1. にゃおのリテラシーを考えるラジオ
  2. #882 【雑談】インターネ..

ボーカロイド楽曲を通して、テクノロジーがアートに与えた影響を考察します。

結果として、インターネットが実現した世界は日本人に合っているのではないかと思うのです。


にゃおの考える現代の基礎的なリテラシーは、ITをきちんと使えることが含まれます。

そのためにどのような問題があり、どう解決していったらよいか考えてみるPodcastです。


LISTEN版にゃおのリテラシーを考えるラジオ

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をご覧ください。

#読書と編集 #DX #IT #ITリテラシー #リテラシー #音楽 #YouTube #podcast

00:04
にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代のリテラシーを中心に、様々な話をしています。
今回お話しするのは、
インターネット世界に日本人が適合する理由、というものです。
土曜日は、日頃思ったことを適当に話しています。
うちのテレビは、地上波放送をほとんど見ないテレビになっています。
何度も言ってますけど、本当にそうなんです。
デフォルトで見ているのはYouTubeです。
見るものは様々ですし、音楽を流しっぱなしにするのにも使っています。
コマーシャルのない世界は快適すぎて、地上波放送は必要最低限しか見なくなってしまったわけですね。
見る動画には様々なものがありますが、最近は海外YouTuberのリアクション動画が多いです。
たぶん1日の半分くらいはテレビから英語が流れているわけです。
リアクションも様々ですが、割とよく見るのが、日本の音楽に対するシンガーやボーカルコーチのリアクションです。
その中で、なかなか面白い議論だなぁと思ったものがありました。
それは、最近流行りのJ-POP、それもボーカロイド楽曲に関するものでした。
出演しているキャリアの長いボーカルコーチにとって、ボーカロイド楽曲は戸惑いがあるようです。
それもボーカロイド楽曲を生身の人間がボーカロイドに寄せて歌うことに対する戸惑いです。
これ、たぶん日本人でも不思議に思っている人の方が多いかもしれないですよね。
英語の議論を聞いていたので、僕の誤解が入っているかもしれませんが、音楽や歌にテクノロジーが多分に入り込んでいることを不自然に感じているようでした。
歌は生身の人間が歌うのが自然だという感じ。
これ、なんとなく気持ちはわかるんです。
ちょっと観点がずれますけど、手作りにこだわりたい気持ちってよくあるでしょう?
でもこれ、たまに微妙なことがあるんですよね。
身も蓋もないですけど、へ料理よりお店で買ってきたものの方がおいしいってことありますよね。
もちろん作ってくれることには感謝するけれど、正直に言うと…ってことないですか?
まあそこまでじゃないけれど、ファーストフードとかコンビニスイーツとかおかべんなんかもなかなかやるじゃんってことあるじゃないですか。
こういうのが絶対ダメっていう極端な人もたまにはいるでしょうけど、大体の人は十分かなと思ってたりすると思うんです。
これらのものは50年ほど前には存在しないものでした。ほとんどの人が自分で手作りするしかなかったわけですよね。
さまざまな分野でテクノロジーの恩恵を受けることができるようになって、いつでもどこでもおいしいスイーツを食べられるようになったわけです。
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おいしいスイーツのお店は手作りじゃないかという人もいるでしょうけど、50年前にはケーキを食べられるのは誕生日くらいだったんですよ。ほんとに。
それも今とは比べ物にならない味のケーキをケーキ屋さんから買ってきていたのです。
比べ物にならないというのは、今の方が全然おいしいという意味です。
今はそんな風に味にこだわったスイーツを日常的に食べられるじゃないですか。
それはスイーツの作り手が増えたからできることなんですよね。
これ、さまざまなテクノロジーが進化した結果だと考えることができるのです。
話を歌に戻しましょう。
ボーカロイド楽曲を人間が歌うのが奇妙に感じるというのは、歌は人間が歌うものが本物という意識があるからでしょう。
僕もこれにはある程度同意します。
生身の人間が歌うライブの良さは言うまでもありませんからね。
ただしここにちょっとした思い込みがあります。
素晴らしい歌を歌えるのはほんの一握りだという思い込みです。
確かに数は多くないんです。
でもインターネット以前とは明らかに状況が違います。
今はクオリティの高い音楽の流通量が昔と比べてとんでもなく多いのです。
ほんの20年ほど前まで、好きな音楽をいつでも聴くためにはCDを買う必要がありました。
今はサブスクでいくらでも聴くことができます。
それだけじゃありません。
SNSを使って誰でも発信ができるようになりました。
自分の歌声を直接聴いてもらうことができるのです。
もちろん認知してもらうためにやらなければならないことはたくさんあるわけですが、それを個人がやれなくもない状況になったのです。
昔は何らかのプロダクションに入る以外に方法がありませんでしたから、これはものすごく大きな変化なのですね。
なぜそんなことが可能になったのかというと、テクノロジーが進化したからなのですね。
広い意味のインターネットを誰でも使えるようになったので、そういうことが可能になったのです。
昔は音楽を作ること自体が大変でした。
何が大変だったのかというと、演奏するのが大変だったのです。
今はパソコンがあれば曲を作って演奏することができます。
その演奏の一部にボーカロイドを使うことができます。
昔とは比べ物にならない人数である程度まとまった音楽を作れるようになったのです。
そうやって出来上がった音楽を生の楽器で演奏したり、人間が歌ったりするのって全然不自然じゃないですよね。
こうやってテクノロジーが音楽を作るハードルを下げた結果、昔は見出されなかった天才が大量に発掘されるようになったのではないかと思います。
それが今のクオリティの高い音楽が溢れる状況を作りました。
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質を凌駕する状況が作られているわけです。
多分、普段のボーカルコーチはテクノロジーが自然の対極にあるものだと無意識に思い込んでいるのではないかと思うのですね。
だってね、今時のライブでマイクとスピーカーを使わないことなんかないじゃないですか。
これだって100年前にはなかったテクノロジーですからね。
マイクとスピーカーを使ったら本物の歌じゃないなんて言ったら、うーん、まあそういう考え方もあるかもねって感じになりますよね。
テクノロジーの進化というのはそういうものなのでしょう。
別の言い方をすると、テクノロジーがアートを民主化しているとも言えるかもしれません。
多分日本人はこういうのが得意なのではないかと思います。
カラオケの普及は歌が上手な人を増やしましたし、
TikTokをきっかけに踊る人も増えたでしょうし、
美しい絵を描いてSNSに投稿する人は5万人いるし、
自分で動画を撮影して編集までして投稿する人もたくさんいる。
今はアニメーションすら個人で作ることができます。
小説を書いている人もむっちゃたくさんいて、
それが本になり、漫画になり、アニメになり、ドラマや映画になったりもします。
バズる人は一握りですが、その数は昔とは比べ物になりません。
だから思うのです。
インターネットは天才の定義を変えました。
それは候補者の母数が増えただけでなく、ポジション数も増やしたからです。
八百万の神がいることを信じる日本人にとってそれはごく自然なことなので、
実はインターネットが作った世界に適合しているのは日本人かもしれないと思うのです。
過言でしょうかね。
今回はインターネット世界に日本人が適合する理由という話をしました。
今日はここまで。
読書と編集ではITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
ストア化でITリテラシーの基礎を学べるオンライン講座をやっています。
詳しい内容については概要欄のリンクから見に行くことができます。
コメントはリスンで、文字で読みたい方はノートをどうぞ。
どちらも概要欄にリンクがありますので、フォローいただけると嬉しいです。
今日もワクワクする日でありますように。千葉直樹でした。ではまた。
08:35

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