犬の避妊手術の概要
横浜で15年以上、犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
犬と暮らすって最高をテーマに、愛犬との毎日をもっと楽しみたい飼い主さんに向けてお届けしています。
ドッグトレーナー歴20年以上、これまでに800頭以上のワンちゃんとご家族に向き合ってきた経験から、
よくいただくご質問やお悩みへのアドバイス、犬との暮らしが豊かになるヒント、
これからお迎えしたい方からシニア犬さんにも役立つお話を、
ハッシュタグ1番から7番のフェーズに分けてお話ししています。
本日のテーマは、「避妊手術をしたほうがいいの?メリットとデメリットを教えて?」というテーマで、
ハッシュタグ1番、これから犬を迎える方へ、
ハッシュタグ2番、パピーの飼い主さんに向けてが主なテーマとなっています。
はい、実はですね、9月に入りましたら、こちらはね、皆さんにお知らせをまたしていこうかなと思っているんですが、
私はですね、冒頭でもご挨拶していますように、
お迎えからお見送りまで、愛犬さんとの一生に寄り添うドッグトレーナーでありたいということをですね、
ついに自分のサービスとしてね、打ち出すことにしています。
その一つの大きなサービスとして、これからワンちゃんをお迎えしたい、これから犬を飼ってみたいという方に向けてですね、
飼い主さんの性格、住居環境、家族構成、ご希望、好きな犬種、ワンちゃんと一緒に叶えたいことなどをヒアリングをして、
飼い主さんの個性分析とワンちゃんの相性をですね、見てマッチングをするという運命の一等をお迎えサービスというものをね、これからサービスとして提供していきます。
ドッグトレーナーというのはね、犬を飼った後に必要な人というふうに思われがちなんですけれども、
実は実は、ワンちゃんを飼う前からご自身のライフスタイルや、ご自身のご希望や、ご自身の性格、考え方に合ったような犬種だったり、そういう傾向の強いワンちゃんを選ぶことで、
お迎えをした後にね、ミスマッチを防いで飼育放棄をなくしていきたいというのが、長年の私の思いでもあったんですよね。
そのためのサービスというのが、なかなかご相談いただければやっておいたんですけれども、
分かりづらい状態にあったので、運命の一等お迎えサービスということで、9月よりですね、まずはモニターさんを募集していこうかなと思っています。
実はですね、このモニターさんはですね、今のところ2名決まっておりまして、合計で5名の方をモニターとしてやろうかなと思っているので、
そのうちのお一人の方がね、ワンちゃんをお迎えされるということで、実際に私のモニターになってくださいました。
その中で、この飼い主さんの方からいただいたご質問が今回のご質問で、女の子のワンちゃんをお迎えしようと決定されたんですけれども、
フィニッシューツについてのメリット・デメリットを教えてほしいということでした。
まずね、この飼い主さんのフィニッシューツに対する思いというのがどんなものかというのをお伺いしてみました。
フィニッシューツに対するこの飼い主さんの思いというのは、人間でもね、シューツするとなると体に負担がかかるので、できれば負担のないようにしてあげたいなという気持ちがあるということ。
そして、フィニッシューツをすることというのは、デメリットよりメリットの方が多いのかなということ。
よし、この子のためにシューツをしてあげようと思わないとずっと心残りになりそうなので聞いておきたいんですということで、ご質問をいただきました。
本当にありがとうございます。素晴らしいモニターさんだなと思っているんですけれども、
こういうことってね、実際、病院の先生に相談するっていうのがちょっと抵抗があったり、こんなことを言ったら先生に嫌がられないかなとかね、そういうふうに思われる方もいらっしゃると思うので、
そういった意味では、直接の利害関係のない私のような人間に聞くという方が、
病院でね、そろそろフィニッシューツしましょうとか言われた時にお医者さんに言うよりは、言いやすいのかなというふうに思いました。
まず、犬のフィニッシューツというものは何かというと、女の子のワンちゃんの卵巣や子宮を摘出したり、卵巣を摘出することで妊娠ができない体にするというシューツになります。
男の子であれば精巣を摘出するということで、虚勢手術というふうに呼ばれるものですね。
この手術をですね、受けるか受けないかっていうのは基本的には任意なんですよね。
ただ、例えば動物保護団体から保護犬を引き取る場合には、この虚勢や否認の手術というのが義務付けられている場合もあります。
逆に特定のブリーダーさんからワンちゃんをお迎えした場合には、
消毒の家計として良い血糖なので残したいので、否認や虚勢をしないでくださいと言われるケースもあります。
