2021-12-10 16:09

108日間世界一周の船旅🚢🌎✈【エジプト🇪🇬ギザのピラミッド】

エジプト🇪🇬最終章❗️

サッカラの階段ピラミッドから
ギザの三大ピラミッド
アレを眺めているスフィンクス

※サムネ右側が第2ピラミッド、
上の部分が化粧石が残っている部分です
少し色が違うのがわかりますか⁉️

悠久の時と、
人類史上最も稀有な建物であろう
ピラミッドに圧倒された時間でした🐫🐪

さあ、次回からはいよいよ
地中海クルーズ🚢🌍❣️
先ずはギリシャ🇬🇷ピレウスからアテネへ

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00:07
こんにちは。横浜で15年以上、犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
お待たせいたしました。108日間世界一周の船旅。
船は5月37日、スウェス運河を通過し、出口の町ポートサイドへ向かいました。
6月1日、朝4時半。
いつもより早く起き、支度をして、5時25分に集合場所へ。
きれいとした空気の中、タラップを降りたのも束の間、団体バスへ乗り込む。
ポートサイドは貿易で栄える港町。我が町横浜とも共通するような雰囲気のある町だ。
サファガとは違い、視界には高層マンションや整備された公園が広がり、驚きました。
バスの中で朝食を食べながら、バスガイドさんの説明を受け、まずはギザの先、さっからの階段ピラミッドへ。
3時間ほどバスを走り、さっからへたどり着きました。
エジプトにある93のピラミッドのうち、一番古いピラミッドで、年と約5200年前のものだという。
この古い古いピラミッドは、ピラミッドの起源をよく表していて、
はじめは地下の穴の中だった王の墓が、その権威を示すために一段、また一段と高くなっていったということで、階段状になっている。
あまりにも古いために段は崩れかかっていて、他にも崩れていたピラミッドが、土と石のがれきの山となっていくつも周囲に点在している。
この場所には高い障壁があり、侵入者を防ぐために13の入り口が作られていた。
そのうち一つだけが本物だったということだ。
パピルスの束をかたどった40の柱をくぐり抜けて、ピラミッドの正面へ。
この40というのは、当時のエジプトの州の数と言われています。
物売りやロバ、ラクダに乗ったおじさんたちが次々と声をかけてくる。
ガイドさんについて一大パノラマの広がる丘の上へ。
空が澄んでいる日には、ギザの3大ピラミッドが見えるらしいけれど、この日は見えなかった。
それでもいくつかのピラミッドと広がる砂漠はとても絵になっていて、ポストカードの中に紛れ込んでしまったようでした。
それにしても5200年前とは、その時代にこんなに大きな建物をよくもまあ作れたものだ。
形や作りは複雑なものではないけれど、この建物は5000年前もの昔からこの場に建っているんだと思うと、とても不思議で神秘的なものに見えてくる。
このピラミッドは移り行く景色を、時代を、空気を、永遠とも呼べる長い時間、ずっとここで見守ってきたのだ。
03:09
建物が喋れたら何と言うだろう。
そして今から5000年後に残っている建物など、近代で建てられたものの中であるんだろうか。
サッカラは寂しい場所だった。けれどそれだけ過去の時間を回想し、当時に思いを馳せることができた。
再びバスに乗り込み、沿道に生えている真っ赤な花をつけたエジプトアカシアを眺めつつ、バスに揺られて昼食のレストランへ向かいました。
ブドウズルのようにつる草の絡んだ屋根の下、オープンテラスで草木がいっぱい、美しいレストランに行きました。
テーブルの上にはサフラン風味のポテト、茄子のピクルス、日本の漬物を思い出させるきゅうりと人参のピクルス、それらはとても口に合いました。
ブドウの葉にくるまれたオコアのような食べ物と蕎麦入りのライス、これはお蕎麦かどう、最初はココナッツかと思ったら麦のそうめんということでした。
メインはエジプト名物のハトの丸焼き、味付けは素朴だけど炭火でこんがり焼かれていて香ばしい。
骨が多くて少し食べにくいけれど独特の風味があって美味しかった。
エジプトの田舎に行くと各家庭の庭や屋上に白っぽいツカのようなものがあり、穴が数か所空いている。
それがハト小屋でエジプト人たちはハトが大好きでよく食べるから飼育しているのだということでした。
日本でいう鶏小屋のようなものでしょうか。
視界に入るハトたちになんとなく悲哀を感じながらバスは昼食後パピルス屋さんへ。
