犬の仕事への道筋
こんにちは。横浜で15年以上、犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
特訓トレーナー、ペトロス専門士、アニマルコミュニケーターである私が、
人と犬が共に、より幸せになるヒントをテーマに配信をしています。
時々、雑談ライブや歌を歌ったりしています。
さて、少し体調を崩しておりましたが、だいぶ元気になってまいりました。
今回から数回に分けて、犬の仕事をしたい、あなたへというテーマで配信をしていきたいと思います。
第1回目の今回は、いただいたご質問へ、少しお答えしていきたいと思います。
いただいたご質問は、これから犬の質問に関わる仕事をしていきたいのですが、
何から始めればいいのかわからない状態です、というご相談でした。
もしかしたら、このご質問をいただいた方以外でも、
できたら犬のことをお仕事にしてみたいなという方や、
自分にも犬の仕事できたりするのかなとか、
犬の仕事ってそもそもどんなものがあるのかなとか、
考えている方に向けて、私の知る限りのジャンル分けにして、
お届けしていくシリーズを配信してみようと思います。
私自身は犬のトレーニングの業界に入って、
なんと、今年で20年以上、22年、3年ぐらいが経っていますけれども、
私自身がどういうようにして今の形にたどり着いたのかというのは、
別配信で壮大な自己紹介企画配信を、
昨日で4回目までお話ししています。
これからは動物好き少女がドッグトレーナーになるまで、
というシリーズでお話ししていますので、
よかったら聞いてみてください。
ただですね、私の歩んだ道というのは、
まあまあ破天荒すぎてね、
ちょっと参考にならないところも多いんじゃないかなと思うので、
それとは別に、犬のお仕事をしたいあなたへ。
ということで、まず第1回目。
犬のしつけと訓練
何から始めればいいの?というご質問への回答として、
お話ししていきたいと思います。
それでは始めていきましょう。
私が犬の仕事を将来したいなと思ったのが、
初めての時は高校生の時だったんですけどね、
大学を卒業する時に、
またやっぱり犬の仕事を将来したいなと思った時に始めたこと。
それはですね、まず犬に関わる仕事ってどんなものがあるんだろう?
ということからのスタートでした。
そんなことすら知らなかったんですよね。
これは後々お話ししていきますけれども、
ご質問者さんの場合には、犬のしつけに関わる仕事というですね、
方向性がはっきりしていらっしゃるので、
的は絞れていらっしゃるんだなと感じています。
ではですね、犬のしつけに関わる仕事というのはどんなものがあるんでしょうか?
みなさん考えてみてください。
はい、じゃあですね、ざっとみなさんが想像ができる範囲で一例を挙げてみたいと思います。
これはですね、私のようないわゆるドックトレーナーと言われているものですね。
犬の保育園の先生とかもここに入ってくるんじゃないかなと思います。
それから知られているところではね、警察犬とか盲導犬とかの犬の訓練士さん、
そしてペットショップの店員さん、
それからドックシッターさん、
それから動物看護師さん、
そしてブリーダーさん、
それからショーハンドラーさんなどがあると思います。
後半に行くにつれてね、え?何?その仕事って思った方はちょっと置いておいてください。
みなさんはですね、ドックトレーナーまたは犬の訓練士以外で犬に関わる仕事なんてあるんですねと思うと思うんですが、
犬のしつけというのは、つまり動物行動学に基づいた犬のトレーニング、
これを学ぶということは、トレーナーや訓練士というトレーニング業を生業として収益を得るというビジネス以外でも非常に汎用性が高いんですね。
むしろ動物看護師、ペットショップ、ドックシッター、ブリーダー、ハンドラー、その他すべての犬に関わる仕事、
この必須項目がトレーニングの、しつけの、訓練の元になっている動物行動学にあるといっても差し支えはありません。
動物と関わる仕事を行う上で、動物の基本的な行動パターンや習性というものを知ることは、
人間側である自分と動物側である相手を守るということにもとても重要だからです。
さらにここに生物学、これも必須事項になってくると思います。
その上でトレーナーや訓練士という人間たちは、動物行動学を理解した上で、その行動パターンと人と犬のコミュニケーションや
犬を人の意図とする方法でコントロールしたり、支益する方法に落とし込んだのがトレーニングやしつけ、訓練法というものになるんですよね。
ここでは飼い主さんに犬との暮らし方を伝えるという業務がドックトレーナー。
犬にある程度の行動規範を教え込むのが犬の訓練士というふうにあえて言わせていただきますね。
ただしドックトレーナーと犬の訓練士というのは明確な言葉の使い分けが定義されていませんので、あくまでもやわりとしたイメージで捉えてください。
犬のしつけに関わる仕事というのは、つまり犬に関わるすべての仕事であるということだと私は考えています。
トリマーやシッターやショップ店員がしつけやトレーニング方法を知っていれば、それはかなり他者との差別化と得意性となり、
ご自身の価値が上がると思っていただいても差し支えないと思います。
あらゆる犬に関わるすべての仕事の中で犬のしつけ、それに特化している最たるものがトレーナーと訓練士であると思っていただいていいと思います。
このご質問者さんは、何から始めたらいいのかわからない状態とおっしゃっていたのですが、私からのアドバイスをまとめると、
犬のしつけに関わる仕事は、何があるかを調べる、その仕事の特徴を調べる、動物行動学について学ぶということをまずスタートされてはいかがでしょうか。
さらにですね、その上でご自身が犬のトレーナーや犬の訓練士に興味があるとしたら、トレーニングやしつけの方法、種類について調べる、
自分がいいなと思う犬のトレーニングやしつけ訓練を行っている場所やそういうプロを見つける、その方の推しを受けたり、書籍やコンテンツを学ぶ、
訓練士やトレーナーの養成所、育成所、専門学校などに通うというステップを踏まれるといいのではないでしょうか。
もしご自身が犬を飼育している状況、今の状況がね、愛犬がいらっしゃる、愛犬さんと一緒に暮らしているという状況であれば、
ご自身の愛犬さんとともに、いろんなしつけ教室やトレーニングクラスに入会してみるという方法もあります。
今回はここまで。いかがでしたでしょうか。
この配信が犬のことを仕事にしてみたいという方にとって何かの役に立ったらとても嬉しいです。
次回は犬の仕事をしたいあなたへ2、犬を飼ったことがないと犬の仕事はできませんか?についてお話ししていきたいと思います。
最後まで聞いていただきありがとうございました。