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495_AIをうまく使う前に問いたい、授業者の鍛錬~研修会でいただいた質問~
2026-09-08 12:15

495_AIをうまく使う前に問いたい、授業者の鍛錬~研修会でいただいた質問~

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研修会の参加者から届いた「生成AIをうまく使うには?」という質問に答えます。問いたいのは、プロンプトのコツではなく授業者の鍛錬。AIを使い倒した絶対量と、授業設計そのものの確かさです。Gem自作やプログラミングで視座を上げること、課題発見・解決型の授業構造を先に固めること、逆向き設計+やり取りのモデルを渡す方法、実践例を追試するときの注意点まで。国語教師のAI活用、その土台の話。

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#生成AI #国語教育 #授業デザイン #探究学習 #ポッドキャスト

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00:07
皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道、黒瀬直美です。
この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育についてゆるっと配信しています。
今日は495回、AIをうまく使う前に問いたい、授業者の鍛錬、研修会でいただいた質問というタイトルでお届けしたいと思います。
この夏、色々な各地で研修会に登壇いたしまして、生成AIや国語の授業デザインについて参加者と考える機会が複数回ありました。
そこで出た質問で答えていくシリーズ、今回は第一弾ということで、質問内容はAIをうまく使うにはどうしたらいいのか。
参加者の皆さんから直接、私の方に会の終わりに出向いていただいた質問に答えたいと思います。
それでは今日も国語教育をゆるっと語っていきましょう。
それではまず、AIをうまく使う前に、使い倒す機関がいるということをお話ししたいと思います。
活用のコツより何より、慣れるということが必要です。
もっと言えば、鍛錬の絶対量というものが必要になってくると思います。
私の場合も、最初はAIとチャットで楽しむ程度から、どんどん続けていってのめり込んでいくうちに、
あんな使い方もできるんじゃないかとか、こんな使い方もできるんじゃないかとか、
だんだんとAI活用のイメージが勝手に浮かぶようになってきます。
重要なのは、人から教わった活用をそのまま真似するよりも、
自分ではっと思いつく段階までいくことが必要だなと思っています。
そうなると、自分で思いついた使い方だから納得もできるし、
それにうまくいかないときの修正も効きますし、
自分自身こういうふうな思いでこういうふうな活用したんだっていう、
そういう確かな納得感があるから、授業で活用するときも、
授業とのずれとか修正が効きやすいと思うんですよね。
おまけに自分で開発したことだから、
その経験が次の活用のイメージとして残って、
どんどん発想がつながっていくということ、
こういうことで重要なことなんじゃないかと思っています。
だからチャットだけで止まらずに、
使い倒す期間を経て自分で活用イメージを持つということが大事ですね。
私の場合はGEMを自作してみることで、
さまざまな可能性が広がったと思います。
さらには、AIに実際自分でプログラミングというものをやってみて、
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一つ成果物、プロダクトというものを作ってみたりなんかしました。
全然よくわかんないけどもやってやろうということで、
闇雲に丸越しでチャレンジする、
こういった機会を何度も何度も持ちました。
作る側に回ると、資座が一つ上がって、
そのやり取りというものが一段階上から見ることができるようになって、
資座が上がるということは条件の付け足し方とか、
これは禁止事項にしたいな、だからこれ書こうかとか、
そういった指示の精度がだんだん上がってきました。
私がポッドキャストで非常に仲良くさせていただいている
笠原先生という高校の先生は、検索やチャットの代わりに使う段階から、
本当に活用するという段階までいくには、
とにかく消費期が高いというお話をされていたので、
やっぱりAI活用ができるようになるには、
かなりな使い込みの時間が必要、つまり鍛錬が必要ということになると思います。
その鍛錬が苦手だなと思われる方は、
人の実践を追試するとか、人真似するっていうのをやってみるっていうのも、
十分に鍛錬の中身になってくると思うので、
まずはAIを使い倒すということからやってみてはいかがでしょうか。
その次に大事になってくる条件としては、
AI活用する前に授業の構造を問い直すということだと思います。
現行の学習指導要領が求めているのは、
課題発見解決学習、探求学習のような形だと思います。
ただ単に教科書の内容、教材の内容を解説して、
生徒に思ったことを書かせて終わりっていう構造では、
AIを入れる場所がそもそもないと思います。
生徒から問いを出させ、その問いをどういうふうに解決に向かわせるのか、
生徒とどのように解決策を設計していくのか、
そしてそのためにどうやって読解を深めていき、
そのためにどんな工夫を仕込んでいくか、
そして最終的に生徒に何を考えさせたいか、
そこから逆算してどういう導入を置くか、
こういう一連の設計ができた上で、
