高橋さん、普段、今、フィンテックを中心としたプロダクトマネージャーとして活躍いただいていますが、実際にプロダクトマネージャーって何をしているんだというところが今一つピンとこない人も多いかと思うので、その辺り説明していただいてもよろしいでしょうか。
特に私のほうからは、現在担当していますクラウドペイネオという端末レスの掲載サービス、全体のプロダクト開発の戦略の立案ですとか、方針の検討、課題解決といったところを推進しています。
こちらの中で、特にプロダクト開発、プロダクトマネージャーとしての役回りというところでは、特に意識しているところとしては、今までの常識を疑って改めて必要なものを見つめ直して、お客様に対して本当に必要なものを提供するということを目指して行っています。
その中で、私個人だけではなくてチームのメンバーですとか、ベンダーさんを含めた関係者さんといったいろんな方々を巻き込んでいって、ペースメーカーとして推進していくということを行っています。
特にデジタルガレージグループとしては、非常にいろんなフィールドを持った方々がいらっしゃいますので、その中で新しい付加価値ですとかシナジーを生み出して、新しい科学反応といったところを模索するような仕事をしています。
ありがとうございます。さっき高橋さんのコメントの中であった、ペースメーカーというところがすごくしっくりくる表現で、やっぱりプロダクトマネージャーって本当に事業部はお客さんから言われてこういう機能を作りたいとか、やっぱりこれやったら絶対に儲かるから早くこれ作りたいというところもあるけど、やっぱり技術者からすると、それやると多分今までの止めなきゃダメですよとか、結局どっちやればいいんですかみたいなところの、そこの中間に入って、
やっぱり数字の事業のインパクトというところを見たり、あとその関係各所の最適化をどう導いていくのかというところと、それと同時にプロダクトの成長というところを同時に考えていくポジションなので、すごいビジネスセンスも必要だし、技術も理解が必要だし、やっぱり自分がこう思うという市場だったりプロダクトに対する先見の目というんですかね、しっかりとした考えも必要だし、
やっぱりデジタルガレージとしてもすごい華やかなポジションなので、技術から入る方だったりとか、授業から入る方っていろいろいらっしゃると思うんですけど、ぜひこういったところのポジションというのは、一つのキャリアパスの可能性として見ていただけると面白いかなというふうに思っています。
あとその中で高橋さんはフィンテックというところを担当いただいてまして、フィンテックって何っていうところが結構ボヤッと感じられている人もいるかなと思うんですけど、高橋さん的にフィンテックってどんな定義になりますかね。
フィンテックという言葉自体は最近耳なじみができてきたみたいなそんな言葉かと思うんですけども、フィンテックっていうのはそもそもが非常に古くて新しい言葉で、決して皆様にとっても新しい言葉じゃないと思っています。
もっと簡単に言うと、日々のお金にまつわるような不便が技術を使って解消できれば、それはすなわちフィンテックだというふうに思っています。
具体的な例を一つ挙げさせていただきますと、フィンテックの代表格ってクレジットカードっていうものがあると思うんですけども、こちらの起源はある日のレストランの食事で財布を忘れてしまったためにお金を払いませんでしたという経験をもとに、会員制の付け払いをできる会員を作ったというのが起源だとも言われてまして、
そこから実際決済の最初クレジットカードっていうのは札幌だったんですけども、それがカードになったりとか、いろんなICチップ積んだりとか、非接触の決済、タッチ決済に対応したりだとか、そういった時代の技術を取り込んでいって今の形になったというところになっています。
こう考えると、たぶん今までに毎日みんながお支払いするっていったシーンがある中で、結構これがこうしたらいいのにとか、そういう不満とかを一つずつ積み上げていって、それが何かの形で解消できると、フィンテックの一つの形になるっていうのは非常に考えるのは難しいかもしれないんですけども、そのもの自体は非常に簡単でわかりやすいところだと思っています。
ありがとうございます。デジタルガレージもB2Bのビジネスがメインになっていますけれども、フィンテックって本当にB2BもあればB2Cもあるっていうところで、やっぱりB2Cっていうのは一般的には馴染みの深い、それこそ自分のカードで洋服を買いますみたいなところもそうだけど、B2Bってなかなか想像しにくいところもあると思うんですよね。
一方でB2Bの取引ってやっぱり巨額なので、やっぱりそこビジネス的にも大きいですし、あと実際その事業を営まれている方から見ても、やっぱり新しいフィンテックのサービスとか出てくると、すごくもっとサービス楽になるのになとかっていうそういったところがあると思うんですよね。