ここは政府公認のパピルス屋さんということで本物のパピルスしか取り扱わないという専門店です。
私と友人は全く興味がなかったので、ツアー客がパピルスをえらい金額で交渉している間、外に出て街を観察していました。
隣にはコンビニというより昭和の駄菓子屋さんか雑貨店といった趣の店があり、
現地の子どもたちに連れて私と友人も中に入りました。
観光客向けの高級パピルス店よりもはるかに地元の雑貨屋の方が面白いしワクワクする。
学校帰りだろうか子どもたちが次々と入ってきては手に手にお菓子を持ってレジに並んでいく。
店内は狭いけれど子どもが好きそうなお菓子がずらりと並んでいて、
自家製パンも売っていたのでパンとコーヒー、ビスケットとチョコレートを買いました。
全部で5ドルとは完全にぼったくられてると思ったけれど、そもそもエジプトの通貨で返金されても困るので、
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まあそれでいいよと言って品物を受け取りました。
というかこのおじさんドルを見たことがないのかな。
私の渡した5ドルと友人の渡した5ドル札を見比べて、絵柄が違うの、え、セイム?同じなのか?と言っている。
怪しすぎる。
店の外に出ると珍しい東洋人に興味が湧いた子どもたちに取り囲まれ、次々と何かを話しかけられました。
もちろんアラビア語は全くわからなかったけれど、みんなカメラには興味津々だった。
20年経った今ではカメラなんて見向きもされないでしょうね。
パピルス屋からツアーメンバーたちが出てきたのを確認してバスに乗り込み、いよいよエジプトのハイライト、ギザのピラミッドへ。
早朝と午前中はうすら寒いくらいの気温だったのに、さすがに午後は暑い。
まず第一ピラミッド、あの有名なクフ王のピラミッドへ。
約4600年前のもので、もともとは146メートルの高さがあったものの、頂上の化粧石が崩れてきてしまい、今では137メートルになっているということでした。
それでも実際近づいてみるととてつもなく大きい。
遠くから見ると周りに何もない分そんなに大きく見えないんだが、近寄るほどに山かと見惑うほどの大きさと迫力。
実際ピラミッドの底辺を支える石は私の背の高さとそんなに変わらないものすらある。
クフ王のピラミッドは約230万個の石からできていて、一つ一つがとても大きい。
最下層の岩では、石では一つ一トン近くも重さがある石も使われているとのことでした。
最初は化粧石というつるつると輝く石で覆われていたため、今のように段々ではなく滑らかでつややかな三角形をしていたとのことです。
第二ピラミッドはクフ王の息子カウラ王のもので143メートルという高さ。
父親のものより大きく作ることはできないという決まりのため、少しだけ小さく作られていたのでそうだが、今やほとんど同じ大きさに見えた。
第二ピラミッドにはなんと入ることができるということで、サンドルを押し払って中に入ることにしました。
まるで自分がインディージョーンズになったかのように胸が高鳴ります。
王家の谷もそうだったけれど、数千年前の人々が訪れていたといううちに自分が足を踏み入れることに興奮しない人がいるだろうかと私は思う。
入り口はとても小さく狭い。腰をかがめて狭い石の通路を下っていく。
すれ違う欧米観光客たちは背が高く横幅も私の倍ぐらいあるので、これはなおさら大変そうだった。
09:08
しかも中は思いのほか蒸し暑く息苦しさすら感じる。平常恐怖症の人は無理だろうな。
狭くて滑りやすい石の廊下を進むと、所々風花が開いていて涼しい風が一瞬体を冷やしてくれる。
これは王の石室を運ぶ人への配慮ということでした。
腰をかがめて下ったり登ったりした後、やっと現室へとたどり着いた。
現室は王の石室、石館が安置されている場所。その場所は異様なまでに完璧な五角形。
この巨大な石の建造物の中にここまで完璧な五角形の部屋をどのように写して作ったのだろう。
部屋の壁に継ぎ目は見当たらない。
宇宙人の建造物と世界7大不思議に数え上げられ、4000年以上の時を経てなお、その存在は人々のロマンを、想像力を掻き立て、
ピラミッドに対する検証と仮説、物語は数え切れないほどだ。
それほどまでに神秘的な建物、ピラミッド。
この建物がなぜ、どのように、どんな目的でこの場所に建てられたのか。
その意図は未だに謎に満ちている。
それが人々を引きつけるのだ。
気がつけば無視圧や息苦しさなど忘れ去り、ピラミッドの隙に不思議にすっかり没頭していた私は、