日本の犬の飼い主さんの義務として義務付けられているのは、狂犬病の予防注射のみですので、あくまでも否認や虚勢というのは任意になります。
ただ、いろんな意見があって、そして日本ではほとんどの家庭で飼育されているワンちゃんというのが、否認虚勢をしているケースの方が多いので、
自分は否認や虚勢をしないといけないかなと飼い主さんが思うというのも一理あると思います。
また、ペットショップや獣医さんは特にどちらかというと、私の印象ではトレーナーさんもそうですね、
虚勢や否認の手術を推奨するというか認めるような傾向が強いかなというふうに思います。
それはいろんな理由があるからなんですよね。
そういったことを排除して、フラットな目線で今回お伝えするために、あえて私はチャットGTPにこの問題を投げかけてみました。
チャットGTPが教えてくれたメリットとデメリットについて、私自身の意見も交えながらメリットとデメリットをお伝えしていきますね。
まずメリット、これは多くのワンちゃんに当てはまる良い点、利点ですね。
これはですね、やはり妊娠を確実に防ぐことができるということ。
それから生理中の出血や発情期のトラブルを防ぐということができること。
飼い主さんの生活の負担が減るということ。
否認虚勢は平均寿命を伸ばす傾向があるという報告もありますということについてですね。
それから子宮や卵巣の病気を予防すること。
特に子宮蓄脳症、これはですね、命に関わることがある病気なんですけど、
これはですね、子宮を取り去ることでほぼ根本的に予防ができる。
そして乳腺腫瘍、これは乳がんですね、このリスクを下げる可能性があります。
特に初回から2回目の生理の前後までに実施すると予防効果が高いとされていますが、
乳腺腫瘍の成り立ちというのは、原因は多岐にわたりますので、
必ず、子宮蓄脳症のように必ず防げますというわけではないということです。
それから、偽妊娠や窒脱の再発などの予防、糖尿病のコントロールの改善などの個別の医学的メリットが期待されるケースもあるということなんですね。
ここまでがCHAT-GTPのメリットの点でした。
この中で確実だなと私が言えることは、妊娠を確実に防ぐということと、
それから子宮蓄脳症をほぼ根本的に予防できるということ、
それから発情期の出血や発情期のトラブルを防ぐことができるということですね。
これについては確実なメリット、他は個体差があったりすると思うので、
3つのメリットといえば、妊娠を防ぐこと、発情期の出血や発情のトラブルを防ぐこと、
手術に対する心理的抵抗
それから子宮蓄脳症のリスクを予防できること、この3つが一番大きなメリットだなと思います。
このメリットについては、これは難しいというか、心理的な問題も関わってくると思うんですけれども、
男の子だったら男性として、女の子だったら女性として、
女性性や男性性に関わるような機能を取り去ってしまうということに対して、
本能的に嫌悪感や抵抗感があるという人は実は少なくありません。
特に男の子のワンちゃんの虚勢について、お家の旦那さんが嫌がるというケースを私は過去何度も聞いてきました。
ただ、こういった心理的な抵抗感を横に置いておいて、メリットを考えたときに確実に予防できる病気があるということ。
それから、1回はこの子の赤ちゃんを見てみたいという方がいらっしゃることもあるんですけれども、
そういった方が1回ワンちゃんを産ませてみた結果どうなるかというと、
本当に子犬のお産、子犬の里親を探すというのは結構大変。経済力も使うし、そして労力も使います。
1回産ませてみたけど本当に大変だったから、もう否認することにしましたという例も過去何度も聞いたことがあります。
それから、実際的に飼い主さんが子犬の頃は否認手術をするのがちょっとかわいそうだなと思っていたけど、
否認手術をすることにしましたというケース、こういったケースも過去何度もあったことがあるんですけど、
そのケースはどういったケースかというと、やはり生理中のホロモンバランスの変化による犬の行動の変化と、
あとは近隣トラブルですね。
特に虚勢をしたオス犬であっても、このメス犬の生理中の独特の匂いというのは非常に強い匂いがするものですから、
周りに好むと好まざると犬たちがわらわら寄ってきてしまうんですよね。
もともと犬に対して社交的な犬であればいざ知らず、あまり犬が得意ではないとか、
そういう子の場合でもお構いなくどんな犬たちでも引き寄せてしまう。
場合によっては、近くに寄ってきた犬同士が喧嘩を始めてしまうというような状況になった時、
犬の避妊手術のメリット
この子自身がかなりの確率でストレスを負ってしまうんですよね。
そして犬が嫌いになってしまったりとか。
あとは疑人心ということもありましたけれども、中には人間だって成立重い人、軽い人いるので、
そういった時に本当に具合が悪くなっちゃったんじゃないかというぐらい動かなくなったり、食欲もなくなったり、そういった子もいます。
