セミナーの紹介
こんにちは、横浜で15年以上犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
犬と暮らすって最高!をテーマに、愛犬との毎日をもっと楽しみたい飼い主さんに向けてお届けしています。
トップトレーナー歴20年以上、これまでに800頭以上のワンちゃんとご家族に向き合ってきた経験から、よくいただくご質問やお悩みへのアドバイス、犬との暮らしが豊かになるヒント、
これからお迎えしたい方からシニア犬さんにも役立つお話を、ハッシュタグ1番から7番のフェーズに分けてお話ししています。
現在ですね、運命の一頭お迎えサポート、こちらのモニターさんを募集しています。
こちらは、これからワンちゃんを迎えたいな、いつとは決まってないけれど、自分のお家や希望に沿ったワンちゃんを知りたいな、という方に向けたサービスになっています。
お迎えする前の不安を、プロと一緒に解消していきましょう。
はい、今回は先日ね、春本美子さん、産業カウンセラーで今ファンビジネス講座1期でご優勝している、
春本美子さんのすれ違いを減らそう、タイプの違いを超えて楽になる聞き方のコツ、というセミナーのアーカイブを視聴しました。
こちらのセミナー自体は、少し前のね、8月中のセミナーになるんですけれども、
アーカイブ動画をね、春本美子さんの公式ラインにセミナー動画を見たいです、と伝えると送ってくださるので、
ぜひね、コンパクトな40分ぐらいの動画になっているので、皆さんもぜひ見ていただきたいなと思います。
コミュニケーションの技術
概要欄に春本美子さんの公式ライン、ご案内させていただきますね。
このセミナー、アーカイブでの視聴となりましたが、非常にわかりやすくてまとまっていて、
さすがプロだな、という美子さんの素晴らしさがね、もう十分に盛り込まれたセミナー内容でした。
具体的なことというのはどういうことかというと、あっこさん、たかしさんというね、このスタンドFMでも大人気のご夫婦配信者の方、
このお二人というのはタイプが相当違うお二人なんですけれども、
このお二人がリアルなね、夫婦関係の中ですれ違いが起きるのはなぜか。
特に注意して相手に物を伝えたり、相手の意見を聞いたりすればいいのかということを、
本人たち、ご本人たちね、同伴で、そのセミナーが行われていました。
これは事例がですね、本当に夫婦の中ではよくあるだろうなというパターンなので、
これだけでもね、あ、うちもこういうことあるよとか、うちはその反対だよとかね、
そういう声っていうのは、ご参加されていた方ももちろんのこと、アーカイブ聞いている方もね、きっと首がもげるぐらいうなずくというシーンがあったんじゃないでしょうか。
そして、春本美子さんは産業カウンセラーとしてね、本業でもカウンセラーさんをされている方なので、やはり人のお話を聞くというのがね、本当に上手なんですよね。
決して長いアーカイブ動画ではなかったです。
そして美子さん自身もこんな私のようにね、チャカチャカお話すというよりも、ゆったりとした先生というような感じのお話の仕方で、
一言一言ね、皆さんに思いを込めて伝えるような、それでいて聞き取りやすい速度、音という感じで、もうね、パーフェクトだなというふうに感じました。
そして私自身が美子さんのその受け答えですね、受け答えの素晴らしさが私にはないところだし、見習いたいなと本当に思ったところなんですよね。
美子さんはスライドのご説明だったり事例のお話だったり、こういう時はこういう事例があるんですよとか、こういうふうにするともうちょっとコミュニケーションが円滑になりますよというお話があるんですが、
その間にもですね、チャットが盛り上がって、そのチャットをきちんと一つ一つお返しされてるんですよね。
それも決してですね、焦ったような状態ではなくて、いやいや、これ今この話喋ってるからチャット読んでる暇ないねんとかそういう感じじゃなくてですね、
一つ一つ丁寧に、そして本当にね、絶対に否定しない。
すべて全工程から入るんですよね。
あーそういうこともありますよねーとかね。
それってよくあるところですよねーとか、そういう感じで、まずすべて肯定してから、そういう時はですね、とか、そういった形で促していく。
そしてある程度、視聴者というかチャット欄へのコメントが終わると、それではここからまた本題に戻って、という感じであくまでもゆっくりのペース。
