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2025-10-23 09:00

355_脳をフル回転!クリティカルシンキング!

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クリティカルシンキングという講義について紹介したいと思います。

内容については詳しく申し上げられないのですが、どのような方法で脳を駆使する講義が行われたのか非常に刺激的な講義となりましたので、ちょっと紹介します。

 

#グロービス経営大学院 #クリティカルシンキング #すごいよ #ファシリテーション #間違いなく最高の学び

サマリー

クリティカルシンキングの講義を通じて脳を鍛える重要性を考察し、AI時代における人間の思考能力の必要性を強調しています。授業は対話形式で行われており、参加者間で活発なやりとりがあり、多様な職業のメンバーから刺激を受けています。

クリティカルシンキングの重要性
皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道、黒瀬直美です。この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育についてゆるっと配信しています。
今日は、335回、脳をフル回転、クリティカルシンキングというタイトルでお届けしたいと思います。
先日の配信で、私はグロービス経営大学院の単科生として学びをスタートさせたと、こういったお話をしたと思います。
先日、グロービス経営大学院クリティカルシンキングというタイトルの講義を受けてきましたので、今日はその感想をお届けしたいと思います。
私がこのクリティカルシンキングという講義を受けようと決意した理由は、AI活用、AI活用というのが盛んに言われるようになって、実際、脳を鍛えるということはどういうことなのかということを、もうちょっと考えてみたいなというふうに思ったんですね。
特に、今のやっぱり多骨墓化してしまっている教科教育、それぞれの領域で専門性を追求していって、その専門性でもって深掘っていって、横の連携が取れてなくて、多骨墓化してしまっている教科教育に対するちょっとした限界を感じている私にとっては、教科教育を離れて考えてみたいという思いで、
この経営大学院という授業を受けることにしたんです。
その中でもクリティカルシンキングというこの講義が全ての根底にあるという、そういうふうな位置づけだったので、こちらの方を選びました。
まずは予習課題が配信されまして、結構頭を使う課題が2つ出ました。
AIの使用はNGになっていましたので、AIなしで考えまして、例えば具体と抽象を行き来するような課題が出ましたし、小論文的な作文を求められる課題も出ました。
私はあんまりここらへんは不得意ではなかったので、取り組みやすくはあったんですけれども、テーマが経営寄りだったので、そちらの方についていろいろと考えるのに手間がかかりましたかね。
予習していったんですけど、その予習前提で講義は始まります。
私はオールオンラインの講義を受講することにしたので、全部オンラインで行われました。
そして講義は全部ほとんどが対話形式でした。
予習前提で、それで先生が説明された後、すぐ発問がありまして、生徒の皆さんは挙手ボタンを争うようにして押しながら、どんどんどんどん発言していきます。
発言タイムの後、例えばチャット欄に書き込んでとか、それから先生が出したお題で10個ぐらい、3分間で10個出してくださいというブレストタイムもありましたし、
ブレイクアウトルームもあって、4人か5人でいろんなテーマについて話し合って、その話し合いをまたフィードバックするというね、そういう時間もありました。
常に頭を酷使し続けて、くるくるくるくるくるくるくる、ずっと考え続けていく3時間でしたね。
私は頭が回る方だと思ったんだけど、テーマが経営だと知識が乏しいものだから、なかなか即答できずに、答えにくい問題もあったんだけれども、相当な頭を酷使する時間だったと思います。
ブレイクアウトルームでは初対面の人とお話をするんだけども、私はこういう職業なので人に慣れているし、オンラインにも慣れているし、教員たった一人だったし、
人間の思考能力の再評価
それからほとんどね、半分近くがお医者さんと弁護士さんという非常にステータスのあるような職業に就いている人と、あとは企業の管理職の方がとても多くて、本当にね、皆さん、頭脳明晰、それからやっぱり管理職の立場にあるということで配慮もいろいろ行き届いていて、
学ぶ同士としては申し分のない方たちでした。
その後は終わるんだけど、復習課題もてんこ盛りで出まして、振り返りとかも書いたりとかして、それを掲示板でやりとりし合いながら進んでいくという形式になります。
感想をまとめとしまして、ずっと頭を使い続けてきた3時間でした。
あれほど頭を使うというのは、教材研究では相当頭を使うと思うんだけれども、インプットとアウトインプットを行ったり来たりしながら頭を使い続けるというのは、授業する方ではやるんだけど、受ける方として本当に頭で考え続けるというのはなかなかない体験だったので、こういうふうにやると頭を濃くし続けるのかと、そういうふうに思いましたね。
あと、自分はいつも教育現場にいるんだけども、全然違った経営っていうそういう場面での話し合いとかインプットアウトプットだったんで、そういった叩き違いだからこそ頭を使わない部分を刺激されたというようなそういう実感がありました。
あと、速さをかなり求められるので、発想力、言語運用能力、これが大変高くないとダメだなというふうに思ったけど、じっくり考えて答えるということも大切にしたいなというふうに思いました。
そして何と言っても先生、講師の先生のファシリテーションの技術の高さ、拡散と収束を繰り返してタイミングも素晴らしかったと思います。そして生徒からの質問とか意見とかを上手に捌く、受け答えの頭脳の明石さ。
これはやっぱりAIに任せきりの生活をしていると鍛えられない部分で、まさに人間と人間とのやりとり、生の対話を通してこそ鍛えられるファシリテーションというのを感じさせられましたね。
だからAIに依存しすぎる脳を作らないっていうふうなことを少し気をつけながら教育現場でもやる必要があるということは感じました。
まあいうようなことを考えていくと、結局車というものが発明されて私たちは便利になって遠くに素早く行けるようになって世界が広がったんですけれども、その反面足腰が弱っちゃうというようなことがありますよね。
だけど逆にジョギングが流行ったように、やっぱりAI活用をやればやるほど、実際人間というものの身体性を持って自分の体や自分の脳で考えるということに爽快さを覚えたりとか、あるいは実社会で生きていく上で体力をつけないといけないっていうね、そういうふうな気持ちになったりとかするんだなっていうのを今回のクリティカルシンキングの授業を受けてみました。
結局自分自身の脳を直に使うっていう、そういう脳を鍛える場面というのも人間には必要であって、そういうふうなことを鍛える場面というのも大事だし、そういうふうな両輪でもってAIと付き合っていくというスタンスはとても必要になってくると思いましたので、
AIの登場によって自分の脳を鍛えるということをもう一回、改めて考え直す機会をいただいたという、そういう結果になりましたね。
ということで、このクリティカルシンキングの講義はまだまだ始まったばかりです。
密度の濃い3時間を受けて、私自身このたった1回の講義で大きく成長したなっていう、本当に勉強になった。
他では得られない経験ができたと思います。
ということで、2回目、3回目もどのような学びがあるのか、参加者の皆さんと少しずつ人間関係もできてきましたので、学ぶ同士と一緒にこれからも自分、もっともっと新しいステージを見ていきたいなと思っています。
それでは今日の配信はここまでです。聞いてくださりありがとうございました。またお会いいたしましょう。
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