00:05
こんにちは、横浜で15年以上、犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
ドッグトレーナー、レッドロス専門士、アニマルコミュニケーターである私が、
犬と人が共に、より幸せになるヒントをテーマに配信をしています。
時々、雑談ライブや歌を歌ったりしています。
すいません、少しね、声が鼻声かつ喉がガラガラなので、ちょっとお聞きづらいかもしれません。
今回は、攻撃的な犬は作られるというテーマでお話ししていきます。
この配信では、ペット栄養管理士超オタクの広美加さんによるセミナー、
あさって12月20日金曜日に行われる
気がついたら愛犬が紙犬に、犬の攻撃性と食の関係というセミナーのご紹介をする内容となっております。
実は犬の攻撃性というものは、食べているものが関係している?と言ったら驚かれるのではないでしょうか。
ですが事実、犬の攻撃性の8割は、高点的に獲得した攻撃行動であると言われています。
その中に犬の心と体の健康を使わせたどる食事や栄養素が含まれていても、全く驚くことではないと私は思っています。
だっておそらく、私が5年間総合栄養食の固形スナックだけで生きろと言われたら、発狂するでしょうからね。
まあそれは極端すぎる冗談だとしても、犬の攻撃性のほとんどが生まれ持った資質というものではなく、高点的に獲得されていくものだということをしたとき、
私たち動物に携わるものや飼い主としてできることは何でしょうか。
それは知る、予防する、行動するということだと思います。
私は行動学とトレーニングの視点から、ひろみかさんは栄養学の視点から、犬の攻撃性がどのように栄養や食事と関係があるのか、
それを教えてくれるセミナーが明日、12月20日夜20時30分よりズームで行われます。
アーカイブ参加も可能ですということなので、ぜひご興味のある方はご参加されてみてください。
概要欄に参加ページを記載しておきます。私も参加をさせていただく予定です。
さて、あなたは今まで攻撃的な犬に出会ったことはありますか。
もし犬に攻撃されたことがあるという方は、どんな状況だったか、ぜひ教えていただきたいと思います。
私は20年以上犬に携わる中で、この攻撃的という言葉を意識的になるべく使わないようにしてきています。
03:10
おそらく私自身が飼い主さんに、あなたの犬は攻撃的ですよね、と言ったことはないと思います。
ですが私が意識的にその言葉を使わないようにしているのに反して、
攻撃的な犬という言葉は過去何度も耳にしたことがあります。
それは飼い主さんご自身が犬との体験からそう感じているということもあるし、
獣医さんやトリマーさん、トレーナーさんといった犬のお仕事に携わる方から、
攻撃的なところがある犬ですね、ということを言われた飼い主さんが、
ああ、うちの犬は攻撃的な犬なんだ、と認識してしまうということも少なくありません。
そのような犬たちも含めて、犬が人を攻撃するという状況を細かく分析してみていくと、
そのほとんどは学習経験から攻撃行動が引き起こされているということがわかります。
冒頭でもお話ししましたが、つまりこの状況では攻撃を仕掛けた方が自分にとって有利である、
メリットであると犬が判断した結果、同じ状況になると犬は攻撃するようになり、
その頻度は回を重ねるほど増え、実際噛みつくなどの行動は速くなり、噛みつく力は強くなっていきます。
そして実際に経験に基づき成功体験を獲得した噛みつき、これは非常に治りづらいものなんですね。
実は犬の噛みつきにはいくつか種類があります。
今年の初め行ったオンラインセミナー、犬の噛みつきを本気で考えるという全4回のセミナーでは、
犬の噛みつきを5種類に分け、この辺りのお話をかなり詳しくしておりますので、
ご興味のある方はアーカイブ受講をご検討いただきたいと思います。
捕食、つまり獲物を捕らえて殺して食べるというための攻撃行動を、
私は純粋な攻撃性と認識していますが、
この認識は犬に携わる人によって多少違ってきます。
それが犬のプロ、犬のお仕事をされる方に、この犬は攻撃的ですね、と言われるゆえでもあるかなと思っています。
例えば、お気に入りのベッドで寝ているときに、人が近くに来て座ったりするとうなりながら飛びかかってきて噛むような犬の行動、
これは純粋な攻撃行動というよりは、所有に関わる攻撃行動であると私は捉えています。
06:03
そしてこのような所有に関わる攻撃行動は、お家に来たばかりの頃はこういった行動が見られないことから、
これは学習経験に基づく攻撃行動だということがわかっていきます。
このように犬が人を攻撃するように見られるシーンというのは、
実は人がその状況を作り出し、犬に攻撃することで犬自身のメリットが得られるという経験を積ませていることが少なくありません。
犬のしつけやトレーニングをなぜするのか、なぜしたほうがいいのか、数々の有益な意図がありますが、
犬に人を攻撃するという経験を積ませないということも、犬のトレーニングやしつけをするメリットの大きな一つです。
そしてこれは犬が人を攻撃する経験を積んでしまってからでは正直遅いんです。
それでも私たちロックトレーナーのもとには、飼っている犬にかまれましたというお問い合わせが年に何回もやってきます。
その時おそらく私を含め全てのトレーナーが思うこと、それは噛む前に知ってほしかった、やってほしかったということです。
ですがどんなに勉強して知識を得て、噛む前からきちんとトレーニングをしていても噛みつく犬がいます。
また本当にごく少数ですが、いわゆる突発性攻撃性症候群という何も前振りもなく突然本気で重症を負わせる強い噛みつきをしてくる犬というのも稀にいます。
そしてここに関わりが深いとされているのが、遺伝・繁殖といった先天的な要因かつ
栄養・心と体の健康・環境といった後天的ですが見えにくい要因が重なってくることにあります。
犬は機械ではありません。感情のある生き物ですから、これらの要因がいわゆる攻撃的な犬になるのか穏やかな犬になるのかを左右してくるということは想像に固くありません。
では一体、栄養や健康面が犬の攻撃行動にどう関与してくるのか、どれくらい強い影響を及ぼしてくるのか、これは私も専門分野ではありませんので、
自身の行動学に基づく犬の攻撃性と照らし合わせながら、ひろみかさんの明日の夜8時半からのセミナーを楽しみに参加をさせていただきたいと思います。
あなたも一緒に勉強してみませんか?
ということで、今回は犬の攻撃性は実は作られているということを皆さんと一緒にお話しするとともに、
09:03
超オタクなペット栄養管理士ひろみかさんのセミナー、
気がついたら愛犬が紙犬に?犬の攻撃性と食の関係、セミナーについてのご紹介をさせていただきました。
最後まで聞いていただきありがとうございました。