1. 今日も明日も授業道~国語教育をゆるっと語る~
  2. 255 高松出張を通して考えた「..
2025-06-15 10:11

255 高松出張を通して考えた「豊かさ」の再定義~情報とモノにあふれる時代を考える~

spotify youtube

2025年6月13日(金)、香川県の大手前高松中学高等学校セミナーのロイロノートのイベントに登壇してきました。その往路で考えたことを語るエッセイ的な配信になります。ラストは見事に国語につながっているので、お聞き逃しなくwww

 

#高松 #ロイロノート #イベント #公開セミナー #登壇 #エッセイ #地方都市 #豊かさ

サマリー

高松出張を通じて、情報と物にあふれる現代における「豊かさ」の再定義について考察されています。特に高松オルネと地方の魅力が、混沌とした都市環境に対する対比として描かれ、何が本当に必要であるかを見極める重要性が強調されています。

高松への出張
皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道、黒瀬直美です。この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育についてゆるっと配信しています。
今日の配信タイトルは、「高松出張を通して考えた豊かさの再定義。情報とモノにあふれる時代を考える。」というタイトルでお届けしたいと思います。
先日といっても、私は昨日か、6月13日の金曜日、香川県の大手前高松中学高等学校のロイロノートのセミナーのイベントに登壇してきました。
その登壇の内容については、後ほどまた別の配信でゆっくりお知らせするとして、今日はその域で考えたことを語るエッセイのような回になっています。
ラストの方は見事お家がついておりますので、最後までお付き合いくだされば幸いです。
まず私は当日の朝、準備しました。
前日にちゃんと準備していればよかったんだけれども、ここ最近ものすごく忙しくて、バタバタバタバタして、夜は荷物を整える余裕もなくて、そのまま休んでしまったんですね。
それで当日の朝早く起きてバタバタで準備しました。
でもね、やっぱり前日準備した方がいいと思いました。
慌てて準備したら絶対忘れ物が発生しますね。
なのでもうこれに懲りて、いろんなことをリスト化してチェックリストもちゃんと作って、前日に全部ものを準備してから休むということをこれから心がけたいと思います。
なのでバタバタバタバタしていてチケットを取る暇がなかったんですね。
今まで東京とか遠方に出張に行くときは、ちゃんと3,4週間前からアプリで新幹線の指定席をきちんと取って、オーロンも袋もちゃんと時間を確認して旅行計画を練って、ちょっと時間がうまくいくように調整してチケットを取っていたんですけれども、
今回は割りかし近いということもあって、別に予約しなくても乗れると思いまして、全然チケットを取らずに行き当たりばったりで行こうと決めていました。
出たところ勝負です。
広島駅に着いたら、やっぱり今ものすごい人で、広島の駅がきれいになったんですね。
みなもあという商業施設もできたりして、それから最近万博も開催されているから、大阪万博からの広島観光の流れができていて、ものすごいインバウンド、外国人観光客の数が多くて、インドの人とか大量にいましたね。
中国の方とかも大量にいますけれども、当然ヨーロッパから来る人も大量にいたんだけれども、インドの感じの人がすごく多かったのが目に留まりましたけど、ものすごい人で、トイレも長蛇の列で、とにかくいろんなところに人が溢れて、広島駅は今結構すごいです。
そんな中、緑の窓口開いてるかなと思ったら、やっぱり平日だったんで、緑の窓口がらがらで、本当に久しぶりに緑の窓口に行きましたよ。もう十何年ぶりじゃないですかね。緑の窓口に行って駅員さんと話ししながらチケットを買いまして、ちゃんと指定席も取ってくれました。
駅員さんと話したのすごい久しぶりで楽しかったです。本当にJRの方、横帯が的確で早くてスムーズで話してて気持ちいいんですよ。いつもね。そして新幹線を岡山で降りまして、マリンライナーで瀬戸内海の景色を楽しんで高松駅に着きました。高松駅に着いてびっくりしたんだけど、駅がすごい綺麗なんですよ。
