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こんにちは、おはなし屋なおとです。この番組は、フリーで活躍するライフコーチの育成、プロデュース事業を展開しているおはなし屋なおとが、豊かなコーチを目指す人に向けて配信しているラジオです。
ということで、今日は146回目の放送になります。
オリンピックが終わりましたね。いやー、閉会式を昨日夜見ていたんですけれども、そのオリンピック閉会式を見て自分の生き方を考えた話、というテーマで話していきます。
いやー、オリンピックの閉会式を見て、みなさんどう感じましたかね?ということで、僕は今、奥さんと2人で暮らしていて、その時も奥さんと2人でオリンピックの閉会式をね、見ていたんですけれども、
あれを見ていて、あの確かに面白いシーンというか、おーって思うようなシーンはあったんですけど、全体的につまらなかったなーっていうような印象がしました。
閉会式の中でDJ松永さんっていう、クリーピーナッツっていうね、ヒップホップグループのDJをやっている人がいて、僕クリーピーナッツ大好きなんですけど、
そのDJ松永さんが出た時は、「うわー松永出とるー!」みたいな感じでテンション上がったけれど、その時ぐらいだったかなーと思っていて、
まあ全体的にね、あんまりあの閉会式最高だったって人はあんまりいないんじゃないかなーと思って、でなんか僕はその閉会式を見ながら、なんでこんなに面白くねえんだろうなーって思ったんですよ。
そのバッハ会長とか、そのオリンピック委員会のなんとかセイコさんとかが、まあずらずら話していたりもしていて、なんでこんな面白くね話くどくどすんのかなーとか、
もちろんそのね、やってる人は一生懸命やってるから、その人たちに何かを言うつもりはほんとないんですけど、なんかよくわかんないダンスとか、なんかもうちょっとなかったの?みたいな風に思ってて、
でうちのマルちゃんなんかほんとストレートなんで、「この人たち何してるの?何が楽しいの?」みたいな感じで、空口で言いながら見てたりしたんですけど、
それもなんであんなにつまらないというかパッとしないというか、だってオリンピックの閉会式って、ぶっちゃけあの2,3時間で何億円ってかかってるわけじゃないですか。
で、なんであんなにつまらないというか面白くないというか、もうちょっとなんかその辺のなんか、なんていうのかな、デザイナーさんじゃないけど、
企画考える人がやった方が面白くなるんじゃねえかなって最初は思ったんですけど、ちょっと考えてみたら、あ、そっかって踏み落ちたことがありまして、
オリンピックの閉会式がつまんないのって、オリンピックの視聴者の想定が全人類、全年齢を対象しているものなんですよ、オリンピックって。
まあ冷静に考えたらそうじゃないですか、オリンピックって全ての世界中の人が見るし、例えば僕たち日本人も見るし、アメリカの人も見るし、インドの人も見てるでしょうね、
とかそのアフリカの人も見てるかもしれないし、オーストラリアとかね、カナダとかロシアとかいろんな国の全世界の全年齢の人たちが見てるわけですよ、オリンピックっていうのは。
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ってなると、例えば僕がすごい思ったのは、え、もうちょっと松永映してよってすごい思ったんですよ、DJ松永さん、もっと見たかったなって思ったけど、
でもそのDJ松永さんをもっと見せると、DJ松永さんに興味がない人たちってのは、なんでこの兄ちゃんずっと映してんのって風になるわけじゃないですか。
そうすると、あちらが立たればこちらが立たぬっていうことが起きるなと思って、で、例えばじゃあバッハ会長が、バッハ会長って言っちゃった、バッハ会長がつらつら喋ってて、
で、こんなの誰が喜ぶねんって思うけど、でもそのバッハ会長がつらつら大阻かに喋るのって、じゃあオリンピックの組織委員会バッハ会長に続いていってる人とか、
何よりバッハ会長のやりがいとか、オリンピックは大阻かにやるべきで、オリンピックって式典なんだって考えている人たちにとっては一番のクライマックスシーンでバッハ会長のスピーチだったかもしれないですよね。