そういった姿を見るのが忍びない、かわいそうと思って、
否認手術を決めましたという方は結構いらっしゃいます。
ただこれはね、実際問題、飼い主さんが発情のシーズン、生理のシーズンを迎えてみて、
周りの状況がどうかとか、その子の状況がどうかっていうのを見ることで、
否認した方がこの子にとってはメリットがあるなと感じたら、それをするという形になりますね。
それでも私はいいかなというふうに思っています。
踏ん切りがつかないのであればね。
そして一方デメリット、注意しておきたい点。
これもコカロ・チャッピーが教えてくれた点になります。
まずは手術や麻酔のリスクです。健康な犬でもごく稀に合併症が起きます。
麻酔関連死亡は犬で約0.05%。
1800分の1と見られています。
病院が個別の麻酔計画と手術中の監視・痛み管理を行うことで安全性は高まります。
尿漏れ・尿疾菌のリスクが上昇します。
特に大型犬や若年での手術で増えやすい傾向があります。
そして否認手術を済んでいるメスは未否認の犬の約2、3倍のリスクという報告もある。
それから体重の増加、ひまになりやすい傾向があります。
一部のがんや整形外科の疾患のリスクが増える研修や時期があるということが言われていますが、
これは個体差がとても大きいということですね。
それから行動とひもの変化、落ち着く犬がいるとかマーキングが減るなどいい変化もある一方で、
不安傾向やひもの変化に見られる報告もあります。
これを聞いていただくと分かるんですけれども、
デメリットの方が曖昧な回答ですよね。
数字としてちゃんと出ているものは麻酔と手術のリスクかなと思います。
そして多くの飼い主さんが心配されるのも麻酔と手術のリスクになるところかなと思います。
なので、メリットとデメリットを比べて、それでも麻酔のリスクが怖いなという場合には、
その方自身がメリットの方を強く感じられるような出来事があるまで、
どうしても絶対にしなくてはならないということではないかなと思います。
ただこの麻酔や手術のリスクというのは、本当にもともとリスクがありそうな心臓疾患があるとか、
犬の避妊手術のデメリット
極端に体重が少ない、体が小さいですとか、担当手と呼ばれるワンちゃんたちであれば、
飼い主さんの方からかなり詳細な手術計画であったり、注意喚起というものがなされると思います。
私は過去有料配信の方で、この品質・虚勢手術のメリット・デメリットということをお話ししているので、
ここではそれ以外のお話をしたいと思うんですけれども、
やはりメリットだけではなくて、デメリットもきちんとあるということは知っておいた方がいいかなと思います。
特に私はドッグトレーナーということで、ワンちゃんの行動に関わるデメリットというのは、
長年やっている間で少し感じているところではあります。
ただ体重増加やヘマになりやすいというのは、そういう傾向があるかもしれないですけれども、
コントロールは飼い主さんがすべきことでありますので、増えやすいなと思ったら、
そのためのコントロールをしていくことで、体重管理は絶対にできていきます。
そして昔は6ヶ月、生後半年ぐらいになったらすぐに否認虚勢を進められるケースが多かったんですけれども、
今はいろいろな研究結果や行動学での所見が進んできたので、
そんなに早期に虚勢手術をしなくてもいいんじゃないのという意見が一般的になってきているような気がします。
私自身も特に子犬の時期にすぐにやらなくちゃいけないということではないかなと思っていますので、
否認虚勢については勝ったらすぐ取り組まなくちゃいけないということではなくて、
メリットとデメリットをその子の様子や、例えば女の子であれば生理が来た時の様子を見ながら、
ご家族で納得のいく回答が出せればいいんじゃないかなと思っています。
そして専門家の意見も合わせて聞いていただけるといいかなと思いますし、
理解のある獣医さんや専門家の方であれば、頭ごなしにこうしなさい、ああしなさいということはないと思います。
ただ時期によっては、やはり本来、否認虚勢をすることで防げる病気が発症してしまったら、
その後、否認虚勢をしてもあまり意味がないということもありますので、
時期に関しては、パピーのうちに絶対何が何でもやらなきゃということではないですけれども、
例えば10歳になってからするということも、逆にリスクを高めることもありますので、
時期に関しては、よく主治医の先生とご相談された方がいいんじゃないかなと思います。
それでは長くなりましたが、最後まで聞いていただけたら、そして参考にしていただけたら嬉しいなと思います。
運命の一等お迎えサービス、受けてみたいよ、こういう方に勧めてみたいよという方がいらっしゃいましたら、
公式LINEより、運命の一等というふうにお声掛けいただければと思います。
それでは、本日も最後まで聞いていただきありがとうございました。
