シニア犬トレーニングの重要性
こんにちは。横浜で15年以上、犬の保育園N1クラブを運営している、なおちゃん先生と申します。
ドッグトレーナー歴20年以上、これまでに1000組以上のワンちゃん・飼い主さんと向き合ってきた経験から、
コントロールよりコミュニケーション、愛犬との絆を深め、もう問題行動で悩まない犬との暮らしを、実業と発信で提案しています。
お迎えからお見送りまで一生に許そう、犬との暮らしコンシェルジュとして、愛犬との毎日をもっと豊かにしたい飼い主さんへ、
ハッシュタグ1番から7番のフェーズに分けてお届けしています。
さて、今週はシニア犬さんに向けた配信が多くなっていますが、
今日もハッシュタグ3番政権、ハッシュタグ5番シニア犬に向けた内容となっております。
テーマは、「寝たきりにさせない7歳からのシニア犬トレーニング」というタイトルになっています。
その前に、告知を一つさせてください。
明日の10月16日木曜日、朝9時10分より、インスタ・スタイフル同時ライブです。
テーマは、「おやつは毎回使っていいの?」
おやつの選び方・使い方
そして、同じ16日木曜日の夜9時よりは、白石アスナさんのチャンネル2で、
保育史歴15年の白石アスナさんと一緒に、犬も人も基本は同じ先生たちの本音トークということで、
犬の保育園、人の保育園、違いや共通点についてお話ししていきたいと思います。
チャンネルは白石アスナさんのチャンネルになりますので、概要欄にURLを貼っておきます。
来ていただけたら嬉しいです。
それでは本題に入っていきましょう。
本日のテーマは、「寝たきりにさせない7歳からのシニア犬トレーニング」ということなんですが、
7歳なんだから、今さらトレーニングなんてって思っている方いらっしゃいませんか?
もうシニアだし、最近はお散歩時間もどんどん短くなって、寝てることが多くなっているし、
何もやってこなかったから、これから何かを始めるなんてちょっと難しそうって思っているあなた。
これはね、放っておくと犬は驚くほどあっという間に体も心も吹け込んでいってしまいます。
例えば、運動不足による筋力の低下で足腰が弱って転倒しやすくなったり、
ますます動きがカンマンになったり、そして同じ体勢でずっと寝ていたり座っていたりすることで関節炎も発生しやすくなります。
関節のね、可動域が狭くなってしまって、歩くのが億劫になっていきます。
刺激不足で脳が働かなくなってきて、今ね、結構問題になっているワンちゃんの認知症を発症しやすくなっていきます。
そしてね、さらに日常への興味を失って寝てばかりいることから、昼夜逆転という現象が起きてきてしまって、これがまた愛犬の認知症に拍車をかけてしまいます。
重医療や栄養学の研究が進んだ結果、犬の寿命というのはかなり30年前、40年前よりは伸びてきていますけれども、寿命イコール健康寿命というわけではないんですよね。
そして最近問題になっているのが、ワンちゃんの介護問題。これは本当にとても大変な問題になってきます。
私の元にもですね、数名ですけれども、愛犬さんの介護が大変すぎて、飼い主さん自身が体調を崩してしまったり、付きっきりで看病しなくてはならないために、お仕事を辞めましたという方もいらっしゃいました。
飼い主さんの願いとしては、最後まで元気でいてほしい。一日でも長く自分の足で歩いて、そして食べて排泄して、それができる子であってほしいというのが、県政の最後の方の願いになっていくと思います。
私の愛犬さん、美琴さんで言えば、亡くなる2日前までヨロヨロでしたけれども、自分の足で立ってトイレに行って、ほとんど出ないんですけれども、排泄をしてくれていました。
ですが、実際はやはり介助が必要だったり、あとは認知症ですね、愛犬さんの認知症、これは昼夜問わず吠えてしまうために、近所からクレームが出て手放さざるを得なくなってしまったとか、引っ越さざるを得なくなってしまったというケースも聞かれています。
それを考えた時に、やはり元気で長生きしてほしいですよね。できれば最後まで自力で歩いて、認知症にかからないでいてほしい。そのために何かできることがないだろうかと考えた時、やはりトレーニングになってくると私自身は信じています。
日常的なトレーニングの実践
また、今年になってから虹の橋を渡った元卒業生たち、元保育園生たち、結構亡くなる直前まで保育園に通っていましたという子も多くいらっしゃいました。
1週間前には元気で保育園に登園してくださっていたり、1ヶ月前、2ヶ月前まで本当に楽しそうに保育園でレッスンをしてくださっていたりという子もいたんです。
そういった飼い主さんにお話を伺ってみると、やはりうちの子が最後の方まで元気でいられたのは、定期的に保育園で良い刺激を受けて楽しいトレーニングをして、他のワンちゃんたちと触れ合って、
お家で寝てばかりではなくて、保育園の楽しい場所に行って、いろんな刺激を受けたからだと思います。先生ありがとうございましたというふうにおっしゃってくださるんですよね。
私は獣医さんでもないですし、ワンちゃんの脳科学についてはそこまで詳しくないんですけれども、自分の経験を通して見ても、やはりトレーニングをしているワンちゃんとしていないワンちゃんというのは、