それでいて、あのまとまり力は、もう私としたらね、ちゃかちゃか常にハムスターの輪っかを回して生きているような私とするとですね、
噛みがかっているとしか思えない、そんなみこさんのプロのお仕事っぷりが、とても伺えたセミナーでした。
犬との関係の理解
はい、ここからがですね、私自身がこのセミナーの内容ですね、この内容が、どうしても私は本業のドッグトレーナーというところで、
動物と人の関係になぞらえて考えてしまうということがあるんですが、
これは今回のみこさんのセミナーの対象というのは、身近な方、ご家族、ご夫婦、お子さん、身近な方へのタイプの違いを知って、
見たい方や聞き方の工夫をすることですれ違いを減らしていきましょう、というお話なんですよ。
これね、実は私の元に寄せられる飼い主さんからのご相談、これも全く対象の生き物は違えど同じだなって思うケースが本当にたくさんあることに改めて気づいたんですよね。
いやいや、なおちゃん先生、だって相手は犬でしょ。聞くとか伝えるとか、そういうことできるわけないじゃん、と思いますよね。
実は犬たちにも伝え方があって、そして犬たちからのメッセージの聞き方もあるんです。
飼い主さんが、うちの子がわかりません。どうしてこうなっちゃったのか、何がいけなかったのか、どうやって対処すればいいのか、わからないです先生、というふうに私の元に来てくださるときには、
まさにこれで、犬と人というのは、もうね、生き物から違うわけですよね。
なので、タイプの違いどころか、生き物として違いがあるわけなんです。
ただ、飼い主さんは、その相手の生き物がどういうふうに感じているのか、どうしてほしいのか、何を伝えたいのか、どうしてこんなことをするのか、
わからないから不安になる。わからないから違うことをしてしまう。わからないから焦ってしまう。わからないから心配になる。わからないからイライラする。
そして、かつですね、伝え方もわからない。どうやって正解を教えたらいいのかわからない。そもそも正解がわからないという状態でドックトレーナーだったり、犬の専門家のところにいらっしゃる方というのは少なくないです。
先日もですね、実は私はあるお客様から緊急事態ですというお知らせを、メッセージをいただいたんですね。
それはどういうことかというと、いつもは長年やっていた日々のルーティーンがあるんですけれども、そのルーティーンを何年も行っていたのに、ある朝そのルーティーンをワンちゃんに対して行おうと思ったらワンちゃんが怒って噛もうとしてきました。
こんなこと一度もなかったのにどうしたら、どうしてこうなっちゃったんでしょう。何が悪かったんでしょう。ということだったんですよね。
私からするとですね、その子がそういう行動態度に出たというのは、もう公式があるので明確なんですけれども、やはり飼い主さんはそこが理解されていなかった。
これは何でかというと、タイプが違うから、相手からのワンちゃんからのメッセージの受け取り方が分かっていないから、そして今までできていたことだから、今日も今回もそして明日もこの先もずっと受け入れてくれるだろうという予測があるからなんですよね。
これって夫婦関係や親子関係でもありませんか。今まで毎日ずっとこうして朝ごはんを作ってくれていたからとかね、今までずっとこうしててくれたから、それがあるひとつ前、本当はそれ嫌だったんだよっていうようなことって人間関係でもありますよね。
夫婦間なんかあるあるだと思いますけど、犬もそういうことがあるんですよね。今まで我慢して毎日ブラッシング、歯磨き、手を拭く、そんなことをされてきたけど、本当は嫌だったんだよ。ガブガブってあるひとつ前、そういうことってあるわけなんです。だけど飼い主さんからすると、晴天の霹靂ですよね。
犬と人のすれ違い
ではこのすれ違い、犬と人のすれ違いが起きないためにはどうしたらいいのか。人間はお互いに意見を言い合うことができますよね。人は伝え合うことができる生き物なんです。伝え合うことができる、共通の言語を持っている生き物なのにもかかわらず、同じひとつ屋根の下で人々はすれ違う。夫婦関係をね、筆頭にね。
なんですから犬と人がすれ違うのは当たり前っちゃ当たり前なんですよね。そんな時はやはり飼い主様がどうしてこの自分のワンちゃんが起こるんだろうとか、どうやったら自分の気持ちを受け入れてくれるんだろうとか、この子自身はどういうことをこういう時は伝えたいんだろうとか、そういったことをきちんと情報を得るということが必要になってくるんだなと思っています。
