愛犬迎えの心構え
こんにちは。横浜で15年以上、犬の保育園🐶の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
犬と暮らすって最高!をテーマに、愛犬との毎日をもっとお楽しみたい飼い主さんに向けてお届けしています。
トップトレーナー歴20年以上、これまでに800頭以上のワンちゃんと子家族に向き合ってきた経験から、よくいただくご質問やお悩みへのアドバイス、犬との暮らしが豊かになるヒント、
これからお迎えしたい方から、シニア犬さんにも役立つお話を、ハッシュタグ1番から7番のフェーズに分けてお話ししています。
今回は、今月より私がモニター募集をさせていただいている、運命の一頭お迎えサポートサービス、こちらのモニター様よりいただいたご質問、こちらにお答えしていこうと思います。
モニターさんが今現在2名いらっしゃるんですけれども、あと4名も募集をしておりますので、よかったら概要欄からどんな内容なのかな、今じゃないけど、いつか犬を迎えたいと思っている、そんな方にもオススメなので、概要欄のご案内を見ていただければと思います。
運命の一頭お迎えサポートのモニターさんからのご質問内容はと言いますと、これからワンちゃんをお迎えに行くんですが、ワンちゃんをお迎えした当日に気をつけるべきこと、やるべきこと、やってはいけないことがあれば、ぜひ教えてくださいということでした。
ご質問、本当にありがとうございます。これはですね、おそらくペットショップの方やブリーダーさん、そして保護団体さんからお迎えされる方は、その担当の方からある程度言われることだと思うんですけれども、今回はそれにプラスしてドッグトレーナーの目線、こちらを入れて、その後に続く生活習慣を作る土台となる、大切な第一日目のお迎えの準備、
何をしたらいいのか、何に注意したらいいのか、どんなことはない方がいいのか、それをお話ししていきたいと思います。
またね、こういったお声をモニターさんからいただきまして、今後はこのサービス用の運命の一頭、お迎えサポート、サービスの補足資料用として、お迎え当日から、だいたいね、変化が激しくて飼い主さんが困るっていうのが、だいたい1週間、そして1ヶ月、ここがやっぱり新生活がね、ワンちゃんにとっても、そして飼い主さんにとっても始まるわけですから、
ここで起きてくる問題、そして対処法、それから予防法、そんなことを一元化できるような対策マニュアルみたいなのを補足資料として作成して、運命の一頭、お迎えサポート、サービスにお申し込んでくれた方にお渡ししようかなと思っています。
さて、お迎え当日の注意点、当日しておくといいよということ、そして当日こういうことはしないほうがいいよということを、ここからお話ししていこうと思っています。
まず、ワンちゃんをお家にお迎えする当日の注意点、1番目はお迎えをする時間帯です。
こちらのお迎えをする時間帯は、もし選べるのであれば、午前中のほうがなるべくいいと思います。
これはなぜかというと、急な体調不良に備えて、動物病院の診察時間帯に行ける時間にお迎えをしたほうがいいと私自身は思っています。
特にワンちゃんを遠距離、遠くからお迎えする場合や温度差がある今のようなシーズンは、ワンちゃん自身が急にお家に着いてすぐはよかったんだけど、2、3時間たったら急に吐き戻しをしてしまったとか、便の状態が非常に悪くなってしまったとか、
そういった時には、すぐに病院にかかれる余裕のある時間があるといいんじゃないかなと思います。
そして2番目は、給水用のお水や食器、車用や排泄をしてしまった時の対応のためのトイレットペーパーやウェットシート、ビニール袋、タオル、トイレシートなどを持っていくといいでしょう。
お迎えをしてそのままお家に連れてくる際に、時間が長くかかるようであれば、お水を飲ませてあげる必要もあるでしょうし、車用用してしまうワンちゃんもいるんですよね。
そういった子は吐き戻しをしてしまったり、排泄をしてしまう場合もありますので、そういった時にきちんと片付けることができる道具をお迎えの時に持っていかれることをお勧めします。
