2025-08-26 12:12

#7 🖼️「現代アートっていつまで現代?🤔 ビエンナーレ&ドクメンタ徹底解説!」

🎨 現代アートって「いつまで現代」なんでしょうか?🤔
そんな素朴な疑問から、ビエンナーレやドクメンタの裏側までお届けします✨

2年に一度のビエンナーレ、5年に一度のドクメンタ──世界のアートシーンを動かす舞台は、都市や社会にどんな影響を与えているのか。歴史や豆知識を織り交ぜつつ、アートとデザインの広がりを身近に感じてもらえるように紹介します。

聞くだけで視点が変わり、普段の風景がちょっと違って見える。
さらに、専門的な知識や背景をわかりやすく解説することで、リスナーが自然にアートリテラシーを学べる番組を目指します。

そんな「アートリテラシーの小さな旅」を一緒に楽しみましょう。


©︎2025畑 直樹 日本現代アート協会®︎/日本現代芸術協会™/Japan Contemporary Art Association™ All Rights Reserved.

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みなさん、こんにちは、こんばんは。 週刊現代編集長のハタナオキです。
という、いつもの冗談は置いておいて、 アーティスト、アートプロデューサーのハタナオキです。
さて、今日は冒頭で大ボケをかました、 「現代」という言葉について話していきたいなと思います。
週刊現代って、 結構何十年も前から、週刊現代の名前のままですよね。
週刊未来とか、週刊令和とかに変えた方がいいんじゃないかなと 思うんですけど、
なぜかずっと現代で今まで出版されてますよね。 アートの世界でも、現代アートっていう言葉がありますが、
こっちも70年以上ずっと現代アートって呼ばれてるんですよね。
じゃあ、現代っていう言葉、ジャンルっていうのは、 どこからどこまでを指すんでしょうか。
これを今日は少しユーモアを交えながら話していきたいと思います。 いきなり真面目な話になっちゃいますけど、
美術史的に言うと、現代アートっていうのは、 第二次世界大戦後のアートを指すことが多いんですよね。
つまりはもう、とっくにもう70年経ってるのに、 未だに現代アートっていうのは続いているんですよ。
これでもちょっと変だと思いませんか? だって70年前の冷蔵庫を最新型って呼んでたら、ちょっと笑っちゃいますよね。
でも、アートの世界では常に今を移すっていう性質があるんで、 ずっと現代であり続けられるというか、
現代アートっていうジャンルが未だに続いているっていうことに繋がっているんですよね。 ここでリアルに使える真面目知識として、
皆さんにお伝えしたいなぁと思うことがあるんですけど、 皆さん、ビエンナーレっていう言葉聞いたことありますか?
よくなんちゃらビエンナーレとかってありますよね。 これはね、
イタリア語で、2年に1度っていう意味なんですよ。 最も有名なのは、ベネチアで開催されている
ベネチアビエンナーレっていう催しですね。 ここは世界中からアーティストがベネチアっていう街に集まって、
表現を競い合う、まさにアート界のオリンピックみたいなものです。 ただし競技はしませんけどね。
走ったり飛んだりとかではなくて、作品で勝負するオリンピックみたいなものです。 でもその時代の空気が誰が一番うまく切り取って
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伝えることができているのかっていう意味では、やっぱり大きな大会の一つなんですよね。 だから日本でも例えば東京ビエンナーレとかっていうのがもしあったとしたら、
それは2年に1回開催されているっていう感じで覚えてもらえれば、 うまく使えるんじゃないでしょうか。
続いてはですね、ドクメンタっていう、 これもまたアートフェスと言いますかイベントがあるんですけれども、これはね5年に1回
ドイツのカッセルっていうところで開催されています。 5年に1回っていうと、
さっきのねビエンナーレが2年に1回なのに比べると 本当長いスパンですよね。サッカーとかスポーツのワールドカップが4年なのに比べたらそれよりも
長いってすごいですよね。 だからこのドクメンタっていうイベントはアーティストにとっては本当もう
日本でいうタイガードラマの総集編みたいな感じで5年分のこう 溜まったエネルギーをその一点に集中するっていうような大きなある意味メジャーな
アートのイベントになっています。 5年分の
世界の空気をまとめてドーンと出す場所なんで やはりこのインパクトっていうのは大きいですよね。
それからね 名前も面白くてドクメンタって言うとなんか
なんだこれっていう感じが耳障りとしてあると思うんですけど 実はねこれはドイツ語で英語で言うとドキュメント
に由来してるんですよね。つまりはその時代を記録する展覧会っていう意味ですね。 そういうことから考えるとドキュメントっていう言葉は結構皆さん仕事なんかでも
パソコンなんかにドキュメントっていう言葉があったりとかして使っているので 馴染みが出てくるんじゃないでしょうか。
