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おはようございます、こんにちは、こんばんは、かなや なおこです。
なおこのお仕事図鑑のコーナーが始まりました。
このコーナーでは、仕事へのやりがいや向き合い方、キャリアの詰め上げ方などを聞くことで、リスナーさんの仕事理解や人生のヒントにつなげることをコンセプトにしています。
お仕事探し中の方、転職を考えている方、今の職場や働き方に悩んでいる方、好奇心旺盛な方、新たな世界をチラ見してみたい方、
最後までお耳を拝借させていただけると嬉しいです。
それでは早速ですが、今日のゲストに電話をしていきたいと思います。
もしもし。
もしもし、かなやなおと申しますが、利弘俊策さんでいらっしゃいますか?
はい、利弘俊策です。よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
今日のゲストは、エンジニアとして働かれている利弘俊策さんにいろいろお話を伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。
はい、お願いします。
利弘さん、いつも利弘さんって呼んでるんですけれども、利弘さんでいいですかね。
はい。
ありがとうございます。
いいですよ、はい。
利弘さんの自己紹介をお願いしてもよろしいですか?
はい、わかりました。
改めまして、名前が利弘俊策と申します。
名字が、よく下の名前みたいだと言われるんですけれども、名字が利弘です。
今、大阪府の岸和田市、断じりで有名な岸和田市というところに住んでいます。
私自身は特に岸和田に縁もゆかりもなくたまたま住んでいるだけなんですけれども、
もうすぐ断じり祭りも近づいてきているという状況ですね。
私はエンジニアとして、もうかれこれ25年、26年くらいですかね、になります。
一応大学院を出た後からメーカーの方に勤務しているんですけど、その後いろいろちょっとありまして、
4回転職して今、5社目の会社にいているという状況ですね。
今、5社目のところで働かれているということなんですね。
はい、そうですね。
では、そんな利弘さんにいろいろお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
今まで5社の経験があるということなんですけれども、
エンジニアってどんなお仕事かお伺いしてもよろしいですか?
はい、エンジニアって言ってもですね、実はいろんな分野のエンジニアがいまして、
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例えば機械設計とかをする機械系のエンジニアであったりとかですね、
あるいは化学系のエンジニアであったり、あるいは今結構注目されているIT系のエンジニアであったりとか、
いろんな分野のエンジニアの方がいらっしゃいます。
私はその中でもIT系というんですかね、どちらかというとソフトウェア系の技術者としてずっとやってきているんですけれども、
基本的にですね、メーカーの方に勤務すると、基本的にはそのメーカーの方から商品とかですね、
何らかの製品ですね、それの設計開発っていうのを任されて、商品開発に携わっていくっていう、そういうふうな仕事がメインになってますね。
実際に商品開発をしていくのもエンジニアの仕事なんですね。
そうですね、はい。
商品開発していくということで、その商品が世の中に出ていくっていうことだと思うんですけれども、
その時ってどんなお気持ちなんですか?
そうですね、大体開発業務っていうのはですね、なかなか当初の計画通りにはなかなか進まない、
なかなかトラブルがあったりとか、不具合が出たりとかですね、そもそもその計画通りになかなか進まないっていうところがあるので、
いろんなハードルを越えつつ、最終的に商品化に結びつけて、世に自分が携わった商品が出た時は、ものすごく充実感がありますね。
じゃあ充実感のあるお仕事なんですね。
そうですね、はい。
今、商品開発に携わっているっていう話もお聞きしたんですけれども、
そもそもトッシーさんが理系に進まれたきっかけってどういうことがあったんですか?