3つ目は、愛犬さんがお家に到着する前に、お家の中にケージやサークル、飲み水、空調などを整えておくということです。
これはどちらかというと前日までの備えになると思うんですが、こういった際にケージやトイレの場所をどこに置くのか、
そういった細かいセッティングのご相談というのも個別に私は受けてもらっています。
意外とケージやサークル、トイレの場所をどこに置くのかによって成功率や失敗率が変わってくる。
ワンちゃんがトイレを覚えてくれる、寝床で安心して寝てくれる、そういった確率が変わってくるんですよね。
これはなかなか知られていないことかなと思うのですが、実は大いに関係するところなので、
失敗のないように最初からセッティングを整えたいという場合には、プロにご相談されるといいと思います。
そして、4つ目のポイント。こちらは、できれば持ち運び用のクレートに入れて移動するということです。
よくペットショップで当日を迎えた方が、かわいい猫ちゃんやワンちゃんを抱っこしてお家に連れて行く。
特にお子さんがいる場合は、抱っこしたい、抱っこしたいと言うと思うので、
お迎えのポイント
抱っこしたまま車に乗せたり、移動したりということってよくあると思うんですよね。
ただ、私は独トレーナーということで、可能であれば持ち運びの移動ができる入れ物、
特にワンちゃんや猫ちゃんもそうだと思うんですけれども、
入れた状態で移動する、そして車に乗ることの方がワンちゃん自身の体勢が安定すると思っています。
なぜかというと、ワンちゃん猫ちゃんを抱っこするときって、
基本的には4つの足が空中に浮いている状態ですよね。
この4つ足が地面についているということで、動物は本来のフラットな状態なんですよね。
ですので、もし抱っこをどうしてもする場合には、
4つの足が地面と平行になるように抱っこをしていただきたいなと思うんですけれども、
意外と人間の赤ちゃんのように立て立てをするという方が多いと思います。
これだとワンちゃんたちというのは、本来の体の体勢に対して不自然な格好なので、
緊張したり興奮したり不安定な状態になりやすいんですよね。
もし、抱っこをすると落ち着かないという子がいるようであれば、
ぜひ地面と平行に4つの足を並べてあげるような抱っこをすると少し変わるということもあります。
そして単純にワンちゃん猫ちゃんは小さいですから、急に動いて腕から落っこちてしまうという危険性もありますよね。
そういったことを防ぐために、そしてクレートという持ち運びができる入れ物に慣れるためにも、
移動の時にはこういったものを使用すると、後々のお出かけやご旅行に行かれる際や、
それから重大なこととしては、避難訓練の一環として、
こういったクレートに入って移動するということを小さいうちから慣れておくというのが、
とても必要なトレーニングになると思います。
お家に来るその日から使っていただけるといいと思います。
また、こういったところに入って車で移動した方が、
先ほども申し上げた通り、体の体勢が自然な状態で車に乗っていられますので、
車余裕を防ぐ効果もあると言われています。
そして、5番目のポイントは、
最後の排泄時間、ご飯の時間、給水の時間を
ペットショップや保護団体さんや作動屋さんに確認しておく、
ブリーダーさんの場合はブリーダーさんですね。
だいたい何時頃に最後排泄をしたのか、
その排泄の状態は排尿だけだったのか、排便だけだったのか、
排便や排尿の様子はどんな様子だったのか、
そしてご飯の時間、ご飯の量ですね、
どのくらい食べたのか、残したのであればどのくらい残したのか、
そういったことも聞いておく。
それから給水時間ですよね。
これは特に熱い時間、時期なんかは重要になってきます。
移動距離が長い場合には途中で給水を取られた方がいいと思いますので、
給水を最後にしたのはどのくらい前だったのかというのを
犬を迎える準備
担当の方に確認しておいてメモなんかに取っておくと、
いいと思います。
そしてこれはペットショップさんとかだと
もらえることが少ないかもしれないんですけれども、
6番目のポイントですね。
こちらでは保護団体さんやブリーダーさん、
