《吠え》SOS💦生後6か月🐶「他の犬に吠える💦」今すぐ始めるべき対策とは①原因編

愛犬さんをお迎えして、
ワクチンが終わり、
家族とのコミュニケーションが取れるようになって

「さあ、お散歩デビューだ！」
と思ったら

　『だんだん、ほかの犬を見ると吠えるようになってきた💦』

『お散歩で他のワンちゃんを見かけるたびに、ものすごい勢いで吠えかかっちゃう…』

『前はこんなことなかったのに、日に日に他の犬への警戒心や興奮が強くなって、お散歩に行くのが正直、億劫になってきた…』

『どうしてうちの子だけ…？』

そんな風に、不安で胸がいっぱいになっていませんか？


生後6ヶ月頃って、子犬がぐんと成長する時期。

今までおとなしかった子が急に変わり始めて、
飼い主さんにとっては本当に戸惑いますよね！

今回・次回と2回に分けて
「他の犬に吠えるようになってしまった原因」と
「対処法と《トレーニング》対策」について
配信させていただきます🐶

仔犬ではなくなってしまった方もぜひ
最後まで聞いてみてくださいね💛

「愛犬の、こんな事聞いてみたい」という方
ぜひ、遊びにいらしてくださいね💛

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サマリー

このエピソードでは、生後6ヶ月の犬が他の犬に吠える原因について探ります。成長期に伴う変化や、他の犬との良好な交流経験不足が吠える行動に影響を与えていることが強調されています。愛犬が他の犬に吠える原因として、恐怖心やトラウマが影響していることが説明されています。適切な対策を講じることが愛犬の不安を軽減し、より良い関係を築くために重要です。