そうですね、私が理系に進んだきっかけはですね、小学校の時はですね、どっちかというと私、ものすごく打ち気な性格で、
あんまり自分から積極的に周りの人に話しかける性格でもなかったし、あと勉強がですね、あんまりできない子供だったんですよ。
意外でした、ちょっとびっくりしましたね。
意外ですかね。で、うちの両親がですね、そういう私の姿を見て、ちょっと心配したんでしょうね。
例えばその勉強が全然わからなくなってしまって、学校に行かなくなるのかっていうのを恐れたのかですね、
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とりあえず一教科だけでも何とか人並みにできる科目を作ってあげたいということで、
特に小学校の高学年になってからですね、4年生か5年生ぐらいの時からだったと思うんですけど、
毎週日曜日にですね、私の父親が算数を教えてくれるようになりまして。
お父様が算数を。
はい。今から思えばかなりのスパルタだったんですけどね。毎週日曜日来るのが怖くて踊らしてたっていうのは覚えてるんですけど。
で、あとは今もありますけどね、訪問式っていうのがあると思うんですけども、その訪問式にもちょっと行かせてもらったりとかして、
過労死でですね、算数だけは人並みにできるようになったんですよね。
なるほど。
で、小学校卒業して、中学校入ってからはですね、今度はうちの父親がニュートンという科学雑誌があるんですけども、
月刊の科学雑誌があるんですけども、それをですね定期公読してくれて、毎月その家にニュートンが届けられて、私もそれちょっと見てたんですよね。
で、あの雑誌自体がものすごくフルカラーでわかりやすく書いてて、面白いなと思って見てたんですけど、
そのニュートンという科学雑誌のですね、創刊者、それを立ち上げた人、初代編集長がですね、竹内ひとしっていう東大の教授だったんですよ。
で、その東大の教授だった。
わかりました。
はい、OKです。
はい。で、その東大教授の竹内ひとしっていう人に憧れてですね、その先生が実は世界的に有名な地球物理学者であるということを知りまして、
地球物理学を勉強したいなと、ものすごく強く思うようになって、
で、その知事から算数を教えてもらうことになって、一応数学だけは得意になってたんで、そんな関係でちょっと理系の方に進んだという感じです。
なるほど、じゃあ地球物理学に興味が出てきて、理系の道に進まれたっていう感じなんですね。
そうですね。
この地球物理学っていう学問とエンジニアってリンクするところってあったりするんですか?
実際のところは、地球物理学はどっちかというと基礎研究なんですよね。なので、あんまりリンクするところがないんです。
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私が大学受験の時には現役と一浪したんですけど、現役の時と浪人の時と某大学の地球物理学を勉強できるところを受けたんですけど、結局そこがちょっと落ちてしまいましてですね。
それでしょうがなく、第二規模の基礎研究ではない工学部の電気電子工学というところに進むことになって、最終的にはメーカーの方に勤務する形になったということですね。
なるほど。じゃあ、基礎研究の地球物理学ではなくて、その工学部の電子工学に進んだことによって、今のエンジニアへの道が続いていくという感じなんですね。
そうなんです。
なんかすごく、理研の中でもうよ逆説があったのかなという。
ありますね。
そうだったんですね。お仕事の内容を先ほどお伺いしたんですけれども、今までどんな開発プロジェクトに携わってこられたんですか?
はい、これもちょっといろいろ私やってきたんですけども、一番最初に入社した会社では、大学の時に研究してたものを活かせるようなことに携わりたいなと思ってたんですけど、
実際に配属されたら、画像関係の職場に配属されたんですよ。
ああ、画像関係。
私は大学の時に画像処理工学という授業があったんですけど、全然何を言うかわからないし、面白みも感じられなかったので、2,3回出席しても、あとは出席しなかったんですね。
あらまさか。
で、結局単位を落としてしまうということになってて、その時にトラウマっていうんですかね、画像関係だけは絶対携わりたくないと思ってたんですよ。
そうしたら、入社して配属されたら画像処理の部分だったんで、正直ちょっとどうしようかなっていうのが正直なところだったんですけど、ただそうは言っても入ったばっかりだし、とにかくもうちょっとやっていくしかないなということで、ずっと続けてたんですけど。
で、教科をしているうちに一つちょっと気づいたことがあって、画像処理って言ってもですね、中身は数値計算なんですよね。
というのは結局、言ったら数学なんですよ、中身が。それでよくよく考えてみれば、自分って数学だけは得意で好きだったなということで、もしかしたら本当に神話性あるかもしれないなと思って、画像処理にものすごくそこから興味が出始めて。
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そこから自分なりに勉強するとかしたりして、そこからはですね、ずっと会社は変われど、基本的にはずっと画像関係の仕事に携わることができたっていう、そういう感じですね。
そうなんですね。単位は落としてしまったけれども、これは得意な数学と似てるというか。
そうですね。
それから今もずっと画像処理の関係のお仕事なんですか?
