2025-08-19 12:58

#4 ついに明かされる‼️プロが愛用する文房具の謎?😱

✏️ プロが使う文房具の秘密、大公開!
「高級品」じゃなくても、ほんの100円の違いで絵のクオリティは劇的に変わります。


前回のQ&Aで寄せられた「鉛筆や消しゴム、何を使っていますか?」という質問から、
今回は僕がアトリエで実際に使っているアートツールとデザインの裏側を深掘りしていきます。

実は、プロのアーティストやアートプロデューサー・デザイナーが日常的に使っている鉛筆・消しゴム・紙は、
意外に、皆さんの身近な文具店やデザインショップで手に入るものばかり。
高価な画材よりも、わずかな“素材の質感差”が作品の印象を大きく変えてしまうのです。

たとえば鉛筆。普段は三菱の「ハイユニ」や小学生向けの書き方鉛筆を使いながら、
線をシャープにしたい時はステッドラー、デッサンではアートプロデューサーやファイバーカステルを使い分けます。
さらに、ほとんど誰も使わない「5F」や「4F」といった硬質鉛筆を仕上げに使うことで、
現代アート作品にも通じる金属的な質感や繊細な構成美が生まれるんです。

消しゴムも同じ。定番のMONOシリーズに加え、どこからでも角が使える「角消し」、
そして仕上げに欠かせない練り消し。
しかも練り消しは100円ショップのもので十分。
最初は硬いけれど、使い込むうちに柔らかくなり、自分だけの“クリエイティブツール”に育っていく――
この感覚もまた、デザインとアートの境界にある楽しみのひとつです。

そして紙。紙質が違えばタッチの表情も一変します。
分厚い紙に少しだけプチ贅沢してみるだけで、普段の描写が格段に引き締まり、筆圧を強くしても破れにくい。
そんな些細な違いが、作品の完成度やインテリアとして飾れる質感を左右するのです。

今回のエピソードでは、「プチ贅沢」がいかに創造性を変えるのかを具体的な購入品を紹介しながら、
リスナーの皆さんが「次は少し違う鉛筆や紙を選んでみよう」と思えるような、実践的で共感できる“現代アートと暮らし”をデザインするヒントをお届けします。

絵を描く人も、デザインを学ぶ人も、クリエイターからインテリアや空間づくりが好きな人も。
クリエイティブ・テック、アートプロデューサーの視点から語る“素材と構造の哲学”を、ぜひ最後までお楽しみください。


©︎2025畑 直樹 日本現代アート協会®︎/日本現代芸術協会™/Japan Contemporary Art Association™ All Rights Reserved.

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日本現代アート協会®︎(登録商標 第6981922号)



