犬の保育園の運営
こんにちは。4日まで15年以上、🐶の保育園N1クラブを運営している、なおちゃん先生と申します。
20年以上、1000組を超える飼い主さんとワンコさんに向き合ってきた経験から、コントロールよりコミュニケーションをテーマに愛犬と心が通い合う関係づくりのお手伝いをしています。
この番組では、お迎えからお見送りまで愛犬の一生を7つのフェーズに分けて、それぞれの時期に寄り添った学びとヒントをお届けしています。
今回は、私の今年1年の自分の実業を振り返って、自分の犬の保育園N1クラブ年代の通常営業を終えましたので、その感謝と振り返りをしていきたいなと思っています。
ハッシュタグは、7番犬のいろいろに関わってくるお話かなと思います。
今年もね、27日、私は犬の保育園の通常営業を終了いたしました。
自分自身で犬の保育園を始めてからは、法人で10年、個人授業主で6年になります。
法人時代はね、犬の幼稚園という名前にしていたんですよね。
そして、2019年の7月から犬の保育園という名前に変えまして、個人授業主でやらせていただいています。
幼稚園から保育園に変えたのは理由がありまして、幼稚園というと、なんとなく子犬さんとか幼児さんとか、そういった幼いという字が入るために、そういったイメージが私の中であったんですね。
ただ、保育という字を思い浮かべた時に、育てるという字と、保つという字ですよね。
育つことを保つという意味が含まれるなと思って、私は一生このワンちゃんたちが育つ、育む場であってほしいなという思いから、保育園という名前にしました。
名称の細かい規定というのは特にあるわけではないので、皆さんイメージすることがそれぞれ違うと思うんですけどね。
犬の幼稚園や犬の保育園というのはいかがですか?皆さんの住んでいる地域では聞いたことありますか?
私の住んでいる横浜の中心部と言いますかね、都市部の方では、かなりこの10年でメジャーになってきたなという印象があります。
16年前、私がこの犬の幼稚園をスタートした時には、地域に1軒しか犬の幼稚園ってなかったんです。
つまり、うちしかなかったんですよね。ところが16年経ってみると、うちから横浜駅ぐらいまでの間で15軒ぐらい同じような施設があります。
これはGoogle先生調べなので、もしかしたらGoogle先生に載せてない、検索に引っかからないところを含めたらもうちょっとあるのかもしれないです。
それだけ犬の幼稚園や保育園というのがメジャーになってきたんですよね。
これ自身は私にとっては非常に喜ばしいことだなと思っています。
飼い主とワンちゃんの成長
そしてやっぱりワンちゃんの健康というんですか、人口というんですか、この辺は本当に多いんですよね。
昨今は猫ブームとかペットブームが下火になってきているという声も聞くんですけれども、それでもやっぱりかなり犬の遭遇率というのは多いなという風に感じています。
そんな中で私が個人で行っている小さな小さなこの犬の保育園に毎年新しい生徒さんがやってきてくださって、もちろん卒園される方もいらっしゃる。
今年も私が10年以上ずっと見続けてきたワンちゃんたちが数頭、虹の橋を渡りました。
その他、卒園しますと言って卒園されていくワンちゃんももちろんいました。
それと同時によろしくお願いしますということでご入園されてご検索いただいているお客様もいらっしゃるわけです。
上は10年先週から下は1ヶ月入園してから1ヶ月2ヶ月という子が一度に返しているということは非常に不思議だなと思いながら、またこのご縁は本当にありがたいなという風に思っています。
なぜかというと私自身のこの小さな犬の保育園というのは特に大きく宣伝もしておりませんし、パンフレットも電話番号も出していないし、そして看板もあるわけではないんですよね。
なので初めていらっしゃるお客様に何を目印にしていったらいいですかって言われたときに立ち入り禁止の看板があるのでそこを突っ切って入ってきてくださいとかね。
そんな私の保育園をどこからか皆さんが見つけてきてくださって、そこに問い合わせをしようというホームページも決してわかりやすい感じではないので、これも来年全部一新する予定で今頑張って調整中なんですけれども、
その中でよくわからないところの文庫を開いてくださる、そんなお客様たちに本当に今年も一年ありがとうございました。そして何年も何年も変わらずに続けてくださるお客様に本当に心から感謝したいなという風に思っています。
特に今年はお客様ご自身から本当に嬉しいお言葉をいただいた年でもありました。
先生に出会えてよかった、この言葉が何よりも私の事業、ビジネスを続ける励みになっているんです。
はっきり言って犬の仕事って綺麗なだけでもないですし、華やかなだけでもないですし、意外と肉体労働だったりとか、接客業なんですよね。
命を預かるお仕事ですから当然リスクはものすごくあります。
その割にすごく稼げるかというと、たぶんこういった実店舗で同じようなやり方をしている場合には大きく稼ぐ、ビル一等建てるとか、何ですかね、世界的大富豪になるとか、そういったことっていうのはなかなかしづらい業界かなという風に思っています。
それでも私がこの犬の保育園をずっとやり続けたいなと思っているのは、やっぱりこれが好きだからなんですよね。