今の現職は画像からはちょっと離れてはいるんですけど、ただですね、基本的に全職までは工場の生産ラインで、生産しているものの品質がいいか悪いかっていうのを画像を使って自動的に判定するっていう検査システムみたいなのを作ったりとか、
あとはプリンターですよね。皆さんもよくご存知のインクジェットプリンターとかレーザープリンターとか、
ああいうプリンターの中で使われる画像処理のソフトウェアとか、そういったものをずっと携わってきたんですけど、
その中でAIの技術とかも取り込んだりとかする経験もあって、一つちょっと自分の中で気がついたのは、結局取り扱っているのは画像だったんですけど、結局のところ別に画像じゃなくても、デジタル化されたデータだったら何でもいいよなと思ってて、
例えば音声データでも構わないし、なんか時系列のデータでも構わないし、とにかく画像に限って話なく広くデジタルデータという枠で考えると、実は別に画像に取られる必要ないなと思ってて、
結局現象は全然画像とは関係ないんですけど、過去にやってきたこと、AI関連の知識とか、あともちろんソフトウェアとかアルゴリズム関係の設計とか、そのあたりもそうなんですけど、その時に培ったノウハウとかスキルっていうのは活かせてるなというふうに感じているところですね。
なるほど。私の画像処理っていうのがどういうものができていくかっていうのがあまりイメージがつかなかったんですけれども、家庭用のプリンターとかプリンター関係の機械を作るためにこの画像処理っていう技術が必要ってことなんですかね。
そうですね。例えばインクジェットプリンターとかだと、自分が作ったドキュメントっていうかね、ワードの文書とかエクセルの表とか、パワーポイントの資料とかあるじゃないですか。あとは自分がデジカメで撮った画像とかありますよね。
そういったのをプリンターに入力すると、そうするとプリンター内部で見栄えが良くなるように補正したりするんですよね。
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なるほど。
そういうふうに画像を加工した上で最終的にプリントするっていう、そういう一連の流れになっていて、その中身の処理の部分ですね。その部分をずっと作ってました。
そうなんですね。私たちの生活の中で、例えば身近なものってどういうところで画像処理の技術って使われてるんですか。
だから一番簡単なのはインクジェットプリンターとかレーザープリンターですね。オフィスとかにも業務用のでっかいレーザープリンターとか置いてますよね。
はいはい。
その中身とかも全部画像処理使ってますし、画像処理の観点で言えばあれですよね。このスマートフォンのカメラの中にも画像処理入ってますし。
ほんと身近なところにたくさん入ってるものなんですね。
そうですね。はい。
普段皆さんが手にするいろんな商材がありますよね。お菓子だろうが、おもちゃだろうが、いろんなものがあるじゃないですか。
あれは結構今人手不足もあったりするんで、検査自体も自動化されていて、その検査の自動化に画像処理ってよく使われてますね。
そうなんですね。
ほんとに身近なところに画像処理の技術を使った商品ってたくさんあるんですね。
いますね。はい。
開発されたプロジェクトとかも同じお伺いしていたんですけれども、その中でもっと難しかったなって思われているプロジェクトってどんなことがあったのかお伺いしてもよろしいですか。
はい。それはですね、実は私の中でもそれを聞かれたらこれっていうのがありまして、
聞かれたのが、はい。
どんなプロジェクトだったかというとですね、私がプロジェクトリーダーをして開発したシステムなんですけど、
住宅用の外壁材を作っているメーカーさんがいるんですけど、その住宅用外壁材っていろんな模様がついてたりとか、あとは色がついてたりとかするんですよね。模様がついてたり色がついてたりすると。
はい。
それがちゃんと自分たちが目的としている色味でちゃんと出力されているかというか、色味になっているかというのをリアルタイムで検査するという処理システムがありまして、
はい。
その時はですね、結局お客さんの最終的には現場というか生産ラインのところに入れるんですけど、生産ライン自体もまだ作りかけというか完成していない状態で発注いただいているので、
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こっちも実際に現場に行って動かしてみないとまともに動くかどうかわからないという状況だったんですよ。
はい。
ほぼほぼぶっつけ本番みたいな形で現場でちゃんと動作するかどうかというのを確認しないといけなかったという状況があって、
はい。
それはかなりちょっと大変なプロジェクトではありましたね。
ぶっつけ本番でもうまくいったんですか?
