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2024-12-23 07:05

095 努力をする人は他人にも努力を求めてしまう。

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先日、Xでつぶやいたところ、思いのほか、反応がありました。そこでこのテーマについてちょっと語ってみました。結局はそこか・・・という落ちになりました。

#努力する人 #自己批判 #自己改革 #影響

サマリー

努力をする方は、他の人にも同じような努力を求めることが多く、それが時に苦しみを引き起こす要因になります。自身が変わり続けることで、周囲に良い影響を与えることが重要だと考えています。

努力の影響
皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道、黒瀬直美です。この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育について、ゆるっと配信しています。
私、だんだんね、声が治ってきまして、病み上がりからだいぶ復活してきました。今までコーヒーが全然おいしくなかったんですけれど、今日、久しぶりに豆からひいて、コーヒーをゆっくり入れて、味わって、朝食をゆっくり食べました。
本当に、味がなかなか戻らなかったんですけれど、やっと、やっと、まともな食事ができるようになりました。今日のテーマは、努力をする人は他人にも努力を求めてしまう、ということでお送りしたいと思います。
先日、この話題についてエックスで配信しましたところ、あるフォロワーの方から、自分もそんなタイプかもしれないという事声のコメントが入りまして、まあね、これ結構盲点なんじゃないかなと思うんですよね。
というのも、私結構やっぱり、昔から努力するタイプの子供時代だったと思います。中学校、高等学校に入っても、親の言うことを聞いて、先生の言うことを聞いて、コツコツコツコツと努力するっていうことをしつけられてきたものなので、自然と努力する、頑張るっていうね、そういう子供に育ってきたんじゃないかと思いますね。
これが正しいんだというふうに、自分ではずっと思ってきて、親にもしつけられて、そんなこんなでやってきたわけですけれど、教員になっても一生懸命頑張るっていうことは当たり前だと思って努力するっていうのはスタンダードだと思ってきたわけですけれど、ある日、すごいベテランの女性の先生に、この先生本当にね、人格的にも優れていて素晴らしい人だったんですけれど、
ひょこっとね、なんでもない時に、うまい具合に私に言われましたね。努力をする人はね、他人にも努力を求めてしまうんよね。それが苦しくなる時もあるんよね、っていう感じでやんわり言われたんですよ。
これって結局私に対してズバッと言ったんじゃなくて、前々からホワーと思っておられたことを全然私が傷つかない範囲で、だけど悟ってもらえるだろうと思って出した話だったと思うんですけれど、確かに私は若い頃、教育困難校にずっといたんで、努力しても努力してもなかなか自体が打開できない。
でも努力するしかないというふうに、努力の上に努力を重ね続けてきたっていう感じがあり、若いから未熟だからすごい頑張ってるのになかなかうまくいかないとか、私はこんなにも頑張ってるのに他の人は頑張っていないとかいう不公平感とか不満感を持っていたと思うんです。
その時は自覚してなかったと思うんですよね。そんなこんなの私のそういう自分のありようをそのベテランの女の先生はちゃんと見抜いていらっしゃったんじゃないかと思うんですね。
努力をする人は他人にも知らず知らずの間に努力を求めてしまって、それが息苦しさを生んでしまうっていうことをその時私自身本当にハッとさせられて、自分本当にこのままでいいのかなって立ち止まって考えるきっかけをいただきました。
そもそも私が頑張ってるのは何だったんだろうと思い出して認めてもらいたいからなのか他人と差をつけたいからなのか事故の優位性を誇示したいからなのかそこからいろいろ考え始めました。
結局私が努力しているのは今のままだったらうまくいかないから、今のままだったら授業が生徒が本気になってくれないからもっと何かしなくちゃっていうことがベースにあるわけで、
結局生徒に対していかに主体的に勉強してもらえるかっていうことを追求するための努力だったわけで、決して他人に認めてもらいたいとか他人と差をつけたいというところは出発点じゃなかったのに、いつの間にかなぜか目的がすり替わっている状態になっているのではないかと思い始めて原点に帰ろうと再び思い始めました。
自己変革の重要性
でも結局のところこういう結論にも行き着いたわけです。
努力しても他人はなかなか変えられないわけですよ。
だから例えば努力しても生徒はなかなか変えられない部分が大きいですし、努力しても例えば職場の仲間はその努力を認めてくれるとか、私が努力したからといってその人が同じようにそういう授業の工夫をしてくれるとは限らないわけですよね。
結局自分が変わるしかないわけです。
生徒に対して一生懸命努力して生徒が変わってくれないって嘆くんじゃなくて、結局他人はなかなか変えられないから自分が努力するしかない。
そして自分が変わるしかない。
そしてその中で人に影響を与えられるような人間になるしかないっていうそういう風な結論に至りました。
ということでいつかしらこういう結論に至った私は自分が変わる、自分が変わり続ける。
そのことによって周囲にいい影響を少しでも与えられたらそれでいいんじゃないかって思うようになりましたね。
ということで私の努力が厚苦しく映ってしまう方もいらっしゃるんじゃないかと思うんですよ。
だけど私はもうそういう風なところからなるべく脱却して自分自身が変わってそれができればいろんな人にいい影響を与えられるようなそういう人物でありたいなと思うようになりました。
かなり優等生的な答えになってしまいましたけれど、その反面ね。
休みの時はダラダラしたり好きなことをしたりリラックスしたり適当なところもある人間なんでその辺でズルしながらバランスをとっていきたいと思っております。
ということで今日は努力をする人は他人にも努力を求めてしまうという言葉から私が至った結論についてお話ししました。
それでは聞いてくださりありがとうございました。またお会いいたしましょう。
07:05

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