1. 古文の聞き流し
  2. 1.助動詞の接続は「起きたかど..
2026-02-19 03:57

1.助動詞の接続は「起きたかどうか」で見分けてみよう

spotify
00:00
はい、さて今回は古文の学習で多くの人が最初にぶつかる壁、助動詞について掘り下げていきたいと思います。はい、よろしくお願いします。こちらの助動詞活用表、私も高校生の時、本当にこれを丸暗記しようとしてすごく苦労した記憶があるんですよ。
ああ、わかります。無理に覚えようとすると、ただの記号の羅列にしか見えませんからね。でも、実はすごく美しい理屈で成り立っているんですよ。 その理屈、ぜひ知りたいです。今回は特に基本となるる、らる、す、さす、しむ、ず、それからき、けり、つ、ぬ、たり、りのグループに絞っていきましょう。
はい。目標はですね、この表の中でも特に厄介な接続、つまり未然形につくのか、連用形につくのかっていうルールをすっきりと理解すること。ここから始めたいなと。
では早速ですが、この接続の謎を解くためにすごくシンプルな考え方を一つ提案します。それはですね、助動詞の意味を、まだ起きていないことか、もう起きたことか、この2つで分けてみることなんです。
まだ起きていないことですか?面白い視点ですね。
まず未然形に接続するグループを見てみましょうか。る、らるは受け身、尊敬、自発、可能。す、さす、しむは私益、尊敬。そしてずは宴し。これらって誰かに何かをされるとか、誰かにさせるとか、あるいはしないとか、全部その動作がまだ実現していない感じしませんか?
ああ、なるほど。言われてみれば確かにそうですね。これから起こることというか。
そうなんです。だからこそ、未ださらず、つまりまだそうになっていないという意味を持つ未然形に接続する。こう考えるとすごく論理的じゃないですか。
ほんとだ。単なるルールじゃなくて意味の必然的なつながりに見えてきますね。
ええ。ということはその逆で、もう起きたことのグループは?
その通りです。それが連用形に接続するグループですね。
はい。
例えば、過去を表すきとけり。これはもう明確に、もう起きたことですよね。
ですね。
それから完了のつ、ぬ、たり、り。これもしたものとかしているという意味なので、動作が完了した後というニュアンスです。
ああ、そっか。風吹きぬと言ったら、もう風が吹くという動作は終わっているわけですもんね。
そういうことです。これらはすべて、すでに行われた動作やその結果の状態に関わっている。
なるほど。
だから、要言に連なる形、つまり連用形につくと。
うわあ、これはすごい。つまり、未然形接続はまあいわばこれからグループで、連用形接続はすでに完了過去グループと頭の中で分ければいいんですね。
03:03
ええ、まさにその通りです。
これなら、あの複雑な表を丸暗記しなくても済みそうです。
この視点を持つだけで、あの無機質に見えた活用表が意味のある地図のように見えてくるはずですよ。
いや、本当にそう感じます。今日のポイントをまとめると、助動詞の接続は、その意味がまだ起きていないことなのか、もう起きたことなのかを考えれば自然と見分けられるということですね。
はい。そしてですね、ここから思考をさらに深めるための問いを一つ、最後に。
お、なんでしょう。
完了の助動詞のたりには、完了したものと、存続しているという二つの意味がありますよね。
ええ、ありますね。
なぜ一つの単語が動作の終わり、その後の状態という一見すると違う二つの時点を表すようになったんでしょうか。
この繋がりを考えてみると、言葉の奥深さみたいなものが見えてくるかもしれませんよ。
03:57

コメント

スクロール