犬の成長期とその影響

こんにちは。横浜で15年以上、犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。

愛犬にもっと好かれたい、うちの子の困った、どうしよう?そんな飼い主さんに向けて、愛犬と過ごす人生をもっと幸せに、おテーマに

あなたの飼い主マインドが変わり、愛犬との絆がもっと深まる、そんなお話をドックトレーナー歴20年の経験からお届けしています。

毎週木曜日朝9時10分からは定期ライブを行っています。今週のテーマは、リードの魔力。

5月29日木曜日朝9時10分からスタンドFMのライブにてお待ちしています。

そして同じく29日木曜日夜8時20時よりは、オンラインの無料おしゃべり会、相談会となります。

こちらはズームを使っての対面式の交流会、おしゃべり会になります。

気軽にプロに質問できる機会になりますので、ぜひこの機会に遊びに来てください。

概要欄にURLを貼っておきますので、どなたでも気兼ねなく遊びに来てくださいね。

さて、本題に入っていきましょう。

今回はご相談、ご質問をいただきました。

ご相談をいただいた方より了解を得ておりますので、皆さんにシェアさせていただきたいと思います。

そのお悩みというのは、ちょうど同じ時期に2人の同じような境遇の方からお悩みの相談を受けました。

この2つのケースなんですけれども、ともに生後6ヶ月から8ヶ月の間ぐらいのワンちゃんです。

お散歩で他のワンちゃんを見かけるたびに、ものすごい勢いで吠えかかってしまう。

前にはこんなことなかったのに、日に日に他の犬や警戒心が強くなり興奮も強くなって大変になってきました、という内容でした。

こういうことって、もしかしたら今この音声を聞いてくださっているあなたにも、月齢は違えど、もしかしたら同じようなお悩みを抱えていないでしょうか。

お散歩行くのに正直おっくんになってきたとか、どうしてうちの子だけとか、この吠えってもう治らないのかなとか、不安で胸がいっぱいになってませんか。

実は、生後半年過ぎから1歳ぐらいまでのワンちゃんというのは、ぐんと成長する時期なんです。

お家に来たばかりの頃は、ただただ可愛くて無邪気で大人しかった、そんな子が急に変わり始めて飼い主さんにとっては戸惑う時期でもあります。

でも安心してください。これは決して手遅れということではないんです。

このお悩み、実は多くの飼い主さんが経験することなんですよね。

そして、6ヶ月、7ヶ月、8ヶ月、10ヶ月、今からでもできることはたくさんあります。

たとえ1歳を過ぎてしまったとしても、まだまだできることはあるんですよ。

コミュニケーションの経験不足

飼い主さんが諦めなければ、ワンちゃんは常に変わり始めます。

ところで、ワンちゃんが他の犬に吠えてしまうというのは、ちゃんとした理由があるんです。

このシリーズでは、2回にわたって6ヶ月以降の愛犬の他の犬に対する吠えについてじっくりとお話ししていこうと思います。

たとえ1歳を過ぎてしまっても、このお配信を聞くことで何かしらのヒントが得られると思いますので、ぜひ2つのシリーズ聞いてくださいね。

今回の配信、第1回目では、まず、なぜ犬が犬に吠えるのか、犬なのに犬がどうして嫌いなのか、その原因を徹底的に掘り下げていきます。

私たちドッグトレーナーは、何か犬の問題行動をご相談を受けたとき、必ず原因を究明していきます。

なぜなら、原因がわかることで、解決の糸口が見えてくるからです。

今回は、この原因を他の犬に吠えるようになった3つの理由として、3種類ご紹介していきたいと思います。

では早速ですが、なぜ6ヶ月を過ぎると他の犬への吠えが目立つようになるのか、その主な理由を3つ一緒に考えていきましょう。

あ、それ、うちの子だ!と、うなずく方もいらっしゃると思いますよ。

まず一つ目、それはまさに成長期だから。

これはですね、生後6ヶ月というのは、子犬が心も体も大きく成長する時期なんです。

人間でいうとそうですね、思春期のようなイメージが近いかもしれません。

周りの世界に対する興味と同時に、警戒心や自分と他者を区別するような意識もどんどんと育っていきます。

逆に言うと、生後6ヶ月より前というのは、警戒心よりも好奇心の方が強い、そんな時期なんですよね。

なので、吠えるといっても主な吠えは、飼い主さんへの要求声だったり、

何々をしてほしいよ、という赤ちゃんがお母さんにねだるような鳴き方だったり、

それが、生後6ヶ月より前ということになるんです。

この時期を犬の成長段階の中では、第一社会飼きとも呼ばれます。

こちらは生後6ヶ月よりも少し短くて、生後3週目から大体13週目前後まで続くというふうに言われています。

無邪気で可愛らしくて純粋で目が合うと、何を差し置いても飼い主さんの方に走ってきてくれる、そんな愛らしい時期ですよね。

しかしながら、子犬というのは成長をしていきます。

この純粋無垢な可愛らしさから少しずつ大人への階段、犬という大人の生き物になっていく、

これが大体生後6ヶ月前後、境に変わってくる時期になるんです。

第一社会飼きに比べて第二社会飼きというふうに言われます。

人間でも第二次成長期というふうに言われるホルモンの数値が上がってくるような時期。

これは犬も一緒で、女の子なら女性ホルモン、男の子なら男性ホルモンがどんどんと増えてくる時期でもあります。

それと同時に、今まで純粋無垢な世界に生きていた子犬たちは、

突然自分の世界のものに対して警戒心や防衛本能を抱くようになっていくんです。

これは動物自身が持っている自己防衛本能なんですね。

これが出てくるのが大体6ヶ月過ぎ頃なので、警戒防衛、

例えば代表的なものはインターフォンが鳴ると吠えるというようなものですけれども、

こういった何かちょっとおかしいな、やだな、不安だなという時にそれを遠ざけるための吠えとか、

自分の信頼しているコミュニティのメンバーに教えるための吠え、

これが出てくるのが大体生後6ヶ月頃になってくるんです。

ですので、生後6ヶ月から今まで吠えなかったものに、

どんどんと吠え始めるようになってしまったという飼い主さんの戸惑いは最もなんですよね。

なので、今まで平気だったのになんでというお気持ち、

これはまさにあなたの愛犬さんが順調に成長している大人への階段を登っている証でもあるんですよ。

この時期の変化はまずは成長なんだ、そしてこれが正常な変化なんだと受け止めてあげる、

広い心を持つことが大切です。

そして2つ目の理由です。

もしかしたら良かれと思って過ごしてきた日常、

それが愛犬さんへの吠えに少し影響しているかもしれません。

というのも、実は生後6ヶ月くらいまでの子犬の時期に

他の犬とのポジティブな触れ合いの経験が少ないと、

他の犬に対する適切なコミュニケーションの方法を知らないまま大きくなってしまうことがあるんです。

例えば、日中はお家で静かにお留守番している時間が長いとか、

お散歩には行っているけど、他の犬を見るとなんだか怖がってすぐに隠れてしまうので、

すぐに抱っこをして避けてしまっていたとか、

家族とはたくさん触れ合っているけれど、犬同士の挨拶の仕方とか、

どうやって遊んだらいいのかなど、他の犬とじっくりと触れ合う時間というのは少なかったかもしれない。

こんな感じです。いかがですか?