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00:04
みなさんこんにちはこんばんはアーティストアートプロデューサーのハタナオキです。 今日は前回のQ&Aでも質問いただいた
鉛筆とか消しゴムなんかの実際にプロはどんな文房具を使っているのかっていうテーマについてお話をしていき たいと思います。
意外と皆さんにとって身近なアイテムばっかりなんで、ちょっとした違いで絵のクオリティがぐっと変わるっていうことを今回のお話でわかってもらえれば嬉しいです。
今日はそのあたりのプロのリアルな道具の使い分けっていうところを共有していきたいと思います。 まずは鉛筆ですね基本です。
私は日本鉛筆だと三菱鉛筆さんのハイユニをよく使っています。
普通の人はユニを使っている方が多いと思うんですけれども私はあえてハイユニを使っています。 1グレード
1ランクかな上のタイプのものです。 これはとても芯が安定していて
滑らかな書き味がわかってもらえると思います。 ちょっとだけ値段は高いんですけどね。でも学生の時に使ってた
100円のユニとかに比べると150円ぐらいで多分今売ってるのかな。 50円ぐらいなんで
まあ 全然安いです。
そして今度は柔らかい方の鉛筆の使い方なんですがそれは4Bとか5Bとかあるのかな。 4Bとか使っている人多いと思うんですけれども私はあえて
小学生が使う書き方鉛筆っていうのを まとめ買いっていうんですかね大人買いして
使っています。 これは持ちやすさとやっぱり線
がやっぱり柔らかくなるっていうところがあってすごくシンプルなんですけど 不思議とこれ一番頼りにしている一本になります。そして
シャープでカチッとした線を書きたい時っていうのはドイツ製のステッドラっていうメーカー の鉛筆をよく使っています。
これもそんなに高くはないですね。 200円ぐらいで売ってると思います。
大きい文房具屋さんとかに行けば普通に コーナーに並んでると思うんで
ぱっと見こう青い鉛筆で 上の方が黒くなっててそこになんかHBとかBとかって書いてあるんで分かりやすい
と思います。 これはね結構
03:00
金属的な感じとか出すのにはすごくいい鉛筆だと思います。 あとは線の輪郭とかはっきり見せたい時には最適な感じですね。
はい そして
デッサンの時には アートプロデューサーっていう鉛筆があるんですよ。
これもひょっとしたらもう絶版になって売ってないかもしれないんですけれども
それを僕はメインで使っていました。 少し柔らかめの鉛筆です。
やっぱりねメーカーさんによって同じHBとかBとか 2Bとか
濃さの違いっていうのはあるんですけども その中でも微妙にね
その中間を狙いたいとかっていうこだわりがあったりする人はそのメーカーで選ん だりとかしている人が多いと思います。
アートプロデューサー使ってましたね 僕も仕事がアートプロデューサーなんで
ちょっとこれはもう見た時にビビビッときて 衝動買いしちゃいましたね
そしてあとこれがもうちょっと絶版になったのか手に入るのかわかんないですけども 今売ってるものでそれに近いものとすればファイバーカステルさん
ですね結構これメーカーっていうのは色鉛筆 ですね
有名なメーカーなんですけれどもそこの鉛筆を使うようにしています これ結構ね
ファイバーカステルは あの
アートプロデューサーに近いと思います とにかくねこのさっき紹介した2つっていうのは
重厚感っていうんですかね しっかりと色が黒の色が乗るっていう感じでは
タッチ出すのにいい感じになります そしてこれはちょっとずれる話かもしれませんが
4h とか5h っていう 普段見ないような非常に硬い鉛筆を最後の仕上げに使うことがよくあります
これはまあどのメーカーでもいいんですけど デッサンってやっぱりいろんな濃さのものを使って段差が
出ちゃったりするんですけれどもそれを最後にこの 4h とか5h の鉛筆を使うことによって
どちらかというと硬い方向に馴染ませる場合によく使います 鉛筆に関してはそんなとっかな
次は消しゴムです 一番使っているのはやはりトンボさんのモノシリーズですね
皆さんおなじみだと思います これはねやっぱりいろんなメーカー使いましたけど柔らかさと消しやすさのバランスが一番
06:06
絶妙な硬さになってますね そして前回でも話題に出た角消しというどこから使っても常に角が残る
デザインの消しゴムっていうのを やはり一番使ってますねヘビーユーザーです
これはねやっぱり消しゴムって細かいところを消したい時って いざという時に角がないと
困るじゃないですか なので使っていますこれはね国用さんが出している消しゴムで
実はねこれグッドデザイン賞を取っているんですよ そしてさらにねニューヨークの近代美術館に展示されたりするぐらい
