2021-12-22 13:58

犬は【新しいもの好き】なの❓🐶

あなたの愛犬は【新しもの好き】ですか⁉️

実はライフステージ、犬種、性格により
新しいものや出逢いを好むかどうかは
大きく異なります✨

愛犬の【好み】は
ライフステージによっても変わります❗️

ちなみに右下は愛犬みこと。
……あんまり、
大型パピーとの【お遊び】は歓迎しません😅

#犬#ペット#動物#トレーニング#愛犬#好み#ライフステージ


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こんにちは。横浜で15年以上、犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
こちらの番組では、たくさんのワンちゃんや飼い主さんと関わってきた私が、
日本の犬と飼い主さんのQOLをあげるおテーマに、犬のあれこれについて、私個人の見解からお話ししています。
時には、子育てネタや、留学時代や旅行の思い出などのお話もお届けしています。
さて、12月も20日を過ぎて、いよいよ年末が迫ってきましたね。
ただいさえ年中ちょこまか動いている私ですが、この時期になると相当切羽詰まっている感じです。
しばらく更新頻度が遅くなるかもしれませんが、特に来週以降はね、子供の冬休みとかにも入ってきてしまいますので、どうぞご容赦くださいませ。
今回は、犬は新しいものが好きか?というテーマでお話ししたいと思います。
なぜこのお話をしようと思ったか?
それは先日、飼い主さんに、せっかく新しくてふかふかの大きなベッドを買ったのに、
以前の小さめな、ちょっとくたびれたベッドで寝てるんです、というお話を伺った時に、ふと思いついたことです。
犬は新しいものが好きか?という問いについては、ちょっと幅が広いですが、
例えばこのケースのように、新しいベッド、新しい首輪やリード、新しいお散歩道、新しいおもちゃ、新しいお友達、新しいフード、新しい家族、
というものについて、みなさんのワンちゃんは、反応はいかがでしょう?
これは、ワンちゃんによって大きく好みが分かれるところだと思います。
犬種や個性の違いによって、何歳になっても、新しいものをすぐに受け入れて、すぐになじむ。
そういった子もいれば、若いうちから、新しいものより既存のものの方が好き、という子もいます。
ですが、大まかに言えば、犬はどちらかというと、目新しいものより、自分が飼って知ったるものの方が好き、と言えそうです。
この傾向は、ワンちゃんが年をとるにつれ見られる傾向だと思います。
顕著に現れるのが、対人や対犬に対しての関心であり、パピーの頃には目につく人、犬にすべて自己アピールしなければ先に進まない、といったワンちゃんでも、
年齢を減るにつれて、王子の関心や興味をなくしていくように見える子も多いです。
特に対犬に関しては、犬は同じ種族であるのに、人間よりも先に興味を失ってしまうということが多いように思います。
多少の誤差はあると思いますが、大体の犬の年齢と行動パターンを挙げてみるとしましょう。
生後3ヶ月から4ヶ月、とにかく無邪気で何事にも好奇心旺盛、純粋でひたすら愛らしい。
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名前を呼ばなくても目が合えば人の方に飛んでくる、といった子も。
生後4ヶ月から6ヶ月、自己主張が始まる時期、恐怖や警戒心を学んでいく時期、甘噛みが一時的に激しくなることもあります。
生後6ヶ月から9ヶ月、体と心が急激に成長する時期、大型犬では特に今までできていたことが総崩れになる、ということもあります。
例えば呼び戻しや、お座り、伏せ、待てなどの指示が全然できなくなってしまった、トイレが急にできなくなってしまった、というのも割とこの時期ですね。
体の成長にエネルギーが持っていかれるので、新しいことが学びづらい時期でもあります。
また、性ホルモン、男性ホルモンや女性ホルモンの影響を受けやすい時期でもあります。
生後9ヶ月から生後12ヶ月、好奇心と警戒心のバランスが定まってくる時期です。
イノジシンを取り巻く世の中を完全に理解し始める、といった時期です。
飼い主さんを試すような行動も出てきます。恐怖期が収まれば、好奇心がまた強くなり始める、といったことも出てきます。