ペットショップさんはできるかどうかわからないんですけれども、
そこで引き取る直前までワンちゃんを引き取る直前まで使っていた
本人の匂いのするベッドやマットやブランケットやタオル
何かをいただけますかということで一緒に引き取ってくる。
それからですね、もし可能であればワンちゃんが
その場所で使っていた排泄済みのトイレシート、おしっこシートなどを
一緒に持ち帰るということです。
ちょっと衛生面としてどうなの?というふうに思われるかもしれないんですけれども、
これね、結構ありがちな失敗なんですけれども、
お家にお迎えをされてから1ヶ月以内に寄せられる相談内容の
ほとんどトップがトイレと天髪になります。
トイレ、天髪、次が夜泣き、要求泣きですね。
この3大挙党がほとんどなんですよね、相談件数の。
そのうちやっぱりトイレ、天髪が2大挙党という形になります。
トイレのトレーニングって皆さん意外と気がつかれないと思うんですけれども、
お家に迎えたその日から始まっているんですよ。
そしてこれはね、どうやって教えるかというよりも
どうやって失敗させないか、この工夫が一番になっていくんです。
トイレの話だけすると、トイレだけで何時間でも私語れるので、
ここでは軽くお話をしていこうと思うんですけれども、
そのうちの一つの失敗させる要因としては、
お家にワンちゃんを迎えるということで、
よし、ケージも買った、サークルも買った、ベッドも買った、新しいトイレも買った、
そして真っさらなトイレトレーに真っさらなトイレシートを敷いて、
よしここがトイレだよって言われてもワンちゃんはわからないんですよ。
なのでね、市販のトイレのスプレー、トイレの匂い付けスプレーなんかを買うよりも
ちょっと汚いなと人間の衛生関連上は思うかもしれないんですけれども、
どうしても衛生的に、生理的に受け付けないという場合には、
その子が排泄をした後のトイレシートをちょんちょんと新しいトイレシートで
パッティングするような感じで、匂いだけしみつかせるような感じで匂いを移して、
そのシートをまずお家で広げて、あなたの匂い、あなたの排泄をした場所はここですよ
ということがわかるようにマークをしておいてあげる。
これ意外と必要なことなんですけれども、意外と飼い主さんは
さあ、新しいトイレ、新しいお部屋、新しい環境、新しいトイレシート、
さあここトイレですって言いがちなんですよね。
でもワンちゃんにとってはさっぱりわかりませんということがあって
失敗をしてしまうということが多々あります。
ですので、もし先方がOKであれば、匂い付きのトイレシートや
匂い付きのワンちゃん自身が使っていた備品を持ってくる。
この備品を持ってくるというのは、このワンちゃん自身が
自分の匂いについているものがそばにあることで
安心してサークルの中で寝てくれたり、新しい環境、
新しい家族との新しい生活になれることができるということなんですね。
全部違う匂い、全部まっさらな状態だと不安を感じてしまう子がいますので
これはただそういったものを渡してくれるところと
ちょっとうちは規則で難しいですというところとあると思うので
もしどうしてそんなのが欲しいんですかというふうに
言われることはないと思うんですけれども、動物のプロであれば。
もしそういうふうなことを言われるようであれば
こういう理由でワンちゃんの匂いのついた何か
何か美品だったりとか、あとはトイレのトレーニング
お家で失敗させないために匂いのついたシートが欲しいんですけれども
注意事項と次回の予告
ということでお話をしてみてください。
ワンちゃんの行動やトレーニングに理解のある方であれば
無限に断るということはないと思います。
ということで、ここまでの14分になってしまいましたので
ワンちゃんをお迎えする当日の注意点については
ここで終了とさせていただきたいと思います。
次回は当日しておくといいこと、そして当日しないほうがいいこと
この2つをご紹介していこうと思います。
それでは最後まで聞いていただきありがとうございました。
あなたとワンちゃんの毎日がもっともっと輝きますように。