友達に声をかけられて我に帰り、残り惜しい気持ちもそのままにカウラ王の第二ピラミッドを後にした。
最後は一番小さなメンカウラ王のピラミッド。
これは65メートルの高さで、他の二つのピラミッドの半分ほどしかない。
一番新しく、一番美しいピラミッドだ。
崩れずに残っている化粧石もまだあった。
メンカウラ王はクフ王の孫で、王のピラミッドの横にはさらに小さなピラミッドが並んでいる。
これは女王のピラミッドらしい。
ちなみにピラミッドという言葉はアラビア語ではなく、ギリシア語。
エジプトにやってきたギリシア人が、故郷で食べていたパン、ピラミッドに形が似ていたからその名を付けたそうだ。
アラビア語ではエルハラム、一番古い建物というらしい。
想像よりもはずっとずっと大きかったピラミッド。
この巨大な人工物は人間の可能性をここまでできるのか、と実感させる。
クレーンもドリルもAIもネットもドローンもない、約4000年から5000年前。
一つ1トン近くもありそうな巨大な石を運んでくるだけでも大変なのに、天にそびえるかのように高く高く積み上げてある。
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古代の人々は太陽さえ隠してしまうような、この巨大な建物を見て何を感じたんだろうか。
王の偉大さか、エジプトの豊かさか、はたまた神への冒涜なんだろうか。
2000年もの昔から観光地であったエジプト、そしてピラミッドは何千年たった今でも人々は圧倒し感動させるのだから、人類史上最も稀有な建物といっても過言ではない。
3つのピラミッドが並んで見えるポイントから写真を撮ることに、近くにラクダに乗った男性が近づいてくる。
百戦錬磨の私は、これはすぐにお金を取られるやつだな、とわかったので、ラクダの撮影はやめておいた。
すると、ノーノー、ユーアフリー、ノーマネー、と言うので、
と言うと、
と言って、一緒に写真を撮ろう、と言う。
何だって怪しいな、と思って、ノーセンキュー、と言うと、
もう一度、フリー、OK、と聞いたら、
と、突然プロポーズをされました。
ダメだ、これ。
騒いでいるラクダおじさんを無視して、最後のポイント、スフィンクスへ。
後ろから近づいていったので、始めは何なのか全くわからずにいた。
正面に回ると、第一、第二ピラミッドをバックに、スフィンクスがまっすぐにこちらを見て座っていた。
思ったよりも大きく、背後から見ると、ただの巨大な石の塊だ。
それもそのはず、建設当時はすぐそばまでナイル川が流れていたため、
ナイルが氾濫するとスフィンクスは四分の一ほど水に浸かってしまい、
そのため、大昔から修復工事が繰り返されてきたのだから、体もボロボロなのでした。
その顔は、建築を命じたカウラ王の顔を模していると言われていますが、
鼻は欠け、噂通り風化が進んでぼんやりとしている。
今ではもう顔はのっぺらぼうになっているかもしれません。
その視線の先には、みんな大好きケンタッキーフライドチキン、
スフィンクスが狙っているのはハトではなくケンタッキーでした。
ピラミッドは宇宙人が作った、などと言われているのもあるが、
それだけ謎に満ちた建物、確かに見た者がこれは人間技ではない、
と思うのも頷けるほど圧倒的な存在感だ。
第一ピラミッドは記録によると、1年のうち3ヶ月だけ働いて、
約20年の歳月をかけて作られたものと言われている。
この3ヶ月という期間は、ナイル川の氾濫のせいで農民たちが農作業ができない期間のこと。
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ピラミッド建設は王による一大公共事業だったという見方が今では通説ということです。
人類の奇跡と技を十分にメニュアに突きつけて、帰りは寄船リミットギリギリで船に戻りました。
港に戻ると、船に乗るタラップの周りをたくさんのドーベルマンやシェパードと銃を持った兵士たち。
え、何?怖いんですけど。
と思ったら、これはサファガでもあった護衛なのでそうで、
兵士たちは目が合うとにっこりと笑って手を振ってくれたりしていました。
エジプトは異国情緒をこれでもかと盛り上げてくれた国でした。
たくさんの感動と驚きをくれたエジプトともついにお別れ、
船はポートサイドを出港し、いよいよ地中海クリズへと入ります。
次回、地中海最初の帰港地はギリシャ。
お楽しみにお待ちください。
16:09

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