生後12ヶ月から1歳半、ここから3歳ぐらいまではワンちゃんの黄金期、
大型犬では成長が遅く、1歳半くらいになってやっと心身ともに大人になる子もいます。
同時に生活や環境のルーティーンが定まってくる時期でもあります。
1歳半から3歳、少し落ち着きも出てきて、コミュニケーションに対し落ち着いて反応を返すことができるようになってくる時期です。
苦手なことへの対応も定まってきます。観察学習の結果の行動が定まってくる時期でもあります。
1歳半から3歳ぐらいになると、昔はかなりやんちゃだったけど最近落ち着いてきたよね、とか
よくわかるようになってきました、という声がよく聞かれるようになります。
3歳から5歳、かなり落ち着きが出てくる時期、飼い主さんがうちの子はとても自分のことがよくわかっていると自覚するようになると思います。
同時に新しいものへの関心、興味が薄れてくることもあります。
警戒心が強くなってきて、幼馴染のワンちゃんとはパピの時のようによく遊ぶんですが、新しいワンちゃんに対しては少し好き嫌いが目立ってくる時期でもあります。
5歳から7歳、寝ていることが多くなってくる時期、飼い主さんが少し物足りなくなってきたり、2頭目を迎えようかなと考え始める時期でもあります。
新しいものより決まったルーティーン、決まったお友達、決まった家族の方がリラックスできるという子が多くなってきます。
若者、パピなどが遊ぼうと絡んでくると怒ってしまうというワンちゃんも出てきます。
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この時期になると、飼い主さんが昔より寝ていることが増えちゃって、何か昔が懐かしいわとか、若い頃はあんなに手を焼いたのにというふうに、昔を懐かしんだりするような子も出てきますね。
7歳から9歳、新しいものに対しておっくそうにしたり、他の犬との交流を積極的に避けるというパターンが、行動が出てくる時期です。
寝ている時間はさらに増え、お散歩コースも決まったところを歩きたがり、違う方に行こうとするとソワソワしてしまったり、行かないという自己主張を強固に表す子もいます。
だいたい7歳から9歳の間というのは、シニア期のスタートラインになります。
大型犬では7歳はもちろんシニアなんですが、小型犬でも個体差かなりありますけれども、8歳、9歳くらいからはシニアの仲間入りとされてくる時期でもあります。
9歳から12歳、季節による変化が多く見られるようになり、日々のルーティンワークを崩すことでストレスを感じるようになる、寝ていることがさらに多くなる時期ですね。
この時期になると寒くなってくると、暑くなってくると体調を崩したりとか、日々のルーティンが崩れたりすることになるとストレスのサインが見えたりするようになってくるワンちゃんも多いですね。
そして個体差というものとか、今までどのように暮らしてきたか、何を食べてきたか、どのような運動をしてきたかということが蓄積として体、体調、病気といったものに出てくる時期でもあります。
我が家の美琴氏はちょうどこのゾーンで12歳になったんですが、他の12歳の同級生に比べてまあまあ元気かなとは思っています。
それは色々な要因があると思うんですけれども、やはり雑誌であることであったりとか、若い頃からいろいろな頭を使うワークをしていたので、体もそうなんですけれども、精神的に若いというようなことが今でもキープできるのかなと思いますし、
あんまりうちの犬は他のワンちゃんに対しては社交的ではなくなりましたけれども、それでも体にも胃腸内臓系はどこも異常が今のところ見当たりません。
12歳から15歳、新しいものに対して適応能力が低下していく。急に家族が増えたり環境が変わることで、地方を発症したり攻撃的になったり、うつ病になったりするということもある。
12歳から15歳、ワンちゃんの寿命がもちろん個体差があるんですけれども、大体12歳、13歳、15歳、16歳、18歳くらいで虹の橋を渡るという子が多いんじゃないかなと思います。
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ですので、最後に心穏やかに過ごしたい時期に大きな急激な変化というものが起きると、ワンちゃん自身はすごくストレスを負いますし、寿命を縮めてしまうんではないかということも言われています。