そうですね。おかげさまでとりあえずちゃんとうまく動くようになって、そこからお客さんの方からいろいろ追加でこういうことをこうしてほしいとか、
はい。
いろいろちょっと後からご要望とかも出てきたんで、それはちょっと追加で後から対応するという形で進めましたけど、
ただちょっとプロジェクトメンバーの人数も限られてたので、結構皆さんカツカツでやってて、年末年始も休みなしで出ずっぱりで開発してたんで、
あれはちょっと今から思えば結構大変だったなと思いますけど、ただ充実感はありましたね。
年末年始も休みなしってかなり大変ですよね、そんな。
そうですね。今から思ったらちょっとすごかったなと思いますけど。
プロジェクトって結構期間とかって決まってるかと思うんですけど、一番大変だった、難しかったプロジェクトって大体期間ってどれぐらいあったんですか?
先ほどお話ししたプロジェクトだと、私の見立てだと大体早くても5ヶ月から半年ぐらいかかるのかなと思ってたんですけど、
お客さんから受注いただいたのが期間と、お客さんところの製造ラインに残るタイミングっていうのが、お客さんの製造ラインが止まってるときにしか入れることができないんですよね。
そうするとそのタイミングだと大体実質的に3ヶ月ぐらいしかなくってですね。
じゃあ結構一番早くて5ヶ月半年っておっしゃったのを、だいぶ半分近く短縮しないといけないっていう。
そうなんですよ。その関係もあって結局コースを稼ぐためにはもう土曜日、日曜日、年末年始とかももうなしで、ずっぱりで開発しないといけないという状況になってたという感じですかね。
じゃあもう2、3ヶ月間ずっとほぼ休みなしみたいな。
ほぼ休みなかったですね。
なかなかでも年末年始休みなしっていうことはクリスマスとか冬のイベントとかってご家族いてらっしゃったらなかなか過ごすの難しかったと思うんですけど何か言われたりされなかったですか。
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そうですね。まあでもその時はとにかく家族もそれなりにちょっと理解はしてくれてたっていうのもあってしょうがないかなということで。
そうですね。でも無事ぶつけ本番でなんとか成功されたということだったんですね。
そうなんですよ。
なかなかお客様とのスケジュール感というか合わせていくのもすごく大変なお仕事なのかなと思ったんですけどそこのところどうですか。
そうですね。結局お客さんの方はもういつまでに納入してくれっていうのが決まってるんでとにかく期間内でやってくれっていうことしか言われないんですけど。
ただもう一つあったのがコストですよね。結局システムを作るにも部品を購入したりとか人件費だとかいろんなコストがかかってくるんですけど。
ただお客さんによっては予算がもともと決まっているからその予算の中でやってくれとかいうちょっと無茶ぶりというか無理を言われることがあって。
そういう時にお客さんの要求しているシステムを実現したいけどコストというか予算限りがあるんでその中でどうやって折り合いつけてやっていくのかというところの調整が
なかなかちょっと難しかったですね。
そうですよね。なかなかその向こうは向こうできちんと計画があるでしょうしこちらはこちらで計画というかそれは無理やろっていうのがあるかと思うんですけども
そういう折り合いのつけ方って何かコミュニケーションのスキルとかあるんですか?
そうですね。とにかくその当時は足しげくお客さんのところに通ってましたね。
とにかく対話を重ねて何とか着地点を見つけるという感じでしたね。
私がプロジェクトリーダーだったこともあってとにかく私が山本に立ってお客さんとちょっと話さないといけないという状況だったんで結構大変でしたね。
そうですよね。やっぱりそこのところでも丁寧に対話を重ねられてたってことだったんですね。
なかなかこのエンジニアっていうお仕事って今大変しているともちろん専門知識もすごく必要かなと思うんですが
こういう一方でコミュニケーションスキルというか対話のスキルも必要なのかなと思うんですけれども
こういうスキルって仕事の中でどのように身につけてこられたんですか?
