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こんにちは、おはなし屋なおとです。今日もおはなし屋なおとのフリーランスコーチラジオを始めていこうと思います。
186回目の放送です。アスリートを辞めてフリーランスコーチになった理由というテーマで話していきます。
僕は2017年からフリーランスコーチとして活動していて、今ね5年目を迎えて、もうすぐかな年明けで6年目なので、
今5年目の終わり際を走っているという形の個人事業主なんですけど、僕はそのフリーランスとして活動する前は企業で陸上選手をやってました。
実業団選手ですね。陸上の実業団選手というものをやっていて、僕は自分で言うのもなんなんですけど、それなりに強かったんですよね。
学生時代は一応その日本学生個人選手権というのがあるんですけど、その個人の大会一応全国で2連覇してたりとか、それなりですよ。
まあまあ言うて日本選手権の上位上連ではないかなぐらいな感じです。
学生の世界では通用したけど、社会人では苦労してるなぁみたいな。
そうですねどのぐらいの立場なんだろうなぁ野球で言うと、それこそ斎藤祐樹さんみたいな感じなのかな。大学の中ではかなり強かったけど、
いや斎藤祐樹さんよりはちょっと弱かったかなぁ。結局あれは成り物にプロに行ってるわけですからね。
斎藤祐樹の介護官みたいな、そのぐらいのスポーツ選手だったんですけど、僕は結局実業団2年目で会社を辞めることになりまして、
陸上会もされることになりまして、結局フリーランスコーチっていうね働き方に出会ったっていう形なんですけど、よく言われるんですよね。
アスリートのセカンドキャリア問題がどうこうこう言われてる中で、よう自分でビジネス作りましたね、ようこっちの世界来ましたねっていう風に言われたりするし、
なんでスポーツ選手だったのにライフコーチなんですか?みたいな風に言われたりもやっぱりよくするんですけど、これ僕の中でもちょっとしたエピソードというか、なんでスポーツ関係の仕事に就かなかったのか、なんで陸上をパッと辞めて急に企業なのかっていうところね。
そういえば今までの人生で結構聞かれたこと多かったなと思うので、今日はそのね、なんで僕がアスリートを辞めて急にフリーランスコーチっていうライフコーチっていう方にね、舵を切ったかっていう話をしようと思うんですけど。
僕一応競技、社会人1年目の秋からライフコーチングみたいなものを受けてたんですね。
今のコーチなんですけど、もうそのコーチとはずっとセッションを重ねてるんですけど、もともと僕はスポーツのメンタルコーチを探していて、メンタルに課題があって、今のコーチは別にビジネス系のコーチなんですよ。
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ビジネス現場のコーチでライフコーチでっていうコーチなんですけど、と出会って、コーチからしても別にスポーツのメンタルコーチングっていうのは専門分野じゃないと。
僕も別にビジネスを当時やっていたわけじゃなかったから、そのコーチにお互いが実験というかね、僕はメンタル強くしたいし、そのコーチはスポーツ現場で自分のコーチングが通用するかを試してみたいみたいな感じだったので、お互いに挑戦という意味で組みましょうかって言って、コーチングを組み始めたんですよね。
だからメンタルコーチングをしますよって。メンタルコーチングの人にメンタルコーチングをお願いしたわけじゃないんですよね。ライフコーチに、ライフコーチであるビジネスコーチである僕のコーチにたまたまメンタルコーチングをお願いしたっていうのがきっかけでコーチングを受け始めたのが社会人1年目の秋です。
僕辞めたのは社会人2年目の秋なんで、そこから1年間あるんですけど、その1年間ずっとコーチングを受ける中で聞くわけですよね、コーチは。尚人さんにとって陸上競技って何なんですかみたいな。何なんですかって言われてもって感じなんですよ。何を聞かれてるか最初意味わかんないんですよね。
コーチングを受けたことがあったり、コーチをやってる人はこの感覚多分わかると思うんですけど、何を大事にしているのっていうのを真剣に考えたことって基本的に人にないじゃないですか。何を大事にしているのとか。あなたの在り方は何なの。あなたの在り方?みたいになるわけですよ。何言ってんだこのおじさんみたいな感じになるんですけど、やっぱりそこは相手もプロなので、だんだん自分の中で視点が変わっていって、自分は何すれば満足なんだろうっていうふうに
視点が移っていくと。そうすると僕はそこで気づいてしまったんですよね。なんで僕はこんなに、自分で言うのもあれですけど、こんなに強いのにこんなに不安なんだって思って。僕はだから当時学生では勝てますけど、大事な試合では負けたりします。
