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なっちゃのです。今日はですね、教養って人生を豊かにしてくれるな〜って思うような出来事があったので、喋っていこうと思います。3分ぐらいで終わると思います。
昨日はですね、土曜日で、夫が休みで家にいてくれていたので、野暮を済ませに一人で出かけてたんですね。
電車に乗るんですけど、ホームで隣で待ってる人がいて、頭が薄くて太っていて、昨日暖かいとはいえ街中では珍しい半袖着て、体が大きい男性だったんですよ。
多分年は40くらいなんじゃないかなと思うんですけど、電車がホームに滑り込んできて乗り込もうとしたら、その半袖おじさんが先に乗り込んで、私はついていくように後から乗ったわけなんですね。
乗った瞬間ドンってなって、何が起きたのかと思ったら、おじさんが肘か何かで私の乗車を妨害というか、小すくとかっていうよりももう少し大きい力で跳ね返してきたんですよ。
何?と思ったら、そいつ知らん顔なんですよね。で、狛犬ポジション陣取ってて、なんだこいつと思って、いかにもひもての自意識がひねくれにひねくれて、そんなことやりそうなやつだなと思って。
ただ、私がそいつに何の害も与えてないと私は思っているということだけがちょっと不可解なんですけど、関わるのも無駄だし、考えるだけ無駄だしと思って、一瞬で忘れたんですね。
電車っていうのは山手線に乗ってて、そいつが秋葉原で降りたんですよ。その時すごいハッとしたんですね。こいつ中年童貞だと思って。
中年童貞っていうのは言わずっと知れたノンフィクションライターの中村敦彦さんの代表作の一つにルポ中年童貞っていうのがあるように、中年っていうのは30歳以上、童貞っていうのは文字通り性行為をしたことがない人ですよね。
30以上の性体験のない人が何なのって、それ以上でもそれ以下でもないって思ってたんですけど、そうじゃないんですよね。
これがもう幼少期からのひもてひりやかいどまっしぐらなことによって、いつまでたっても何のデビューもできず年ばかり食い、文字意識がこじりにこじりにこじれるんですよね。
どうなっていくかというと裏切らない二次元にいくつくか、弱き者にマウントし散らかすか、ネトウヨになって他者を攻撃しまくるかみたいな末路を生きているっていうルポルタージュなんですよね。
その取材の出発地点がまさに秋葉原だったんですよ。
いきなりシナプスがつながったみたいに、それだってそう思ったら熱心発見したみたいな充実感とか高揚感を覚えて、中年童貞とかってすれ違うくらいはいくらでもあるかもしれないですけど、実生活であんまり関わらないですよね。
私は2カ所の介護現場にいたんですけど、そんな人いなかったんですよ。
大手と言える事業者、私のところは大手と言える事業者である程度選べる立場だったっていうのはあるのかもしれないんですけど、そんなカンナで、教養ってのは人生豊かになるなって、そんなことをはるき先生の前で言ったらお叱りを受けそうなくらい陳腐なんですけど、そう思った次第でございました。
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ということで本日は以上です。
それではまた、ぴったり3分です。