もうこの消しゴム自体がかっこいいという形をしているのでぜひ文房具屋さんに行ったら 探してみてください
そして デッサンの時に欠かせないのがやはり皆さんおなじみの練り消しです
はいどんなのを使っているかと言いますと実は私は100円ショップの練り消しを使っています これがねなかなかね優秀なんですよ
不思議とね 最初はねやっぱり硬いんですけども使っていくうちにどんどん柔らかくなって
それがね練り消しが育っていっているっていう感じなんですよ かなりマニアックな話になってきましたが
どんな良いメーカーとか値段が高いとかっていうよりも 練り消しっていうのは最初は固くてもどんどんどんどん柔らかくなっていく
育っていく練り消しっていうのを選ぶのが一つの良い練り消しを見つける評価の ポイントになると私自身は
そしてね大事なところを皆さんにお話ししたいと思うんですけど 鉛筆は書くもので消しゴムは消すものっていう風に考えている人は多分ほとんどだ
と思うんですけれども実はそうではなくてですね デッサンっていうのは光とかあの影の世界なんですね
そこで影の部分を書くのが鉛筆であって光の部分を書くのが消しゴムなんですよ だからまあ筆記用具っていう
概念からするとちょっと違ってくるのかもしれませんが どちらも私は書くものだという認識で使っています
どうですかちょっとプロっぽいでしょ ちょっとマニアックな会話になってきましたけれどもやっぱりね
ここ書いたデッサンの中に最後の仕上げで すっとこうハイライト光が当たるところですね
さっと消しゴムを入れてそれがスパッと決まった時の快感っていうのはこれはデッサン を書かないとわからない
マニアックな感動です 最後はですね紙についてなんですけれども紙は書くものと書かれるものっていうの
09:03
の相性っていうので選んでもらった方がいいのかなぁと思いますその相性で大きく変わります 鉛筆の線が
食い込むタイプ または乗るタイプ
それぞれ表現が変わってきます 硬い鉛筆で力強く書くときには必ず僕は分厚い紙を選ぶようにしています
薄い紙だと本当あのグサって刺さっちゃったりとか あの削れてしまうのでしっかりとあの
画用紙とかスケッチブックっていうのを使う言いますね まあもうあの紙に関しては皆さんノートとか普段使われているんで
分厚さっていうのは指で触ってもらったらわかると思うんで特にメーカーとかはこだわら なくていいと思います
まあ分厚い紙とかいい紙を使っているものっていうのはやっぱりちょっと高いですかね でもいつも使っているものよりも多分鉛筆の時と同じことを言いますけど
100円とか200円ぐらいの差なんで あのそれも合わせてあのプチ贅沢してもらうとですね
鉛筆と合わせて消しゴムとも合わせてこの合わせ技でやってもらうと実はね ノリが全然違ってきます
このようにやっぱりこう 鉛筆消しゴム紙とそれぞれですね
100円ずつぐらい良いものを使うことで 自分の線がね良くなったあるいはね自分のねデッサンの腕が上がったってこう錯覚する
ぐらい絵のクオリティがワンランクぐらい上がります そして
不思議なことにその経験が積み重なってこういくとですね 普通の紙でも裏紙とかでもですね鉛筆でうまく書けるようになってくるんです
これがね手首のタッチの 訓練っていうんですかね
それがこうだんだんうまくなってくるということです 絵が好きな人っていうのは最初は落書きから入ると思うんですけども
そういう時は普通にね教科書の隅とかに普通の鉛筆で書いたりとかしてそういうところから 絵が好きな人っていうのはこう
作品の作る活動っていうのはね始まっていくと思うんですけれども そういうところからこうランクを上げていくことによって実はね上手な絵に変化していく
っていうことが起きていくんですよね 本当すごい
ということで今日はプロが普段どんな鉛筆とか消しゴム 紙を使っているのかとかその判断基準みたいなところを話しました
決してね高価な道具ではなく ほんのちょっとのプチ贅沢で書き味っていうのは
完成度も含めてですけど大きく変わってきます ぜひ次皆さんが文房具屋さんに行ったら
12:05
1本ちょっとだけいい鉛筆とかいい紙っていうのを買って騙されたと思って試してみて ください
絶対にね違いが感じられると思います この番組は日本現代アート協会
日本現代芸術協会ジャパンコンテンポラリーアートアソシエーションの協力でお送りしました 最後まで聞いてくださってありがとうございます
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ではまた次回マイクの前でお会いしましょう 畑直樹でした
12:58

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