2021-11-15 10:17

【犬に服ってどうなの……❓】肝心なのは⭕️⭕️です❣️

犬に服を着せることは
一昔前までは一般的ではありませんでしたが
その種類の豊富さ、デザイン性の高さ、コスパ、縫製技術の高さ、機能性において
間違いなく日本は世界一だと思います🤔

着せたい、着せたくない
どちらも飼い主さんの選択でいいと思います🙆‍♀️
……でも、一つだけ注意⚠️

【服を着るのが嫌いな犬】😩
【服を着るのが好きな犬】😘

私はどちらも見てきましたが、
その違いは「飼い主さんと服の印象」😁

愛犬ちゃんと、
【服】を通したコミュニケーションを取りたいのなら
《無理強いしないこと》❣️❣️

犬たちにとっては、服は元々、不要な物❗️
それを知った上で【着せる】選択をするのなら
犬達が受け入れてくれるアプローチを
してあげられるといいですね🥰

#犬#動物#ペット#服#コミュニケーション#犬のしつけ#飼い主



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こんにちは。横浜で15年以上、犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
こちらの番組では、たくさんのワンちゃんや飼い主さんと関わってきた私が、
日本の犬と飼い主さんのQOLをあげるおテーマに、犬のあれこれについて、私個人の見解からお話ししています。
時には、子育てネタや、留学時代や、旅行の思い出などのお話もお届けいたします。
11月も中盤に差し掛かり、日中は日が出れば暖かいですが、朝晩だいぶ冷え込むようになりましたよね。
街中でも、お洋服を着てお散歩するワンちゃんを見かけるようになってきました。
ということで、今回は【犬に服ってどう思う?】というテーマでお話ししようと思います。
皆さんは、ワンちゃんにお洋服を着せますか?
もしくは、お洋服を着ているワンちゃんを見て、どう思われますか?
私が小学生の頃、雑誌券を飼っていた約30年前、犬のお洋服はまだあまり一般的ではなくて、
ひどい雨の日にレインコート代わりに、黒いゴミ袋に穴を開けて犬の頭に通したところ、全く動かなくなってしまったという思い出があるくらいです。
その当時は、中型犬のレインコートなんてそこら辺には売ってなかったんですよね。
犬のお洋服については賛否両論がありますが、おそらく日本のワンちゃん洋服は世界で一番質もコスパもデザイン性も機能性もいいと思います。
私のイギリス人の友人は、日本人は犬を着せ替え人形か子供のように扱っていると批判する人もいれば、
日本には安くて可愛くて丈夫で機能性のある洋服がたくさんあって羨ましいという方もいらっしゃいます。
イギリスにも犬の服は売っているんですが、どう考えても日本のものの方がコスパが良くてデザイン性が高いですね。
あの有名な世界最大のドッグショー、The Cluftに4回ほど行った私ですが、ものすごい数の犬用品店が出展しているにもかかわらず、犬のお洋服のお店はほんの数店でした。
さて、犬にお洋服を着せるという文化は、この数十年のうちに日本に瞬く間に広がりました。
これは日本人の可愛いという感性と、室内で犬を飼うという昨今の飼育環境にとてもマッチしていたものだと思います。
そもそも犬の服は、当初は盲導犬や介助犬、スラピードッグなど特殊な環境で働くいわゆる作業犬たちが、そのひもを周囲に落とさないようにという配慮から着せられたものと言われています。
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また、災害救助犬の靴や断熱防火素材のある特殊なジャケットもまた同じ理由で広まったと言われています。
そして今では、日本は世界でも類を見ないほどの犬服大国になりました。
小型犬のみならず、大型犬用の洋服、季節ごとのお洋服、コスプレお洋服、保温や防虫、保冷などの機能性のお洋服、レインコートやウェットスーツまで、類を見ないほどのものがたくさん売られていますね。
言うまでもなく、犬にとって本来お洋服は必要なものではありません。
私は犬の保育園の先生として、犬の服をどのように見ているのかと言われれば、究極に言えばどっちでもいい派です。
着せるべきではないとも着せたほうがいいとも言いませんし、自分自身も愛犬にお洋服を着せることがありますよ。
犬のお洋服にも利点はたくさんあります。
うちの犬は毛が薄く、シングルコートでとても寒がりですので、真冬のお散歩のときには保温効果のあるコートなどを着せてお散歩することがあります。
また、犬の保育園に来るワンちゃんたちの中には、特に夏場ですね、濡らしたエキセルと外気温と体の間の温度をマイナス5度をキープしてくれるというお洋服や、天然成分で防虫効果のあるお洋服を着てくる子もいます。