あんまりその日本人、日本って平和なんで、オリンピックに対してすごい強い意味を持って見てる人って少ないと思うんですけど、
オリンピックってやっぱり平和の象徴なので、あえてバッハ会長がそのオリンピックの精神みたいなことを伝えるシーンがクライマックスであれが一番良かったって言ってる人って、
日本にあんまりいないかもしれないけど、いっぱいいるんじゃないかな世界中にはって思った時に、
万人受けを目指したメディアの最高峰があれなんだなって思ったんですよね。
日本人がバッハ会長の話が長い話が長いって叩いてる人いっぱいいるじゃないですか。あれはバッハ会長の話の価値がわからない僕たちが、悪いってわけじゃないけど、話の価値がわからってないだけで僕たちにとってバッハ会長の話が一番面白かったって人は絶対いるはずなんですよね。
日本にもいるかもしれないですよね。あれでこそオリンピックだと思ってる人とかいるかもしれないし、もちろんね、あそこで内容のないスピーチはしないはずなので、ちゃんと聞いたらすごくいいこと言ってると思うんですよ。
そういうのを見て僕は、万人受けを目指す生き方の最高峰がこれなんだなって思ったんですよね。
だから、いろんな人、若い人だって見てるから、若い人を喜ばせなきゃいけないから、それこそちっちゃい子たちも見てるわけですよね。
将来の何十年後かのオリンピアンが、今回のオリンピックの閉会式を見てるかもしれなくて、そこで例えば活躍した若い人が出たりとか、子供たちが実際にそこで演技をしていたりパフォーマンスをしていたりするので、オリンピックすごいなって思うかもしれないし、
僕みたいな人間は松永さんが肘でターンテーブルを触ってくれるだけで喜びまくるので、それでそれ用に多分僕らみたいな人間用に松永さんはそこに配置されたんだと思うし、それこそ僕らよりちょっと年上だったら東京のスカパラのオーケストラの人たちっていうのは、
僕は名前は知ってるけどその熱心を追いかけたことはないけれど、でも多分僕らの親父のちょっとしたぐらいの世代はスカパラすごい好きだと思うし、僕だって名前知ってるぐらいなんですね。
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それこそ大竹忍さんとかが出てたりとか、そういういろんな世代をカバーしようと思うとああなるんだろうなと思って。
だから多分どの世代のどの人種の人も1秒も面白くなかったって人は逆にいないんじゃないかな、オリンピックの閉会式ってすごく思いましたね。
そういうのを見て、万人受けを目指そうと思うと何十億円を3時間にかけてもあれがマックスなんだなって思うと、僕は自分の生き方を考えなきゃいけないなってすごく思って。
僕を楽しませることだけに特化するオリンピックの閉会式だったら、ぶっちゃけ松永さんに3時間演奏してもらった方がいいわけですよ、プレイしてもらった方が。
松永さんに3時間演技してくださいって言ったら、予算1千分の1で済んでるわけで、1千分の1って言わないかもしれないですよね。
けど嘘じゃないわけですよ、オリンピックの視聴者って僕だけじゃないから。
やっぱり万人受けを目指すとそうなるんだなって、あちらが立たねばこちらが立たぬっていうことで、僕がなんでこれを伝えたいかっていうと、
僕らコーチというか、個人で発信して、自分の価値観信念を発信して、仕事に繋げたいよっていう意味で発信をしてる人ってやっぱ僕の配信を聞いてる人多いと思うんですけど、
その、万人受けを目指してませんかっていうことですよね。あの人が嫌だろうからこれは言わないで、こういう人たちが嫌いそうだからこれは言わないでおこうって、
どうしても僕ら発信してるので言葉って選ぶじゃないですか。これちょっと過度立ちすぎるかなみたいな風に言葉選んじゃうんですけど、僕もすごいそれはあります。
すごいそれはあるんだけど、でも冷静に考えると、誰かの顔を考えて言葉を選ぶ道の先には、最高峰には、
昨日あったオリンピックの閉会式があるし、誰も不愉快にならないように、誰でもちょっとずつは面白いようにってするとああなるんですよね。
じゃあその僕ら個人、特に発信者である僕たちが目指していくところって、オリンピックの閉会式じゃないよねっていうところで、