そうですね。まず基本的に仕事に必要なスキルに関しては基本はやっぱりOJTですね。
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仕事を通じてその中でも自分自身で勉強しながら身につけていくという感じです。
ただ最初のうちはそうは言ってもかなり上司とか先輩とかの力を借りながら何とかやっていくという感じになって
だんだん勘どころっていうんですかね。自分の経験とか勘とかノウハウとかそのあたりが身についてくると
ある程度独り立ちして自分で設計できるという状況にはなってきます。
ただエンジニアの場合だと結局技術ってどんどん進歩していくんで
常に最新技術動向というかそれにちょっとアンテナを張って
常に勉強し続けなければならないっていうのがあるんですよね。
なのでそこはちょっと意識して取り組んできたかなとは思ってますね。
そうですよね。本当に25、6年エンジニアとして働かれているということだったんですけども
やっぱり25年前と今とじゃ全然違いますもんね、その最新技術というのは。
全然違いますね。だから直近でいうと例えば今もう生成AI、チャットGPTみたいなのが出てきてるじゃないですか。
ああいうのが出てきたらもうすぐさまさやそれがどういう風な技術なのかとか
どういうところに応用できそうかとか、そのあたりをちょっと新しい技術をキャッチアップして
考えていかないといけないという感じですかね。
そうなんですね。そういうお仕事の中で始められた勉強って
そういうAIの勉強とかもされてるっていうことだったんですけども
何か本当に始めた勉強とかもあったりするんですか?
そうですね。結構エンジニアに求められるのって、もちろん専門知識はもちろん必要なんですけど
先ほどちょっとおっしゃられてたみたいに
根本はコミュニケーション能力っていうのがすごく重要かなって思ってて
プロジェクトメンバーって一人でやるってことはまずないので
やっぱり複数人で協力して進めることになるので
どうしてもそのあたりのスキルっていうのは必要になってくるので
会社でそういったコミュニケーション関係の研修とかがあれば参加したりとか
あとプロジェクトマネジメントとかの研修とかね
そのあたりも受けないといけませんし
あと上司になったら上司になったでね
結局部下とどういうふうに接していったらいいのかみたいな
そういったところの対人スキルというか
そういったところも必要になってきますし
私の場合は最初は技術的なところばっかりフォーカスして
知識を身につけたり勉強したりしてたんですけど
そのうちだんだん技術も大事だけど
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やっぱり根本はやっぱり人だよねと
人がやっぱり重要だよねということで
人に興味関心を持つようになって
今はどちらかというと例えば
ある程度年齢にもなってきたんで
自分のこれもやってきたことを若手に伝承しつつ
各人のキャリアアップとかそういったところにも
ちょっとお手伝いできないかなということで
キャリアコンサルタントの資格を取ったりとか
自分の活動領域というか取り組み範囲を
ちょっと徐々に広げていこうかなと思っているところですね
なるほど
それでキャリアコンサルタントの勉強もされていて
資格も取られたということだったんですね
そうですよね
やっぱり何か
次世代育成にシフトしていってるっていう感じなんですよね
そうですね
ありがとうございます
トロッチ氏さんの中でこれからの目標ってどういったものがありますか
そうですね
今はちょっとまだ趣味の域は出てないんですけど
男性向けの料理講座っていうのを
去年の4月にクラブ化して立ち上げまして
その代表をさせていただいてるんですけど
地域貢献活動っていうんでしょうかね
そういったところにも活動を広げていきたいなと思っているので
まずは仕事面でいうと
後継者の育成であるというところと
もう一つは将来の事業の柱を担うような
技術開発をしたいなというところがあるのと
もう一つは地域貢献活動ということで
クラブ活動もそうなんですけど
いろんなところで自分の知見とかですね
これまで経験したことを
特にキャリアという観点で
学生さんとかに話をしていくような
活動ができればなというふうに思っているところです
なるほど
お仕事の現場だけじゃなくて
地域貢献活動だったりとか
あとはキャリアの観点で
お若い方たちにいろいろ伝承していけるようなことを
されたいというふうに思われてるんですね
そうです
ちなみに地域貢献活動でおっしゃっていた
男性の料理教室って
こちらもお名前とか
具体的な活動とかをお伺いしてもよろしいですか?
