2022-01-31 18:05

108日間世界一周の船旅🚢🌎✈【スペイン🇪🇸ビルバオ】

先週末から少し体調崩しており
配信が遅くなってすみません🙏💦💦
お聞き苦しいところもあるかも知れません🙇‍♀️

スペイン🇪🇸北部の【バスク地方】の大都市・【ビルバオ】
自然豊かであり、美食の地域😍

悲劇と歴史の町【ゲルニカ】🌲

サムネはトレッキングツアーから✨
背景に見えるのが【魔女の岩山】
魔女が上を向いて、横たわっているように……見えますか🤔❓

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#なおちゃん先生世界一周の船旅
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00:01
こんにちは。横浜で15年以上、犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
さて、先週は南某総をお泊り、保育園のライブ、インスタとの同時ライブにも、たくさんの方にお越しいただきましてありがとうございました。
帰宅後はすっかり疲れが出てしまい、早々に寝て、土曜日・日曜日は体調を崩してしまって、週末ぐったりとしていた私です。
少しね、鼻声だったり喉の調子が悪いので、お聞き苦しい声になっているかもしれないんですが、申し訳ございません。よろしくお願いします。
またしても世界一周の船旅配信が遅くなってしまいました。ということで早速、世界一周の船旅へスタートしましょう。
6月8日、リビアのトリポリを出港し、丸5日間は船の上で過ごしました。
6月11日、火曜日には地中海の出口、アフリカとヨーロッパが最も近づくかの有名なジブラルタル海峡を通過。
通過時刻は現地時刻22時近くで、残念ながら2つの大陸の様子の全景を見ることはできませんでした。
両大陸の尽きれた高い山の頂だけが雲の隙間にぼんやりと見えました。
ジブラルタル海峡は地図でご覧いただけるとわかるように、最も幅の狭いところは14キロという近さ。
この距離感こそが歴史、文化、宗教の入り組んだエキゾチックなモロッコ、そしてスペインはアンダルシア地方の魅力を生み出しているのです。
スペイン、モロッコ間を結ぶフェリーは1時間弱で運行しているとのこと。
これはぜひいつか乗ってみたい。
スペインは巨大な国です。
ジブラルタル海峡を通過してポルトガルを横目に北大西洋を北上し、スペイン、バスク地方の大都市、ビルマオに到着したのは6月14日、公開44日目の日のことでした。
サントルツェという港を出ると、地元のテレビ局のクルーが来て取材をしていました。
バスク地方に日本のクルーズ船が寄港することは当時はまだ珍しかったようです。
ピースボートでも何度もスペインは訪れているものの、バスク地方はこの時が初めてということでした。
スペインのバスク地方はフランスとスペインのちょうど間の地方で、アルタミラやラスコーの洞窟などが発見されているような古い古い人類の起源を持つような地方。
元々一つの国として独立独自の文化、言語、歴史を持っていた土地でもあり、スペインの一部となった後も何度も何度も独立運動が起きているという土地でもあります。
03:02
美しい旧市街を持つスペイン北部最大の都市です。
ビルガオで私が撮ったオプショナルツアーは、バスクの山で自然満喫というツアー。
4時間ほどのトレッキングコースでした。
まずはサントリゼの港からバスに乗ってウルキオラ山へと向かいます。
1時間半ぐらいで到着とのことです。
車窓の風景は人と建物でにぎわう暗い雰囲気のレンガ作りの家々から自然の緑の中へと表情を変えていく。
さながら魔女の宅急便からアルプスの少女ハイジの世界海へと飛んできたかのよう。
傾斜の強い山々は日本のようにうっそーと木々が茂っているというよりも美しい下草や岩肌を見せていて、羊や牛、馬たちが日の光を浴びながらのんびりと草をはんでいる。
おもちゃのような家々は茶色やオレンジ色のレンガのようなものが多く、屋根はすべて斜めの屋根。
可愛らしい窓枠からはカーテンや色鮮やかな色彩の鉢植えが覗いている。
トレッキングを始める地点はすでに標高700メートル。
バスを降りてすぐのパブでトイレ休憩を取りますとのことだったのだが、予想に反してパブは空いておらず、少し離れた教会まで歩いていくことに。
行って帰って結局山に登り始めたのは午前11時ごろ。
現地の山ガイドさん2人が先頭に立って上へ上へと登っていく。
日本の山と違って高い木がないからどこまでも景色が広がり、視界がすべてパノラマ写真だ。
ただし雄大に広がる風景に心を奪われていると、羊や馬たちの落し物を踏んでしまいそうだ。
頂上は946メートルのウルキオラ山の山頂にある。
十字架が見えてきた。
歩き始めて10分くらい経ったところでうずくまってしまった女性がいて、ピースボートのスタッフの方が連れてバスに戻って行った。