イギリスで冬場の狩猟に連れて行ってもらったときには、湖に飛び込んだ犬たちに、給水・保温効果のあるジャケットを一時的に着せるというのも見ました。
その他にも、手術後の傷を広げてしまわないような術後服や、ドッグカフェやワンちゃんオッケーの店舗に入る際、ひもが散らかることを防止する目的としてお洋服を着せるということもありますね。
そのように機能性と利便性を重要視した犬たちのお洋服や服の使い方は、その場の状況に応じて賢く使うということはいいんじゃないかなと思っています。
機能性だけではなくて、実はお洋服には別の良い側面もあるんですよ。
私は以前ワンちゃんのホテルを経営していたんですが、その中には毎日のお着替えとともにパジャマも持ってくる子もいました。
皆さんの中には眉を潜める方もいらっしゃるかもしれませんが、そういう子はお洋服が大好きなんです。
お着替えも大好きで、お洋服を見ると、「それ私の!」といそいそウキウキとやってきて、自ら服の中に手や足を突っ込んで首を通してくれます。
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そういう子たちにとってお洋服は飼い主さんと一緒にどこかに行ける合図なんだなぁと思います。
そしてきっと飼い主さんは、「○○ちゃんかわいいね!よく似合うね!素敵だね!」とたくさん褒めながらお着替えをされているんだろうな。
ワンちゃんも飼い主さんもお洋服を通して一緒にいい時間を過ごしていらっしゃるんだろうなと思いました。
だからこそワンちゃんにとってお洋服を着るということがとても良い印象になっているんですね。
そういったワンちゃんたちにはお洋服は飼い主さんと大切なコミュニケーションの一つになっていると思います。
そういう使い方も実はあり得るんですね。
ただ、犬にお洋服を着せるというときに気をつけていただきたいことがあります。
犬はもともと洋服を着ない生き物です。そして人間とは違い、服を必須とする生き物でもありません。
ですので、服を着るということは本来の犬の性質・習性については不自然であり、不快に思って当然なんです。
ワンちゃんのために服を選ぶ、服を着せるというときにはまずこのことを最初に肝に銘じてください。
本能的に不自然、不快だと思うお洋服を最初からおとなしくワンちゃんが着てくれる可能性は低いんですね。
また、当初子犬の頃は訳もわからずおとなしく着せられていたとしても、大人になってきて自己主張が強くなってくると
俺はもともとこんなん嫌やったんやーと突然暴れて噛みつくというお話も聞いたことがあります。
ワンちゃんにお洋服を着せるときに飼い主さんに一つだけお願いしたいことがあります。
それは、無理やり着せないということです。
前述したように、お洋服イコール良い思いをした子は洋服を着るのが好きになります。
たとえ毎日着せないとしても、服を着せる可能性があるのであれば、お洋服を着るという練習をしておくことをお勧めします。
もしくは、服を着るということをしないとしても、首を頭を何かに自分から通す、
手足を優しく持って何かの中に入れる、何かに通すということは、
ハンドリングの一環として慣らしておいて損はないと思いますよ。
捕まえて無理やり抱き上げて、頭や足をグイグイ入れるということは、ワンちゃんの印象はダダ下がりですよ。
また、お洋服は着せっぱなしにするということは、ワンちゃんの胸元や脇の下が擦れたり、
体温調節機能を低下させかねませんので、あまりお勧めしません。
ただ、その体温調節機能が著しく低下しているハイシニアのワンちゃんなどには、
様子や気温を見ながら着せたり脱がしたりしてあげてください。
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また、動きづらい服、装飾品が多くて重い服、特にパピーちゃんや若いワンちゃんに対しては、
チャックやボタン、マジックテープ、ビーズ、フリンジなどが口に届きやすい位置にあると、
いたずらして食べてしまったり、お洋服を壊してしまう可能性もありますので、
お洋服に慣れるまではシンプルな、かぶるだけのTシャツタイプなどがお勧めです。
ワンちゃんにお洋服は必要なものではありませんが、機能性のあるお洋服については、
その機能を活かすシーンで効果を発揮しますし、
今はたくさんかわいいお洋服もあって、
飼い主さんのグッズやお洋服ともリンクコーデができたりとか、
もちろんオシャレやファッションとしても楽しめますよね。
ワンちゃんとのコーディネートを楽しみたい、機能のあるお洋服でワンちゃんを守ってあげたい、
という場合にはまず、ワンちゃんにお洋服を抵抗なく受け入れてもらう練習からスタートしてみてくださいね。
さて、最後まで聞いていただきありがとうございました。
次回もまたよろしくお願いいたします。
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