調べたら2024年の3月に商業施設とか駅の中とか全部綺麗にリニューアルしてオープンしていまして、すごい綺麗でこじんまりしていて、全体像がすぐに把握できて、本当に適度に人もいて、適度な空間があって、いろいろ休めるところもあって非常に快適な駅でした。
高松オルネの魅力
駅を出て振り返るとニコちゃんマークみたいな感じで駅がニコニコしてて、それで私の心も本当に嬉しくなってしまって、高松駅に対して本当に快適な気持ちが増しました。
調べたら高松オルネっていうそうなんですね、この商業施設を。オルネっていうのはいるねっていう意味で方言なんですけど、高松オルネ、うどん県っていうことで10年ぐらい前から地方PRを盛んにしていたところなんですけれども、
商業施設に入っているテナントさんが本当に一つ一つがセレクトされてて質がすごく良くて、品質が良くて土地のものを非常に大切にしているようなものが置いてあって、その高松県民が自分自身も必要だし、それから外からやってきた人もこれがいいよっていうメッセージを発しているような品揃えで非常に癒やされました。
どれも高松の人のお眼鏡にかなったセレクトだったと思います。それがコンパクトに一つ一つ心地よく配列されているような、そういう商業施設でした。
これが東京だったら、とにかく単位面積あたりにものすごく効率よくものを並べて、あふれるもの、あふれる人、あふれる情報、何でもあります、何でも宣伝します、何でも何でもぶち込んでますっていうような人とものと情報の洪水状態なんですよね。
とても息苦しくて、まあこれあの現代社会を象徴してるんじゃないかなと思うんですけれども、私本当に長く地方都市に住んでいたせいか、住んでいてもあまり快適さが感じられないんじゃないんだろうかっていうような、そういう勢いでものと人と情報があふれているところが東京だなと思います。
かえって豊かさっていうものを感じられないっていうね、そういう状況が東京に出張してみてよく感じられるんだけど、それとは対局で空気も綺麗で人通りもすごく少なくてゆったりしていて、駅のベンチに一人で座って堂々とコンビニのおにぎりを頬張って、本当にコンビニのおにぎりがおいしいと思いました。
その後、琴伝っていう電車に乗って行くんですけど、私も本当にね、人と話すっていうことが地方都市で人と話すっていうことに価値を見出しまくっていたり調子に乗ってたんで、琴伝の駅に行っても駅員のおじさんに河原町行きたいんですけどどこですかって聞いたり、行こうか使えますかって聞いたり、河原町にここで泊まりますかって全部駅員さんに聞いてました。
河原町に降りてもタクシーの運転手にも話しかけてました。そんな風にして地方都市で人と話すっていうことがとても嬉しくて、とても癒されていい時間を過ごしたと思います。
時間もゆったりと流れ、一つ一つの人との対話、一つ一つのものとの対話、そういったものができるゆとりのある出張だったように思いますね。
ということで、今の社会はものにあふれて情報が爆速で誕生する、そして流れていく、そういう時代。AIの誕生によってまたまた加速度的に情報が流れていく時代になりました。
そんな中で本当に豊かっていうのはどういうことなのか考えさせられて、高松に行って、やっぱり高松にいる人がこれが大事なんだよっていうメッセージがある商業施設を見て、何が必要で、どうフィルターをかけて、どう断捨離するのか、どう最適化するのか、ミニマムにするのか、
果てはどう洗練していくかっていうことが、この情報型の社会に求められていることなんじゃないかと思うようになりました。
それはいろんなものを解決していくアート思考っていうのが求められるというふうによく言われているんだけれども、いろんな問題を解決していくアート思考も大事だけれども、実は根底ではどうそぎ落とすか、どう洗練していくかということは、
根底に美術とか音楽とか文学とかのセンスがすごく大事になるんじゃないかと思っています。
ということで、今、であることとすることっていう評論文を学習してるんだけれど、その最後は文学とか芸術とかそういったものに価値を見出していこうっていう最低義をやっぱり丸山正男さんなさってるんですよね。
であることとすることのラストと、今回の私が考えたことがつながっているなっていうふうに思いました。
ということで、なんだかエッセイ的な配信になってしまいましたけれども、今の私の豊かな気持ちをお届けしました。
それでは今日の配信はここまでです。聞いてくださりありがとうございました。またお会いいたしましょう。
10:11

コメント

スクロール