僕らが目指さなきゃいけないのは松永さんが3時間やる。松永さんが3時間プレイを見せつけるっていうのを作っていかなきゃいけないんですよね。
僕ら世代じゃない人が見たら何これっていうような作品を作っていかないと、発信を作っていかないと誰かを喜ばせることはできないんだろうなって。
全員を一緒に喜ばせるってことは、全員、誰一人として本当に喜ばせられないっていうことなんだろうなって思ってね。
やっぱ、もたざる者としてやっぱ僕たちは発信をしていかなきゃいけない、商売をしていかなきゃいけないんだなって相当思いました。めちゃくちゃ思いました。
特に僕もいつもその自分の商品は高単価で売りなさいっていう話をよくします。
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っていうのは何でかっていうと、1000円の電子書籍を売って生計が立てられるほど僕たちはたくさんの人を相手にできないんです。そんな力がないから。発信力もなければね、そういう広告力もない。
1万円のコーチングセッションを300本売れるだけの影響力はないんですわ、僕たちには。
だから僕は30万円、50万円、100万円、確かに常識ではありえない数字かもしれないけど、でもそのぐらいの金額の商品を扱えるようにならないと人一人が生きていく、人家族が生きていくだけのお金って集まらないんですよ。
だって僕たちはもたざる個人だから。これわかります?
もたざる者だからこそ高い値段で売らなければいけないし、もたざる者だからこそ自分が届けたい人以外全員に嫌われてしまうような尖る発信をしないといけないわけです。
もちろん自分を注目を集めるために炎上系YouTuberじゃないけど、至る所にケチつけていくとかそういう話ではなくて、
自分がこういう人に届けたいんだっていうものがあるのだったら、そこに向けて一直線にしていく。
僕に対するオリンピックの閉会式なんだったら松永さんに回させる以外やっちゃダメだよっていうことで、なんですよ、わかります?
おごそかなオリンピックを求めている人にオリンピックの閉会式を届けたいんだったら、バカさんに3時間ターンテーブル回させた方がよかったんですよ。
極論ですけど。ターンテーブル回させたらどうだろうかなと思うけど。でもそういう話だと僕はすごい持たないです。
もたざる個人ですから僕たちは。だから尖って尖って尖り散らすしかないし、結局のところは嫌われる勇気がないと、
もたざる者である僕たちっていうのは本当に届けたい人に届けることはできないんだなって思いました。
若い人に対してメッセージを届けたいんだったら若い人がわかればいいっていうような、他の人から見たら何これって言われるようなものでいいと僕は思うし、
僕のビジネスだって、僕はよく何やってるのかわからないとか、僕はどっかでうさんくさいとか言われてるっていう話も聞いたし、そんなことどうでもいいんですよ。
僕は僕のクライアントさんが理解してくれればそれでいいと思っているし、実際に今僕のクライアントさんは僕がやってることを100%理解してくれてるので何の問題もない。
僕は自分の親ですら奥さんですら僕がやってることって100%理解してないんですよ。
だけど僕はクライアントさんに届けばいいんですよ、僕のビジネスっていうのは。
だからクライアントさんが理解してくれればそれでいいと思っているし、僕はオリンピックの閉会式を見て、そういう誰に届けるのってこの人が理解してくれるんだったら他の人はもう理解してくれなくていいって思うぐらい、
振り切って嫌われる勇気を持つことってのは、せっかくこういう時代に生まれたし、一生かけて考えていかなきゃいけないことなのかなって思ったっていう話でした。
あなたも自分の人生戦略ってあると思うんで、僕みたいな戦略を取るか取らないかっていうのはあなたの自由なんですけど、
これからも僕みたいな生き方が参考になるよっていう人はぜひこのチャンネルフォローして、いいね押してもらって、また次の配信も聞きに来てください。
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ということで以上でお話し終わります。
大和田翔太でした。バイバイ。