まあでもまあまあ今年の顔って言ったら尚人よねみたいな。そのぐらいの場所にいまして。でも社会人になったら、やっぱり大学時代強かったっていう人しか残ってないので、全然勝てないですよ。全然勝てないです。もうベスト8もレースすることも結構あるぐらい。もう全然勝てないです。やっぱ強い人は強いし、強い人はずっと残るんで。全然勝てないっていう。そのぐらいのもう学生と社会人の狭間で挫折しているぐらいの選手だったんですけど、
なんかあれみたいな。僕は自分の競技をのびのび楽しくやりたかったっていう気持ちで突き詰めたら気づいたら強くなってたっていう選手だったのに、気づいたら日本一を目指そうってなってて、日本一になったんですよね。日本一になったのに、次も来年の大会も勝とうってなって、大学3年の時に日本一になって、大学4年も日本一になって、でも本当に勝ちたかった試合では負けて、
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で、次は社会人だみたいな。そういう状況だったんですけど。じゃあこれ社会人で一位になったらどうなるのかなって思ったら、多分アジア大会が待ってる。だからそれ東京オリンピックの7年前と6年前の話なんで、アジア大会が待ってるよねって。じゃあアジア大会に出たらじゃあ次はアジアでメダルだってなるよねって。アジアでメダル取ったら次はアジアで金メダルだってなるよねって。
で、アジアで金メダル取ったらじゃあオリンピックだ、世界選手権だってなるよねってなった時に、あれこれ延々に終わらないんじゃないかなって思ったんですよ。自分が満足できることってないんじゃないかなーってすごい思うようになってですね。
なんかおかしいなって感じるようになったんですよ、そこから。あれと、これいつ終わるの?みたいな。僕は今たまたま学生日本一から社会人の壁で膝をついてるところだったけど、これ結局社会人で通用するようになっても日の丸をつけようとか。
じゃあ世界大会に出たとしても世界の決勝を目指そうってなるし、世界の決勝に出れるようになったらじゃあオリンピックでメダルだって当然になりますよね。オリンピックのメダル取ったらどうなります?いやそれは金でしょ、もうメダル取れたんだからってなりますよね。金メダル取ったらどうですか?金メダル取った人はもう君よかったね、頑張ったねってなりますか?
大体は次も金取ろうとか、じゃあ次は世界記録だとか。だから僕テレビで金メダル常連の人がなんか社会記録狙って全然結果が出なくて応援してくれた人に申し訳ないとか、あれ別に本当に選手が思って言ってんのかわかんないけど、そういうシーン見るとすごい疑問に思うんですよね。なんで世界で一番強いお前が謝ってんの?みたいな感じで。
なんかこう僕は納得いかなかった部分が、そういうのを見て納得いかないタイプの人間なので、あれ?みたいな、なんか自分生き方間違ってる?って思ったんですよね。いやもちろんその上を目指していくっていうのはすごく大事なことというか尊いことだと思うし、勝つことは嬉しいことだと思うし、その言ってしまえばしたたかな計算として、まあみんなが応援してくれた方が絶対いいじゃないですか。
だから応援してもらうためにすごく謙虚にいるっていうのはすごい合理的な姿勢だと思うんですけど、僕はなんで誰よりもリスク踏んで現場に立ってる僕がお前らにペコペコしなきゃいけないの?って思うタイプなんですよ。向いてないよね。人に応援される才能が本当にないと思うんだけど、でも僕はなんかそれは違うなと思ったんですよね。
それも練習をしている時に、僕は現場に立ち続けているけど、大学を卒業して引退した友達とかがたまに練習見に来て、僕に偉そうにって言ったらあれかもしんないけど、こうしたらいいんじゃない?とか、僕がその四六時中真剣に考えていることに対して適当に思いつきで物を言ったりするんですよね。
それがなんか僕は、いやいやいやいや、そのやって応援してくれるのは嬉しいけどさ、って思いつきで命削って技術を編み出してる奴にアドバイスなんかすんなよ!みたいなふうに思っちゃうタイプの人間なんですね。どっちが正しいかって言われたら、そんなアドバイスなんか全部謙虚に吸収した方がいいに決まってるよ。だから間違ってるのは僕だよ。間違ってるのは僕なんだけど、でも僕はそういうところに納得がいかない人間だったんですよね。
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いやこっちは真剣に考えて言ってると。だから真剣にアドバイスしてくれるんだったら嬉しいけど、片手間でなんかしかもお前が考えるようなことは全部やっとるとこっちは!みたいな、なんかそういう感じでなんかね、スポーツと向き合ってるタイプだったので、なんか納得いかなくて、でもこれは結局そういう構造なんですよね。
