犬の排泄マナーの重要性
こんにちは。横浜で犬の保育園N1クラブを運営している、なおちゃん先生と申します。
20年以上、1000組を超える飼い主さんとワンコさんに向き合ってきた経験から、
コントロールよりコミュニケーションのテーマに、愛犬と心が通い合う関係づくりのお手伝いをしています。
この番組では、お迎えからお見送りまで、愛犬の一生を7つのフェーズに分けて、
それぞれの時期に寄り添った学びとヒントをお届けしています。
うちの子をもっと理解したいという飼い主さんに向けて配信しています。
最初に告知をさせてください。
本日11月10日月曜日お昼の12時15分より30分程度、
こちらスタンドFMでも配信をされている英会話講師、秋先生のYouTubeライブに登壇させていただきます。
テーマは、英語から見た生き物の世界ということで、
私がイギリスに留学をした時に、現地で感じた日本と英語圏の人々と日本語とのカルチャーショック、
生き物についてのカルチャーショックをお話ししていこうと思っています。
お昼の時間にゆっくりとお食事など召し上がりながら聞いていただけたらと思います。
概要欄にYouTubeのリンク先を貼っておきますので、よかったらリアルタイムで来ていただけると嬉しいです。
今回は、ハッシュタグ7番犬のいろいろ、こちらのテーマになります。
実際にあったちょっとドキッとするご相談、こちらの事例という形になりますね。
ある町内会の役員さんからこんなご相談をいただきました。少し前のお話になるんですが、
子どもが散歩させている犬が自宅の部屋道端におしっこをしてしまって不快だというクレームをいただきました。
でも自分自身は犬を飼ったことがなくて何がマナー違反なのかもよくわからないんです。というご相談でした。
こういうこと皆さんありませんか?実はどこの地域でもこういったトラブルって結構起きやすいんですよね。
排泄行為と飼い主の責任
一見小さなことのようですけど放っておくとご近所トラブル、重大なケースに発展してしまうこともあります。
まず結論から言うと、他人の部屋、私有地へのマーキング行為、おしっこをするとか、大きい方、大便をしてそのまま放置するというのは、これは完全にマナー違反になります。
犬にとってマーキングというのは自分の存在を知らせる自然な行為になるので、犬自身は放っておけばいろんなところにマーキングをしていきます。
これは一般的にはオス犬、男の子のワンちゃんが足を上げていろんなところにおしっこをするというのが皆さん頭に浮かぶと思うんですけど、実は実は女の子もします。
なので必ずしもオスのワンちゃんだけではないので要注意です。
そのため、飼い主さん自身がきちんとここはしちゃいけないよ、ここならしてもいいよということを区別して教えてあげるということが非常に大切になるんですよね。
私有地や人の家の出入口付近、ここではリードを短く持って早足で通り過ぎ、マーキングしそうだなと思うときには声をかけてやめさせるようにしたほうが無難だと思います。
そしてもう一つ大切なことは、排泄はお家の中で済ませるのが特に今の都市部の基本的なマナーになっています。
お散歩というのは本来は排泄のためだけの時間ではなくて、飼い主さんとコミュニケーションをとる、そして運動や外部の刺激を受ける時間になるんです。
外で排泄する場合には、なるべく人が来ないような、歩かないような場所を選んでください。
排泄した後に水で流せばいいでしょう、というふうに言われる方もいるんですけれども、これも実は意外と賛否両論があります。
ワンちゃんがおしっこをかけた場所、水で流すというのが今の風潮なんですけれども、これ嫌な人も嫌なんですよね。
なぜなら、そのおしっこがどんどん広がって、匂いがどんどん広がってしまうから。
なので、これをすれば別にどこでさせたっていいでしょう、というのはちょっと考えものだなというところですね。これが嫌だという方もいらっしゃるので。
そして、代弁の方はもちろん持ち帰るようにしてください。これは飼い主さんのマナーになります。
動物を飼うということは、法律上命の管理責任を持つことです。
マナー自身は法律上で明記されているものではありませんけれど、やはりここにもつながっていくんですよね。
実際どういうふうにつながっているのかということなんですけれども、動物愛護法というものがありまして、
飼い主の義務では、お散歩中の排泄物の取り扱いというものに関しては明確な事項はありません。
ですが、動物の飼い主は、動物の種類や習性等に応じて動物の健康と安全を確保するように努め、
動物が人の生命などに危害を与えたり迷惑を及ぼすことのないように努めなければなりません。
