AIの活用と教育の未来
にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。このチャンネルでは、読書とIT時代のリテラシーを中心に、好きなものの話をしています。
今回お話しするのは、学校の先生がAIに淘汰される時代が来たかも、というものです。今日は、IT系の技術的な話をしようと思います。
あまりAI、AIと騒ぐのもちょっとカッコ悪いなぁと思いつつ、40年以上もAIに関心を持ってきた身としては、最近の動きには興奮せざるを得ない状況なので、日常の中でどんな風に使っていったらいいかなぁなんてことを色々試しているところです。
なかなか便利に感じるというところまで使えるようになっていないのは、多分に自分の発想の方に問題があるんだろうなぁと感じて、歳は取りたくないものだなぁなんて思ったりもしますが、
まあそれでもこんな使い方をしてみたら案外便利だなぁなんて思うことが少しずつ出てきた今日この頃なのですね。
今気に入っている使い方は、家にある家電製品のマニュアルのPDFを読み込ませて、中身を説明させる使い方です。
何か調子が悪い時に例えば故障かなと思ったらなんていうページを見ることがありますよね。
その代わりに故障の例にはどんなものがありますかなんてAIに聞いて載っている例を挙げてもらって、その中で気になる例について会社も含めて説明してもらうみたいな使い方ができます。
簡単直入にGoogleという方法でもいいのですが、取説から説明してもらった方が信頼できる感じがしますよね。
もっと使う情報を限定したい時にはGoogleのNotebook LMというのを使うやり方があります。
Notebook LMはソースとして入力したものだけから回答を作ってくれるので、より信頼性の高い情報を得ることができます。
これを使っていろいろやってみてと思いました。
何かを学ぶためのテキストやら動画やらをまとめてAIの入力にしたら、むちゃくちゃ効率的に学ぶことができそうじゃないですか。
まずは要約から入って、どんどん詳細に突っ込んでいくことができますからね。
さらに、ディープリサーチで発生する情報を見つけてもらって、そこから学びを広げることもできるし。
でも、自分からアクティブに学ぶのはなかなか難しいということもあるよなと思ったら、Notebook LMにとんでもない機能がありました。
概要音声で説明する機能です。
うん、AIならできそうだよね。
でも、これやってみたらちょっとびっくりなんですよ。
2人の登場人物の掛け合いで話してくれるんです。
ラジオを聞いているような感覚です。
今のところ英語にしか対応していないのですが、むちゃくちゃスムーズな会話です。
僕は英語が全然ダメなんですけど、自分が作ったとある文章についての概要音声を作って聞いてみたら、ほぼ理解できるなって感じでした。
試しに、いつも使っているヨーグルトメーカーの取説を読み込ませて音声概要を作ってみたので、ちょっと聞いてみてください。
まず、このヨーグルトメーカーの取説を読み込ませてみましょう。
美味しそう。
IYM014の取説を読み込ませてみましょう。
このヨーグルトメーカーの取説を読み込ませてみると、
僕たちが作るヨーグルトメーカーについて学ぶことについては信じられないと思います。
本当に?
まずは、全てのセクションが安全について書いてあります。
そう、必要だね。
オッケー。
ね、面白いでしょ?
こんなことができるってことは、教科書をもとにしてうまいことを説明してくれる可能性があるってことじゃないですか。
アバターをつけたらなかなかいい感じになりそうじゃないですか。
これ結構やばいですよね。
多分学校の先生の何割かは仕事なくなりますよ。
リテラシーと新しい学び
専門家が作った教材を学習者がAIを使ってそれぞれのペースで学ぶ方が効率が良さそうじゃないですか。
集合授業をしなければならない科目はかなり限られてきますよね。
何より人間の先生にはできないことがあります。
それは24時間365日質問に答えることです。
よほど我慢強い人でも子供のどうしてにヘキヘキしたことがない人はいませんよね。
AIはそういうの得意ですからね。
もちろん人間の先生が報道しなければならない場面は必ずあるのです。
むしろそっちだけを人間の先生がやることになるのでしょう。
生徒一人一人が求めているものをきちんと汲み取って学びをサポートするのです。
人間の先生は教えなくていいのです。極端な言い方ですが。
専門家が作ったAI教材の方が教えるのは上手になっちゃいますからね。
これ、YouTubeにあふれる教材で学ぶスタイルの先にあるものです。
ということは先生の側がAIをちゃんと使えないとまずいってことですよね。
AIの方が優秀なことがバレちゃったらどうします?
AIは冷たいとか言い始める人が必ずいると思いますが、
書類は手書きの方が暖かいのだから全部手書きでやりましょうって言われたら今ならキレますよね。
ちょっと前までそういうことを本気で言う人結構いたみたいですけど。
似たようなことをAIに対しても言う人がいると思います。
でもそれは時代遅れなので窓際にでも座ってもらいましょうね。
そんな極端なデモ人も多いでしょう。
僕もそんなに急激に変わらないだろうと思いたいところがありますが、
今のAIの変化は侮れないと思います。
スマホが普及した時より変化はずっと早いですよ。
さて、どうしましょうね。
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今回は、学校の先生がAIに淘汰される時代が来たかも、という話をしました。
今日はここまで。
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今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。ではまた。