そうですね
名前はですね
おじさんキッチン岸和田っていう名前で
私も含めて今10名で
月に1回なんですけど活動をしてます
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私は最年少で
最高齢は92歳なんですけどね
そうなんですねびっくりしました
最高齢92歳の方で
だいたい一番ボリュームゾーンというか
年齢帯的に多いのが
60代後半から70代前半ぐらいの方ですかね
一番多いんですけど
というので今活動してるんですけど
この活動もですね
一応我々のようなクラブをですね
市内各所に立ち上げたいなというふうに
ちょっと思ってまして
そのあたりもちょっとこれから
活動していきたいなというふうに
思っているところですね
それは岸和田市内っていう感じで考えられる
そうですね
まずは岸和田市内で活動の幅を広げたいというか
同じようなクラブを立ち上げたいなと思っていて
ある程度そこで実績が出てきたら
他の市町村とか他の自治体にも
同じようなことができればなというふうに
思ってますね
そうだったんですね
なんでこのおじさんキッチン岸和田やろうって
思われたんですか
立ち上げようと思ったきっかけというか
このきっかけっていうのが
岸和田に男女共同三角センターっていうところが
あるんですけども
その男女共同三角センターで
おととしかな
おととしに3回限定ということで
男の料理教室っていうのが開催されたんですよ
はい
その時に先生役として来ていただいてたのが
実はすでに別の公民館で
男性の料理クラブが立ち上がっていて
そのクラブに所属されている方々が
先生役として来られてたんですけど
その先生方も
もし興味あるのであれば
この男女共同三角センターでも
同じような料理クラブ立ち上げたらどうかな
みたいなご提案があって
そうしたら
参加してたメンバーの中から
確かにもったいないよね
3回限定で解散しとってもったいないね
っていう声が上がって
それで最終的に
クラブが立ち上がるきっかけになったという感じです
なるほど
3回限定に参加されている方の
何人かが今
おじさんキッチンに入館されている
っていう感じなんですね
そうですね
そうなんですか
でも男性同士の交流っていうのも
すごく大事ですよね
結構女性の交流の場って
すごく多いイメージがあるんですけれども
そうですね
おっしゃる通りで
女性と違って
男性ってどっちかって
あんまりそのあたり上手くないというか
下手というか
そうなんですね
ただ今回の場合だと
少なくとも皆さん
料理には興味がある人たちが集まっているので
共通の趣味があるので
比較的打ち解けやすかったという面はありますね
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そうなんですね
本当になんか
料理っていう共通項をもとに
男性が孤立しないというか
コミュニティーの中に入っていくっていうのも
すごく大切なことですもんね
そうですね
そう思います
いろんなお話を聞かせていただいて
まだまだお聞きしたいところなんですけれども
ちょっとぼちぼちお時間になってきましたので
最後にですね
エンジニアを目指している方ですとか
リスナーさんへのメッセージをいただいても
よろしいですか
はい分かりました
とにかくエンジニアっていう仕事は
もちろん大変なところもあるんですけど
ただ自分が携わった技術とかがですね
実際にその商品に乗って
世に出た時には
ものすごく達成感というか
充実感がある仕事だと思います
またそういった開発を通じて
自分のスキルアップとかも
常に図れるような環境にあると思うので
ものすごく魅力的な仕事だと思うので
できるだけたくさんの方にですね
エンジニアの方に希望してですね
来ていただきたいなと思っているということと
もう一つはですね
基本的にやっぱり今ちょっと
男性職場なんですよね
開発現場って
ただ開発をするっていうところは
いろんな人の多様な考え方というかですね
アイディアというか
そういったものが必要だなって
最近ちょっとツクツク感じているので
女性の方にもですね
どんどんエンジニア職を目指していただければな
というふうに思っています
はい以上です
ありがとうございます
やっぱりそういう女性の視点というか
そういうのも必要かなって思われてるんですね
ものすごく重要だと思います
特に今多様性がね
やっぱりどうしても必要だという話になってますけど
本当その通りだと思っていて
できるだけたくさんの理系上にも来て欲しいなと思っています
本当に将来の理系上に
これを聞いて欲しいなって思いますので
私は全然理系がすごく苦手だったので
そうなんです
だからすごい
やっぱり理系できたらすごい
かっこいいなっていうのが単純に思うところなんですけれども
本当に理系上が増えていったら
きっとまた日本の技術も変わっていくのかなと思いますしね
そうですね
本日はすごく貴重なお話
いろいろありがとうございました
こちらこそありがとうございました
本日はですね
エンジニアとして活躍されている
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としひろ春作さんにいろいろお話を伺いました
ありがとうございました
ありがとうございました