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2024-11-30 06:41

077 折り本✕KP法で評論文のキーワード解説本を作成することを思いついた話

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生徒に少しでもやる気になってもらおうと、折り本とKP法を組み合わせて、評論文のキーワード解説をしてみようと思いつきました。アイディアをひねり出して、おもしろいものを考えついた瞬間は、まさに神が降りた瞬間です。

 

#国語教育 #工夫 #KP法 #神が降りた #折り本 

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皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道、黒瀬直美です。
この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育についてゆるっと配信しています。
駐車場の録音第2弾ということで、今日はKP法という手法と、それから私のお得意技の折り本をミックスして新しい方法を生み出したよというお話をしたいと思います。
KP法というのは紙芝居プレゼンテーションの略、紙芝居のKとプレゼンテーションのPの略です。
皆さんご存知ですかね。私ももう7、8年くらい前に紙芝居プレゼンテーションという方法を知りまして、まだICTが導入されていないギガスクール構想以前の話で、どうしてもプロジェクターとかスクリーンがない学校でどうしたらいいかなということで伝え聞いたのがKP法でした。
だいたいB4とかA3とかの1枚の紙に4行から5行キーワードを並べて上手に配列して、それでプレゼンテーションを行うというもので、主に社会の先生の間で流行していたというか、知る人と知るメソッドだったわけですね。
私も国語の時間でKP法、紙芝居プレゼンテーション方式でいろんなことをやったことがありました。
時は過ぎ、コロナがやってきてギガスクール構想でプロジェクターとスクリーンが常設になってからは、KP法はちょっと影を潜め、もっぱらスクリーンに移してプレゼンテーションすることが多くなってきたわけですけれど、
最近はプレゼンテーションってスクリーンの上でどんどん遷移するから残らないから、思考が断片化しやすいなってずっと思ってて、黒板に回帰したりすることも結構あるわけですね。
ここはプレゼンテーションを使おう、つまりスクリーンを使おう、ICTを使おう、ここは黒板で展開しようというように、私の中でだいぶ使い分けができるようになりました。
断片化してもいいから知識を確認するときはこれとかね、じっくり考えて構造的に考えさせたいときには板書っていう使い分けができるようになってきたかなと思います。
いろいろこれも試行錯誤と失敗を踏まえてのことなんで、だんだんとそれが積み重なると瞬時にそういうことを判断できるようになってきたかなと思います。
今回はリスクとリスク社会っていう論理国語の単元をやったわけですけれども、ずっとこれね、本当に生徒の実態と合ってなくて、生徒も面白くなさそうなんですよね。
これをもうちょっと最終的に課題を与えてパフォーマンス課題しようと思ってたんだけど、いいのが思いつかなかったんで、
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もう基礎の基礎の基礎に変えて、今回習ったリスクとリスク社会の中で使われているキーワードを解説するという、そのプレゼンテーションを思いつきました。
でもね、やっぱりキーノートとかパワーポイントを使ってプレゼント作らせても、なんか時間のかけた割に変えてきにくいというか、
ちょっとこうもうちょっとスピード感を持ってシャシャシャシャッとしたかったんですよ。
なのでまた私は折り本をね、やろうかなと思って、折り本の中でプレゼン書かそうと思って、なんとなくイメージしてました。
折り本絵本は1学期の終わりにもやったことがあって、とっても生徒は食いつきが良かったんです。
折り本かなと思っていたところ、フェイスブックを見たら、ある先生が紙芝居プレゼンテーション方式をやった取り組みを報告されていて、コメントにあえてのKP法って書いてあったんですよ。
確かに、今このICT花咲かりのこの時代にあえてのKP法、もうこれに私はね、ハートをね、掴まれまして、これだと思ったんです。あえてのKP法でいこう。
だから私は今やっている折り本とそれからKP法をミックスして、新しいパフォーマンス課題を考えました。
リスクとリスク社会、この中の6つのキーワードを提示して、今6列あるもんですから、1列ずつがそのキーワードを担当して、それで紙芝居プレゼンテーションと折り本を合体させて、3面あるわけですけど、3面の紙芝居プレゼンテーションを折り本形式で作らせて、
その6つのテーマをそれぞれの列で作らせて、そしたら横1列が1から6のテーマ解説ができることになるので、グループを後で作って、ジグソー法ですよね。
ジグソー方式でプレゼンしてもらえれば、6つのキーワードについて1グループでぐるーっと回って理解ができるっていう、そういうことを今日思いつきましてですね。
私のメソッド、折り本×KP法という新しいパフォーマンス課題が誕生しました。拍手ということで、いい気になっているわけですけど、この取り組みは明日やるつもりです。
モデルも作って、写真を撮って、ろいろノートに入れ込んで、そしてその注意書きをまたペンで書き入れて、便利ですよね。スマホで写真撮ってね、紙をね。
明るさを少し明るくして見やすくして、そのままろいろノートに取り込んで、そのままペンで注意書きを書いたら、もう説明の完成なんですよね。
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プリントにいちいちしなくてもいいんですよね。ということで、明日折り本とKP法の合体を実施するつもりでいます。
本当にね、アイディアが上から降ってくる時、紙が舞い降りた瞬間というのは本当に興奮します。
こんな風な面白いアイディアをどんどんどんどん作っていきたいなと思っています。
それじゃあ今日はここまでです。聞いてくださりありがとうございました。またお会いいたしましょう。
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