以上、ざっと年齢別の変化というものを挙げてみました。もちろんこれは、研修、性格、生活環境、家族構成、今までのどのような行動をしてきたか、どのようなものを食べてきたか、どのような環境で育ってきたか、どういう人に囲まれてきたか、どのようなトレーニングをしてきたかなどによっても全く違うと思います。
これを挙げたのは、犬の健性を15歳と考えた時、3分の1の5歳くらいには、もう行動や好みはしっかりと決まっているということなんです。
特に五股犬は三日犬も年を取らないですから、よく、「ほら丸々ちゃん、新しいお友達と仲良くご挨拶して!」とか、「ほら丸々ちゃん、一緒に遊んであげなさい!」とか、「もう5歳なのにこっちに行きたい!」とか、
「あっちは行きたくない!」なんてわがままをまだ言うんですよ!など、いつまでも小犬さん、もしくは1歳くらいの好奇心、新しいものへの興味と関心でいっぱいの時のような記憶のまま、飼い主さんが愛犬に対峙しているということをよく見かけるからなんですね。
5歳くらいになれば、他の犬とは遊ばない、知っていることしか交流しないという犬がいたり、もし他の犬と遊ぶとしても、小さい頃からよく知っている子とか、パターンが決まっている子、こういう特徴のある子とか、好みがしっかり分かれているという子も多いです。
そしてむしろそれが自然なことだと思います。他の犬との付き合い方を学んだり遊んでほしいので、保育園に入園させたいという対象のワンちゃんが2歳以下、ギリギリ3歳以下なら、私はそれでもいいんじゃないかなと思います。
ですがこれが5歳以上であれば、私は自分の保育園に関して、飼い主さんが5歳以上のワンちゃんで他の犬との付き合い方を学んだり遊んでほしいので、保育園に入園させたいということをご希望されている場合には、あまりお勧めはしません。
5歳以上になって、5歳、6歳、7歳ぐらいですね、他の犬と遊ぶというのは、もともと犬と遊ぶことが大好きな子。それ以外であれば、5歳以上になってから劇的に他の犬との付き合いが楽しくなるとか、犬と遊ぶということが大好きになるということはなかなか難しいので、犬と遊ぶということを目的にする入園というのは、ちょっとそれは必要はないんじゃないかなと思います。
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なぜなら、犬は意外と新しいよりも定まったルーティンが好きで、そしてそれに対して安心をするからなんですね。
良かると思って新しいものをワンちゃんに提供したり、そうしたのに喜んでくれなかったとがっかりすることはありませんか?
もしかしたら、愛犬さんは新しいものよりもよく見知った安心できるものの方が好きなのかもしれません。
決まりきった馴染みの深いもの、それは生き物として知らないという警戒心よりも、知っているという安心感を本能的に植え付けるものだからです。
だからこそ、年を取ってから新しいものに慣らす、新しいものを受け入れるトレーニングをするということは、若い犬に同じことをするよりも遥かに時間と根気が必要になります。
しかし、私が見てきた限り楽しかった、良かった、メリットがあったという記憶は、年を取って好奇心が低下しても残るものです。
ですから、最後のトレーニングから数年経ったとしても、久しぶりに保育園に来てくれたワンちゃんは、
先生、今日は何かするんだよね?僕は何をすればいいのかな?と目を輝かせて私を見てくれるという子が多いです。
トレーニングで自分にメリットがあった、トレーニングをして楽しかったという記憶は、新しくチャレンジすることへの警戒心をも時に凌駕するものだな、ということには驚くばかりです。
あなたのワンちゃんは、新しいものに対して寛容ですか?それとも警戒しがちですか?好奇心旺盛ですか?無関心ですか?
愛犬のライフステージと性格に合った程よい刺激と心地の良いルーティーンのバランスをとってあげることも、ワンちゃんのQOLをあげること、そして旧飼い主さんの役目かな?とも思います。
本日は最後まで聞いていただきありがとうございました。次回もまたよろしくお願いいたします。
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