という条項が示すように、周辺環境への配慮というのは当然のこととして迷惑を及ぼさないというふうに書かれているんですよ。
近隣トラブルの解決法
もし既にご近所とのトラブルになってしまった場合、特に今回のように当事者同士ではなくて、
間に入る町内会の方とか、ペットの飼育の会の方とか子供会の方などに相談が持ち込まれた場合、
私自身は、その担当者自身はペットに関して詳しくないよという場合ですね、
ここは無理に直接注意したりせず、まずは行政に相談するのが安心だと思います。
実は私は過去、結構大規模な集合住宅、集合マンションの飼育の会、ペット飼育の会という会の顧問をやっていたことがありました。
大規模集合住宅の中ではペットを飼う集合住宅だったので、ペットを飼っている人は一応その飼育の会に登録をすることが義務付けられていて、
その中で起きた何かトラブルだったり、そういった行為というのは一度飼育の会に持ち込まれるんですよね。
ただ、飼育の会の方々というのはペットに関する法律やトラブルに詳しい方ではないので、
私に相談をされた時、私自身もある程度波風を立てないようにということで、まずは行政に相談をしましょうということをお伝えしていました。
動物愛護センターや市区町村の生活衛生課など、実は相談窓口があるんです。
第三者が入ることで、同じ近隣に住んでいる方同士が感情的にならずに、冷静に解決できることが多いんですよね。
私の住んでいる横浜市では、生活衛生課の環境衛生係というところの中に、犬猫とペットに関する相談という窓口が設けられています。
市内で営業する私たちのような動物取り扱い業の登録の統括もこちらで行っているので、
必要であれば適切な対応ができるプロも紹介してくれるはずです。
排泄のマナー問題というのは、結構根深い問題です。
なぜかというと、犬を飼っていない方にとっては、
なんでそんなところで排泄させるのよという嫌な気分になりますし、
飼い主さんからすると、うちの子はそんな悪くない、悪いことをしているわけではない。
排泄をすることは犬にとって自然な行為であり、自分自身もちゃんと片付けているというふうに思ってしまうんですよね。
そのズレが思わぬ摩擦を生んでしまいます。
私たち飼い主ができることとしては、うちの子が地域の一員として見られているという意識を持つことにあると思います。
ちょっとした気遣いで犬への印象も、街全体、周辺環境全体の空気も変わっていきます。
犬との暮らしが、周りの人たちにとっても気持ちのいいものになるといいですよね。
それができるかどうかは、ワンちゃんを飼っている方の意識次第という形で、
犬と飼っている方の意識次第という形になっているのが、この現代だと思います。
今日の話が何かのきっかけになれば嬉しいです。
ということで、今週のテーマとしては、実際に私がお受けしたご近所トラブルについて少しお話をしていこうと思います。
次回は、犬の吠え声がうるさい苦情になる前にできること、
これもトラブルに非常に発展しやすい無駄吠えや吠え声のトラブル、こちらを取り上げていきたいと思っています。
ワンちゃんを飼っていらっしゃらない方でも、こういった内容というのは、
ご近所の中でトラブルや問題に発展していく可能性がありますので、
よかったら興味を持って聞いていただけると嬉しいです。
また、もし身近にそういうことで悩まれている方がいらっしゃいましたら、
私の配信をシェアしていただいたり、直接DMや公式LINEからお問い合わせいただいても結構です。
また、排泄問題に対して、お家でもできるようになりたいとか、
子犬の頃は家でしていたんだけれども、引っ越しをしたり年齢を重ねたり、
環境が変わったせいでトイレができなくなってしまった、もう一度やり直したいというような方は、
ぜひオンラインでもトレーニングやトイレトレーニングのご相談を受けたまっておりますので、
こちらも公式LINEの方からお問い合わせください。
また、私が20年のキャリアを詰め込んで作成しました。
愛犬が夢中になる魔法の講座、毎月3名限定でお受けしています。
こちらはワンちゃんと豊かに県政を暮らすための様々なエッセンスを詰め込んだ動画教材、
プラス、コースによって私とワンツーワン、マンツーマンで
いろいろなお悩みや問題、ご相談にお答えするという
マンツーマン型のオリジナル講座となっております。
こちらも、どんなことが実際できるのかなというのは
30分無料の相談を設けておりますので、
申し込みフォームの方からまずは30分無料のご相談を受けてみてくださいね。
それでは今回はここまで。最後まで聞いていただきありがとうございました。