この先に登る体力のない方は今ならバスに戻れますので無理せずバスに戻ってくださいとスタッフからの声かけもあり、
何人かの中高年の方々がバスに戻った。
そんなにきつい山道でもないんだけれどと少し不満に思った当時の私は若かったから体力は無尽増だったんだろうな。
リタイアされた方々の方にもしかしたら今の私は年齢が近いかもしれないから逆に同情してしまう。
残りのメンバーで山頂を目指しました。
06:01
最後の登りが少しきつかったけれど山頂近くにはカウベルのような大きなベルをつけた馬たちがいて360度の大パノラマ絶景が広がって素晴らしい眺め。
風が強くよく見ると付近の地面はフンだらけ。避けつつ慎重に進みます。
時を聞こえるカランカランというベルの音に木々と草の間を渡る風の音。
爽やかな空気がとても気持ちがいい。
この1年と少し後には私はイギリスの田舎に住むことになり草原、草地や山や林、お出道を犬たちと一緒によく歩きました。
羊や馬、牛のフンなどフンだとしても全く構わなくなるのでこの記録を読んだときにああまだこの時の私はシティーガールだったなと思ってしまいました。
空も澄んでいて遠くのホームでよく見える。
さっき立ち寄った教会が向かいの岩山、魔女の顔の山のふもとにぽつんと見えてあそこから登ってきたんだとちょっと驚いてしまった。
見晴らしがとても良いのでどこから登ってきたのかがよくわかります。
山頂に到着してからバスを降りたときに配られたドーナツ、ミックスフルーツジュース、サンドイッチをいただく。
ちょうど時刻はお昼頃だ。
しばらく軽食をとりながら山頂で素晴らしい眺めとガイドさんの解説を楽しみました。
一休みしてから再び出発。
昨日の時点では、登って下ってまた登って下る、2つの山を越えるツアーだと聞いていたんだが、一向に下りが終わらない。
あれ?いつになったらもう一つの山に登るんだろうと思っていたところ、スタッフさんとガイドさんの話し合いの結果、このまま1時間くらい下ってランチの場所に向かいますとのこと。
若い仲良しのピースボートスタッフが教えてくれたところ、このツアーの最後尾についてくるのに時間がかかって歩けないという年配男性がいて、大層な不平馬を漏らしているらしい。
こんなの聞いていない、もう歩けない、さっさと帰りたいということだったそうです。
そのため当初のルートを変更、少し足場の悪い道を通って山を一つ降りることにしたようです。
これにもみんな不満そうな表情で文句を言っている人たちも、ここまで残った人たちはトレッキングが楽しみできた人たちだから、私も正直残念で仕方がなかった。
ルート変更で決まった下り道は確かに足場が悪く狭く、水はけの悪いところや岩だらけの場所もあり、私も一度二度転んだぐらいでした。
09:01
それでも舗装道路を歩くだけでは楽しめない、ちょっとしたスリルを楽しむことができました。
予期せぬ予定変更にはがっかりだったけれど、自然の中を歩いていると、そんなネガティブな感情も気がつけば忘れてしまうほどの気持ち良さ。
気温も上がってきて木漏れ日や乾いた風景が、新緑をより一層美しく輝かせる。
子たちの中に時折見えるのは、放牧中の牛や羊、馬たちの群れ、日本ではちょっと見られない光景。
久しぶりの海ではなく、緑に囲まれてとてもリフレッシュができた。
柔らかい土の感触、むせ返る緑の匂い、風の涼しさ、太陽の光の温かさ、十分に森林浴を楽しむことができた。
バスに戻ったのは15時ごろ、元町で遅いランチ。
山頂で食べた軽食のおかげでお腹はあまり空いていなかったが、メニューを見るとそそられるものばかり。
可愛らしい山小屋風のレストランに着くと、店の外にはウェルカム前菜がテーブルセットされていて、
ブレッド、オリーブの漬物、一口大にカットされたスパニッシュオムレツとミネラルウォーターがきれいにテーブルセッティングとともに並べられていた。
スパニッシュオムレツはぜひとも食べてみたかったので感激。
中のテーブルに着くとスペインの名物パエリアが到着。
え?これが一人前?というぐらいすごい量が各自のお皿に盛られてくる。
ムール貝や柔らかそうなイカ、アサリ、大きなエビが入っている。
お米には少し芯が残るくらいの炊き方で、濃厚な魚介の出汁が効いていて体に染み込んでくる美味しさ。
次はチキンの煮込み。胸肉のような脂身はないけれど、すごく柔らかくて味のあるチキンを日本では食べたことのないような味で、きのこやパプリカとともに煮込んでいる。
これもまた大変美味しく空腹でなかった私はどこへやらあっという間にお皿を平らげていきました。
わー満腹と思いきやなんと出てきた山盛りデザート。
すえデザート食わぬは女の味でしょう。え?意味が違うって?
バスク地方の名物チーズケーキかヨーグルトのアイスかと思っていたら
焼きプリン、クレマ、カタラナの上にゴンモリのバニラアイス、ふわふわの生クリーム、カラメルソースがたっぷりという究極もの。
完全見た目からノックアウトです。美味しくないわけがないと思ったら
