同性婚合憲判決への反応
おはようございます。社会保険医療無視でキャリアコンサルタントのかなや なおこです。
社労士なおこの働き方・多様性研究ラジオでは、働き方、ジェンダー、子育てをテーマにこうするしかないなという考え方を、こういう考え方もあれかもしれへんなと思えるような小さなきっかけをお届けする番組です。
これってなんでこんなんないんやろうとか、えーこれおかしない?という違和感を出発点に、歴史や制度、同型や海外の事例も辿りながら考えていきたいと思います。
はい、では早速ですが、本日のノート記事を読み上げていきたいと思います。
タイトルは、アライに何ができる、同性婚合憲判決後に感じたこと。
私は、2025年12月17日、ボーダレス交流会に参加しました。
11月28日、東京高等裁判所が、同性婚を認めない現行法を合憲とした判決の後のことです。
あなたとLGBTがもっと身近になれる会をコンセプトにした、弁護士のプチセミナー付き交流会です。
私の友人には、LGBTQプラスの当事者、アライの方が少なくありません。
11月28日、私のSNSでは怒りや悲しみの感情で溢れていました。
私はこう思ったんですよね。共感する部分はあります。
でも、私は当事者ではない。
当事者の方々は、怒りや悲しみを表現する権利がある。
それはとても反応として、当然のことだと思います。
同性カップルにも同じような権利を保証してほしい。
愛する人と末永く安心していられる権利を、国が保証してほしい。
その思いはあります。
でもやっぱり、当事者の方のように近い距離感ではないんですよね。
私はこう思うんですよね。
当事者ではないから、見える景色があるのではないだろうか。
当事者ではないからこそ、できることがあるのではないだろうか。
私は当事者ではないからこそ、別のアプローチができるんちゃうかなというふうに考えました。
それでまず、私は同性婚について理解が薄いなと痛感したんですよね。
11月28日の東京高等裁判所の同性婚訴訟をきっかけに。
例えば、他の高等裁判所では、
同性婚訴訟が、同性婚を認めないのは違憲であるということは知識として知っていたんですけれども、
ただ違憲と言っても、違憲か違憲状態という言葉だったりとか、
あとは、ここのところは違憲かなっていう中身が、結構微妙に違っているということをこの時に初めて知ったんですよね。
なので私はまず、知りたい。
それからその先のことを考えよう。
その思いからボーダレス交流会に参加しました。
ボーダレス交流会なんですが、弁護士の方から法律の専門家として同性婚訴訟について伺いました。
そのプチセミナーを聞いていると、テーブルの上に一つ一つ確認しながら物事を置いていくような、
本当に感情をまずまっさらにして、まずは全体像を事実として眺めていく、
そのような時間に私自身は感じたんですよね。
この交流会に参加して、改めて感じたこと。
アライの役割と学び
当事者の感情はとても大切です。
ただ、私は当事者ではないので、少し違う距離から学ぶことから始めたい。
と改めて思いました。
それは今回のLGBTQプラスの方々についてだけではなくて、
差別、戦争、女性の働き方、障害者、
マイノリティとされている方々についても同じです。
当事者の声を聞いて、学んだことを自分の言葉で発信していくこと。
その声を当事者でない立場から社会へ届ける。
それが私にできることなんちゃうかなというふうに感じています。
愛として学び続けます。
当事者ではないからこそ、フラットに物事を置く。
できることを模索していきたいと思います。
はい、それでは最後までお聞きくださりありがとうございます。
本日もご機嫌な一日となりますように、金谷菜穂子でした。