そのためにいろんな情報が出ていたり、独トレーナーという人間がいたり、飼育員さんやペットショップや犬に詳しい人たちがいるわけですよね。
みこさんのお話、セミナーの中でとても印象的だったのが、たかしさんとしいたかさんとあっこさんのご夫婦、それぞれこういうことってどう思いますかというのをみこさんがその場で聞いていらっしゃるんですけれども、
しいたかさんはおしゃべりな妻のあっこさんがいろんなことをどうしたいのとか、なんでというふうに意見を求められた時になんだか責められているような気がするとか、一緒に寄り添ってもらっている気がしないというふうに答えていらっしゃったのがとても印象だったんですよね。
私自身はこんなによくしゃべるのに、自分の旦那に一切そういうことは言ったことがないんですよね。これはなんでかなと思った時に、こんなにおしゃべりなのにもかかわらず、私は対動物対犬というものを長年相手にしているので、相手の出方を一旦待つという習慣が身についているんですよね。
だけど実際自分の子供とかになると、同じような言葉をかけてしまったり、相手の出方、相手が自分の意見を示すということを待てないという自分がいたりすることも確かです。
これはですね、対犬になると私は相手の出方、相手から自分、私の方に近づいてくれる、歩み寄ってくれる、感情を示してくれる、どんな気持ちなのかを見せてくれるまで待つ、観察するということができているんですけれども、子供になると経験値が浅いのでできなかったりするんですよね。
猫さんが沈黙は思いやりですよというお話をされていたんですけれども、これは動物に対しても、特に初対面の動物さんなんかには本当に通じるお話だなというふうに思っています。
かわいい、触りたい、ふわふわしている、あったかそう、そんな気持ちで子供たちが小さな動物を抱っこしたり、無理矢理なねたり、そうすることで噛まれてしまったり、猫だったら引っかかれてしまったり、ハムスターだったら噛まれてしまったりということが往々にして起こります。
それはなぜかというと、相手からの歩み寄りを待つという配慮が足りていないから。
人間同士、そして近い存在同士だからこそ、相手が今本当はどうしたいのかな、どういう気持ちなのかな、何か伝えたいことがあるんじゃないかな、それを待つ。
ぐっとね、物を言いたい気分をこらえて、相手から歩み寄ってくれる、その時間を待つということは非常に相手が人間でも動物でも大切だなと改めて感じたセミナーでした。
トレーニングの重要性
ただね、相手に委ねすぎるということもあまり良くないですよというお話も出ていました。
じゃあどうしたいのというふうに、委ねられすぎても困るという実感のこもったご意見があったんですけれども、
これもね、動物のトレーニングでもそうで、私はですね、犬に自分で考えてごらんというトレーニングをよくします。
私が言ったことに従うというだけではなくて、じゃああなたはこの状態でどうやって解決するの問題を、
どうやったらこの私が持っているおいしいおやつがもらえると思うの、自分で考えてやってごらんというふうな課題を出すんですよね。
でもこれは全くヒントがないとわからない、そして困ってしまう、逃げたくなってしまう、隠れてしまう、吠えてみるとかね、そういったワンちゃんというのもいるんです。
だからやっぱり相手に委ねすぎるとどうしたらいいのかわからなくて、結果的にネガティブな印象が残ってしまうということもあるので、
その子自身がわかるようなヒントを与えてあげる人間だったら、どうしたいの?というだけではなくて、こうしてみるのはどう?とか、こうしてみたかったのかな?とかね、そういった寄り添いの言葉、一緒に考えよう。
そういった提案をしてみるということもとても大切なんだなということが、みこさんのセミナーで改めてわかりました。
今回は春本みこさんのセミナー、タイプの違いを越えて楽になる聞き方のコツ、こちらのセミナーから感じたみこさんの素晴らしさ、そして犬と人の関係に置き換えたときに飼い主さんがどうして悩まれるのかな?ということに関してお話をさせていただきました。
最後になりますが、9月7日日曜日の夜8時より、うちの子どうしてこうなの?わからないよ!という方に向けて、甘えん坊のワンちゃんと過ごすためには、ということで、トリマーさんとコラボライブをさせていただきたいと思います。
9月7日夜8時より、インスタスタイフードジライブです。よろしかったら遊びに来てください。
それでは、今回も最後まで聞いていただきありがとうございました。