ここで アートはやはり単なる作品ではなく時代のドキュメントとして表現されているんですよね。
BNRも ドクメンタも
共通しているのは アートが今をどう切り取るかということなんです。
ニュースやSNSでは見えてこないものを作品を通して映し出す。 例えば環境問題やジェンダー
あとはAIですよね最近で言えば。 ちなみに
僕は環境問題、特に水の問題ですねっていうのをテーマにした作品で アメリカで入賞をしたことがあります。
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その時のコンセプトが確か地球上にはこれだけのたくさんの水があって でも実際は海の水で
それもまた地球の温暖化によって氷が溶けて 量が変わっていったりしていく中で実際に私たちが使える水っていうのは実は全体の
地球全体の水のこれだけしか使ってないんだよっていうような メッセージを込めたアートっていうのがこのコンセプトがですね
意外に評価されて入賞できたという経験があります。 少し脇道に反れてしまいましたけれども
まあこれらっていうのは新聞でも取り上げられる問題なんですけれども アートはそれをもっと人間的な感覚のフィルターを通して提示してくれるので
例えば AIの進化っていうのを恐怖だとして描く人も
いればですね 未来への希望だとして描く人もいるわけですよ
答えはほんと一つじゃないんですよね そういう見方もあるんだっていう感じで鑑賞する人たちを気づかせてくれるのが現代アートの面白いところだと思います
まあ現代って常に更新されていくものなんですよね 昨日より今日、今日より明日という感じで常に現代というものは更新されていくっていう
歴史 って言ったらいいのかな常に今っていうものを
私たちに問いかけてくるものが現代アートっていうジャンルなんですよね 現代っていう言葉についてもう少し深く考えてみると日本語で言うと現代って言うと
まあ私たちが生きている今の時代ってことですよね 英語ではコンテンポラリーアートと言いまして
同時代に生きている私たちの表現っていうような意味合いがあるんですね だからちょっとね誤解されがちなのが今流行ってるアートっていうわけではなくて
今のこの時代をどう切り取ってるかっていうのがテーマになっているっていうものが 現代アート
っていうふうにジャンル分けされると思います そして作品を見る時の
役立つ3つの問いっていうものを皆さんにお知らせしたいと思うんですけれども まあ現代アートを見る時の見方ですよね
まず一つ目がワットですね 英語のワット
何があるのかっていうことと2番目がハウ どう作られてるんだろうっていうことですね
そして3番目はワイ なぜ今これを作ったんだろう
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っていうところです この3つの観点から見てみると現代アートはとても面白い見方ができると思います
もちろんね人によって感じ方は違うし正解っていうものはないです むしろね自分なりの答えを持つことこそが現代アートを楽しむ
鍵になってくるんじゃないかなと思っています この番組の冒頭で週刊現代の話をしましたが
現代っていう言葉はただの看板とかジャンルではなくて 今をどう切り取るかっていう
私たちへの問いかけそのものなんですよね そして現代アートに関しても同じで日常の何気ない風景や
ものの中に今っていうものを発見してそれを表現すること そこに面白さがあるんだと私は思います
だからですね週刊現代と同じように現代アートも ずっと現代と呼ばれている理由としてはですね
それは常に今 今ですね私たちが生きている今を移す
姿勢を持っているからということがわかると思います そして bnr や
ドクメンタのような場で世界中の今 現在というものが記録され未来へと残っていくんです
だからこそ現代アートという言葉は単なる作品やジャンルのことではなくて 時代を移すドキュメントそのものなんですよね
今日はいつもと違ってちょっと真面目に語ってみましたが 常に最新を更新していくのが現代アートだというふうに考えてもらえればいいと思います
だから 未来アートっていうジャンルはなかなか多分誕生しづらいのかなぁと考えています
そして先ほども何回も紹介しているように bnr とかドクメンタのような場があることで 私たちは世界の
今何が起きているのかということを 作品やアーティストたちの表現を通して知ることができるんですよね
今日も最後までお聞きいただいてありがとうございました この番組がためになった良かったという方はぜひいいねボタンを押してください
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この番組は日本現代アート協会 日本現代芸術協会ジャパンコンテンポラリーアートアソシエーションの協力でお送りいたしました
それでは皆さんまた次回も マイクの前でお待ちしております最後までお聞きいただきありがとうございました
12:04
では次回をお楽しみに
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