飼い主さんとワンちゃんの成長、それから可能性がどんどん広がっていく、その過程を間近で見ることができる。
ワンちゃんと飼い主さんの十何年というその一生のサイクルのどこかで私が関わることができる。
そしてね、それに感謝をしていただいたりとか、先生に出会えてよかった、この子がもっと可愛く愛しく賢く誇りに思えることになりました。
そういったことができました。
そういったお声が聞けることがやっぱり私にとっては、ある意味お金よりも価値があるなと感じることなんですよね。
だからこそ20年以上このお仕事を続けてこられたのかなという風に思います。
飼い主さんにとってドッグトレーナーというのは、ただ犬のしつけやトレーニングを教える人ではないなということを私は特に最近感じています。
というのも私はですね、犬のトレーナー、ドッグトレーナーではあるんですけれども、この20年以上同じ現場に立ち続けて、飼い主様のいろんな人生のお悩み事をお伺いすることって本当に多いんです。
犬を見ると、その飼い主様の何か、最近変わったことがあったんだなとか、最近もしかしたらお仕事お忙しいのかなとか、ご家庭やご生活の中で何か変化があったんじゃないかなというのが、意外とワンちゃんを見ると、長年見ているとわかってくるんですよね。
それはなぜかというと、犬の行動に現れてくるからなんです。
これは本当なんですよ。
そのために、最近こういうことが見えてきたんですけれども、何かご自宅で変わったこととかありましたか?ってお伺いしたりすると、
飼い主とワンちゃんの関係
先生、実はね、先生、こんなことを先生に話すのはあれなんだけどね、とかっていう形で、過去何度もそういった飼い主様ご自身のお話ということも伺ってきました。
ドッグトレーナーは飼い主様にとって、ただ犬をしつける人、犬のトレーニングをする人ではなくて、飼い主様とワンちゃんの生活なら一緒に寄り添う人間であるべきであると私自身は思っているし、そこを目指しているんですよね。
それは犬の問題ではなくて、本当は人の問題だよっていうことがたくさん実はあります。
犬の行動の問題に見えても、その根底にあるのは人の問題であるっていうことはお本にしてあるんですよね。
例えば、過去多く私が寄せられた質問としては、飼い主様と周りの犬友さんの関係、これ人間で例えて言えば、お子さんとママ友の関係、これに尽きるなと思っているんですけれども、
これってもはや犬同士の問題というよりは、人の関係、コミュニティの中での人間関係の問題なんですよね。
それがワンちゃんに波及してしまっていること、飼い主さんご自身が悩まれていること、そういったことって大本にしてあるんです。
その時、私は飼い主さんに対してワンちゃんの行動だけではなくて、飼い主様のお心に寄り添う、そんな存在でありたいなというふうに思っています。
例えば、飼い主様が犬友さん、ワン友さんたちとの間で何か困ったことが起きて、
先生、こういうふうに言われちゃったんだけど、こういうことって直したほうがいいんでしょうか。
でも、私は本当はこれでいいと思っているんですよね、みたいな感じで言われた時に、私自身は飼い主さんのお心を、そしてそのワンちゃんの個性を大切にしていきましょう。
もし、それを言うことで周りの方と衝突が起きてしまうようであれば、
ドッグトレーナーの先生にこう言われてるんでって、私のことを、犬の保育園のことを、トレーニングのことを、いくらでもかくるみのに使ってください。
言い訳に使っていいですよ、っていうふうにお伝えしています。
そうすることでね、その飼い主さん自身が生きやすくなるのであれば、それで私は構わないと思っているし、
意外とね、犬のトレーニングやトレーナーさんってそういう役割を担っているんじゃないかなって、ひそかに思っています。
犬の保育園や幼稚園というのは、聞いたことのない方にとってはですね、
犬の保育園の重要性
なんでそんなところに通わせる必要があるの?とか、そんなに何年も通う必要ってあるの?って思われる場所かもしれません。
けれども、私自身が、もし私のお客様たちが何年もリピートして、長い方は10年以上通ってくださる、
その理由がどこにあるのかなって考えたときに、この場所が犬のためだけのものではなくて、
飼い主さんにとっての心の拠り所でありたい、それがその飼い主様に伝わっていらっしゃるからなのかもしれないなというふうに最近思いました。
もしそうであれば、本当に幸せなことだなぁと思っています。
ということで、本年度のN1クラブワンコの秘密基地、犬の保育園の営業は無事に終了いたしました。
新年度は1月13日と少し長めにお休みをいただくんですけれども、配信等では変わらず少しお休みをいただきますけれども、
相変わらずいろいろなワンちゃんにまつわるお話をしていきますので、よかったらまたお耳寄りいただけたら嬉しいなと思います。
そして、2026年もね、犬の保育園N1クラブはワンちゃんの心、くつろげる場所、そして飼い主さんの拠り所でもあるために、営業を頑張っていきたいなと思っています。
私が好きなお仕事をずっと続けさせていただけるのは、お客様、ワンちゃんたちあってのことです。
本当に今年1年通ってくださった皆様、ありがとうございました。来年もまたよろしくお願いいたします。