なんかスポーツ選手というか競争に勝ったスポーツ選手っていうのは競争に負けた選手たちの希望も全部背負うみたいな。全部背負っていくみたいな。で競争の現場を去った人たちはその残った人に期待を背負って、で自分はもう別の人生を歩んでいくと。で応援してるよって言うけど、応援してるよって具体的にどう応援してるんですかっていうね。
いやもちろん本気で応援してくれる人もいるんだけど、なんか応援してるよっていう人のほとんどって芸能人をたまたま街中で見かけて応援してますみたいな実際そんな応援してないみたいな。今は応援してるけどみたいな、なんかそういう感覚あるじゃないですか。
たぶん僕も芸能人を街で見かけたらそういう感じで拍手してくださいとか、今はないと思うけど昔だったら写真撮ってくださいとか言うと思うんだよな。その感覚に近くて、そんなに本気で応援してない人に対して質問ありがとうみたいな心から言えないんですよね。
なんかだから多分スポーツ選手として割り切れるところが多分割り切れてなかったんですよ。なんでこんなに苦労をしててこんなに現場に立ってる俺をなんか現場に立ってないお前がギャーギャー言うんだみたいな。
今考えたらひねくれとるなぁと思うし。それこそね先日アサショウリュー、アサショウリューじゃなくてなんだっけなんだっけアサショウリューじゃなくて白鳳か。白鳳が引退してなんか白鳳は結構そのなんつーんだろうなヤンチャな選手だったみたいな感じでちゃんと審判にちゃんとしてほしいですねって大相撲協会からなんかこう
注意されたりとかでその高橋マッスさんがワイドショーで勝てば何でもいいのみたいな。勝ち上げって肘から入ったりする立ち合いを注意されたりしたんですけど勝ち上げして勝てたらそんなんで勝って嬉しいなみたいなことをなんか思ったことあるんですよねみたいな感じでコメントしてたの聞いてあーこいつさーと思ったし僕は白鳳側の人間だなぁと思った。
そうですよその真剣勝負ね勝負に対して全てを賭けるっていうのはそういうことでなんかこうねその場に立ってない白鳳を批判していいのは土俵に立ってる人間だけですよって本当に僕は思うし
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白鳳を土俵に立ってない人間が批判をしてるけど土俵に立ってる人は白鳳のことも悪く言わないと思うんですよね本当にみたいな感覚がある選手だった。本当にその自分のスポーツとかに真摯に向き合うタイプだったので誰が何と言われようとか関係ねぇみたいな感じの選手だった。僕は結構ね白鳳にね感情移入してしまうタイプなんですよ。まぁちょっと話はそれだけど僕はそういうなんかその次はこうだだから白鳳だって
横綱になったらじゃあ次は次はつってずっと求められてきたわけだしそれは最初横綱になった時は嬉しかったと思うよ
だけどまぁそこからのね取り組みっていうのはやっぱ苦しかったんじゃないかなと僕は思います なんでまぁそのそういうなんか僕はその競争する人生っていうのは終わりがないし
この終わりがない世界で競争し続けられる人じゃないと スポーツの世界で結果を出すってのは難しいんだなっていうことを感じたんですね感じだというか
感じちゃったんですねはいなので僕は競争する人生はもうやめようと スポーツっていう現場にいる以上は仕方ないんだけど競争して誰かに勝ってよかったっていう
ような生き方もやめようと思って なんか自分が欲しいものはそれじゃないなってなんか僕はなんかいや俺が良ければ
これでいいからみたいな俺はこれでいいからみたいな なんか生き方が好きだし今までも
やっぱりこう自分がうまくいく時っていうのは いや周りが何と言うと俺がこれでいいからみたいな
感じだったんだけどどうしてもスポーツ選手っていうのは応援してもらわないと成り立たない わけですよねスポーツ選手が直接お金を生んでるわけじゃないから
だからああなんかそういうことかと今の僕がいる世界はみんなに頭を下げて応援 してもらって
成り立ってるんやとそうかとそこに感謝持てない僕はきついなと思って
スポーツを辞めたっていう感じですねでもスポーツを辞めた時はフリーランス コーチになろうとか何も持ってなかったんですけど
あの もう自分のお金っていうものをやっぱりそのお金がどこから出ているかっていうのはね
スポーツ選手の時もだからスポンサーというか企業が出してくれているわけだから企業 にとってクリーンなイメージでやらなきゃいけないってのはそれはまあ当然ちゃ当然ですよね自分の
競技力を会社に売って会社の名前をつけてスポーツしているわけなので だから本当もスポーツ
