定義は狭すぎだな。
昔から小説や映画の舞台となった場所に行ってみるというのは普通にありますよね。
実際にその場所に立ってみると、その作品の色々な場面を思い出して、ドキドキしたりウルウルしちゃったりしますけど、
イメージとちょっと違っちゃって、表紙抜けというか、ちょっとガッカリなってこともあったりして。
まあそれは作品への思い入れによっていろんな印象を残すものだと思います。
逆に自分が住んでいる場所の近くが作品に使われたりすると、
それだけでその作品が好きになったり応援しちゃったりってこともありますよね。
そういう実際の場所とのつながりが強い物語やエッセイなどは、
実際にその場所を訪れてみると物語が立体的になる感じがしてなかなか良いものです。
比較的近い場所は実際に行ってみるということができますけど、
外国に行くのはそう簡単ではありません。
例えば僕は赤毛の庵がとても好きですが、
ちょっとプリンスエドワード島に行ってみようかなとはなかなか行かないものです。
まあ、赤毛の庵の場合は優れたアニメーション作品があって、
頭の中にそのイメージがあるし、
そもそもだいぶ昔の話なのでまあいいかって感じになっているのですね。
ついこの間、Facebookでつながりのある方がとある本を紹介していました。
図書館猫デューイという本です。
町を幸せにした虎猫の物語という副題がついたビッキー・マイロンさんの著作です。
この本の紹介を読んで、
あ、この本家にある!と思ったんです。
思った通り、僕がいつも寝ている部屋の枕元に一番近い本棚に入っていました。
枕元の本棚だからといってお気に入りの本が入っているわけではありません。
ざっと見て半分は未読と言っていいでしょう。
なぜかというと家族のお気に入り本が大量にあるからです。
この本もそういう本の中の一冊でした。
でもよく考えると図書館も猫も大好きですから、読んでいない方が不自然です。
開いてみると読んだ記憶がないのですね。
どうもセラピーキャットのオスカーの話と混同して読んだつもりになっていたようです。
というわけで、せっかくのご縁なので初めて読んでみることにしました。
アイオワ州スペンサー市の公共図書館
プロローグはアイオワにようこそ。
この本の舞台はアメリカアイオワ州スペンサーという街の公共図書館です。
農業地帯としてのアイオワの気候や特徴的な景色から始まり、スペンサーのメインストリートを進んで公共図書館までの街並みが描かれています。
ここまで読んでアメリカのちょっと田舎の街並みが頭に思い浮かびましたが、
あ、そうだ、グーグルストリートビューで見てみようと思ったのです。
早速グーグルマップを開いてスペンサー公共図書館と検索します。
一発で外国の街の地図が表示されるのを、うーんやっぱりすごいなぁなんて思いながら、右下の人のマークをつまんで図書館の前の道路に落とします。
おお、この図書館か、となんだかその場所に来たような感覚になりました。
そしてプロローグに書かれている道とおぼしき場所を遡って移動してみました。
書かれているいくつかのお店はピンポイントでは見つからないなぁと思いながら、しらみつぶしに通りのお店をチェックしていったら、カードショップが見つかりました。
スポーツカードとコミックのお店です。
ちゃんとお店の中も見ることができて、お客さんの雰囲気もわかります。
図書館のあるブロックにはちょっと気になるお店がありました。
中華料理屋さんです。
そのお店の見た感じは、中華というよりも日本の食堂っぽいなと思って、メニューを見てみたら、左上にジャパニーズメニューがあって、握り寿司から始まるのです。
中華風の料理もあるし、カレーっぽい見た目の料理もあって、アジア風の料理のお店なのでした。
こういうのを見るとワクワクしませんか?
もう一つ興味を持ったのはブルーワリーです。
クラフトビールのお店なのかな?
美味しそうなビールの写真が並んでいます。
ここもカードショップと同じようにお店の中が見渡せて、こんなお店に行ってみたいなと思いました。
ブルーワリーの隣のお店をクリックして、思わず、「あ!」と言ってしまいました。
ここは本から引用しますね。
フォーマイカバリのテーブル、ドリップコーヒー、タバコ臭いブースを備えた実質本位の食堂、シスターズカフェ。
実はこの雰囲気、昭和の駅前食堂みたいな感じがして、今もあったらいいなぁと思ってストリートビューを見始めたのです。
そう、ブルーワリーの隣にあったのがシスターズカフェ。正確にはシスターズメインストリートカフェでした。
お店の正面の姿を見ると、まさに昭和の駅前食堂って感じでした。
メニューを見ると、朝5時30分からやっているのです。
ソーセージに卵焼き、クリームチーズを塗ったパンやパンケーキ、それにコーヒー。
多分、虎猫のリューイが図書館にいた頃と変わっていないのでしょう。
なんだかぐんとえむい気持ちになりました。
Googleストリートビューはこんな風に、聖地巡礼にも使えるのですね。
図書館のブロックの周りを見るだけでも、住んでいる人たちの暮らしぶりが見えるようですし、
お店のレビューを読むと、もっと人々を身近に感じることができます。
こんな風に本を片手に、地図を見るのはいかがでしょうか。
本だけを読むのとは全く違う体験ができると思いますよ。
今度そういう読書会をやってみようかなぁ。
今回は、リューイの街をストリートビューで歩いてみる、という話をしました。
今日はここまで。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
ITリテラシーの基礎を学べるオンライン講座をやっています。
詳しい内容については、概要欄のリンクから、または、「読書と編集」と検索して、
猫がトップページに出てくるホームページをご覧ください。
この配信の書き起こしを、ノートで連載しています。
こちらも概要欄にリンクがありますので、フォローいただけると嬉しいです。
今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。ではまた。
08:21

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