じゃあどこにAIを入れるとその取り組みが有効に働くようになるかな
ということを考えたらいいんじゃないかと思います。
だからAIをうまく使う人っていうのは、
AIの使い方がうまいっていうんじゃなくて、
やっぱり確かな授業設計力があると私は思うんですよね。
そのためにやっぱり課題発見解決方とか、
それから単元学習とか、そういったことは勉強しないといけないなと思っています。
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それから次に、AI活用のNGっていうものをイメージするっていうことも
とても有効だと思っています。
例えば、AIを使うためにAIを使ってしまうということになってないかなっていうのを
チェックする癖をつけたほうがいいと思いますね。
私はあんまりやらないんですけれども、
AIに画像生成させるというのはとても面白いことですから、
画像生成をするためにAIを使うという授業。
画像生成ってそもそもランダム性があるものだと思うので、
そのランダム性があるものを考察するっていうのは
限界があるんじゃないかなって思うんですけれどもね。
それから、生徒にAIを使わせてそれを丸写しするような課題を出してしまって、
それで良しとしてしまうということ、これ陥りがちだと思います。
しっかり生成AIを使うんじゃなくて、自分が文章を綴っているという、
そういう時間を授業で作ることが必要だと思います。
それから、先生の代わりにAIが大量に文章を吐き出して、
生徒はそれを学習してレポートして終わりという使い方も良くないと思っています。
なので、具体的にNGをイメージするためにも、
ジェミニパスポート、あれを読んでおくと注意点とか禁止事項も書かれていて、
ガイダンスとしてとても最適なんじゃないかと思います。
私は心がけているのは、まず最初に生徒に答えを書かせる、あるいは答えを出させる。
そしてAIはアシスタント、あるいは対話の相手としてそれをブラッシュアップしていく方向で使うと、
こういったことを心がけるようにしています。
そうは言っても結局のところ、実践されている先生方のいろんな指導案がネット上にどんどん報告されていくと思うので、
それをしっかりキャッチアップして、できそうなところから片っ端から真似するというのが結構早いんじゃないかなと私は思うんですけれども、
今、AI活用の黎明期なんで、これはちょっと難しいんじゃないかなという取り組みもなきにしもあらずだと思っています。
あとは、学力層が高い生徒を前提にした活用もあったりして、
手が届きそうにないハードルの高さを感じさせる実践例もネット上には落ちています。
だから自分の目の前の生徒、自分の学校に照らし合わせて自分で判断する必要があると思います。
なのでネット上の情報、ネット上の実践例というのは入り口で、
その判断というのは自分がある程度使い倒した経験からでしか判断できないと思うので、
やっぱりAIを使い倒すというそういう鍛錬の時間は必ず必要になってくるなと思っています。
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ここで安田学園中高等学校の加藤先生という数学の先生から提示されたことなんですけど、
GEMを作るときは逆向き設計をなさるそうです。
生徒に何を書かせたいか、何を答えさせたいかということから逆算してGEMを設計したらいいですよというふうにおっしゃられていたので、
もし何かされたいなというときはそれをイメージすることと、
私の場合はGEMを作るときに心がけているのはモデル指導例みたいなものを食べさせることですね。
先生と生徒のやり取りの見本をAIに示すことによって、
授業のプロセスとかやり取りのプロセスというのをAIが学習してくれるので、
かなりいい感じにAIが動いてくれるんじゃないかと思います。
ということでGEMを設計するときは逆向き設計と望ましいやり取りの実例、これをセットにするといいと思っています。
ということでAI活用は今試行錯誤していくようなそういった時期だと思うんですけれども、
活用が本当にうまくいった場合、生徒の思考力というのはグッと上がる感じがします。
自分で書き上げた文章を誇らしく思う生徒が出てくるし、
ちょっと書く力にひけ目を感じていた子がAIのアシストを受けて自信を持って書くようになったりします。
本当は生徒一人一人に先生一人一人がべったりとついていてあげれば可能になっていくんじゃないかと思うんですけれども、
現実物理的に無理なんで、個別最適を助けるAIというのは生徒にとってとても心強い味方になってくれるとは思います。
とはいえAI活をやるたびに、本当にこれでよかったのかなという迷いとか疑問というのは私の中にはまだ残っています。
その迷いや疑問を持ったまま試行錯誤を重ねて鍛錬していくこと、
つまり実践していくということが多分今これしかないんじゃないかなというふうに思っています。
今日はAIをうまく授業で使うにはという答えの回になりましたけれども、
結局のところ使い倒していく圧倒的な量と授業設計の足し方、足し方、
AIをどういうふうにうまく使うかという技術の話ではないんですけれども、
皆さんがどのようなイメージを持ってAI活用に臨まれているのか聞いてみたいなと思いました。
この番組ではリスナーの皆さんからの感想やメッセージをお受けしております。
概要欄のメールフォームからお気軽にお寄せください。
それでは今日の配信はここまでです。聞いてくださりありがとうございました。
12:04
またお会いいたしましょう。
12:15

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