この疲れた体とちょっとささくれたっていた心の棘をすべてとろけさすような極上の甘さと香り、舌触りまでまさに絶品でした。
12:04
ここまでのピースボーと全フードメニューの中でデザート部門堂々の一位でした。
少し遅れて出された濃いコーヒーと絶妙なハーモニーでとても美味しかったです。
美味しいものって心も体も幸せに映る力があるなぁとしみじみ感じましたよ。
みんな満腹で幸せそうな顔でバスに乗り込み、次はゲルニカへ。
ゲルニカはバスク地方の昔の首都。
昔バスク地方に独自の王国があった頃、王はここで評議会を開いていました。
今でもバスク地方は自治州として独特な立ち位置に立つ地域であり、
その象徴となるのがこのバスク議事像と自治州の政治、独立のシンボルであるゲルニカの木。
代々バスク地方の重要な会議はこのゲルニカの木と呼ばれる樫の木の下で行われるということで、
ツアーはそれらを実際に見に行きました。
1937年4月、内戦状態にあったスペインで、
反政府側のフランコ軍を支援するナチスドイツ軍が無差別攻撃をして、
多くの罪なき市民が犠牲になった町ゲルニカ。
パブロ・ピスカーソーが描いた衝撃的な絵画で世界的に有名になりました。
行ってみると美しく穏やかで小さな町、平和な光と静かな風が流れていました。
議事堂は立派な石造りで、重厚な造りの建物、園児色のカーペットがおごそかな雰囲気、
それと対照的なのは天井一面のステンドグラス。
ゲルニカの木が生き生きと天井いっぱいに描かれ、
光を通してその緑を柔らかく室内に届けている、
騒音かつ平和的な雰囲気が漂う空間が素晴らしかった。
再びバスに乗り込み、ここでオプショナルツアーは終了。
船が停泊している港まで戻る途中、私と数人の若者はツアーバスをビルバオの町で降りました。
ビルバオでしばしの自由時間を楽しむ。
船の中でもらった地図を片手に、まずは地下鉄に乗って旧市街のある駅へ。
親切な地元の女性がチケットの買い方を教えてくれて、ずっと心配そうにこちらを見ていてくれた。
時刻は夜20時過ぎ。スペインの夜は遅い。
20時頃からオープンするレストランも珍しくない。
実際たくさんの人々が通りを歩いていた。
古いアパートが石畳に沿ってずらりと並び、窓からは色とりどりの植木鉢。
15:04
通りに見えした方は様々な商店、カフェ、バルとなっている。
どこもかしくも賑やかな歓声と笑顔にあふれ、どこからともなく音楽も聞こえてくる。
そんな温かく活気にあふれた喧騒に身を任せ、旧市街を友達と散策していると、
フェネツィアのサンマルコ広場のような大きな四方を建物に囲まれた街道風の広場に出た。
カフェ、バルが並び、人々がそこに据えられたテーブルでお茶や食事を楽しみ、
中央では大道芸人が芸や音楽を奏でたり、子供たちが遊んだりしている。
バスクの人たちは犬が好きなんだろうか。
この広場でもたくさん犬を連れた人たちが犬たちを椅子の下に座らせて食事を楽しんでいた。
驚いたことはシャパード系やレトリーバー系のほか、大型犬が目立つのにリードをしている人が少ないということ。
むしろ小型犬を連れている人のほうがリードをしていた。
一度駅まで戻り、先に駅の最寄り駅までのチケットを買って再び旧市街へ。
レストランやバル以外の店はほとんど閉まってしまったけれど、私のミッションであるパン屋さんをついに発見。
よかった、ここでスペインのパンをゲットできるぞ。
見た目よりもずっと中が広いパン屋さんでケーキなども売っている。
チーズ入りのパンとクッキーを3枚、ミートタルト、くるみとレーズンのラスクを購入しました。
言葉が全く通じないので全てジェスチャー。値段を言われるまま払ったけど驚くほど安かった。
そろそろキルに着こうか、カフェでいっぱい飲んでから帰ろうかと友達と悩んでいると、
先ほどの広場のオープンテラスで数名の友達がパエリアを食べていた。
頼みすぎちゃって食べきれないからここに座ってちょっとヘルプしてくれない?というので、満腹だったのにちゃっかり味見に預かりました。
それだけだとお店に申し訳ないのでカフェロン・カフェコンレチェをオーダーしました。
ほのかなあらまみのホットミルクにエスプレッソの苦み、暮れていく空、座を見ると静寂、この夜すごくいい雰囲気でした。
駅に戻って気をつけて、これまた恒例のお土産となっているエアガキを買って電車に乗り込む。
なんと電車の中はピースボートの日本人客ばかり。
圧倒的に地元民よりも日本人が数多くて乗り合わせた人たちは驚いたことでしょう。
港へ戻り、船に乗り込んだのは帰船リミット3分前。またしてもギリギリになってから戻りました。
出港は日付が変わった6月15日。
次回は私がこの船旅の後お世話になるイギリス、ロンドンです。
しばしお待ちくださいね。
18:00
最後まで聞いていただきありがとうございました。
18:05

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