特にシニアになった時の動き方や興味、関心、好奇心、それが犬を動かす原動力になっていくんですけれども、それに大きな差が出てくると思います。
心身ともに元気で長生きしてもらうために、私は若い頃から少しずつトレーニングを積んでいくということをお勧めしています。
特に今5歳から8歳ぐらいまでの間の年齢のワンちゃんは、これからが勝負だと思っていただいていいかなと思います。
やっと落ち着いてきたんだけどとか、若い頃、小さい頃はやんちゃで、そのためにしつけ教室やトレーニングをしていたけど、最近は何もしていないなという方もいらっしゃると思いますし、
今まで何もやってこなかったから、困っているわけじゃないから、特にトレーニングは必要ないよという方も、困っていることを治すためのトレーニングや、
言うことを聞かせるためのトレーニングではなくて、飼い主さんとコミュニケーションを深めて、
一時でも長く自分の足で歩いて、認知症を防いで、寝た気にならない、そんなトレーニングをおうちでスタートしてみてはいかがでしょうか。
じゃあね、実際どんなことをしていったらいいの?ということなんですけれども、特別なことをする必要はありません。
日々のちょっとした刺激や、頭を使う行動や遊びを取り入れることで、犬の表情や動きは変わってくるんですね。
私はそういう例をたくさん見てきましたし、3ヶ月間行っていた、愛犬が夢中になる魔法の講座、
こちらでもね、受講していてくださったオルゴールさんがね、今朝の配信でワンちゃんが変わってきたというお話をされていたんですけれども、
シニア犬のトレーニング
そういったように飼い主さんの行動が変われば、必ずワンちゃんは変わってきてくれるんですよね。
特にですね、若い頃からトレーニングを積み重ねてきた子というのは、その記憶が楽しければ、深夜になってもまたやりたい。
ママ、パパ、今日は何をやるの?と、自分からチャレンジをしてくれるんですよね。
トレーニングは楽しいもの、そう記憶してくれることがまず一番最初。
できた、やれた、一緒にパパとママと何かをやることが楽しい、という記憶が深夜になって、いろいろな機能が衰えていく中でも、自信やチャレンジ意欲につながっていくんです。
例えば、少しの時間だけでもいいので、トリーツを使った簡単な宝探しゲームであったり、低い段差に片足ずつ、4本の足を一つずつ乗せるといった、体の機能を維持するようなトレーニングであったり、
一番簡単にできるのは、日々のお散歩コースを少し変えて、新しい刺激を取り入れる方法などがあります。
小さな刺激の積み重ねが筋力や脳や生活の質、QOLの維持につながっていくんです。
年を重ねても、やりたい、できるという気持ちを大切にしてあげることで、ワンちゃんの脳の活性化につながり、1日でも長く寝たきりにさせないで、元気に過ごすということができていくと思っています。
ぜひ、今日からでもできることから始めてみてください。
明日はライブになりますので、金曜日の配信では、実際にこういった内容のトレーニングでどんなことができるのか、
簡単なものからいくつかワンちゃんの認知機能のチェックもできるようなゲームをご紹介していきたいなと思います。
また、こういった配信を聞いているだけじゃなかなかお家で取り入れるのが難しいとか、
今まで本当に何もやってこなかったからうちの子ができるのかなとか、
飼い主さん自身がね、やったことがないから分かりません。
どういう子から手をつけたらいいか分かりませんとか、
やってみたけど何かうまくいかないからどうしたらいいか分からないというような方はですね、
私が行っているオンラインカウンセリング、
こちらの方で実際に画面越しにはなりますけれども、
ワンちゃんの様子などや反応を見ながら、
あっ、じゃあここはこうしてみましょうとか、
こっちのゲームよりあっちのゲームをやっていきましょうとか、
こういうところからスタートしていきましょうというご提案ができると思います。
詳しくは公式LINEよりお問い合わせをいただければと思います。
またですね、私が3ヶ月間行っていた自身初の連続講座、
愛犬が夢中になる魔法の講座、
こちら、現在パーソナル伴奏版を作成中でございます。
今月中にはリリースできると思っております。
こちらはですね、すでにトレーニングをしたことがあるよというワンちゃんも、
全くやったことのないまま数年間経ってしまいましたというワンちゃんでも、
どんな方でも今からでも始められる、そんな内容の講座になっています。
そしてですね、受講生のオルゴールさんの配信、また聞いていただきたいんですけれども、
ただただ犬の育て方やしつけの仕方を学ぶのではなくて、
飼い主さん自身も共にワンちゃんと育つ、そういったコンセプトの内容になっています。
愛犬さんとのコミュニケーションをもっと深めて、
飼い主としての魅力をアップさせてみませんか。
そんなワンちゃんと飼い主さんに向けた、
愛犬が夢中になる魔法の講座パーソナル伴奏版、今月中にリリースになります。
早く情報が欲しいよという方はですね、限定数になりますので、
公式LINEより魔法の講座というふうに打って教えていただければ、
各コース限定1名ずつのモニターさんとしてご参加いただけるように
していきたいと思っていますので、お気軽にお問い合わせください。
それでは、今回も最後まで聞いていただきありがとうございました。
