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2023-07-15 05:54

#616 【史】奥の細道とGoogleマップとバーチャル散歩/地図も読み物だから(38)

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奥の細道をマッピングしたGoogleマップを見つけて、地図読みは想像力の世界だから他人と共有するのが難しいけれど、Googleマップでその世界を共有する方法が出てきた。

という話をしています。

にゃおの考える現代の基礎的なリテラシーは、ITをきちんと使えることが含まれます。そのためにどのような問題があり、どう解決していったらよいか考えてみるPodcastです。

Googleマップ「奥の細道」

https://www.google.com/maps/d/u/0/viewer?mid=1euO4BrT_zH-gil0nMYTwd4suzus&hl=en_US&ll=37.311238135495124%2C138.69083399999997&z=7


バーチャル散歩「銭湯さんぽ(トレーラーサンプル)」

https://youtu.be/KcIpSiXxKXM


「短歌の世界の歩き方」/北詰至

https://listen.style/p/tankanosekai


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https://www.street-academy.com/steachers/468576?conversion_name=direct_message&tracking_code=62e788e6ff484f6d2952151bb9c955b4

をご覧ください。


サマリー

奥の細道とGoogleマップとバーチャル散歩について話しています。

00:05
にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、奥の細道とGoogleマップとバーチャル散歩、地図も読み物だから38回目です。
土曜日は地図の話をしています。
最近、地図と文学みたいなテーマで話すことを探しています。
先週の土曜日は、Googleマップに平安京のレイヤーを載せた地図があるという話をしました。
Googleマップの良いところは、こんな風に自分の地図を作れるところなのです。
案外古典の世界と地図を組み合わせるのを面白く感じたので、
他に地図と絡めて楽しめるものはないかといろいろリサーチしていて、これはすごいなと思うものを見つけました。
奥の細道とGoogleマップとバーチャル散歩
奥の細道という地図です。
よく考えてみれば、奥の細道ほど地図と組み合わせて面白いものは滅多にないかもしれません。
見つけた地図のリンクを概要欄に貼っておきますね。
誰が作って公開したのかわからないのですが、マップ上に奥の細道に出てくる地名のピンを立てて、
ところどころにそこで読んだ俳句がコメントとして記述されています。
こうやってマップを作って簡単に公開できるのがGoogleマップの素敵なところです。
古典の世界に出てくる場所を現代に重ねてみると、なんだか別の世界に紛れ込むような感じがしてきます。
想像力を働かせると思い浮かぶものがたくさんあります。
地図が好きな人は、地図の上に想像上のレイヤーを重ねてみているのです。
想像上のレイヤーは頭の中にあるものですから、もちろん他の人には見えません。
だから、地図に興味がない人に地図の面白さを伝えるのが難しいわけですよね。
見えないものを可視化する手段の一つとして、手軽に使えるGoogleマップが使えるのです。
その一つの試みとして、このポッドキャストにちょこちょこゲストで来ていただくずめさんとバーチャル散歩というのをやってみたことがあります。
オンラインで会話ができる状態にして、それぞれのパソコンでGoogleマップのストリートビューを開き、
目的地に向かっておしゃべりしながらそれぞれの画面を進めていくのです。
同じ画面を共有しながら話すのも良いのですが、ここではそれぞれの画面を見ながら話していることがポイントです。
最初にスタート地点をそれぞれの画面に表示すること自体がちょっと大変です。
スタート地点は何々駅みたいにあえてざっくり決めて始めると、知らない場所で待ち合わせをするイメージになります。
うまい子と同じ場所に着いたら、そこから目的地に向かって歩き始めます。
え、どっち?ローソンを右に見ながら進むの?なんて言いながら進んでいくのです。
それぞれの画面を見ているということは、視線が別々ということです。
これ、実際に一緒に道を歩いているのとよく似ているのです。
厳密に言うと、二人は別々の景色を見ているわけですよね。
さすがにあそこと指を指すことはできませんので、頑張って言語化するところがまたとても楽しいのです。
以前のバーチャル散歩の冒頭部分を動画にしたものを概要欄に貼っておきますので、どんな様子かぜひ見てくださいね。
これまで地図読みは一人で楽しむ感じでした。
想像上のレイヤーは他の人に見せられなかったからです。
でも、Googleマップを使うと、その想像の世界を他の人にも伝えられることがあります。
不完全な情報を他の人と一緒に保管していく楽しみは、やってみないと分かりません。
実際に旅に出るのは楽しいですが、リアルだからこそできないこともありますよね。
全くの想像上の旅とリアルの旅の中間に案外面白い世界があるのです。
皆さんもGoogleマップを駆使して遊んでみてください。
地図とバーチャル散歩
こんな遊び方があるよって方がいらしたら、ぜひコメントで教えてくださいね。
今回は奥の細道とGoogleマップとバーチャル散歩という話をしました。
今日はここまで。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
ITリテラシーの基礎を学べるオンライン講座をやっています。
詳しい内容については、概要欄のリンクから、または読書と編集と検索して、猫がトップページに出てくるホームページをご覧ください。
この配信の書き起こしをノートで連載しています。
こちらも概要欄にリンクがありますので、フォローいただけると嬉しいです。
今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。ではまた。
05:54

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