これらの他の犬に対する経験不足から、他の犬に出会った時にどう振る舞っていいかがわからないまま大きくなり、

警戒心が強くなってくる6ヶ月を過ぎると、不安や興奮、あるいは

僕のお母さんに近づくなというような過剰な自己主張として吠えてしまうということが、

この月齢のワンちゃんには本当によく見られることなんです。

つまり犬社会のルールを学ぶ機会が少なかった。

犬という生き物がどういうものかよくわからぬまま大きくなってしまったということなんですよね。

そして3つ目の理由、それは犬にとって怖いというサインを飼い主さんたちが見逃していたという可能性です。

怖いというサインと誤解

私たち人間にとっては、ただすれ違うだけのお散歩中に出会うワンちゃんでも、

経験の浅い6ヶ月以下のワンちゃんたちには未知の存在で、

何だろうこの生き物怖いと感じることがあります。

それが大きな体の犬だったり、本人は嫌なのにしつこく匂いを嗅がれたり、

吠える声を近くで聞いてびっくりしたり、そんな経験があると、

それが心の中で小さなトラウマのようになって、

他の犬を見ただけで思わず知り込みしてしまう。思わず防衛本能で吠えてしまう。

そんなことがよくあるんですよね。

その怖いという気持ちに飼い主さんが気づいてあげられず、

ついダメでしょ他のワンちゃんに吠えちゃって何もしてないんだからとか、

あなた犬なのに犬が怖いなんておかしいじゃないとか、

そんな風にしてしまうと、そのワンちゃんはもっと不安になって、

飼い主さんが守ってくれないことから、さらに状況が悪化してしまうことも残念ながらあるんです。

あなたのワンちゃんは他の犬に対して吠えている時、どんな表情をしていますか?

しっぽが下がっていませんか?耳は後ろに倒れていませんか?

もしくは、吠えているワンちゃんと飼い主さんの顔を交互に見比べたりしていませんか?

そういった犬たちが出すサイン、これはボディーランゲージといいますが、

そういった犬たちが体で教えてくれるサインを、

的確に飼い主さんが読み取るということも大切なんです。

そしてこれは最後に補足説明となりますが、

皆さんは少し驚かれるかもしれませんが、

犬というものは必ずしも犬が好きとは限りません。

というよりはむしろ、特に小型のアイガン犬種であれば、

犬が嫌いになる確率の方が高いんです。

これはなぜかというと、

特にアイガン犬というのは人間に可愛がられる、

人間の家庭の中でマスコットのように可愛がられる存在として、

長年繁殖を繰り返されてきました。

つまり犬と人がいるときに犬の方に行く犬よりも、

人の方に尻尾を振って行く犬が好まれたので、

そういう性質を好んで交配、つまり繁殖を繰り返されているわけです。

結果的に自然と小型のアイガン犬種というのは、

犬よりも人が好きというふうに成長するのは自然なんですよね。

だからこそ、愛犬に他の犬に対して吠えさせたくないというようであれば、

吠える前からの対策、これが実は一番大切になってくるわけなんです。

ああ、そんなこと言っても、うちの子たちもう吠え始めちゃったよ、

効果的な対策と講座紹介

といったお声が聞こえていきそうですけれども、

それでは、吠え始めてしまったワンちゃんたち、どうしたらいいんでしょうか。

次回は、いよいよ具体的な対策編をお話しいたします。

今回お話しした原因を踏まえて、じゃあどうすればいいの、という疑問にお答えします。

そして、他の犬への吠えが激しくなってきてしまった、

そんなあなたに向けて、具体的にどんなトレーニングをしたらいいのか、

もしプロにお願いをするとしたら、

どういうプロフェッショナルのトレーニングを選んだらいいのか、

どういう違いがあるのか、それらもまとめます。

どういう違いがあるのか、それらもまとめてご紹介していきたいと思います。

また、今日からおうちでできる簡単な始めの一歩についてもお話をしていく予定です。

ぜひ次回の配信も楽しみにしてください。

最後になりましたが、愛犬との一生をより豊かにするのは飼い主さん自身です。

愛犬さんの個性を知って、もっともっと伸ばしていきませんか。

あなたに合った伸ばし方、一緒に学んでいきませんか。

6月26日よりスタートする私の初のオンライン講座、

飼い主の魅力爆上げ、愛犬が夢中になる魔法の講座。

こちらでは、愛犬さんと飼い主さんの個性を知った上で、

適切なアプローチの仕方、愛犬さんの可能性の見つけ方、

そしてそれを伸ばすといった実践のワークを取り入れた

初のオンライン講座となっています。

普段のコミュニケーションを深める、そんな方法から

問題行動をご自身で解決できるようになるプロセスまで、

盛りだくさんの全6回、約3ヶ月のコースとなっております。

コースは2つ。

講座制は、事前動画を見ていただいた上で、

その中で出る課題にチャレンジをしていただき、

私とのズーム会で、その課題についてフォローバックをさせていただく、

プラス、ズーム会の中で実践ワークを一緒に行っていきます。

アーカイブ制は、事前動画と動画内で出る課題を

ご自身でトライしていただき、任意で私に提出をしていただく、

という形になっています。

フォローバックは、オープンチャットの中でさせていただくという流れになっています。

こちらの募集は、残席わずかとなっています。

よろしければ概要欄から、ご案内とお申し込みのフォームをご覧ください。

それではまた次回をお待ちください。

あなたと愛犬さんの毎日が、より豊かに輝きますように。