スポーツ 選手のほとんどアマチュアスポーツ選手のほとんどは企業の恩情というかね企業の優しさで
競技続けられているっていうほんとそんな感覚なんですよ 良くない本当に良くないと思うその構図はでもしょうがない
だから僕は何か 誰かがじゃあもう応援しないよって言ったらもう終わりな世界じゃないですか
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それがなんか自分の中では嫌で自分が何が ok で何が脳なのかは自分で決めたかった
自分の人生だからいや俺はこれでいいんだよっていうところで生きていきたかったので まあそうするためにはまずスポーツ選手であるっていうことはもうダメだろうと思った
ので まあスポーツ選手を辞めてでどうしようかと思った時に
たまたま目の前に出てきたチャンスを手繰り寄せて手繰り寄せていったらフリーランス コーチっていうものに気づいたらなってたっていうね
感じなんですよね なんかちょっと僕は今ねフリーランスコーチになった理由をなんか
語ってみましたけど僕はこういうねエピソードを持ってるんですよね だから本当に今日の話を通してあなたに伝えたいのはもし例えばあなたがじゃあ会社でじゃあ
一番ねじゃあ営業成績一番を目指そうとか それこそまあね
優れた人間になろうとか結果を出そう結果を出せば報われるんだーって思って まあ頑張ってるとしてしてね
あの その幸せってなんか
自分で決めたもんですか人より優れることで幸せになろうとすると 人より優れてないと幸せじゃなくなるんですよ
だから なんで言ったらいいのかなぁ
日本一になったら幸せになれるって僕は思ってたんですけど 日本一になったらもう1回日本一になれって言われるんですよでもう1回日本一になるのって
日本一になるより難しいんですよ もう1回日本一になれたとしたら次は社会人で全日本で日本一になれって言われるんですよ
期待されるんですよ僕ね期待されるのあんま好きじゃないんだよなぁ いやもう結果をちゃんと出すから期待せずに見といてくれって僕は思うタイプなので
なのでねー あんまりね期待されるとね苦しいよね僕は思ったので自分の人生は自分で決め
てなぁと思ってじゃあ自分にできることなんだろうって思ってね こうなったっていう今みたいな働き方になったっていう感じなので
だからだから何って話なんですけど僕はあなたにもこういう生き方あるよっていうのは 伝えたいなぁと思う
僕はやっぱ一人優れることでしか自分が生きる許可を自分に下せなかった人間なので 自分はね
何考えてたんだろうねあの時ね本当にだからなんか 防衛戦で負けた時の自分本当に勝ちないとかすごい思ってたし
全国大会で1回死ぬって毎回思ってました全国大会が例えばじゃあ6月22日に全国大会が あったら6月22日以降のことは考えられないんですよ
6月22日に生きるか死ぬかが決まるみたいな 勝ったら嬉しいじゃないですよ負けたら死ぬって考えてるんですよ
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で勝ったらセーフ 勝ったら成功じゃないですよ勝ったらセーフって思ってるんですよ
負けたら死って思ってるんですよ なんかねそんな生き方だったなぁ
きつかったなぁ 生きるハードルがめっちゃ高かったですねだから強かったんでしょうけど
白鳳はね破天荒だから強かったんですよ そういうことですみたいな感じで僕はなんかそういうね自分何が幸せか自分で決めたい
っていう理由でフリーランスコーチになったし フリーランスコーチになったら何が幸せかはある程度ねもちろんそのビジネスを
やってる以上は数字とは向き合わなきゃいけないし あれなんだけどまぁでも向き合うべき相手は自分で選べるので僕はお客さん以外と
向き合わないって決めてるので基本的にね お客さん以外と僕を気持ちよくさせてくれる人か以外は向き合わない
決めてますだってそうじゃん なんかね
別にその本当にいつも応援してくれてますって言ってくれてる人に嫌な顔はしない 嫌な気持ちはしないけど
本当に自分が何か方向性を変えたりする時に参考にするのは僕お客さんの意見だけ お客さんと僕の大事な人だけ決めてるしその範囲を自分で決められるのはすごくこの
世界のいいところかなと思うのでまぁ今日はねちょっと生き方についての話だったので あなたがそれこの今日の話をね
どう受け取るかは自由ですけどまぁ僕はこういう感じで生きてますということで今日の 配信を終わろうと思いますまたぜひね
そのなおさこういう話も聞きたいですああいう話も聞きたいですっていうことがあればね ぜひレターだったり公式ラインでのメッセージを送ってください以上です
バイバーイ