AIとスライド作成の現状
皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道、黒瀬直美です。
この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育についてゆるっと配信しています。
今日のテーマは、授業用スライドを爆速で作る最適解を探る、です。
AI活用が本当に盛んになって、スライド作成にも、じゃんじゃん使えるツールが増えてきました。
だけど、私はいろいろなことに調整してきたけど、いろいろやっても時間ばっかり消費していまいちということが結構あったんですけれども、
私自身が実際に複数のやり方を試してみて、今のところ見えてきた、現実的に早くて整っていて、何よりも授業で使えそうなスライドの作り方、これを皆さんと一緒に共有したいと思います。
もし、私が今やっている方法以上にもっと便利な方法があったら、ぜひ、ぜひ、情報をお寄せください。
私がこのテーマに取り組んだ理由は、どうしたら授業で使うスライドを手早く、しかも内容はある程度正確に作成できるのか、という点にありました。
これまでいろいろ試したんですけれども、いくつかの問題点が見えてきました。
まず一つ目は、ジェミニとかチャットGPTのような生成AIにスライド作成を丸っと投げちゃうと、どうしても余計な言葉が入ったり、何か整いすぎていたりして、授業の意図からずれた内容になってしまったり、ねじ曲げられたりするということです。
AIは一般的な情報を生成するのは非常にうまいんですけれども、特定の授業での文脈とか、子どもたちの発達段階に合わせた表現の調整というのまでは、プロンプトが悪いんじゃないかと思うんだけれども、汎用性が高いがためにちょっと難しいところがあるなと感じました。
その次の難しさ二つ目。デザイン性の高いGammaというようなスライド作成AIツールを使っても、無料で使える無料枠に限界があったり、やはりスライドの内容に物足りなさを感じてしまうことでした。
見た目はとても綺麗で、デザインが美しくて、本当に願服というか、見惚れするような内容なんですけれども、教育現場でぴったりくる授業のスタイルという感じではないんですよね。
どっちかというとビジネスチックという感じなんですよね。言うならば、企業のプレゼンみたいな、そんな内容になっちゃうんですよ。
学校現場でスライドで求められる要素というのは、やっぱり内容が授業とか教材とかに忠実であること、ある程度の忠実性。
それから一枚のスライドで一つの論点で明確に伝える。それから、番書や発問と連動できることだと考えています。
つまり、デザインとか見た目とか雰囲気で持っていくとか、そういったことじゃなくて、伝達の構造、授業で伝えるためのスタイル、それが何よりも大事だと思うようになりました。
それで私はいろんな方法を試して、結局2つの解決策を編み出しました。
まず解決策1、授業で使うソースとなる資料やテキストをノートブックLMにまず読み込ませます。
次にノートブックLMに何枚でスライドを作成してください。
このあたりはプロンプト丁寧に書けば書くほどいいものを出してくれると思うので、それぞれがそれぞれの状況に合わせてプロンプトを工夫してくださればいいと思うんですけれども、枚数とかを指定して依頼します。
そうしたらノートブックLMは本当に忠実に仕事してくれますね。
これやっぱりノートブックLMにこれを投げたのが一番精度が高かったですね。
で、ノートブックLMが出してくれたスライド言語を今度はジェミニのキャンバスここに投げ込んでインフォグラフィックを作成してもらいます。
このインフォグラフィックを作成してもらうときには、16対9にしてスライド1枚に1つのスライドという風に、画像という風にちゃんと指定した方がいいですね。
色とかの注文も付けられると思いますので、そのあたりも注文を付けてインフォグラフィックを作成してもらいます。
で、そのインフォグラフィックで作られた画像を今度は切り取ります。
これは多分ShiftプラスWindowsキープラスSキー、これを押すと画像を切り取るようなそういう黒いものになって、それをマウスか何かで画像で適切な範囲を切り取りまして、ペーストすればいいんですよ。
PowerPointとかGoogleスライドに画像をペーストします。
これで一応スライドは完成できるんですけど、最終的にスピーカーノート、発表用原稿は再びノートブックLMに依頼して作成してもらうと、とてもいいものになります。
このやり方の長所はノートブックLMというのが元々の教材文、元の文章にかなり忠実に予約してくれるので、内容のずれとか論点の抜けというのが大変起きにくいなと思っています。
一方で短所としては、キャンバスでスライドの大きさを指定するんだけど、どうしてもレイアウトが崩れちゃう。
最初の3、4枚はいいんだけど、後ろに行くに従ってどうしてもレイアウトが崩れてしまうという問題点があります。
最終的には諦めるというか、ちょっと崩れたスライドを部分的に使うというところでしのいでいるわけです。
あとはもう一つは、どうしても切り取ってコピペするので、画像が荒くなるということが問題ですかね。
でもギリギリ大丈夫な範囲だとは思うんですけどね。
解決策1の提案
ということで解決策1というのが今のところ私のベストなスライド爆速作成方法です。
次に解決策2をお教えしたいと思います。
これは魔人式プロンプトという名前で、今SNS界隈で大いににぎわっている方法です。
これは魔人式プロンプトという魔人さんという方が考えられたもの。
これを使うことであっという間にスライドの骨組みを生成してくれるんですね。
長所はとにかく早い爆速です。一瞬でスライドの構成がきれいに揃います。
だけど短所としては、やっぱりこのスライドがどうしても企業プレゼン寄りの内容になってしまって、授業の文脈で使うのはどうなのかなと思って、
ここで授業の文脈で使うようにプロンプトを修正しないといけないけれど、
それをやるには私たちのような素人ではとても無理だなと思いました。
それからちょっとガスというものを使うので、知らない人とかやったこともない人にとっては、
何が起きているのかさっぱりわからなくて、非常にストレスを感じるかもしれませんね。
操作自体は簡単なんだけど、初めての人にはなんだこれって感じで、非常にストレスを感じるというふうに思いました。
ということで解決策1と解決策2をお示ししましたけれども、私が見えてきた最適解というのはこのようになります。
まず、授業用スライドは構造を先に固定することが非常に重要だと思いました。
だから教育用スライドには1スライドに1論点で3つの箇条書きにしてくれとかね、
そういうふうな結構自分が出したい内容を、例えば見出しつけるとかね、
キーワードは15文字程度にして3観点で書いてくれとか、
そういったある程度の型をガチッと持たせた方が思ったように出ると思いますね。
しかもその仕事をノートブックLMでやらせると、授業の構造にガチッと合ったものになってブレとかが少ないです。
スピーカーノートもノートブックLMでやるといいですね。
解決策2と最適解の考察
ということで最適解はノートブックLMを使うということでしたけれども、
やっぱりこれが現実的でスピードもある程度早くて、
あんまり何回も作り直しということが少なかったですね。
というのもやっぱりズレがないというのもとても良かったかなと思いました。
あと切り取ったものがスライドの大きさに合わなかったら、
こちらで適当にレイアウトすればいいので、そこは目を瞑った方がいいと思いましたね。
今後はもっともっと良い方法はないか模索していこうと思っています。
時間をかければかけるほど良いものができるなと思っているんだけれども、
短時間でもある程度質が高いもの、その辺の折り合いをつけて、
タイムパフォーマンス最大重視でこれからも試行錯誤を繰り返してみるつもりです。
でもAIを活用するには私たちが何が重要なのか、何を残してAIにやらせるのか、
そういった指示、そしてAIを使い分けるということが求められているのではないかなと改めて感じました。
それでは今日の配信はここまでです。聞いてくださりありがとうございました。またお会いいたしましょう。